弐〇〇〇年十一月一日(水)
さてさて、十一月である。だからなにってわけじゃないが、子供の頃はもうそろそろ雪の心配してたなぁ…とか、学校ではそろそろ石油ストーブが入る頃だけど今年は遅くなったりするのかなぁ…とか、いろいろ考えたり。
そんな本日の餌は、昨日の戦利品、S.Q.F.とX.Y.Z→Aである。
とかくお気に入りはS.Q.F。やばいよ、好きなユニットがまた増えちゃったよ! ってな感じである(どんなだよ/笑)。
MASCHERA後期のMICHIさんの唄を、俺はこのサイトでも直面識のある友人相手でも、さんざん「ダメじゃん」と言い続けてきた。
だって、ホントにダメだったんだもん。勢いないわ、声に張りないわ、曲に飲まれちゃってるわ、大変な騒ぎだったのだ。いや、俺が騒いでただけだけど。
そこいくと、S.Q.F。大変おっけぇである。やっとMICHIさんの唄が聴けたー! と思うくらい、大変よくできましたなのである。
こっから先が問題かな、とも思うんだが、久しぶりに雑誌でライヴレポ以外の記事を読んでみたところ、どうやらMICHIさんふっきれちまってるらしい。
ならだいじょぶか。とりあえず次を待ってみようと思う。
X.Y.Z→Aについては、今日アルバムを買いに行き損なったので、入手してから語るとしましょう。
弐〇〇〇年十一月二日(木)
本日、朝からずうっとGARGOYLEである。ムカつくことがあるとGARGOYLE。っていうか「若草の君」。というわけで『巡礼印』『我意在』の二枚。
ほんとはね、ZI:KILLの『CLOSE DANCE』にして、「DEAR
JUNK」エンドレスにしちゃおっかなー! とか思ったんだが、だがしかし。
気を落ち着かせつつ、怒りを自分の原動力に変えるには、GARGOYLE。なぜか俺様の中ではそうなってたりする。
で、聴いてると耳につくのが、世間のルールについてのお唄(俺の中では、って注意書きつけとこう)である、「もしも私が世界のルールなら」。これ聴いてると、こっちにとっては理不尽極まりないうちの親父の行動とか、世間を騒がす凶悪犯罪だとか、そういうことに気が向いていく。
少年法改正。改定だっけ。刑事罰を与える年齢引き下げ。ばあっか。
ガキには飴と鞭だ。それは間違ってない。だがしかし。
鞭の使い方にも鞭の種類にもいろいろあろうものをさぁ、なんで一括りに少年院だなんだって騒ぐのかね。謎だわ、政治家って。
そもそもさ、今の少年犯罪の犯人たち。政治屋どもから見たら、孫かヘタすりゃひまごって年じゃん。自分より一回り下の世代の考え方だって理解しづらいっつぅのにさ、なんだってコドモのことわかる気になるんだろうな、オトナって。そこがまず謎だ。
とか書いてるリアルタイムのBGMは「やがてひかる」だったりする。
「自分が思う本当の自分になりたい」
って言葉が出てくる。これ、大好きだ。ほんとにそうありたいと思うし。
でも、難しいんだけど。すっげぇ難しいんだけど、でもね。
ガキの頃に、自分の気持ちに蓋する方法だけ覚えた俺は、今頃になってその方法捨てたがってるから、タチが悪い。自分のはずなのに自分じゃないみたいなこと言ったりやったりして、楽しいわけないし。
自分らしくあるっていうのはすっげぇ大変なことだけど、虚構だけで生きてたって、価値ないじゃん。
高校いっぱいまでそんなこと考えもせずに自分を自分で殺してた。今、こう言える自分をもう一回殺すのは…避けたいな。
……はっ。なにやらマジメに語っちまった挙句、音の話してないじゃん、俺(汗)。
弐〇〇〇年十一月三日(金)
引き続きGARGOYLE。昨日の二枚に『月の棘』をプラス。「月下濫觴」聴きてぇー! と思って手に取ったのがなんでこれかな(笑)。アルバム違うじゃん! でも「カタルシス」とか「ぴいちくぱあちく」とか「省略形達よ」とか好きだからそのままにしとく。
GARGOYLE。ヘヴィメタと言うには異端児。かと言ってジャパメタっつったらまぁ他のどのジャパメタバンドよりも「日本」色は濃いけども、それもなんかちょっと違うんだな。
ヘヴィメタっぽさっていうのは楽器隊のテクニックの面にしか現れてなくて、楽曲その他はもう、他のバンドが真似しようったって不可能な「GARGOYLEらしい」モノタチなので、この人たちはもうどんなジャンルにも入れてみようがない。
だってさ、SEX MACHINEGUNSとかさ、LOUDNESSとかEARTHSHAKERとか44MAGNUMとか…なんかねぇ、ジャーマンメタルとかLAメタル? よくわかってないけどそっちに近い感じの人たちの「メタル」とは違うんだもんさ。さてどうしましょう?
ある意味ほんとに「にっぽんのメタル」なんだよなぁ。
そんな人たちからメタル街道に入ってしまうと、正統派とか王道とか言われるメタルの方が苦手になっちまうからさぁ大変(爆笑)。実際俺様は、LOUDNESSとかは思いっきり苦手なのだ。
そんな俺様、もし仮にGARGOYLE解散とかメンバー誰か死んだとか言われたら、ショックはかなり大きいんだろうなぁ。
Raphaelの華月が死んだという話を受けて、そんなことをちょっと考えてみたり。
と、いうわけで、これからも音楽バカ街道をひた走ってくれると個人的にはとてもとても嬉しい。
弐〇〇〇年十一月四日(土)
今日はねぇ……なに聴いてたかな……朝から昨日のGARGOYLEでしょ? で、コンポに喰わせたままだったMD再生したらZI:KILLを好き放題入れたヤツだったからそれそのまま聴いて、さらに、箪笥の四段目タ行完成に向けてビデオの曲順調べるのにビデオ流しっぱなしにしたり。
でも結局、なにか聴きたいものがあって聴いてる感じじゃなかった日。
こういう日が続くということは、新しい音に飢えているという意味であって。
うあー……LUNA SEAのマキシまであと3日、kyoちゃんのマキシまであと10日……違うんだよう、アルバムクラスの長さで飽きずに聴けるものが聴きたいんだよう(号泣)。
とは言っても、前々から興味のあった古いのなんかは大学の時におおかた中古で買っちゃったし、今特にこれが聴きたい! っていうものが、すぐには名前あがってこないし。むぅ。
これはもしかしてもしかするともしかしたら、倦怠期?(←かなり大間違い)
明日は明日で親がまだ休みだよう…いつも行くCD屋は月曜が休みだから、明日行ってなんか探してこようかな…。
弐〇〇〇年十一月五日(日)
本日の基礎BGMはDEAD ENDでございました。そして付録でTHE
TRANSFORMER。
DEAD ENDは手持ち全部、THE TRANSFORMERはマキシのカップリング+αを編集したMDを。
なにゆえDEAD ENDか?
答えは簡単。箪笥の音リスト作ってて気になったから(笑)。
なにゆえTHE TRANSFORMERか?
