弐〇〇参年一月一日(水)
明けてもやっぱり寝坊はする。まったりと起き出して、まったり昼寝。そんな感じで今年も過ぎて行くのではないかと。ええ。
午後、明日帰ってしまう叔父夫婦の都合を考慮して、母方のばーちゃんの弟(故人)宅へご挨拶に行く。じじばばは疲れと寒さから腰を上げず、仕方ないのでおかんと俺と兄貴殿と叔父夫婦の五人で移動。
行き先のお宅は、おばーちゃん(前述の故人の奥さん)がお茶の先生なので、正月っつーと大騒ぎである。お弟子さんたちを前にしての初釜はちゃんと別の日にあるはずなんだが、それとは別に正月と盆にここんちへ来ると、必ずお抹茶をたててくださるのだ。俺様、抹茶嫌いなんだけど、ここんちのは飲めるから不思議だ。しかも和菓子嫌い(ていうかあんこが)だから口直しができないというのに、それでも飲めるのだ。異常。
で、今年は小二の又従妹がわざわざ振袖を着てお茶をたててくれるというので、まったり付き合ってみた。順番・方向・量など色々間違えつつも、隣に座ったおばーちゃんがしっかりああしてこうしてと教えながらなので、なんとか終了。
一服だけだったんだが、なかなかの手つきだったように思うのは親戚の欲目か。欲目だな、たぶん。同い年でももっとおしとやかで器用な子もいるだろう。しかし、身体の大きさが見合う頃にはそれなりになるんじゃないかな。
で、笑ったのはその後。お茶の流れが一段落して和室から一度消えた後、お茶碗を下げたりご挨拶したりとかってのもあるらしいんだが、裏に入った途端「もうやだ〜脱ぐ〜!」。……脱ぐんかい(笑)。まぁもうちょっと着てなさい、となんとか皆で宥めすかして、もうちょっと遊んでから全員で退場。
あとはナニゴトもなく。テレビがつまんないんだよねぇ、正月って。
弐〇〇参年一月二日(木)
箱根駅伝スタートである。俺はスタートシーンを見たことがほとんどない。寝てるからだ。今年も見てない。毎度恒例。
今回は日大に双子ブラザーズがいるとかって話を新聞で見てたので、その辺を地味に楽しみにしつつ、山梨学院大の外国人選手の多さに辟易しつつの観戦。や、外国人はね、育った環境があまりに違い過ぎる分、絶対ずるいと俺は今でも思ってる。日本人ばっかりで競い合ったって井の中の蛙じゃねぇかと言われればそれまでだが、他の大学にはまず出てこないもんね、外国人選手。そうなると山梨学院大ばっかほぼ毎年外国人選手がいるのはどうかと思う。それも、個人競技ならまだしも駅伝だし。
と、ぶちぶち言いながら見ていた二区。その山梨学院大の選手に爆笑。箱根の山登り・山下りの五区・六区ならまだいるが、二区でタンクトップの下に半袖Tシャツ、ついでに毛糸の帽子なんていう選手は初めて見た。しかも往路優勝のインタビューでひたすら「寒かった寒かった」と言い続けるし。変なとこ可愛いなぁ。
昼過ぎ、昼寝してたら兄貴殿に叩き起こされた。叔父夫婦が帰るからお見送りをしろというのだが、おかんが持参した目覚ましのアラームを耳の中に捻じ込むような位置で鳴らすのはやめろ。いくら俺が寝つきがよくて寝起きが悪いからと言って、それはやめろ。ていうか寝起きが悪いのは兄貴殿も一緒じゃあ! とかぐだぐだしてるうちに叔父夫婦はご出立。ごめんなさい。
その後、まったり寝直そうとした矢先に別の又従妹弟のちびーずが来襲。上の女の子が年中、下の男の子が来春から年少というこのちびーずは凶悪にかわいいので俺様すぐ起床。現金。
蜜柑にご執心の女の子。出した和菓子を上手に楊枝で食う男の子。まだお金の価値がわかる年じゃないからとお年玉代わりにプレゼントした二冊の絵本をちびーずより先にチェックして喜ぶおかーさん(元幼稚園教諭・現在どっかの託児室の保育士)。喜んでもらえてなによりだ。
弐〇〇参年一月三日(金)
