ジャングルの奈落へと沈む
 
 INBさんとVASSALでのジャングル戦、今回は J117 The Triangle。オーストラリア軍がニューギニアのココダ道で日本軍を押し戻す一方、アメリカ軍は北岸に上陸し、アンゴ道を通って攻撃を開始した。しかし日本軍は分岐点となるトライアングルで、綿密に計画された防御陣地を築いて待ち受けていた。アメリカは9ターン以内に、3つのトーチカを全て支配したら勝利です。浅いジャングルの太平洋地形です。
 守る日本は、5個分隊と機関銃重1中1軽2、擲弾筒2、トーチカ3、塹壕3、狐穴3を、QからM列の間に配置します。
 攻めるアメリカは、12個分隊と9−2指揮官、中機関銃2、軽迫撃砲2を、中央の小道に1ヘクス2個分隊までで配置します。
 INBさんが日本、私がアメリカです。


 日本軍は隠匿されるトーチカに多くが隠れているため、ボードに現れているのは左上の少数しかありません。アメリカはここから日本軍をサーチ&デストロイしていくのですが、モラルが低いので、迂闊に進んで大損害を受けないよう注意が必要です。まずはジャングルの出口付近に進み、射撃して隠れている日本軍がいないか探りますが、近くにはいませんでした。日本軍は隠れたままで、有効な反撃は狙撃兵だけです。

 第2ターン、アメリカは中機関銃と2個分隊で準備射撃しましたが、効きませんでした。そして上からの開豁地を通すファイアレインに備えて歩兵煙幕を撒き、他の部隊は隠蔽地形を探し回りますが、やはり何も見つかりません。これは上の部隊の辺りに皆集結しているのだろうか?
 ターン後半、日本はアメリカ9−2指揮官スタックに煙幕を被せてきます。これによりアメリカは、見えている日本軍に対して有効な射撃ができなくなったので、防御射撃は付近の隠匿炙り出しにとどまりました。

(青は完全にクリアした所、紫は移動で入りトーチカが無い、黄色は射撃し歩兵がいない)

 第3ターン、アメリカは先入観にとらわれず、全ての場所を綿密に探して行きます。すると左下を探索していた半個分隊が、2つのトーチカを見つけました。これは予想外。しかし見つけてしまえばやることは一つ。全分隊を持ってきてウミガメ戦術!
 布陣の最中に臨機射撃で1個分隊が混乱したものの、アメリカは30火力を集めての前進射撃を加えます。しかし残念ながらこれは耐えられてしまいました。

 さらにアメリカはこのトーチカに白兵戦を仕掛けますが、日本は同じヘクスに別の隠匿部隊も隠していました。これにより不意打ちを食らったアメリカ半個分隊2個は、返り討ちに遭ってしまいます。
 しかしこうしてアメリカ全戦力対日本一部戦力の戦いになってしまうと、圧倒的火力差に日本は不利を免れません。ターン後半、日本は連射が効くことに賭け、トーチカから重機関銃を撃ちましたが、いきなり11を出して故障してしまいました。アメリカは直前に混乱した分隊が、回復時にヒーロー登場&クラス上昇までしており、日本はもう6ターンも持ちこたえられそうにないので、投了しました。



 ジャングルの戦いは本当に難しくて、何が最善か中々見えません。今回も日本の配置を見て、見える所に固まっていると早計な判断をし、くまなく探すのを怠っていたら、アメリカは負けていた可能性もあります。
 ただこのシナリオはアメリカ軍の戦力優位が大きいので、ここで日本が正面から射撃戦を挑むのは厳しそうです。恐らくクナイを通してファイアレインを交差させ、それによってモラルの低いアメリカ軍の前進を妨げるのが、一つの手なのではないでしょうか。
 あとオーバーレイの配置がずれていて、O2/O1が逆だったのを、終わってから気づきました。今回については大勢に影響無かったと思いますが、ファイアレインによる守り方をするなら、少し違ってくるかもしれません。

 
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