ICリレー第3弾のページだよ〜

回路図 (改造前)


C5は22uFに変更(3/2 gizmo様より)
10〜22uF可

回路図 (改造後)(3/3)

青色が変更分です。Dはバッテリーレス車で電源電圧が変動する対策として追加です。
バッテリ付き車では不要です。
Cはノイズが飛び込み不安定となる対策です。
問題のある場合は追加してください。

他D3,4はどちらか不要です。あった方が安心は出来ますが・・・・・

配線方法

基本的には今までのリレーを交換するだけ(GND)配線が追加になります。

ハザード

2接点のスイッチを使います。 1接点型+ダイオードを2ヶ使用しても出来ますがロスが増えます。

第3弾 解説

前のICリレーの欠点はウインカーからの配線が1本必要な事でした。
今回はその配線を不要にし単にリレーを置き換えるだけで動作するようにしました。
ポイントは555のに動作を開始させるための信号をどうやって作り出すかです。
前回はウインカースイッチから12Vをもらってきたわけですが今回はランプに流れる電流を
検出して信号源にします。
回路図上の主な変更点はトランジスタが1ヶ追加になった事です。

ランプが点灯すると電流が流れRXの両端に0.3Vの電圧が発生するとQ3はonします。
その結果Q2Gは12Vに上昇し あとは前回の回路と同じ動作をします。
これによりウインカースイッチからの配線は不要となります。

ただしランプが1ヶ壊れた場合には電流が半分となりますので点滅をしなくなり点灯しっぱなしになります。
対策としては抵抗の両端に0.6V以上を発生させればOKです。
ただし抵抗の発熱が増えますので抵抗値及びW数は下の計算式を参照して下さい。
樹脂でモールドするのも発熱対策には有効です。
またその分ランプの電圧が低下しますので若干暗くなる筈です(程度は不明ながら多分わからない程度だと思います)

計算方法
ランプのW数 ÷ 電圧 = ランプの電流
ICリレーに流れる電流はランプの電流xランプ個数となります。

抵抗値の求め方0.3V ÷ 電流(2ヶ分) となります
抵抗値のワット数の求め方 ウインカーのみ 電流(2ヶ分)x 電流(2ヶ分)x 抵抗値x2(安全係数)

LEDの場合も同様です。LEDは電流値が小さくなるので抵抗のW数が小さくなり実装は容易になります。