雪もたいして残ってない好条件での帰還。朝飯を食い、後片付けが終わったところでとっととおじじ宅から退散。帰路はおかんと結託して、兄貴殿に運転させないぞ同盟を組んでみた。とは言うものの、ずーっと飯の心配を繰り返していたおかんはお疲れだろう(しかも帰宅すればまた親父殿と俺の飯があるし)ということで、後部座席で寝てもらい、終始俺が運転手。BGMはBUCK-TICK好き勝手編集MDから。後半、兄貴殿が谷山浩子をリクエストしてきたんだが、高速走ってると後半決まって眠くなる俺が拒否。谷山さんなんかでまったりしてたら絶対寝る。
そんな感じで帰宅した後、しばしまったり。ネットを彷徨いながらうだうだと夕方まで過ごし、今日のうちに自宅へリターンしてしまう兄貴殿を送って駅まで。実は高速道路で、路面にはないものの路肩と周辺の山に残る雪にすっかり目が疲れてしまった俺はとっとと後部座席にもぐりこみ、ずっと留守番で一番疲れてない親父殿に運転を任せた。俺にしてみれば当然のこと。俺だってそれなりに疲れてんだい。
兄貴殿を放り出した後、誰も炊事に従事する気力がなかったため、外食して帰宅。親父殿は暮からずっと、ほとんどご飯粒を食ってないという。元旦から碁会所行って飲んでたらしいからまぁ当然というかなんというか。久々に和食屋で飯食った。そんな俺は洋食派。
弐〇〇参年一月四日(土)
なにもなく、なにもせず。さすがにおかんもおくたびれモードだし、親父殿はおかんが戻って飯の心配が要らなくなったことでご機嫌だし、俺もちょいと疲れてるし。そんなこんなで超まったり。
BGMはお出かけ前から入れっ放しだったJ『Unstoppable Drive』。しかし、流しただけだった。そう言えば今日ってばJの武道館だったような気がするんだけど、こんな状態の俺ごときが無理に行こうとか思わなくて正解。
弐〇〇参年一月五日(日)
お出かけ。一応朝と言える時刻に叩き起こされ、昼を前に朝飯を食い、親父殿とおかんと俺の三人でお出かけ。毎年恒例、県庁所在地市内のデパート三軒でほぼ同時に開かれる美術展を見に。
親父殿の単身赴任先の土地でもあるので、明日が仕事始めの親父殿はそのまま置いてくることになる。で、親父殿は毎度車で往復してるので、今回も車で行くことに。おかんと俺が帰ってくる時は電車移動。
運転手は満場一致で親父殿。なぜなら。
路面が見事に凍りついているからだ。雪道っていうかアイスバーン初心者のおかんと俺はとっとと助手席と後部座席に逃げた。
美術展は今回、二ヶ所が日本画(うち一方は微妙に西洋画も含む)、一ヶ所は彫刻で、いずれも日本人の作品ばかり。この三ヶ所同時の美術展、毎年どれか一つはハズしてるところがあるもんなんだが、今年はハズレなしな感じ。嬉しい限り。毎年こうならいいのに。
見る前からどれも楽しみだったんだが、見てやっぱり楽しかったので今年は大満足。わーい。
親父殿と別れてから、俺とおかんは地元最大のそれよりデカい書店で色々漁って、まったりお茶してから帰宅。その後、正月早々アニメワンピを録画しておいたのをチェックした俺は今年もマニアック路線を走りそうです。ちなみに昨日のガンダムSEEDはこれまでより三十分早かったので前半見逃しました。くっそう。
弐〇〇参年一月六日(月)
えーと……なにしてたか忘れた。ああ、薬局のお姉さん(ミュージカルマニア)のとこ行って、じーちゃんちの方面のお土産あげて、旅行に出てたお姉さんからもお土産もらってきたっけか。お姉さんは今年も初営業日から見事にテンションが高かった。
今日もやっぱり路面がかちこちだったので、車は出さず。出せず。おかんの五十六回目のお誕生日なので、プレゼントでも買ってこようかと思ってたのに、それも起きた時間が遅かったために断念。
