何かが巣食う密林の魔窟
今日のASLは、RetroPak#12 Victoria Cross ヴィクトリア十字章。ヴィクトリア十字章を受章したアンダーソン中佐は、マレー戦で日本軍に退路を塞がれ、絶望的な脱出を試みた。イギリスは7.5ターン終了時、A5からW5の道路の2ヘクス以内に、混乱していない日本軍がいなかったら勝利です。ただし日本は21CVP以上稼いだら即勝利です。浅いジャングルの太平洋地形ですが、真ん中の道路はあります。
守る日本は、エリート4個一線級4個分隊と、機関銃重1軽2、擲弾筒2、狐穴7、ロードブロック1です。隠匿はR3から3ヘクス以内の1個分隊だけに制限されています。
攻めるイギリスは、エリート9個一線級5個分隊と9−2指揮官に、軽機関銃3、軽迫撃砲2、ATR2、76*迫撃砲1門、88ミリ野砲2門、牽引車2台を初期配置。そして第2ターンに、機関銃4火力の装甲トラック2台が来ます。
戦力評価では、装甲トラックが戦車と数えられず、ジャングル内攻撃で砲を半分と計算しますが、それでも予想勝率はイギリスが75%と有利。ですがなんかこれ、全然イギリス有利と思えないんですよね。それでイギリスバランスで、日本の機関銃を重から中に弱めてやってみます。
子供が日本、私がイギリスです。
第1ターン、ジャングル前面で守る日本軍に対し、イギリスは中軽迫撃砲や野砲の集中射撃で、擲弾筒分隊を損耗混乱クラス低下させました。そして他のイギリス軍がクナイを進んで行くと、日本軍の射撃でぽろぽろ混乱させられますが、それでも多くの部隊は射撃位置まで進みました。するとターン後半、日本はイギリス鬼スタックに煙幕を被せてしまいます。
第2ターン、ここでイギリス軍は、射撃中に煙幕の中の9−2指揮官(ヴィクトリアクロス持ちの人?)が狙撃兵に殺されてしまいました。彼は攻撃の要なのにこれは苦しい。それでもイギリス軍は装甲トラックと共にさらなる前進を続けます。しかしなにせTEM無しのクナイ攻めなので、ここでもまた混乱を受けました。
さらにターン後半、進んだ装甲トラックの隣に隠れていた日本兵が出現。こいつらは装甲トラックの所にいた片方の分隊を射撃で混乱させ、もう片方をほぼ不意打ちで除去して、また狐穴に帰って行きました。イギリスもうだめでは?
第3ターン、逃げようとした装甲トラックは隣の軽機関銃に撃たれて衝撃となり、擲弾筒で走行不能になっていたもう一台もそのままお亡くなり。すでにイギリス主力スタックが崩壊している状態で、残りの部隊だけではどうにもならず、これからジャングル内に逃げることもできる日本軍を追いかけて全滅させるなんてまるで無理。イギリス投了です。

森林内で砲を弱く評価する基準修正をしてもなお、優勢と見られるイギリス軍が完敗するとは、まだまだ日本軍の謎は尽きません。今までは太平洋地形でイギリスが日本を攻撃しても、ほぼ予想通りの結果だったのに、ここでは何が違うのでしょうか。ひとまず森林内攻撃の砲は4分の1として、大きすぎる誤差を緩和することにします。
後でデータを調べていたら、ジャングル内で日本が守るこれまでの5回の対戦では、4回が予想と違っており、その勝敗は攻防同数でした。これは日本がジャングルで守ると、勝敗予想が狂いやすいということかもしれません。
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