Shapeshifter〜攻防を変える妖怪
 
 今日のASLは、AP216 Second Wind。ツィタデル作戦とクトゥーゾフ作戦の大災厄後、傷を癒したドイツとソ連は再度激突した。ソ連は8ターン終了時に、建物支配で13VP以上持っていたら勝利です。西半分にある石造複数ヘクス建物が、それぞれヘクス数分のVPになり、全部で24VPあります。
 守るドイツは、11個分隊と50L対戦車砲1門、37L(8)対空砲1門を初期配置しますが、指揮官は9−2を含む3人か、9−1以下の4人を選択します。そして第2ターンには西からパンターD型3両が来ます。また第5ターンには南から、エリート6個分隊と9−2指揮官に、ティーガーI2両、4号戦車2両、3号突撃砲3両が来ます。さらに第6ターンには西から、エリート6個分隊(内3つは8−3−8突撃工兵)と火炎放射器1、爆薬1が来ます。PFkが使えます。
 攻めるソ連は親衛赤軍で、エリート10個一線級10個分隊とSU-1224両を東の端に初期配置しますが、これも指揮官は10−2を含む3人か、9−1以下の4人を選びます。そして第2ターンには東から、突撃工兵エリート3個一線級4個分隊と9−2指揮官に、火炎放射器1、爆薬2、SU-852両、T-34 M435両、SU-76i2両が来ます。
 ドイツは過半数の戦力が後半の登場となるので、戦力評価では分割防御としてソ連歩兵を1.5倍で計算します。するとソ連の予想勝率は14%しかないので、ソ連は分隊を+1個、ドイツは分隊を−3個した上にパンターと3号突撃砲を1両ずつ減らして、丁度良いバランスにしました。
 子供がソ連、私がドイツです。


 ドイツは5ターンまで勝利条件建物3つ以上を守り切れれば、増援が駆けつけて勝てるだろうと考え、中ほどの道路沿いに戦線を作ることにしました。これに対しソ連は第1ターン、戦車を一気に両脇に進めますが、対戦車砲により1両が破壊されます。
 第2ターンにソ連軍は、歩兵がドイツ戦線間近に迫り、戦車が大量に進んで来ました。ドイツも増援のパンターを守りの要に置きます。
 しかし第3ターン、ソ連は戦車でパンターを周り中から囲み、なんとか撃退しようと追加射撃したパンターは砲が故障。さらにソ連歩兵は6−2−8と9−2指揮官の強力スタックを主軸として攻撃し、ドイツは守りようが無くなりました。ドイツ投了です。

(下が西)

 ドイツは半数の増援が後半に来ることで全体が分割防御になっていますが、前半部分だけで見ても、飛び飛びの建物3つを守ると分割防御となる上、対戦車戦力が少なすぎてソ連戦車を止められず、増援到着まで守り切るのは無理でした。そのためドイツは前半に建物1つだけを守って、増援が来てから反撃して建物を奪還するしかないので、戦力評価は両者が攻撃する攻防不明として計算し直します。するとシナリオ条件のままでもソ連の予想勝率が66%となるので、それでもう一度やってみます。


 5ターンもあってソ連軍に最速で進まれると、ドイツは単に集中防御しても増援前に封じ込められそうなので、ドイツは多少の犠牲を覚悟で分散配置して牽制することにしました。これによりソ連の進撃を少し遅らせて、ドイツはすぐに全速で部隊を下げましたが、回り込んだソ連戦車に退路を塞がれ1個分隊が除去されました。
 第2ターン、ソ連が増援の戦車に乗ったライダーたちを振り落とすと、2人のヒーローが登場。これが10−2指揮官と一緒になると、−4修正のとんでもない威力になるぞ。他のソ連戦車も要所に入り込んで来て、ドイツは息苦しい感じになってきます。
 しかし良い位置にいた対戦車砲が、建物に突っ込んだSU-122を見事撃破。さらに増援のパンターたちが、ドイツ兵の後退を阻止しに来ていたソ連戦車をもう一両燃やします。これでドイツ歩兵の大半は、最大の勝利条件建物に逃げ込むことができました。

 しかし第3ターン、やはりもうソ連歩兵は街中になだれ込んで来て、多少の遅滞など無かったかのよう。ソ連戦車も、撃たれない位置からドイツ軍を囲むように近づいて来て、パンターは逃げ場がありません。正面戦闘には強いパンターも、高速のソ連戦車に多方向から攻撃されると弱く、この状況はきつい。
 ターン後半、パンターは大きな建物の裏庭に逃げ込んで、ソ連戦車と良い位置で撃ち合おうとしましたが、D型の欠陥で1両は失速、もう1両が走行不能になり、もうどうにもなりません。次には囲まれて倒されるだけなので、ドイツ投了です。



 D型のパンターが3両いたところで、ドイツの砲が弱くて助けにならず、13両ものソ連エリート戦車には全然対抗できません。パンターが無力化されてしまえば、ドイツ最後の砦すら、煙幕からの爆薬包囲攻撃で、増援前に全滅しかねません。もしなんとか生き延びたとしても、数で勝るソ連軍から建物を2つも奪還するのは、いくら8−3−8が強くても困難でしょう。
 途中で攻防が入れ替わるのをおもしろいとでも思っているのか、たまにそういうシナリオがあります。しかしこれはまずまともに機能しないので、止めた方が良いと思います。このシナリオは例のペテシェリンさんの作で、前回はいいシナリオだったものの、やはりこの方は当たり外れが大きく、外れの方が多いようです。

 
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