そりゃねぇ、起きたら午後二時だったもん。起きて二時間後には日暮れだぜ。断念もするわ。
えー、BGMはJ『Unstoppable Drive』からようやく変わってDo
As Infinity『TRUE SONG』。
なんか「真実の詩」だけ浮いてるなぁ、流れ的に。そして、最後におまけで入ってる「遠くまで」のライヴテイクが。
ギターの音軽すぎ(撃沈)。
いやー、あんなにちゃりちゃりした音、久々に聴いたわ。なまじライヴでその後に続いたらしい、フェイドアウトしていく「冒険者たち」のイントロのベースがかっこいいだけに、かなりもったいない気が。
でもなんだかんだ言ってけっこう好きなのね、このユニット。
弐〇〇弐年一月七日(火)
今日も車の雪下ろさないとねーと外に出てみたら、路面に残る雪がざらめになってて凍ってなかった。あったかいのか、今日は! と、喜び勇んで車でお出かけ。そして、今年初となる下記戦利品げっちゅー。SADS久々だな。
なんで懐かしの映像作品まで唐突に手ぇ出すかっちゅーたら、いつもの書店とCD屋がテナントで入ってるデパートのポイントカードが、今月末まででポイントゼロにされるからなのだ。正確には、五百ポイントで商品券と交換してくれるんだが、五百に満たない端数ポイントが月末でゼロにされる、と。
毎年一月末にこれがあるので、一月になると途端にお買い物が増えるかもの凄く我慢するかのどっちかになる。今日買い物する前にポイント確認してみたら、六百九十くらい。我慢したところで今月はリリースもそれなりにあるし雑誌も欲しいのがいっぱい。八百〜九百で終わるくらいなら、ちょっと頑張って買い物増やして一千にしてしまえ、というわけで買う物が増えた。
帰宅後、昨日からかけっ放しだったDAIからB-TへとBGMを変えるつもりだったんだが、B-Tのマキシにエキストラトラックで「Baby,I want you」が入ってるというのでまずはそれを堪能。
……櫻井さん、相変わらずエロいっすね。感想終わり。一言で終わりたくなるほどエロいよ……
で、PCから出したCDを今度はコンポに食わせて新曲堪能。タイトル曲はPVを見て知っていたものの、テレビより音がいいので映像を伴わなくても櫻井氏のエロさが十二分に堪能できていい感じ。
しかし、カップリングと合わせて二曲だけ延々回してると、不思議とカップリングの「GIRL」の方に耳が行くのだ。何故だ。タイトル曲の方が俺好みなんだけどな。何故か耳が行くんだよなぁ。
そんなことを思いながら『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』を開封。開けて気づいた。これ、日本語字幕版と日本語吹替え版の選択が可能なんだ。そして。
吹替えでブラッド・ピット演じるルイを担当してるのが、ワンピのサンジだ。
てことは、あれが血ぃ吸われて喘いじゃったりとか、ヴァンパイアを集団殺戮するシーンで吠えたりするんだ!? ちょっと楽しみ(笑)。
<本日の戦利品>
・SADS『Conclusion of my BABYLON "The
Revenge" 2000.12.7 Osaka Castle Hall』〔V〕
・BUCK-TICK『残骸』〔MCDS〕
・『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』〔DVD〕
弐〇〇参年一月八日(水)
今日も今日とてB-Tの新曲三昧。やっぱりカップリングの「GIRL」でふと耳が持っていかれるんだが、「残骸」もちゃんと聴きたいと思ったので、しまいには「残骸」のみエンドレスリピートという凄い状況に。でも好きなんだい。
