ジャングルの端まで届く狂行軍
今日のASLは、A53 Smith & Weston。有名な拳銃メーカー名に引っ掛けたものですね。1944年3月、ビルマでスミスとウェストンの2個小隊は、約800人の日本軍に襲撃された。日本は8ターン終了時に、アメリカよりVPで多く北側に脱出していたら勝利です。密生ジャングルの太平洋地形です。
守るアメリカは、エリート8個分隊、操作班2個と、9−2指揮官2人、中機関銃1、軽迫撃砲1を、中央より南側に初期配置します。隠密で、最初自由に展開しておけて、2個分隊相当が隠匿できます。
これを襲撃する日本は、18個分隊、機関銃中2軽3、擲弾筒3で、南から二手に分かれて侵入します。
戦力評価では日本の予想勝率が14%とかなり不利なので、アメリカの操作班2個を取り除き、日本33%にしてやります。子供が日本、私がアメリカです。
第1ターン、アメリカ軍がずらりと並んでいる所に日本軍は侵入し、隠匿部隊の射撃で1個分隊が除去され、指揮官1人が負傷しました。しかしアメリカは不意打ちしたのに、半個分隊同士の白兵戦で負けてしまいました。これにより左手に大きな隙ができたので、アメリカ軍は急いで後退します。
第2ターン、日本軍は空いた隙を通って、脇の小道からアメリカ軍に隣接します。これにより自己混乱して前方に潰走し、ターン後半には一発回復して浸透するという、日本式謎電撃戦。今度からこれを「狂」行軍と呼ぼうか。アメリカ軍も慌てて後退しますが。

(下が北)
第3ターン、アメリカ軍は回り込まれた左手で退路を塞がれ、潰走できずに白兵戦を受けます。そして回り込んだ日本軍はまたも狂行軍。一方右手ではアメリカ軍も持ちこたえていますが、こちらはジャングルの端に追い詰められて守りにくくなってきました。
第4ターン、日本軍は右手のアメリカ軍を包囲しつつあります。アメリカ軍はなんとか逃げ延びようとしますが、細長いジャングルに押し込められて、非常に苦しい。
第5ターン、アメリカ軍はもう逃げようが無く、完全に囲まれてしまって敗北確定です。

やはりジャングル戦は一つ一つ独特で作戦が難しく、分からないことだらけです。ジャングルが後半に途切れることを考えれば、アメリカは右手で機関銃と軽迫撃砲部隊を手前に下げて配置し、急いで南下して出口付近の建物等で平地を見張るべきでした。そしてジャングルが続く左手では、たくさんの半個分隊で時間稼ぎをすれば、もっと戦えたのではないでしょうか。
ただそうしたとしても、戦力評価ほど劇的にアメリカが有利になるかは不明です。もしかすると防御側が戦力を集中できない突破勝利条件だと、攻撃側の日本は普通より強いのかもしれません。
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