答えは簡単。出かけようと思った時にたまたま手に取ったから(笑)。
で、THE TRANSFORMER聴きながら、行ってきましたCD屋。なんにもありませんでした(爆苦笑)。
嘘です(笑)。一応ありましたが、最大のお目当てがなかったな。X.Y.Z→Aのアルバムが。
早くも品切れだとさ(爆笑)。それは売れているというよりはむしろ、プレス数が少ないのね(落涙)。というわけでしばらくおあずけ。
その代わり、予約を四品ほど。kyoちゃんとBEASTとCRAZEとGuniw Tools。……相変わらずとっ散らかってるなぁ、俺の守備範囲(笑)。
あと購入予定なのは、Enyaの新譜とね、LUNA SEAとね、あとはどうしようかなぁ…今日見つけたV(ヴァレンシア/ヴァレンタイン)をどうしようかとか。
あぁ、でもそんなこと言ってらんねぇんだ…この冬はライヴと新譜が大量ー! ということは、小遣いからちまちま蓄財してたのを使わねばならないほどだという意味で。まぁ大変。
っていうかそれ以前に、今月生き抜くことが最優先だというのに、新譜四品も予約して大丈夫なのか、俺ー! ちなみに残りの手持ち、一萬五千円。これで雑誌も買って、本当に本当に大丈夫か、俺。(←あんまり自信ない/爆笑)
<本日の戦利品>
・Medical Trans Peach『Peach in Wonderland』〔MCDS〕
弐〇〇〇年十一月六日(月)
本日は、またもや箪笥の音リスト(一段目 ア行)を作成中にふと聴きたくなったXである。なんて懐かしいんだ(笑)。『Jealousy』『X
SINGLES』の二枚。
や、なんかね、オリジナルアルバムだと『Jealousy』が筆頭で好きなんだが、その他にライヴテイクを聴きたくなったのでシングルベストを。
しっかしなぁ……やっぱなぁ……上手いんだよなぁ、TAIJIが(嘆息)。
まずそこに耳が行く辺り、どうにもこうにもベーシスト好きの癖が抜けない(笑)。
あとはねぇ、HIDEちゃんが遊びまくってる「Love
Replica」にその後のソロの片鱗がしっかり見えてるのがなんとも楽しかったり、「Voiceless
Screaming」のギターがすげぇいい感じだなぁ…とか、「WEEK
END」はシングルの方がアレンジの面では好きなんだよなーとか、いろいろなことを考えながら聴いてたり。
個人的には一時期、けっこうなハマり方をしたバンドなのだ。これでも。
CDを買い漁り雑誌を読み漁り。ライヴはちょうど年末のドーム以外ほとんどやらない時期だったから行かなかったが。
だがしかし。それが、個人的暗黒時代である中学の後半から高校の時だった。それが問題。
その頃と今現在との間、大学時代というのがクセモノ。そこで性格変わったからね、俺(笑)。
なので、中学後半から高校までの自分が、日々なにを見てなにを思って過ごしてたか、今ひとつ記憶があいまい。楽しくなかったからなぁ。
そんな時期に、聴いたものに対してどんなことを思ったか、記憶にないのである。
だから、今思ってることとどう違うのか、自分でわからんのだな。
いやはや、困ったもんである。
ただ一つ覚えてるのが、部屋にこもって音楽聴いてる時っていうのは、他のなにも考えなかったことだけだもんな。ちょっとした現実逃避の時間だったのだ。
で、ただ今現在はどうかっつーと、音楽聴いてる(聴き流してるのとは違う)時が、日々のヒマな生活の中で一番楽しいのである。
逃げた先にあるのが音楽なんじゃなくて。いや、たまにはあるけどね、そういうことも。
今現在の音楽との付き合い方っていうのが、一番音楽を楽しめてる気がする。
という結論にたどりついて思うこと一つ。
中学当時、もったいないことしてたんだな、俺(苦笑)。
弐〇〇〇年十一月七日(火)
音楽業界騒がせてるニュースは置いといて(どうせ明日書くから)、本日はLUNA SEA新作発売日です。というわけで、買ってきたのです。
タイトルナンバー。ついに来たかの「愛の唄」もとい「LOVE
SONG」。杉原さんの曲だそうで。
彼のミディアムナンバーは「I for You」以来ちと抵抗があったのだ(爆笑)。正確に言えば、杉原さんのミディアムナンバーでの、河村さんの歌い方(笑)。ちょっとモタり過ぎってのもあって、ちと抵抗が。
だが、最新作。非常にいい感じである。ハイトーン中心になってからの河村さんのミディアムナンバー歌い上げの中では一番好きだったり。
次。「少年小野瀬、亜米利加人になる」とでも副題つけたろか? と、半ば本気で思った(爆笑)。どこまで日本人離れするんだ、この男。悔しいけどかっこいいぞ。非常に悔しいが認めよう。ちなみに、その日本人離れ具合を日本人のものに戻してるのが、河村さん(爆笑)。
そして最後。タイトルチューンと言いこれと言い、最近の河村さんは力まずにミディアムナンバーを歌えるようになってるらしい。「I for You」辺りはほんっとーに力みまくってたからねぇ(苦笑)。最近の、適度に力が抜けつつも河村らしさ全開っていうこのバランスは、けっこう好き。
そんなこんなで明日もたぶん彼らの話題限定。まぁ、仕方ないとあきらめてもらえれば。しょうがないでしょ。
箪笥にあれだけの数を収納してる人間だから、自分が一番好きなミュージシャンってのは日々変わるけど、常時五位以内に入ってるヤツらとかいるんだもん。
その中に入ってるんだもん、LUNA SEA。そういうわけで、また明日語っとく。
ちなみに常時五位以内の方々その2はGARGOYLE(笑)。あとはわりと流動的。そんなっす。
<本日の戦利品>
・GARGOYLE『封印』〔AL〕 ※←すでに持ってるが、おまけCD目当てで再度購入(苦笑)
・LUNA SEA『LOVE SONG』〔MCDS〕
弐〇〇〇年十一月八日(水)
で、正式発表されたので改めて。「解散」ではなく「終幕」。意味はほぼ一緒だろうが、本人たちの意思を尊重してこっちを使おう。
LUNA SEA、終幕である。
今回の新曲発売前のインタビューからして、その傾向は見え隠れしていたし、97年のソロ期間終了以降、どうにもこうにもメンバー同士のベクトルの違いがはっきり見えすぎてて、気持ち悪いわけでもつまらないわけでもなかったけれど、先は長くないだろうなとは思ってた。
だから、ショックなことはショックだが、その実そんなにひどいショックを受けてるわけでもなかったり。
問題は、というか、俺が唯一気に入らないのは、どこの誰が公式発表より先にメディアに「解散」の2文字をばらしたのか。その点だけだ。
腹が立つ。公式発表より丸一日早いとは、なにごと?
スクープだと? ふざけたこと言ってんじゃねぇよ、某FM局HP作成・管理担当部署。
その「独占スクープ」にどれだけの人間が踊らされたかわかってんだろうか。わかんねぇんだろうな。特に、俺みたいのじゃなくて、LUNA
SEAだけが大事で生きる支えでっていうファンなんか、大変だったろうに。
俺は一組のミュージシャンにだけ入れ込んでる方々というのは、あまり好きになれない。
盲目的で、そのミュージシャンの良さを理解できない他人を、無茶苦茶な理屈で見下してたり。そんなイメージがあるせいなんだが。
ただ、そういう人たちのファンとしての存在を認めたくないわけじゃなくて、そういう人たちばかりがファンなんじゃないんだよ、というこっちの意見も理解してほしいだけで。
だから、そういう人たち自体を否定する気は毛頭ない。
そういう人たちが、今回の公式より一日早い「スクープ」に踊らされてたら、どれだけ思いつめた行動に出るか? 悪い予測しか浮かんでこない。
LUNA SEAだけが好きなわけではない俺でさえ、けっこうなショックだったのだ。そういう方々の受けたショックなんて、たぶん想像を絶する。
そこまでやってしまったメディアに、それでも結局頼らないと情報が入ってこないこの体制がどうにもこうにも悔しくて仕方なかったり。
さて、怒りモードはこのくらいにしといて、終幕についてもう少し。
個人的な感傷を語る場がここしかないので、語らせていただこう。
まず一つ目。十年以上の歴史を持つご長寿バンドがまた消えた(あくまでもこの意味においてのみ号泣)。それでなくとも日本のロック業界って長寿バンド少ないのにさ。
もったいねぇっつのな。長くやったらやっただけいろんなもん出て来るしさ。
あぁ、でも出て来なくなったから終わりっていうバンドいたねぇ。DIE
IN CRIESとかそうだったな。BLANKYJET CITYもか?
