逃れようのない包囲
今日のASLは、George Batesさん制作中のBAKRI BESIEGEDのテストです。バクリで包囲されたオーストラリア軍を救出できるのか?日本は5ターン以内に、はす向かいのボードの道路北側への脱出と、損害で、34VP以上稼いだら勝利です。深いジャングルの太平洋地形ですが、繁みはそのまま、ヤシ林は疎林(1.5MF)、小屋以外の建物は木造になり、縦横に貫く道路はあります。
守るオーストラリアは、3つに分かれた12個分隊とキャリアー3台を北東に初期配置し、第1ターンに南西から10.5個分隊と9−2指揮官がやって来ます。キャリアーはあらかじめ放棄しておくことができます。
攻める日本は、21個分隊と爆薬1と70*歩兵砲1門を南東の丘に初期配置しますが、隠匿していないものはレベル3以上に置かなければなりません。
子供が日本、私がオーストラリアです。
日本は麓の隠匿部隊を先頭にバンザイ突撃も利用して、オーストラリア軍の両脇に回り込みます。これによりオーストラリア軍は勝利条件エリアへの移動が難しくなりました。丘の上に配置された残りの日本軍は、開けた南側から丘を下りて、オーストラリア軍増援を待ち受けます。その際一部の部隊は麓でオーストラリア軍を見て自己混乱し、狂行軍でさらに進みました。
1ターン後半、初期配置のオーストラリア軍は勝利条件エリアへ向かってジャングルに入りますが、ジャングルの出口は隠蔽された日本軍(39B1から来たもの)が塞いでおり、間近の部隊だけでは倒すのも抜けるのも無理です。一方増援部隊も日本軍に待ち受けられており、慎重に進んだつもりでしたが、丘の隠匿歩兵砲に9−2指揮官のスタックがやられて全混乱してしまいました。そして日本の待ち受け部隊は、ここでもまた狂行軍をして、さらに前進します。
第2ターン、狂行軍した日本兵は当然ほとんどが回復し、オーストラリア初期配置部隊の包囲に参加しました。日本軍は白燐弾とバンザイ突撃で迫り、オーストラリア軍は最大限抵抗しましたが、混乱しない日本軍は止められません。
ターン後半、ジャングルに追い詰められて逃げ場がない初期配置のオーストラリア軍は、もう戦うしかありませんが、混乱せずに反撃してくる日本軍によって、次々と混乱させられます。増援のオーストラリア軍も近付いて来るものの、待ち伏せ射撃を避けると道が悪くはかどりません。
もうこうなると包囲されたオーストラリア軍は、回復もままならず風前の灯火。日本は勝利条件エリアの安全も確保しており、損害と脱出で勝利条件を大きく超えるのは確実なので、ここで終了としました。

(下が北)
一見オーストラリアも十分に戦力がありそうに見えます。しかし日本軍にはバンザイ突撃と狂行軍(自己混乱〜敵のいない前方へ潰走〜DM無視の即回復)という、突破に関しては異常に強い能力があります。そのため勝利条件エリアが最初から守られておらず、戦力も分割されているというこの状況では、日本軍の急進撃を防ぐのが非常に困難になります。これによって一旦日本軍が勝利条件エリアに先着し、分割されたオーストラリア軍の片方を全軍で包囲してしまうと、もはやオーストラリアは防戦不能でどうにもなりません。
現状ではかなりバランスが悪いと思います。ひとまず日本は初期配置で2レベル以下には砲だけしか置けないことにして、イギリス軍先鋒が勝利条件エリアに先着できるようにしてみると良いのではないでしょうか。ただこういう両者が勝利条件エリアに向かって行くシナリオは、どちらが先に着けるかで一気にバランスが変わる可能性があり、丁度良く調整するのはなかなか難しいかもしれません。
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