クラッシャー上等兵
今日のASLは、Critical Hit #3.1よりCH61 Prothero's Hook プロセロのフック(横からのパンチ)。ニューギニアで日本軍を北に追い詰めるオーストラリア軍は、突出した峰プロセロIで守る日本軍を攻撃した。奇襲は成功したかに見えたが、突如至近距離から日本に砲撃される。オーストラリア軍は大きな損害を受けたが、ここを落とすために側面からの攻撃を加えた。
オーストラリアは6.5ターン以内に、尾根(R3とR6の間)から、10VP以上突破したら勝利です。浅いジャングルの太平洋地形で、レベル4のジャングルはクナイに置き換わります。また南から風が吹いています。
守る日本は、一線級8個分隊と機関銃中1軽1、75*歩兵砲1門、トーチカ2、塹壕4です。
攻めるオーストラリアは、エリート12個分隊と軽機関銃3、軽迫撃砲3、88ミリ盤外砲無線機1です。
戦力評価ではオーストラリアの予想勝率が7%と、ほとんど勝ち目がありません。そこでオーストラリアは2個分隊増やし、日本は1個分隊減らして、オーストラリア51%の非常に良いバランスにしました。
子供がオーストラリア、私が日本です。
第1ターン、丘の上に見える日本軍に対し、オーストラリアは正面と側面から進みます。開けていて素早く進める側面から後方に回り込めれば、日本は退却場所を失い一気に守りにくくなるでしょう。
しかし日本もこれにしっかり備え、トーチカで待ち伏せしていました。特に右手はまっすぐな一本道を、中機関銃がファイアレインで完全に食い止める絶好の配置。嵌ったな日本軍、ファイアー!12、故障。万全と思っていた守りが一発で瓦解。
後半も中機関銃は直らず、仕方なくトンネルを通って撤退しました。(後でルールをよく読んだら、本当は違う高度にトンネルの出口は作れなかったようです。)日本軍主力も後方に回り込まれないよう、戦線を維持しながら後退しますが、レベル4がクナイになっているというのが、混乱後の退却場所等を難しくしています。

第2ターン、日本の右トーチカが無力化したので、オーストラリアはそちらへさらに1スタックを送って、後方攻撃を強化します。そして残りの主力は、中央で複雑な攻防戦。日本も取捨選択しながら、難しい防御射撃をしますが、最終的にオーストラリアは同数の無事な部隊が隣接に成功しました。ANZACも隠密なので、場所を選んで2対1の白兵戦を掛けられたら厳しいと考え、日本の前線に並ぶ半個分隊は自己混乱で逃げ、ほぼ自動成功の回復をすることにします。
ターン後半、日本は歩兵煙幕で支援しながら、回復した部隊を急いで下げました。しかしこの時点でオーストラリア迂回部隊を止められるのは、修理に成功して塹壕に入った中機関銃だけ。ちょっと荷が重そうですが。
第3ターン、オーストラリアは迫撃砲煙幕で支援して、三方から押し込んでいきます。そして当然日本の右側が一番厳しく、日本中機関銃は2を出して先鋒を除去したものの、萎縮で射撃が終わってしまいました。そして最後に迂回スタックがそこへ隣接し、日本は万事休すか?
しかしその時隣に隠匿半個分隊が現れ、乾坤一擲の臨機射撃。これが奇跡的防衛に成功しました。しかしこれでも危機が終わったわけではない。残ったオーストラリア半個分隊は、中機関銃にほぼ互角の白兵戦を掛けてきます。でも日本はこれにも勝ち、ぎりぎり塹壕は持ちこたえました。
ターン後半、日本は反撃のチャンス。中機関銃が撃った上で、塹壕を通って隠蔽部隊を送り込み、格闘戦で一気に殲滅してやる!ところが中機関銃はまた故障し、オーストラリアの防御射撃は大当たり。メインの攻撃は粉砕され、唯一仕掛けられた半個分隊同士の格闘戦も相打ち止まり。ようやく最初の不運が埋まって来たかと思ったら、全て吹っ飛んだ。
日本は塹壕線で最後の防衛に努めますが、かなり歩は悪いでしょう。

第4ターン、オーストラリア軍は日本軍にべったり張り付きます。迎撃した日本スタックは軽機関銃まで故障し、こうなると何もできず、他は一退一進で時間を引き延ばすのみ。
第5ターン、オーストラリアは最後の総攻撃前の煙幕。迫撃砲2基が成功した上、盤外煙幕も無線成功場所ぴったり。完璧すぎます。日本の歩兵砲は、何も撃たないまま無力化してしまいました。そして白兵戦でも日本は全く不意打ちを取れず、戦果も完全に一方的。日本は前衛が消滅し、次ターンの全滅を待つばかりか。
いいや、ここで最後の賭け。後半に指揮官付きの分隊で格闘戦を仕掛ければ、オーストラリアフルスタックを倒せる可能性がある!静かに忍び寄って、、行きましたが、ばれて不意打ち取られました。日本側一方的に全滅。終わった。

第6ターン、オーストラリアはフルスタックで3ヘクスへ白兵戦。これで終わりかと思ったら、2か所は混戦で残りました。これはもしやもしや?
ターン後半、日本は片方でオーストラリアの2.5個分隊を相打ちに取る大奮戦。あともう一つも相打ちに取れれば???さすがにそれは無理。そもそも両方倒したとしても、オーストラリア軍の数は勝利条件に足りており、前半で日本側が不意打ちを取って勝っていなければ可能性はありませんでした。オーストラリアの勝ちです。
日本は中機関銃2回故障の後にも、大スタックが2連続で射撃に11を出し、軽機関銃も故障して中機関銃はそのまま壊れ、何度か1有利だった不意打ちも全く取れず、オーストラリアは最後完璧な煙幕成功で、終盤バタバタと傾いてしまいました。
しかしやはり最初の中機関銃故障が最大の敗因で、これが無ければ、日本の作戦自体はオーストラリアの攻撃を十分防ぎ得るものだったと思います。戦力バランスを別にすればなかなか良いシナリオで、過去の対戦を見ても、日本対イギリスは良いシナリオが多い気がします(ガリポンさんのは除く)。
インデックスへ