だからまぁ、全然まったく納得できないわけでもないんだけど。
そして二つ目。新作『LOVE SONG』。なんだってよりによって最後の最後にこんな名作残すんだか。未練がましく思っちまうのも無理ねぇだろうが。「お前らまだこんだけのことやれんじゃん。まだネタ持ってんだろ。出してから終わりにしろよ」って思うのは俺だけか?
さらに三つ目。俺様's生誕祭翌日にベスト盤発売。まぁなんておいしいことしてくれるんでしょうかこの野郎。自分で自分にバースデープレゼント買う感じになっちゃうじゃんか。
まぁそれはあくまでも個人の事情なのでどうでもいいが、問題はベスト盤そのものだ。
なんだってそんなわかりやすいこと考えちゃうわけ? やることなすこと前代未聞だったXに続いてめっちゃくちゃなこと平気でやるバンドだったのに。最後だけなんでそんな王道な締めくくり方なのかが、非常にとっても大変まったくもって謎であり、その点についてのみ、かなりご立腹。
最後まで彼ららしく在るっていうのは、大変だろうけどさ。最後くらい「らしく」在ってほしいな。
そう思うのはワガママか? ワガママだな。そうなんだな。
だけど、「LUNA SEA」にワガママ言えるのもこれが最後じゃん。言いたくもなろうというものさ。
以上、長々と語りましたLUNA SEA終幕についてですが、今後、年末の終幕まで度々語るかと思われます。特に、新しい音源で興味を引かれるものが出てこないうちは、かなり。お付き合いいただければこれ幸い。
弐〇〇〇年十一月九日(木)
まだまだLUNA SEA。まだまだ『LOVE SONG』。なんかねぇ、マキシって感じじゃなくってね、聴き応えありすぎで。なので一枚三曲で事足りてるという。
ワイドショーがねぇ、またネタつかんじゃって。
まぁこれはおっけぇでしょ。真ちゃんとうとうぱぱですな。おめでたう。
しばらく前の彼のインタビューで、先輩ドラマー各氏から「子供持つと音が変わる」と言われてる、ってな話があった。
子供生まれて、守るもの増えて逃げ場は逆に減って。そうなったらそりゃ音も変わるだろう。
これからの真矢の音に、大いに期待。
さてさて、俺様お住まいがくそ田舎なもんで、雑誌の入荷は規定日より一日遅い。
というわけで関東圏並びに規定日にちゃんと店頭に雑誌が並ぶ地域の方々より一日遅れで、『音楽と人』の12月号を入手。
よくやったなぁ、と思う。編集部が、だ。
通常毎月5日発売で、12月号はなんの都合か4日発売と言ってたのを、LUNA
SEAが表紙というだけで8日まで延ばした。それが編集部の判断だったのか、LUNA
SEAの事務所等からの依頼だったのかは知らんが、よくやった。
インタビューはただいま堪能中。もとい、じっくりと読み込み中。
会話を活字でおっかけるってのは、集中力が切れると意味つかみきれなかったりして、なかなかに大変なので。時間をかけてゆっくりじっくり読み込む。
とりあえず太字のとこは全員分チェック済み。INORANが昔よりはるかに思い切りのいい男になってて、「くっそー、かっこいいなー!」と悔し紛れに呟いてみたり。
久しぶりにインタビューをたくさん読んでるので、頭の中フル回転。なかなか冴えてるよ、今の俺様。でもなにもしないけど(爆笑)。
弐〇〇〇年十一月十日(金)
やっとようやくいい加減、三曲では足りなくなったので、餌、ちぇーんじ。
だがしかし、今この状況下でLUNA SEA未満のクオリティの音なんぞ耳に入れたくもないので、なんとなくENYAでございました。持ってるのは五年前の『MEMORY
OF TREES』だけなので、それを。
明後日辺りだったと思うが、『MEMORY〜』以降五年ぶりの新作が出ますな。そのせいもあり。
音の厚みが気持ちいい…はぁ、うっとり。
それも、やっぱり育ちが欧州だからだろうな。宗教音楽並みの、重苦しくも暑苦しくもない、清涼感のある重厚さっつぅか。
重厚と言えばお経も好きだけどね、俺。さすがに読経CDとかは持ってないが(爆笑)。
大叔父の葬式でお経あげてた坊さん二人の、若い人の声がすごくいい声だったなぁ、とか思い出してみたりして。
典型的なアンビエントとかヒーリング・ミュージックというのが、俺はどうにも苦手である。
だぁってヒマなんだもん。
それに比べたら筋肉少女帯の「じーさんはいい塩梅」とかの方が、俺はよっぽど安らげるぞ(爆笑)。
でも、ENYAは違うのだ。間違いなく安らげるのだ。世間の評判そのままに。まことに悔しいが。
坂本龍一とかMEDIAEVAL BAEBESとかはまた違って、世間様は安らげても、俺はあれをまいひぃりんぐみうじっくにはできんのだな、なぜか。
もうすぐ、ENYAの声が、音が、とても似合う静かな季節が来ますな。冬ですわ。
今日なんて俺、一歩も外に出てないのに、めっちゃくちゃ寒いぞ。風邪ひきそう。大丈夫だけど。
弐〇〇〇年十一月十一日(土)
……しまった。十二時近くなって起きたから、去年は見るのに成功した腕時計、見られなかった…。
や、なんのこたぁない、デジタル表示の腕時計の、「11月11日11時11分11秒」を見逃しただけ(大爆笑)。
本日は、ENYAではヒマになってしまったためZabadak……癒しを求めてるのか、俺は。違うな、違うはずなんだが、じゃあなんでZabadak?(←自問自答)
まぁほんとになんとなくだったんだけど。『桜』『遠い音楽』の二枚を。
うん、LUNA SEAの『LOVE SONG』購入以降、より若造嫌いになってるな、俺様(大爆笑)。
クオリティの低い音、音圧の低い音、低音の鳴りが悪い音、噛み合ってない音、どこにでもある音、全部ダメ。
クオリティ、音圧、低音、噛み合い方、独創性。そのすべてが俺の中での基準を超えてるものじゃないと聴けん。
Zabadakの他に今聴けるものって言ったらそうですねぇ……SCARE CROWといずみさんのは大丈夫だな。あとはTHE ECCENTRIC OPERAとかG-CLEF辺りも大丈夫だ。それからOBLIVION DUSTとかhideちゃんも大丈夫。絶対。そしてGARGOYLEにTHE TRANSFORMERにkyoちゃんとCRAZEとD'ERLANGERと、あぁ、筋肉少女帯とかGuniw Toolsも大丈夫だな。黒夢も後期の音はめっちゃめちゃ大丈夫だし、その勢いでSadsとか。あと、ZIGZO。GITANEもいいな。そしてそして、忘れちゃいけないspAedとφ。SOFT BALLETとかもいいしな。
切りがないのでこのくらいで打ち止めにしとくが……なぁんだ、聴くものあるんじゃーん(笑)。
とは言え、昨日CD屋に行ってれば買えたのねっていうENYAの新譜とか気になってたり(笑)。
と、こうやってあれこれと好きな音を節操なく並べてる時が一番楽しかったり。
音を楽しむ、音で楽しむ。それができるってのは幸せだなぁと。なんとなくそんなことを考えたり。
弐〇〇〇年十一月十二日(日)
今日はおかんの付き合いで、某地方の某女声合唱団のコンサートのため、なんと朝から夜中までお出かけ。車で出たため、困ったことにどらいびんぐみうじっく、なし(号泣)。いよいよスピーカーがやばいのでね(苦笑)。
で、走ってる最中に回ってたのはなぜかZIGZOの「何から何まで」とか「もう二度とあえない君へ」とかだったんだが、コンサートの選曲がどうにもこうにも今現在の、LUNA SEA終幕を完全に吹っ切ったわけではない俺様にはつらいものが多かった。
だぁってさぁ…淡谷のり子の「別れのブルース」に美空ひばりの「愛燦燦」「川の流れのように」、それから「こんにちわ赤ちゃん」とかさぁ……やめてくれ頼むから(苦笑)。
挙句の果てに「上を向いて歩こう」なんかやられちゃった日にゃ、泣くぞ、俺(笑)!
