キャリアーの集団襲撃
今日のASLは、J71 Tomforce。シンガポール中心部に迫る日本軍に対し、イギリスの新着部隊トムフォースが立ち向かった。イギリスは5.5ターン終了時に、オーヴァーレイ1上の建物13個中6個以上を支配していたら勝利です。マップの雰囲気と違って太平洋地形ではなく、マーシュは林になり、建物は全て木造平屋です。
最初から村にいる日本守備隊は、エリート2個分隊と軽機関銃1です。そして第3ターンに、エリート2個分隊と軽機関銃2、57ミリのチハ1両、37ミリのハ号1両が来ます。第1ターンは移動・突撃できず(当然タンクハンターも)、隠匿もできません。
一方攻めるイギリスはインド型キャリアーのみという奇抜な編成で、機関銃2FPのもの7台、ATRだけのもの2両、両方積んでいるもの1両が、第1ターンに6MP消費済みで入って来ます。(戦力評価で戦車に数えるものを「両」、数えないものを「台」で表記しています。)
以前はATRキャリアーを戦車に数えておらず、戦力評価ではこのシナリオを日本必勝だと考えていました。しかしAP163で、相手に戦車がいる場合、ATRを積んだAFVを戦車に数えて妥当だったので、それによって計算してみました。
まず少数で動けない日本軍相手には、イギリスが先に村を取ることも可能なので、防御効果の無い攻防不明で計算します。そしてATRキャリアー3両は相手を倒し得ない戦車、それ以外は載せている半個分隊として計算します。また日本戦車もいつものようにAPのTKを5とすると、やはり装甲2のIPキャリアーを倒し得ないので、お互い戦車数は半分に数えることになります。
すると予想勝率はイギリス61%のまあまあのバランスです。そしてイギリスの少しの有利を埋めるため、日本の増援に半個分隊を加えて、イギリス51%の非常に良いバランスとしました。
子供がイギリス、私が日本です。
村の先端に配置した日本に対し、イギリスはキャリアーで取り囲みます。イギリスの射撃は良く効いて、日本軍は全員隠ぺいを剥がされましたが、混乱・減少は免れました。
第2ターン、日本分隊は削られ、キャリアーは1両が走行不能で脱出、もう1両がMCで箱車を出してリコールされました。
第3ターン、イギリスは日本の増援に備えて少し配置換えし、日本の増援は村に入って布陣します。このターンは互いに戦果がありませんでした。

第4ターンは互いに撃ち合い、日本は2個分隊減少、指揮官1人負傷、ハ号が走行不能、イギリスは1台が故障、1台が走行不能、半個分隊除去となりました。痛み分けのようにも見えますが、イギリスの故障、走行不能は中に乗っている歩兵に影響ないので、占領に重要な歩兵の実戦力では日本の損害が大きくなっています。
第5ターン、イギリスはさらにもう1台故障、もう1台走行不能になりますが、やはり歩兵の損害は無く、むしろ白兵戦では日本半個分隊を倒して、イギリスはさらに少し有利になりました。そして後半、キャリアーをスタンにしたのも、すぐ回復するのでやはり意味が無く、逆に日本はハ号を倒されました。このままではまずい日本は白兵戦で逆襲し、キャリアーを1台破壊しましたが、歩兵戦では倒し損ねて混戦です。
最終ターン、審判の時。イギリスはここでキャリアーを走らせて、どれだけ空いている建物を取れるか。日本は最大限迎撃しますが、本家キャリアーと違ってインドキャリアーはBUになれるので、これを止めるのは簡単ではありません。結局移動終了時にイギリスは5か所を支配して、突撃で2か所取れる形になったので、イギリスの勝利です。

これはかなり変わったシナリオで、イギリスが村の外でキャリアーから兵員を降ろし、普通に歩兵戦を戦ったら、数が足りずまず勝てません。しかし勝利条件は建物13個中6個を取るだけでいいので、最終ターンにキャリアーを横付けして建物に歩兵を降ろせば、かなり建物を取れます。たった4個の日本分隊では、建物8個を守り切れない可能性の方が高いでしょう。
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