クナイは日本軍の友
 
 今日のASLは、またジャーナル14のJ240 Hurricane Biak(マッカーサーによるビアク諸島攻略部隊の名前)です。ハリケーン部隊は日本の飛行場占領を目指したが、日本軍の強力な反撃に遭った。日本は5.5ターン以内に、北端西側から7VP突破したら勝利です。浅いジャングルの太平洋地形で、マーシュ・スワンプはジャングルに、水地形は平地になります。また1、2ターンは夜明けの+1LVがあります。
 守るアメリカは、エリート4個一線級6個分隊と中機関銃2、軽迫撃砲1を初期配置し、第2ターンに北から、一線級2個エリート半個分隊が来ます。
 攻める日本は、エリート3個一線級7個分隊と、機関銃中1軽2、軽迫撃砲2を初期配置し、第2ターンに東から、エリート1個一線級3個分隊と、軽機関銃1、軽迫撃砲1が来ます。
 戦力評価ではアメリカが予想勝率151%の必勝です。そこでアメリカ5個分隊を減らし、予想勝率62%にしてやってみます。ただジャングルは対戦例が少なくてまだ分からないことも多く、しかもスパローフォースで良い戦力バランスのシナリオを作っているアンディー氏が、他のジャングル戦についてもこの程度の戦力バランスにしていることから、本当にジャングルで攻撃側0.75倍が正しいのか確信は持てません。
 子供が日本、私がアメリカです。


 アメリカは守り方を考えますが、なんかすごく難して全然分からない。日本が守ってアメリカが攻める時は、クナイが日本のファイアレインを通すのに、アメリカの射撃を大きく妨害するので、アメリカ軍の攻撃はかなり困難になりました。しかし逆になると、日本はバンザイ突撃を掛ければ、ファイアレインもそれほど効かずに抜けられるでしょう。しかも白燐弾があるので、日本の初期配置範囲の5ヘクス以内で守るのは危険で、配置が制限されます。
 結局アメリカは2か所にフルスタックを置いて、ファイアレインと直接射撃で食い止めようとします。しかし防御射撃は全然効かなかった上、狙撃兵でアメリカ指揮官が死んでスタック崩壊し、いきなりアメリカ投了しました。


 もう一度同じ配置でやってみます。今度は防御射撃がまあ効いたものの、そもそも小さい火力のファイアレインでは、モラルが1上がっているバンザイ突撃に対しては、決定的な戦果は得られません。それどころかまた狙撃兵で指揮官が負傷した上、前進射撃で分隊が混乱しました。
 1ターン後半、前線のアメリカ軍はなんとか逃げ延びましたが、ああそうか、日本の増援は真横から来るんだったのか。アメリカは、日本の増援がもっと向こうから来るものだと思っていました。負傷した指揮官では十分な位置まで下がることができず、またアメリカ投了です。

(下が北)


 日本は運悪く煙幕が無くてこの結果です。クナイでのファイアレインは、日本軍に対する防御ではあまり有効でなく、逃げ損ねるリスクを考えると、アメリカ軍は最初から後退防御をするべきだったように思われます。
 しかし下がって守ったとしても、このシナリオでは築壕もできず、脱出口付近が竹林で分断されていて、アメリカが効果的に全体をカバーできる良い守り場所がありません。しかも日本の勝利条件はたった7VPと緩くなっていて、バンザイ突撃でいくらでも抜けられそうです。そのためこのシナリオでは、通常なら互角に近い戦力まで調整すると、アメリカには不利になり過ぎるようです。
 それでもさすがに元の戦力ではアメリカが有利すぎそうですし、それなら他のジャングルシナリオではどうなのかも良く分かりません。そこでこれからももっとジャングル戦シナリオをやってみて、太平洋の深界を探って行きたいと思います。

 
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