しかも、これはポップスじゃなくて合唱曲だから知らない人の方が絶対に多いが、「また あいたくて」って曲とかあったりね。もう本気で泣きそうでねぇ……(嘆息)。
あんまり悔しいので、帰ってくる早々またも『LOVE SONG』大音量リピート……やはりショックなものはショックらしい。
そう言えば、今月ってばまだ、月に一度の楽しくないお楽しみが来てないんだよねぇ(笑)。それもショックの現れか(爆笑)!? なんか悔しいな、それ(笑)。
弐〇〇〇年十一月十三日(月)
一昨日あれやこれやと並べた、今の俺様が聴くに耐えうる音たちの中で、久方ぶりに黒夢。めんどくさかったので『1994-1998 BEST OR WORST』を。
このベスト盤、実は手持ちのベスト盤の中では一、二を争うレベルで好きな作品である。あくまでもベスト盤の中では、だけどな。
通常、ベスト盤っつぅとそれまでの作品をそろえた努力を無駄にされるような気分になったり、自分の好きな曲が入ってないと怒ると同時に虚しくなったり、あまりいい印象がない。
もっとも、自分がリアルタイムでその存在を知らないまま解散したバンドや引退したソロ・ミュージシャンに、触れる機会としてはいいと思うが。
だが、一枚でもアルバム持ってる状態でやられると、非常に悲しかったり。
それは単に、解散・引退後に発売されるとなると本人たちの意向がまったく介入しない、本人名義なのに本人の存在が感じられない作品になりがちだからである。
だがしかし。黒夢のベスト盤。そうじゃないのである。
個人的にけっこう好きだった「for dear」が入ってないのが残念とか、他にもいろいろあるにはあるが、「for
dear」一曲とったって、本人たちの意思で収録しなかったというのだから、非常におっけぇである。
で、以前この作品を聴いた時は、もっぱら<HARD DISK>の方を聴いてたんだが、今回は<SOFT DISK>の方もちゃんと聴いてたり。シングル曲もけっこう好きなの多いからね。「Miss MOONLIGHT」とか「NITE & DAY」とか。あと<SOFT DISK>収録サイドだと「至上のゆりかご」大好きだし。
だが、やはり<HARD DISK>の方が全体的に好きっていうのも変わらなかったりする(笑)。「MIND BREAKER」好きなんだよねぇ…あとはやっぱ「少年」「Like A Angel」「C.Y.HEAD」「FAKE STAR」辺り。非常に好きである。
今思えば結局、俺にとっての<ヴィジュアル系の黒夢>のピークはインディーズの『亡骸を…』の頃だったのだ。で、<パンク系黒夢>のピークが『DRUG TREATMENT』の頃。
それが色あせたりしてない辺り、やっぱりかっこいいバンドだったんだなと改めて思ったり。そんな日。
実は、昨日の分に書いてある「月に一度の楽しくないお楽しみ」が到来(爆笑)してるので、けっこう眠かったり。
弐〇〇〇年十一月十四日(火)
昨日の夜から四夜連続で、衛星放送で洋楽特集番組なんぞやってて、昨日はブロンディのクリップが入ってた。
ブロンディと言えば俺様が連想するのはやはり、97年にLUNA
SEAのJがパンク・アレンジでカバーしちゃった「CALL
ME」。というわけで本日は、Jのソロ作品をかき集めたMD一枚で過ごしてみた。
しかしこれ、驚いたことに。録音レベルが小さい!
びっくりである。たった三年だぞ、おい。そんなにも音響機材は進歩してるというのか? いや、そうなんだろうな。
なんせ、昨日コンポに喰わせてそのままの黒夢を、MD止めて合間に再生したら、全然ボリューム違うんだもんさ。ちなみにJのソロと黒夢のベスト盤の間は一年半だ。なにごとでしょね。やれやれ。
わずか一年〜三年前の音源でさえこの調子。十年前とここ一年くらいの作品を、一緒にコンポに喰わせたりしちゃった日にゃあ、そりゃもう大変である。それをごちゃ混ぜにしてMDで編集なんかしちゃうとさらに大変。曲ごとにボリューム調節せにゃならんという(笑)。なんだかなぁ(笑)。
話を戻してJ。及びLUNA SEAのソロ。彼らはたぶん来年以降、ばらばらに動いていくんだろう。
その成果として出てくる音が、97年のソロ活動時及びそれ以降のLUNA
SEAを超えない場合、俺は容赦なく彼らの音をこのサイトとか他の場所で批判していくことになるんだろう。
ふふっ。楽しみだ。以前にも日記のどこかに書いた気がするが、俺が音を批判するミュージシャンってのは、その実俺が愛してやまないミュージシャンである。批判するに値しないミュージシャンには、なにも言わないからね、俺。
それが来年からは4組増えることが確実なわけで。楽しみだわ。
弐〇〇〇年十一月十五日(水)
そして本日は散財しにCD屋のおやっさんとこへ。困ったことに今日のおやっさんは非常に機嫌が悪く、客の前で思いっきりバイトのお姉ちゃんを怒鳴りつけるという芸当をやっては男子高校生なんかをすごすごと帰らせてたり。お客さん来なくなっちゃうよー? とか余計なことを考えつつも、戦利品は予定していたものを大半げっと。そこだけはぬかりのない俺様ぶらぼぉ(笑)。
買わなかったのはENYAの新譜(笑)。いや、単にね、金がなくなったから(爆笑)。ちなみに散財後の財布の中身は229円(大爆笑)。メシの心配をしなくていい身でよかったぁ。だが、これであと一週間、雑誌もCDもお預けである。ちょっと切ない…(苦笑)。
さて、話を戻しておやっさん。根はとてもいい人なのだ。俺が店に顔を出すと、ばきばきのジャパメタを店内に爆音でかけてくれたりする(喜)。CD屋でライヴハウス並に耳鳴りするってなにごとー! と、いつも思う(笑)。
今日は、X.Y.Z.→AとかVOLCANOかけてくれたなぁ。あと、マンドレイク・ルート・レコードだっけか? そういうインディーズレーベルから出てる、お姉ちゃんボーカルのメタルバンドを薦めてくれたり。そうやって聴かせてくれるものがまたツボだったりするから、俺は薦めてもらったものを余裕があれば買って帰る。余裕がないと、話だけ聞いて帰ってくるけど、余裕ができるのを待って手を伸ばしてみる。
おやっさんが店をちゃんと切り盛りしてくれてないと、俺はそのうちCD屋に行かなくなるんじゃなかろうかと思うくらい、おやっさん依存度は高い(笑)。
ちなみに今日は、戦利品の他に44MAGNUMのライヴアルバムをお借りしてきたり。それもこれから聴くのだ。
本日の戦利品も合わせて、一回聴いただけでは俺様なんとも言えない人なので、明日以降レビューでもしましょうかね。
<本日の戦利品>
・X.Y.Z.→A『METALIZATION』〔AL〕
