前回のフラット雑記から早数年・・・というのは言い過ぎですか、ようやく連載2回目に至りました。 全国のフラット雑記ファンの皆様、大変お待たせいたしました(隣で弟が、「誰も待っていないよ」とつぶやく声が)。 長らく筆が進まず、周囲にせかされヒイヒイ言いながら書いていますが、周囲に応援してくれる人がいるというのは、 本当にありがたいことです。そうでなければ、きっと前回の連載が最終回になっていたことでしょう。
さてそんなふうにぐうたらの私ですが、趣味であるクラシックギターの練習はほぼ毎日行っています。
以前の私(3年位前まででしょうか)は、練習と言えばとにかく曲を通して弾くというものでした。
そんなこんなで年数の割には一向に上達しないことを嘆いていましたが、ある先生のワンレッスンを受けたことで
状況が一変しました。 ![]() 確かに左手の形が出来ていなければ、ポジション移動の際おかしな間が生じたり、音階を弾いてもそれぞれ音価が違ったりと 、非常にでこぼこな演奏になってしまいます。テンポも非常に不安定なものになるでしょう。 右手の爪に問題があれば、爪が引っかかった際に雑音を生じたり、音色にも影響してきます。 そしてギターは左手で弦を押さえ、右手で抑えた弦を弾いて音にしるわけですから、どちらも欠けてはならないものです。
そのことに十数年気付いていないわけですから、大分遠回りしてしまいました。ですがそのことに気付けたことは本当に幸せなことでした。
イタリアのことわざで、「ゆっくり行く者のほうが遠いところまで行ける」というのがあるそうです。一緒にギターデュオを組んでいる大切な
基礎というの一朝一夕で身につくものではないでしょう。何年単位で続けなければ身につかないものだと思います。 次回は、行っている基礎練習の中身について、お話できればと思います。それでは全国にファンの皆様がいることを信じて、またお会いしましょう。 (2019,2,19)
|