成長競争
 
 EclipseをまたルールBで、下の子ヒドラの発展、上の子メカネマ、私ドラコの末裔でやりました。


 まずドラコはバランスルールでディスクを2つも減らされていますが、それでも探査で2枚引ける能力ははずれが無く、第3ターンまで毎ターン3個ずつ植民します。そして第4ターンに至っては、進化経済の開発により5個もの植民をして、総植民数は16と終始トップを走り続けます。また他に進化ロボットと改良船体を開発しています。
 一方ヒドラも探査の引きが良く、2、3、3、3と順調に植民して、第4ターンには総植民数14となります。開発した技術は、進化ロボット、フュージョンソース、進化経済です。
 さて植民に有利な能力を持つ今回の他種族に比べると、成長の遅れやすいメカネマです。しかし最初には出ていなかった進化採掘が運良く第1ターンに出て、バランスルールでそれを安く買えた上、進化資材スクエアのある星域も多く引けました。その結果メカネマは第3ターンに戦艦も建造し、2、3、3、2と植民して第4ターンには総植民数12と、かなり追いすがることができました。また第4ターンには進化ロボットも開発することができました。
 今回は皆が隣との接続を切って、生産力成長に注力しています。生産力の順位はドラコ、ヒドラ、メカネマの順ですが、これはまたディスクの少ない順でもあり、今後の展開は予断を許しません。

 第5ターン、もう成長の余地が無くなったヒドラは、プラズマミサイルとニュートロンボムを開発した上で、戦艦2ユニットを建造します。ただアプグレードは次のターンに持ち越しです。そしてメカネマは、待ち望んでいたオービタルが遂に出たので、これを開発し3つ建造して植民数を伸ばします。一方ドラコは進化資材スクエアを4つも持っているのに、なかなか進化採掘が出てきません。仕方なく進化研究所を開発して、生産力トップを維持します。

 第6ターン、ヒドラはプラズマミサイル戦艦で銀河中心を制圧して、植民数を3つ増やします。成長余地の無くなったドラコは、技術開発に勤しみます。しかし本当ならこの二者は、高い技術力でクォンタムグリッドを買って、少ないアクション数をカバーしたいところなのですが、これがいつになっても出てきません。その間にメカネマは戦艦2ユニットを揃え、オービタル建造と古代艦隊攻略で、また植民数を3つ伸ばしてトップのドラコにあと一つまで迫ります。

 その後ついにクォンタムグリッドが出ることは無く、メカネマの成長が続いたため、ディスク数でも生産力でもメカネマ、ヒドラ、ドラコの順となって最終ターンを迎えました。ドラコは+3コンピューターを開発したものの、武装はプラズマ砲のみで、アプグレードも半ばです。一方ヒドラは+3コンピューターを開発して、クルーザーにもミサイルと共に積み込み戦闘力は万全となり、モノリスも開発済みです。
 しかしメカネマはモノリス、反物質砲、ワームホールジェネレーターの開発に成功しました。メカネマは資材も多く後番で多く行動できるため、モノリスを4つも作った上に、敵のいない2か所へ侵攻し占領します。それでもドラコはスターベースを3つ建造して防衛線を作り、モノリスを3つ建てることができました。しかしヒドラは防衛艦隊建造のため、モノリスを作る余裕がありませんでした。

 そして得点は、ドラコがモノリス3つを建て古代艦隊5つを維持したものの、名声が1VPしかなく30VP。ヒドラは銀河中心を取ったものの、本星域を取られモノリスを作れなかったため32VP。そしてメカネマは、最後の占領とモノリス4個の威力が大きく44VPで勝利です。進化採掘〜オービタル〜モノリスの完全黄金ルートは、いつもできるとは限りませんが、決まるとやはり強いです。
 
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