・Gackt『Secret Garden』〔MCDS〕
・kyo『SWEET』〔MCDS〕
・Sads『NIGHTMARE』〔MCDS〕
弐〇〇〇年十一月十六日(木)
なんと見事に風邪っぴきである。まぁ大変。どうしましょう。
実は、まっとうに風邪引くのって実に七年ぶりくらいだったり(笑)。けっこう丈夫だったのな、俺様(爆笑)。
ちなみに症状は、超微々熱と喉の痛み、関節痛、頭ぼんやりその他。熱が上がらないくらい丈夫なのが、逆に仇になってる感じだな(苦笑)。
で、ぼけぼけしたまま昨日の戦利品のうちマキシ三枚をエンドレスでかけてたり。50音順でいこうかな。
まずGackt。カップリングがね、歌詞がね、「あ、また来たか、こういうの(笑)」って感じで。
それ以上つっこみ入れるのは避けといて、なんかねぇ…タイトル曲と言いカップリングと言い、これってギターはツアーの時の顔ぶれとあんま変わんねぇんだよなぁ? なんかこう……ワウかワーミーかわかんないけどそれ系のエフェクターかけまくってLUNA
SEAのSUGIZOみたくなってるんだよ、ギターソロが(爆笑)。
それがなかなか楽しいなと。
次。kyoちゃん。今作はしばらく遠ざかりつつあった彼流のロックに戻りつつある感じで、耳に馴染んでくるので大変好きである。あと、個人的にとても嬉しかったのが、3曲目。上領さんの曲なんだもーん(喜)。上領さんってもしかして、外部に曲提供って初なんじゃねぇかな? 上領さんの活動歴の全部を知ってるわけではないのでわからんが。
で、Sads。正直なところ、アルバム『BABYLON』は得意じゃなかったりするのである。なんか知らんがとっつきにくくて、あんま聴いてなかったりするのである。
だがしかし、今作。なかなかにはじけてて好きである。いやぁ、三十路過ぎてからこれだけはじけられる人材ってのも、今は少なくなってきてるからねぇ。嬉しい限り。カップリングもかなり好みだったり。
とまぁ、はずれなしだったのよね、今回の散財。いやよかったよかった。俺様たいへんご満悦である。
で、気力が戻り次第、X.Y.Z.→Aと44MAGNUMに行くのだ。前者はほんとある程度の気力がないと聴き込んでるうちに疲れちゃうし、後者は……まーこーとーに申し訳ないが、笑っちゃうので(笑)。俺にはやっぱ古いんだな、音の感覚そのものが。でも、今の喉で笑うと大変なことになるので、風邪治るまで聴かない(爆笑)。
加えて本日が最終日の、衛星放送の洋楽特集番組。今日が一番ツボかもしれない(笑)。すでにタイマー録画はしかけてある(にやり)。「風邪引いてる時こそはーどろっく!」な俺様ばんざい(爆笑)。
弐〇〇〇年十一月十七日(金)
むぅ。風邪を二日以上引きずるとはなにごと。こうなると少なく見積もっても八年ぶり。へたすりゃ十年ぶりくらいだぞ(笑)。
というわけで、まぁいつもとやることはそんなに変わらなかったりもするんだが(どうせ暇人だから)、それでも今日は寝腐ってたりして。日がな一日ぱじゃまでおじゃまってな状態で。でもね、寝飽きちゃって(爆笑)。しょうがないのでパソの前に座ってみたり。
そんな本日のBGMは杏子姐さんである。アルバム『TOKYO DEEP LONDON HIGH』とベスト盤『MEMORY LANE』の二枚を。正確には『MEMORY〜』が二枚組みなので、合わせて三枚。
単に、まったりした気分そのままにまったりできる音がよかったのである。X.Y.Z.→Aとか44MAGNUMは、今日の俺には無理だしね、まだ。なのでこんな選択になってたりする。
今日はくってりしてるのであんま語らないけど、やはし杏子姐さんのおうたは大好きなのである。いじょお。俺は寝ます。(←ただいまの時刻、午後六時十分/大爆笑)
弐〇〇〇年十一月十八日(土)
今日も今日とて裏声三昧(笑)。BGMは変えるも面倒だったので杏子姐さん継続。一緒に唄っちゃったりなんかしてみちゃったりして(笑)。
しかし、杏子姐さんは困ったことに、アルトである。アルトってことは声域が低めっつぅことで。低いとこってのは地声じゃないと出ないので、唄えない(笑)。なんだかな。
しょうがないので聴き入ってみたり。そうするとまた、杏子姐さんの声の枯れ具合だとか、音のタメ具合だとか、発音だとか、そんな細かいとこにも耳がいって、いちいちこんなことを思ってたりする。
「あぁ、杏子姐さんかっこええ…(うっとり)」
いやいや、ほんとに俺様的三大お姐さま筆頭だけあって、かっこいいことこの上ない。
実は今年のお誕生日で四十路を迎えられた姐さん……信じられん。ルックスがどうとかいう問題でわないのだ。違うのだ。
いやもう、こういうミュージシャン、増えてほしいねー! マジでそう思うよ、うん。
弐〇〇〇年十一月十九日(日)
八割方復活。長かった…こんなに風邪引きずるなんて思わなかったもんなぁ…。
で、だいぶ気力も戻ってきたので、今日は懐かしのBODYである。アルバム『FLAME』とライヴ盤『STARK NAKED FLAME』の二枚。
……一郎氏のギターが小賢しいよお(笑)。この当時ってばストラト使いだったのよね、この人。そりゃ小賢しくもなるわな。
そんでもって、一郎氏のギター以上に小賢しいのがvo.。
いやもう、なんなんでしょうこの子。ライヴでもCDと変わらない歌い方ができるってのは凄いけどもさ。テンションまで同じに保つ必要ってないと思うんだよね、俺。CD以下ってのは論外だが、CDより上のテンションまでイった結果、声がかすれたり裏返ったり、多少テンパったりしても、それは全然OKだと思うんだわ。
なーのーに。なんでNAOKI君はCDとライヴで変わらない歌い方をしてたのかな? それが彼にできる精一杯だったというならわからないでもないが、当時のインタビューなんかをあまり数多く持ってない俺には知りようもない。
そのNAOKI君と言い、b.のもとき君と言い、現在どこでなにしてるのか不明である。
彼らは彼らでなかなか先が楽しみな人材ではあったから、その当時でそう思えたってことは、今現在の彼らが楽しみっていうことであって。
なのにねぇ。行方不明なんだよねぇ…(嘆息)。
今月に入ってから、Raphaelの華月急逝に次いで、LUNA SEAとTHE YELLOW MONKEYが終幕だ活動休止だと相次いで宣言しちゃうし、音楽業界の先行きがとってもとっても不安である。
こんな時は、長続きしてくれそうなバンドとか、長続きしないかもしれなくても今が非常に楽しいバンドなんかを見てるに限る。とりあえず元気になってきたことだし、明日はX.Y.Z.→Aだー!
