バッテリーの交換&強化

バッテリーも8年目に突入しそろっとヤバイ状態になってきた。
セルは回るけどチョット力がない。ツーリング中に昇天すると困るので交換することにしました

といっても3年前に貰った注液前の9AHタイプのバッテリー。
W650は14AHだから2/3程度しかない。

その分高さが低く上面に隙間が空くのでその部分に電解コンデンサーを追加してバッテリーの補助&瞬発力強化
を行うことにしました。





左再度カバーをはずして電装部品を引っ張り出したところ

なんでこんなに取り出しにくいところにバッテリーをおくのじゃ!
















右サイドカバー側にある四角い穴がエアクリーナーの
空気取り入れ口です。
結構小さい

ここまでバラさないと見えないので見たことがない
人も多いかと・・・・・

オラもはじめて見ました











これが今回使用する電解コンデンサー
105℃タイプで25V3300uFです















電解コンデンサーを20ヶ並列に接続しました。
これで66000uF
計算上はこれだけあればバッテリーレスにしても充分耐える
(Wはバッテリ起動なのでバッテリレスは不可ですが)
よってバッテリーへの負担は相当低減できる。

配線のキモは太い電線で最短距離で配線することです。
3.5sqの電線を使用しました。








電解コンデンサー66000uFの内部抵抗20mΩ
電線の抵抗1.5mΩ
全部で21.5mΩになります。

バッテリーの内部抵抗は数十mΩ〜百mΩ台なので
それに比べて充分低い値になりますので瞬間的な充放電は
コンデンサーがかなりの部分を負担します。

また瞬間的な電流はコンデンサーが供給するため
パンチ力も増す筈?

これをバッテリーの上面に取り付けます。






9AHバッテリー & 66000uFを取り付けた後の
バッテリ両端の電圧波形です

エンジンは2000RPMで回してます

縦軸のセンターは14.5Vで1目盛りが0.1V
14.5Vを中心に上下共0.07V程度振れています。

変更前の波形をとっていないので比較は出来ませんが
シミュレーターで計算した値に近いのでよしとします
(バッテリーの電流は半分以下の筈)

チャチイ コンデンサーキットなんかメじゃない!



疑問点

鉛バッテリーの上限電圧は13.5〜13.6Vの筈
それを越えると電解液中の水分が蒸発を始めて減っていきます。
電解液チャポチャポタイプのバッテリーは水分を補給出来るので14.4V迄充電可能ですがメンテナンスフリータイプ
のバッテリー(密封形)は補充が出来ないので13.5Vを守る必要がある筈
なのに14.5Vまで上がるのは何故????
もともとレクチが14.5V出力なのか 或いは電解コンデンサーを入れたことでピークチャージされて14.5Vまで
上昇したのか?

ヒョットしたらバッテリーの寿命を縮めるかも・・・・・
バッテリーはもらい物だからまあいいか!