英雄入り乱れる覇者の時代
三国群雄伝~覇者的時代~を、杉さんも交えて4人でやりました。
ランダムスタートのシナリオで、武将7人ずつのグループからカード番号順にグループを選び、その内1人を君主、5人を配下とします。そして次は逆順で開始州を選んでいき、州内の城規模の合計分の戦力と、経済力の合計分の資金を持ってゲームを開始します。所有する馬アイコンの城ごとに、2戦力を騎兵に換えて開始できますが、今回は誰も該当しませんでした。名声は全員11(レベル2)でスタートします。
北から、冀州の杉さんは君主が郝昭、司州の私は君主が魏延、荊州北の子供は君主が王平、揚州のY君は君主が呂布です。中立の城市には、規模の半分(端数切捨て)の兵を置き、全6ターンとしました。
第1ターン、プレイ範囲外側に並ぶ形から始まった各勢力は、冀州勢が濮陽、司州勢が許昌、荊州北勢が汝南、揚州勢が下邳と近くの大きな城市を攻略しました。
第2ターン、攻城で兵力を消耗した各勢力は、このターン戦力補充や統治に努めました。その中でこの先行き場が無い荊州北勢は、水軍を作って兵力を江夏に移し、収入・政令とも最大で有利な状況にある揚州への攻撃を狙っているようです。
この時点で冀州勢には周瑜、荀彧、関羽が、荊州北勢には郭嘉と馬超が来て非常に強力になり、揚州勢も君主呂布が強い所にまあまあの軍師法正が来てそれなりの強さになりました。しかし司州勢だけは有力な武将が来ておらず、出遅れています。また冀州は飢饉への施しで、一人名声が上がっています。

第3ターン、荊州北勢は揚州の柴桑攻略に成功し、もう中原で攻めている余裕のない揚州勢は、その対応のため蘆江に戻りました。一方北側では、司州勢が陳留を攻略しましたが、冀州勢は飢饉の減収の上に施しで金が無く、このターンも侵攻は見送りです。
第4ターン、揚州は広い割に各城址の経済力が低く、州内に1つ城市を持てば全部取らない限りVPも増えないので、荊州と揚州は停戦し、再び戦力を北側に戻しました。一方北では冀州勢が青州に進出しましたが、司州勢は君主が酒池肉林で動けず、仕方なく部下が城市の整備をして終わります。
武将はやっと司州勢にも張飛が来て形になってきました。また声望は冀州がレベル4、司州、荊州北がレベル3、揚州がレベル2となっています。

第5ターン、各勢力は最終ターンに備えて力を蓄えている所ですが、揚州勢が最後番に乗じて青州の中立城市を攻略しました。そしてこの重要なタイミングで、司州勢にはついに諸葛亮が登場。この時点で各勢力は皆城市支配で4VPずつを持っていますが、冀州だけがそれに加えて名声最大によりもう2VPを持っています。次ターンのイベント、外交、順番が重要です。
最終ターン、ここで冀州にはまた飢饉が起き、これに対する施しにより一気に名声で他を引き離しました。ただ順番では一番なので何が起きるか分からず、どうすればいいかは難しい。一人でここへ攻撃しても冀州の武将は強力な上、城一つを落としただけでは、名声を逆転できません。そこで二番手の司州と三番手の荊州北は相談し、使者を受け入れて強制休戦で背後の不安を無くした上で、司州勢が先になって共同で冀州勢を攻めることにしました。
そしてまず冀州勢は、揚州勢の持つ徐州の瑯邪を攻撃し、その強力な武将団の力でこれを難なく攻略して、揚州勢の攻撃も封じます。続く司州勢はすぐさま瑯邪の冀州勢を攻撃。最初の一騎打ちでは強力な武将たちの凄絶な斬り合いが繰り返され、互いに多くの有力武将が斃れた後、ぎりぎり司州勢が勝ちました。そして野戦に入ると、諸葛亮と周瑜が統御では互角なものの、司州勢には強力な諸葛連弩があり、さらに諸葛亮は計略でも勝っているため、冀州勢には勝ち目が無く、退却せざるを得ませんでした。あとは荊州北勢が、数にものを言わせ濮陽を攻略して終了です。

最終的な支配VPは、揚州が3、荊州北が5、司州が5、冀州が3となりました。そして名声を減らされた冀州は、追い上げた司州と名声が同点トップです。ん?これはどうなるの?日本語ルールには書いてなかったので、中国語ルールを読むと「含并列最高」。なるほど、同点を含むようなので、司州と冀州共に2VPが加わり、これによって司州の勝利となりました。

やはりこのゲームは、軍事、内政経済、外交、武将能力、名声と、三国志らしい要素がバランス良く入っていておもしろいです。そしてメインになるのはこの武将と開始位置が変化するランダムシナリオで、使用エリアも変えればかなり様々な展開が起こり得ます。
それから今回は関所を政令(アクション)数の基準になる城の数に含めなかったのですが、ルールに関所は特殊な城だと書いてあり、その特殊性に政令数決定は入っていないので、他の城と同じく数えていいようです。
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