弐〇〇〇年十一月二十日(月)
で、昨日宣言した通り、今日はX.Y.Z.→Aの新作『METALIZATION』と、借り物の44MAGNUM『LIVE ACT U LIVE AT TOKYO』である。メタルを気合入れて聴けるようになれば大丈夫だ、俺様(爆笑)。
で、まず愕然としたのは、44MAGNUMのかっこよさ。
古いのは間違いない。古臭さが漂うのはもう致し方あるまい。なんせ、音源そのものは91年発売のものだが、録音されたライヴが行われたのは85年。今から15年も前だったら、そりゃあしょうがないってもんである。
でもね、かっこいいのよ。古いのは否めない上に、当時これを聴いていたら、あるいは5年前にこれを聴いていたら、たぶん俺は興味を示さなかっただろうなと思うのだ。だがしかし、今この時に聴いたら、かっこいいのである。むぅ。
以前購入した、ロクfのビデオシリーズ『ZETA』のデランジェ特集。それに44MAGNUMの映像も入ってるんだが、あれを見た時って絶句しちゃったんだよね、俺(苦笑)。
かっこは凄まじいわ、ステージ後方に掛かってるバンドロゴの電飾も凄いわ、それでいて音は面白くないわ。
……CDで聴くと違うんだよ、音。ビデオでロクに聴こえなかったベースは存在感ありまくりだわ、いい声とは言いがたい声に聴こえたvo.もなかなか俺好みだったりするわ、大違いである。
φの解散が決まる前後から、44MAGNUM再結成の噂なんてもんが出てたりする。今の時代に再結成したらたぶん、古臭く思えるのは歌詞の内容くらいだろうなと。かっこいいもんよ。
あ、でもね! 昔と同じ衣装で出てくるんだったら、それはとてもかっこ悪いと思うけど(苦笑)。
音だけ聴けば、今出てもいけそう。うん。JIMMYさんのギターがかなり小賢しいっつぅか小手先の技にこだわってるっつぅか、そういう感はあるものの(笑)。
まぁ、現実問題として再結成ってのは不可能な気もするけども。やってくれるなら俺は見るね(笑)。
さてさて、X.Y.Z.→A。前作に引き続き、なんとも言ってみようがないっつぅか。言うことないよ、この方々は。
よくも悪くも相変わらずだし、音圧の凄さは言うに及ばず。これで俺にハマるなというのは無理な話で(笑)。
今作はあれですな。ミディアム・ナンバーとインストのギターが大変おいしゅうございます。はい。
……なんかもう、嬉しくて逆に語れねぇ(笑)。新しい音楽ではないけど、ちゃんと聴き応えのある音楽をやってくれるバンドが、まだいてくれるのが嬉しいっす。うん。
ちなみに今日の二枚、続けて聴くと、ボリューム調節しなきゃいけないので大変(爆笑)。録音レベルの差って恐ろしい…。
弐〇〇〇年十一月二十一日(火)
今日は昨日の二枚にV.A.『Guitar Monster vol.2』を加えた三枚を。録音レベルが三枚それぞれでかなーり異なるため、マメにボリューム調節してたり(爆笑)。
昨日の二枚は相変わらずもうなんとも言ってみようがないくらい楽しいので、省略。
他に語ってみようがないんだ、マジで(苦笑)。
『Guitar〜』は当時spAedに在籍していたJIMMYさん目当てで買ったんだが、他の顔ぶれも相当なもんである。
LOUDONESSの高崎さんとか、B'zの松本さんとか、TUBEの春畑さんとか、FEEL
SO BADの倉田さんとか、hideちゃんの1stソロツアーに参加してた松川さんとか。そしてJIMMYさん。
いやもう大変な騒ぎである。ボーカル入ってる曲なんかないも同然だっつーに、アルバム一枚分ギターばっかだっつーに、飽きないのである。やー……こんなにいろんな種類のギタリストがそろっちゃう時代に生きててよかったなぁとまで思うぞ、俺(笑)。
と同時に、はたと気づく。このオムニバスに参加してるギタリストって、だいたいがバンドで唯一のギタリストだ。違うことももちろんあるけども、ツインギターバンドのかたっぽっていうのがほとんどいない。
つまり、一人分の音圧でバンドを支えてる方々なわけで。そっりゃあ我の強い曲そろうわな。
対して、最近の若手バンドにツインギターが多いことをふと思い返してみる。有名所のヴィジュアル系バンドだけ見たって、けっこうな数のツインギターバンドがいる。
ツインギターってことは、ギタリスト一人のバンドに対してギタリストの頭数が倍ってことであって。
ならば、音圧だって倍近く……
……ならねぇんだよなぁ(嘆息)。
音圧がデカいことが全面的に素晴らしいことだとは思わんが、それにしたってここ数年の若手バンドは音圧弱すぎ。
それを考えると、『Guitar〜』みたいなアルバムってこの先できなくなっていくんだろうなぁと思う。
ギターに限らない。ドラムもベースもだし、キーボードも上手く音圧とか調節できてるヤツをあまり見かけない。
……21世紀のバンド業界が心配だわ。や、業界そのものは腐ろうがなにしようがいいんだけどね。俺が聴く音に困るのは耐えられん。音圧がバカみたいにデカいバンド、増えてくんねぇかなぁ……。
弐〇〇〇年十一月二十二日(水)
きゃっほう! 給料日だ給料日だ。いや、無職の俺に給料なんかないんだけどね。親が小遣いくれるのは親が給料もらってからだ(爆笑)。つぅわけで本日は給料日。給料日ってこたぁ戦利品を一気に増やす日っつぅ意味で(笑)。
行って来ました、いつものCD屋のおやっさんとこ。戦利品は下記参照。
でもって、出かけるまでは箪笥六段目 ハ行を整理してて久しぶりに手を伸ばしてみたPlastic Treeの『Hide and Seek』だったんだが、帰って来るなり戦利品にチェーンジ(←当たり前/爆笑)。
とりあえず爆音でかけられるものに飢えてたので、今日のところはENYAだけはずして、他の三タイトル四枚を。
いっやぁもう、どうしてくれようかねぇCRAZE(笑)。っつったって、どうしてみようもねぇわなぁ。
うん。強くなりましたね、兄さんら。もうあの顔ぶれそろっちゃったら怖いモンないでしょ。そしてますます外れモノ道まっしぐらなんだ、きっと(爆笑)。いいねー、ついてっちゃうよー?
とは言うものの、新型CRAZEにまだ慣れてないっつぅか、成ちゃんと哲と祐がそろってるとどうしても往年のZI:KILLの印象が抜けなくて、それと現在があまりにもギャップありすぎて、まだ受け止めきれない感はあるんだけどね。
そのうちね。受け止めて騒いでバカやれるようになりそうな感じ。個人的には2曲目「武者ぶるい」が好きっす。
BEAST。相変わらずケンカ売りまくりっつーか、売れる気ないでしょ、いい意味で。
GUNIW TOOLS。なかなかに濃い曲が詰まったベスト盤。しばらく聴いてなかった曲なんかも久方ぶりに聴くとけっこう新鮮だね。やっぱ好きだわこの方々。
それぞれの感想はここまでー。
で、なにが言いたいかっつったら、アレでしょ。
ちょこまかと遊びに来ては掲示板でGARGOYLE話に花を咲かせてくれる藤村嬢が、無事に出産いたしましたとさ。いやめでたい。俺と誕生日1ヶ月違いのお嬢ちゃんが生まれたそうで。よかったよかった。
なんかね、他人事なんだけど他人事じゃないみたいに嬉しいのはどうしてだろう?
