VT250F (MC08) 復活記 その2

2013年夏


amazonでタイヤ、チェーン、バッテリー、
フロントフォークのオイルシール、ダストシールを発注
3.5万円位だったと思う

タイヤはブリジストンBATTRAX BT-45をチョイス
チェーンはコマ数を合わせたものより、標準コマ数(100,105,110・・・)のほうが安かったので標準コマ数を買って
チェンカッターでカット

チェーンカッターは知人から借りたカジ丸君(DID製)
これは優れもの
構造が頑丈で安心して作業できました

安物のカッターはコの字型ですぐに開いてしまい使えなくなるのですが
これはロの字型で開きません
(チェーン交換画像なし)









フロントフォークはインナーチューブにサビが浮いていたので
軽くバフがけ

























オイルを抜いたら真っ黒な液体がドボドボ
30年の歴史を感じます

全部ばらして洗浄、オイルシールとダストシールを新品に交換
これで動きはスムースになった(筈?)



















タイヤはシコシコと交換
























バランス取り

バランサーはシャフト部分しかない物ですが
安いし、収納スペースを取らないので便利

水準器を使っての水平出しは
片側に雑誌を挟んでページ数で調整
かなり細かく調整できます

タイヤをクルクル回しながらウエイトをビニールテープで仮止めします
バランスが取れたところでウエイトを貼り付け












液物のメンテナンスで残りはリアショックだけなんですが工具が不足しているため断念




樹脂パーツの塗装
VTは各所に呪詛パーツを使用しており
古くなると全体的に白っぽくなってきます

メーターカバー、等の樹脂類は染Qで塗装しました
染Qは塗料というよりはシャバシャバの液体で
樹脂の表面に浸透して着色します
真っ白になっていたのが新品のような真っ黒な艶になります
(シリコン系のワックスでも一瞬キレイになりますが数週間もすると元に戻ってしまいます)

まずは表面の汚れを落としてから
マジックリンを薄めたものにドブ浸して数日放置
次に台所洗剤で洗浄
乾燥後 染Qを吹きます











吹いた直後の様子

吹いた直後はテカテカしてますが
乾燥するとしっとりと落ち着いて
新品のような光沢になります
他の樹脂パーツも同様に処理します



















バックミラー交換
純正ミラーはカッコイイのですが後ろが見えない
見えるのは自分の腕ばかり ってことで交換決定
でもミラーはカウルについているので基台を作らないと普通のミラーがつかない
困ったときのホームセンター参り いろいろ探したらありましたよ
一個120円



















ナットを削り取ってミラー用の6角ナットを取り付け
外寸はオリジナルミラーとほぼ同一寸法になるようにディスクグラインダーで削る






















周囲をビニールテープで囲って2液性エポキシ樹脂を充填
(百均で売ってるやつ)






















2〜3日待って固まってからやすりで削る

この接着剤は固まりだすまでは早いのですが
完全硬化には数日かかるようです

また混ぜる前にドライヤーで加熱すると
トロッと溶けだします
溶けた状態でかき回すと空気が入りにくく
透明に仕上がります

今回は塗装する予定なのでそのままかき回しました
そのため空気が入ってすこし白っぽく濁っています















最後の黒色塗装して基台完成〜






















← オリジナルのミラー


























← 交換後ののミラー
オリジナルに比べてカッコ悪い
ただし後方の視認性は向上


チョット見には純正品に見える(?)ただし近くで見てはいけない















次回へ続く・・・・