いくら日本突破でも数足りなくない?
今日のASLは、TAC3 Retraite Malaisee 不快な退却。標高3000mにもなるニューギニアのココダ道で、日本軍は疲労と食糧不足に苛まれながら、徐々に後退するオーストラリア軍に延々と実りない攻撃を続けていた。日本は8ターン終了時に、南端から10VP以上でかつ、オーストラリアより多くのVPを脱出させていたら勝利です。深いジャングルの太平洋地形です。
守るオーストラリアは、6−4−8エリート4個一線級12個分隊と、機関銃重1中2軽3、軽迫撃砲3を、中央から北側に配置し、狐穴に入れます。
これを攻める日本は、エリート5個一線級10個分隊と、機関銃中1軽3、擲弾筒3を北側に初期配置します。そして第3ターンに西側やや南寄りから、エリート4個分隊と軽機関銃1、擲弾筒1が入って来ます。
先日の評価基準変更で、日本の突破ではジャングルのペナルティを無くしましたが、それでも日本の予想勝率はマイナス19%の必敗です。いくら日本軍が太平洋地形での突破に強いと言っても、広い突破ではなく、最後番で脱出できる防御側を破って、それより多くの部隊を突破させるには、だいぶ数が少な過ぎませんかね?
もしかするとまだ太平洋の謎が隠れていたりするかもしれないので、戦力調整はしないことにして、日本バランスで最低脱出戦力を8VPに減らすだけでやってみます。子供がオーストラリア、私が日本です。
オーストラリア軍は一番南に配置して最初から逃げの態勢。当然そうしますよね。3ターンに背後から敵が入って来て捕まるのが分かっているのに、無料の壕が使えるからと前線に留まって戦おうとするのは、自ら罠に嵌るようなものです。
それで日本も大急ぎで進みたいところですが、密生ジャングルでスタック制限が厳しいので、最速で進める左の道だけでなく、いろんなルートを進まなければなりません。オーストラリア軍は当然全速後退。
第2ターンも日本軍は急いで進みますが、ジャングル丘に隠れていたオーストラリア半個分隊によって、右側の部隊は足止めされました。オーストラリア軍はさらに後退して遥か先。
第3ターン、日本の増援が入って来ましたが、オーストラリア軍はとっくに通り過ぎた後です。オーストラリア軍はそのまま小川とスワンプの向こうに下がって、防衛陣地の構築に入りました。
第4ターン日本は、左のジャングル丘ではただ進めばいいのですが、右側には登ると奥の丘から撃たれ放題になる裸丘があります。そのため後方の主力が来るまでは、一旦丘の左右に隠れて進むことにしました。するともう半個分隊が隠れていて、またもや日本の右手主力は立ち遅れます。そしてオーストラリアは奥の丘で築壕にも成功し、さらに守りが固くなりました。

(下が北)
第5ターン、既に裸丘に着いた日本部隊が遠くから足止め部隊を倒し、右手の日本主力もやっと裸丘までたどり着きます。しかし丘の中央唯一の1ヘクスジャングルは、軽迫撃砲や機関銃に狙われていて、ちょっと入りがたい。そこでここからの攻撃は諦めて、日本軍はジャングル内で隠蔽を付けたまま、オーストラリア軍に対峙することにしました。
ターン後半、オーストラリア軍は射撃開始。結果は痛み分けといったところですが、ここから日本はこれを破れるのか?
第6ターン、日本は擲弾筒で煙幕や白燐弾を撃って進みたいところですが、密生ジャングルからは迫撃砲撃てないんだよね。煙の支援も無しに、左手では小川の中に進み、右手ではスワンプを抜けて格闘戦を掛けます。しかし格闘戦は1か所負け、1か所混戦。全然進める気がしない。
ターン後半にも、日本軍は強力なオーストラリア軍火力に撃ち負け、混戦でも敗北。だめだこりゃ。
一応第7日本軍ターンだけやってみましたが、まるでどうにもなりません。日本負け。

さすがにこれだけの戦力差をひっくり返すものはもう出て来ず、新基準にしても日本必敗のものは、やはり本当に必敗でした。謎だらけの太平洋戦も、日本の突破については、これでだいたい解明できたのではないでしょうか。
インデックスへ