これから先五年くらいは毎日が戦争だってのがわかってるのに、素直におめでとうが言えるっていうのはなんだろう?
幸せでいて欲しいなと思うのです。藤村嬢と、相方様と、お嬢ちゃんと。うん。おめでとうです。
<本日の戦利品>
・ENYA『a day without rain』〔AL〕
・Guniw Tools『GUNIW 2000LS BEST』〔AL〕
・CRAZE『baby punks 2000』〔MCDS〕
・BEAST『Chemical』〔MCDS〕
弐〇〇〇年十一月二十三日(木)
日付が二十四日に変わって初めて、二十三日分の日記を書いてないことに気づく(汗)。
今日はバイクでお出かけしたらむっちゃくちゃ寒くて指の感覚戻らなかったんだよ(←言い訳言い訳)。
で、今日はずーっと昨日の戦利品からGuniw Toolsのベスト盤をエンドレスで。特に意味はない。
ただ、後期になればなるほどちゃんとわかってる曲が少なくなっていってて、「あぁ、飽きてたんだなぁ、俺」って思った。
音で飽きたら、大抵のミュージシャンからは離れるのだ、俺の場合。ごく最近で言えば、八月二十九日に書いてるL'Arc〜en〜Ciel。きれいさっぱり離れてしまえる場合というのはあるもので。
だがしかしGuniw Tools。音で飽きても映像が楽しいが故に離れられん(爆笑)。
それほど、この方々の映像作品というのは、楽しくて変で面白くて他にはないものだったのだ。改めてそう思う。
映像作品で現在、人に貸しっぱなしで長いこと見てないものなんかもあったり。ちゃんと返してもらえる手筈にはなってるんだが、なかなか戻ってこない。
……これ以上書いてると無性に見たくなりそうだからこの辺でやめとくが。
とにもかくにも古川氏のやることが楽しくてしょうがない。
ベスト盤に封入されている、活動休止についてのインタビューで、本人が「これからは映像にも凝るアーティスト増えてくると思う」ってなことを言ってるが、それはその通りだろう。
でもね。映像アイテムの制作が、デジカメとパソコンありゃできるようになったとは言え、「面白くて人の気を引くアイテム」ってのはそれ相応のセンスがないと無理。プラス、基本的にやってることが音楽である以上は、「人の耳に引っかかる音」ってのも同時に必要なわけで。
そう考えると、Guniw Toolsほど映像アイテムが楽しくて音的にも耳に引っかかる方々というのは、あんま出てこないんじゃなかろうか。そう思えるのである。そう思うと、活動休止はやはりもったいないのである。
弐〇〇〇年十一月二十四日(金)
本日はようやくENYAの新作『a day without rain』である。
この人の音ってのはなんだってこう、ひんやりした空気感と羽毛みたいな柔らかさと春先の弱い太陽光みたいなあったかさが同居するのかね。謎だ。
……あぁ。だからこの人の音は冬に合うのか。そうなんだな、きっと。前述の喩えってば全部冬のイメージそのまんまだしね。だから冬に合うんだ、この人の音。そういうことなんだ。納得。
前作『MEMORY OF TREES』ほど、曲の印象が幅広くないっつーか。けっこうダイナミックな流れがあったからな、『MEMORY〜』は。
今回はそうですねぇ、河、ですかね。そんな感じ。
四曲目「tempus vernum」辺りは他と違うっつーか、ちょっと流れを変えてくれてる曲だけども。
でもどっちも好きだなぁ。『MEMORY〜』も『a day〜』も。
なにが一番好きって、多重録音の素晴らしさ。って、そんなマニアックなとこでハマってどうすんだ、俺(笑)。
で、うっとりしつつだりだりしてたら、仕事に行ったおかんからラヴコール(笑)。なにかと思ったら、「財布忘れたから届けてくんないー?」だそうで(大爆笑)。そんなこんなでお出かけしたり。
そんな日。幸せだね、俺の日常って。
弐〇〇〇年十一月二十五日(土)
お出かけこでかけ…ならぬ、お出かけ大でかけである。しかも、朝から(号泣)!
母方のおじじが出てくるというので、朝9:30に駅でお出迎え。うぅ〜いつもなら爆睡してるのに。ようやく起きるかどうかって頃なのにー!
それでも、あと10年まではもたんだろうなって感じの高齢のおじじを疎ましく思う気持ちはそんなになく。かあいがってくれるしね。つぅわけで頑張ってお付き合い。
用事が済んだ後、おじじを我が家から100km以上離れたおじじ's自宅へ送って、そのままお泊まり。足はうちの車。俺様いずどらいばー。つまり、日がな一日BGMなし(大号泣)! 辛いよぉ……。
しょーがねぇので、朝頑張って起きる時にTHE TRANSFORMERをかけてみた。そしてMD16枚と共に旅立ち、おじじの家ではMDウォークマンのイヤホンしっぱなし。なんとなくTHE TRANSFORMERのままでいてみた。
俺にしては早起きだった上に、長時間の運転。疲れてるのでなーんも考えずにだりだり聴く。
そんな日。明日はおかんを乗せて家に帰るのだ。頑張れ、俺。帰ったらなに聴こう?
弐〇〇〇年十一月二十六日(日)
BGMなしの生き地獄から生還した後、一昨日の晩コンポに喰わせっ放しだったENYAを何気なく再生するも、「だめだ、これじゃ足らん!」と、いきなりCRAZEの『baby punks 2000』に変更。極端だね、俺(笑)。
哲のドラム。音だけじゃそれが誰なのかわかりにくいドラマーも多い中、珍しく素人さんでも少し聴き込めばわかっちゃう、相変わらずのフレージング。
成ちゃんのベース。「久方ぶりにベースラインから作っただろ、この曲ー!」っていう二曲目「武者ぶるい」。楽しくてしょうがねぇ(笑)。
祐の唄。相変わらずっちゃあ相変わらずな。でも、ZI:KILLの頃と比べるとだいぶ、こう…力強くなったっつぅかなんつーか(笑)。やっぱどうしてもTHE
SLUT BANKSっぽい雰囲気は拭えないな。逆に言えば、THE
SLUT BANKSだろうがCRAZEだろうがZI:KILLだろうが、祐の唄は祐の唄だってことか。
で、一郎氏のギター。その哲とのコンビネーションが、やっぱりCRAZEの軸なんだなあって思う。
祐の唄で、今までの(特に緒方&鈴木時代の)CRAZEっぽさっていうのは大部分崩されたと思う。
でも、それを<CRAZE>っていうカラーからズレすぎてないように思わせてくれるのが一郎氏のギターだと、俺は思う。
それでいて、CRAZE=一郎氏のバンドってわけじゃないんだから、あとの三人の我の強さもうかがえようというもの。
……楽しいなぁ(喜)。新作聴く前に、わくわくしながら深呼吸しなきゃ聴けないバンドなんて今、滅多にいないぜー?
こういう、メンバー間で楽しげにしのぎを削り合ってるバンド。いないやなー。
そういうバンドに消えてほしくない、もっとそういうバンド増えてほしいと思いつつも、「数が少ないから楽しいんじゃん」と思う自分もいて、なかなか……自分の中で折り合いがつかんっつーか。ま、いっか(笑)。
弐〇〇〇年十一月二十七日(月)
疲れている。一昨日と昨日のお出かけのおかげで、かなーり疲れている。日がな一日眠かった。
にもかかわらず、BGMはCRAZE『baby punks 2000』のまま(笑)。しかし、夕方にふと思い立ち、SOFT BALLETにチェンジ。手持ち三枚全部。
今日耳についたのは、これ。「EGO DANCE」とか「FINAL」。なんっか引っかかっててねぇ…しかし疲れているが故、それがなぜ引っかかってくるのかまで考えない(苦笑)。
夕方おかんをお迎えに出かけ、車の中で言われたこと。
「職探しはどーすんだー…」
親としてもいい加減諦めの境地っつーか、ね。
バイトくらいしようって気はあるのだ。それくらいはあるのだ。だがしかし。
年末年始のバイトでもしようかと思ってたさ。でもね! LUNA
SEA……ドーム2DAYS参戦決定(爆苦笑)。
26・27日だよ。年末年始限定のバイトで、そんな日に安めるわけないぢゃん(笑)。なんつーおいしい日程組んでくれるんだかね、あの方々は。
そう言えば、今年の紅白は若手がずいぶん淋しくなりそうで。LUNA SEAは辞退したっつーし、GLAYもレコーディングで国外逃亡するから出ないっつーし、宇多田とか倉木も出ないし。……ヒマぢゃん、今年の紅白! つまらんのう…
他にもね、なんかいろいろごちゃごちゃとミュージシャン関連のニュースはあるようだが、夜中に気になったのはこれ。
イギリスのミュージシャンを対象に行ったアンケート調査で、最も影響力のあったミュージシャンに、デビッド・ボウイが選ばれたそうな。2位がレディオヘッド、3位がビートルズ。
……ボウイのCDとか持ってないけどね。それでもね。好きなんだよ、この人は。なんか嬉しい。
弐〇〇〇年十一月二十八日(火)
今日は、SOFT BALLETではなんとなく物足りなくなり、「終幕」宣言以前から久しく聴いてなかった『LUNACY』と『LOVE SONG』を。
したらさ、それ聴きながらおかんに代わって親父のために晩飯(カレー…とても安直/笑)作ってたら、宅急便。
なんと、下記戦利品がようやく届いた(爆笑)。今日のBGMはなにか予知でもしてたのか、俺ってくらいの偶然。
まだ半分くらいしか見てない。が、しかし。楽しい。
で、ビデオ見てたらなんとなくお腹いっぱい(笑)になっちゃったので、結局『LOVE
SONG』一枚に落ち着いていくんだが。
それにしても、「少年小野瀬、亜米利加人になる」(←二曲目「INTO
THE SUN」)がかっこいいよー……しくしく。ライヴでやってくんねぇかな。っていうか、これのライヴ音源はほしいぞ。
そんなこと思いながらオフィシャルサイトをうろついてて愕然。INORAN、どうしたー!?
かなり懐かしいぞー、なドレッドになっていた……しかも、髭剃ったし(笑)。っていうか、ドレッドはエクステンションか? そうだよな、香港の記者会見の映像&写真見ても髪短いしな。地毛で肩より下までなんて伸びるわけない。香港の記者会見は今月九日だったんだから。
ってーことはぁ……数年前に切った自分の髪でエクステンション作ってたとか?(←ぜってぇ違う/笑)
そんなこんなでなにやら楽しい一日であった。満足。
<本日の戦利品>
・LUNA SEA『SLAVE 限定GIG 2000』〔V〕(←FC限定販売のシロモノ…/笑)
弐〇〇〇年十一月二十九日(水)
本日の餌はLUNA SEAである。今年五月の武道館ライヴの曲順通りに編集したMDなんぞ。
……また継続傾向に入ってんぞ、俺。ま、いっか。どうせね、LUNA
SEAのライヴ初参戦まで一週間切ったし。
そうなんだよ。どーすんだよ、俺。や、べつにどうもしないし、どうにもならないし、どうにかする気もないけど(笑)。
今日MDで聴いてて、やたらと耳についたのはJの曲だったりして。そーいうとこがどうにもこうにも癖のあるベーシストに弱いっつーかなんつーか(苦笑)。
でもねー、ライヴで楽しみな曲っつったらやっぱ、暴れられて且つ楽しい曲ってのが筆頭に上がるしな。それはもう、ある程度しょうがないことで。
もちろん、他にもライヴアレンジがやたら気になる曲は多いんだがな。あと、昨日届いた『SLAVE 限定GIG 2000』を見てて、Jのミスが多いことが発覚(爆笑)。そこら辺、上手くなってんのかなーとかも気になるしね。
しっかし……俺ってばもしかして、ライヴっていう空間に存在するのって久しぶりなんじゃねぇか?
たぶんそうだ。たしか、今度のLUNA SEAの前に行ったライヴって、今年六月のTHE
TRANSFORMERだったはずだから……そうなんだわ、やっぱ。すっげぇ久しぶり。ちょうど半年振りだよ。
……耳、だいじょぶかな、俺(どきどき)。
今日も今日とてLUNA SEAである。昨日のMDと、『LOVE SONG』を。後者はぱそに喰わせて聴いてみたり。
うちの(っていうか俺の)ぱそ君は、音に関してはオモチャである。が故に、低音の厚みが足らん(怒)。しかし、椅子に座ると正面がぱそで、右側にコンポってーな室内構造である以上、コンポに喰わせてるだけじゃわからん効果なんかもあったりして、ぱそに喰わせたりウォークマンで聴いたりして初めて気づいたりする。
例えば、今日の餌で言えば「LOVE SONG」の最後、フェイドアウトしていく辺りでパンしてるのなんて、今日まで知らなかったしな。
そんなこともわかりつつ、そろそろ本格的に歌詞を叩き込んだ方がいいかとも思ったが、やめた。めんどくせぇ(笑)。
このところ日中、ヒマしてる間、やたらとLUNA SEAのオフィシャルサイトに行くようになった。見るのは専らBBS。楽しーんだ、これがまた。
禁止事項になってるっつーに、堂々と「チケ譲ります」カキコしちゃうヤツ。
本人たちにもバレんだろーがよって思うんだが、長々とラストのドームでの企画を提示するヤツ。
私生活を差し支えない程度にバラして愚痴ったりするヤツなんかもいるし。
他人のカキコにいちいち食ってかかるヤツとか。
楽しい。もともと人間観察は好きな方なので、文字しかないBBS上でも十二分に楽しい。
気になるのは、ほぼ毎日書き込んでる人なんかで、浮き沈みの激しい方々。「終幕」のショックってのは、変なところで妙なタイミングで、ふと出てくるものらしい。
すでに「終幕」そのものに対しての覚悟はできちゃった俺からすると、いつまで引きずるのかなって感じなんだが。
俺はむしろ、これから俺が行くのも含めてラストまでのライヴ一本一本と、「終幕」後の本人たちの動きが気になる。すでにそっちに意識が行ってる。
これまで、あんだけバカ正直にやりたいことしかやってこなかった連中が、バラけた後もその姿勢を貫いてくれないと、個人的にとても困る。
もし仮に、バラけた後でその姿勢を貫けないヤツが出てしまったとして、もし仮にその後再始動なんてことがあった場合。とても困るのだ。
……好きだったヤツの音を嫌いになるってのは、俺にはとても難しいことだからね。そんなことになっちゃったとしても、たぶん好きになるだろうさ。でも、満足感やスリルは得られなくなるんだろう。
近い将来から先、遠い将来まで、そんなことにはなってほしくないなぁ。と、余計な心配をしながら十一月終了。