夜、SSTVにてSOFT BALLETの「BORDER DAYS」と、超懐かしYMOの「RYDEEN」のPVを捕獲してしまう。殊にYMOが。これが。
映像技術の稚拙さがいっそ哀しい……。
弐〇〇参年一月九日(木)
今日も変わらず「残骸」一曲リピートで。飽きないんだよなぁ何故か。恐るべしあっちゃん。
そうそう。昨日出かける前から、一月以上も貼り替えを繰り返してきた左手人差し指の爪のカットバンを剥がしてみた。先月二日に馬鹿やって以来だから、ほんとに一月以上ぶり。
出かけたのはまだ日暮れ前だったから大丈夫だった。それは今日も一緒だった。
おかんと共に買い物を済ませた頃になると、寒さが傷にしみて痛かった。それも今日も一緒だった。まだしばらくはガードが要りそうである。て
ていうか、いじめた分だけ爪の伸びが遅くなってるっぽいよ。他の指の爪を二回切る間に左手人差し指は一回でいんだもん。このペースでいくと、傷がなくなるまでには軽く一年ほどはかかりそうな気配。切ない。
弐〇〇参年一月十日(金)
相変わらずBUCK-TICK「残骸」一曲リピートだったんだが、途中で「そう言えば聴いてなかったねぇ」と不意に手にしてしまったglobe『seize
the light』へ。
ある意味大変な恐怖対象だったはずなんだが、実際聴いてみたらただの慣れ親しんだコムロだった。ていうかこの場合YOSHIKIはどこ。えれぇ謎。クレジットは間違いなく入ってるんだが、実際のところ例えばYOSHIKIが担当したというギターはどこですか? って感じの。そうでした、TM
NETWORKでも木根ちゃんの音探すのって意外と大変なんでした。うーむ。YOSHIKI加入の真意が知りたい。
本日久々の晩飯当番だったんだが、昨日のうちからやたら面倒だったため昨日買い物を済ませてしまって、今日は作るのみ。それすら気力わかなくて面倒だったんだけど、理由はただ一つ。眠かったのだ。いや、寝てんだけどな。
弐〇〇参年一月十一日(土)
どうにもこうにも腰が重い。一昨日辺りからの異様なだるさと考え合わせて、はたと気づいた。そうだ、れっどうぃーくが近いんだ……ああああああああああああああめんどくせぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ……(フェイドアウト)
というわけで、まったりのんびり起き出す。起きても半寝ぼけ。まずは飯食ってからおかんとお出かけ。行き先はおかんの勤め先の店。それは単に荷物の発送のためだったんだが、もひとつおまけにちびーずと遊ぼうという企みも当然あり。
まずは良い子でお留守番してる男の子(年少組)と戯れる。一所懸命に住宅地図を見ているものの、わかるのは彼の家の倉庫(ご自宅兼お店とは少し離れた所にある)と、大好きなぱとかーのいる警察署と、彼のねえちゃんが通う学校のみ。しかしなんの迷いもなく見事にびしっと指差せるんだからちょっと偉い。なぜなら住宅地図に書いてある漢字を彼はまだカケラほども読めないお年頃だからだ。
その後帰ってきた女の子(小一)とも戯れて、一度ばいばい。ミスドでおかんとお茶してたら、ミニーの帽子(毛糸のね)をかぶせられ毛皮のコートを着せられた、雪国にはとても似つかわしくないロングワンピースの女の子を連れたばあちゃんが近くの席に落ち着いた。そのばあちゃんがまたうるさいというか孫馬鹿というか……明らかに就園児であろうその子に「おいちい?」の連打はやめておけ。子供育たんぞ。かと思うと「ばあちゃんなに飲んでるの?」という子供の問いに「あめりかんこーひーっていうのよ」とか言うし。いや、どの道子供わからんから。二人して辟易してしまったので早々に席を立ち、ついでに持ち帰りで幾つかドーナツを買い込んで退散。
買ったドーナツを手に再びおかんの勤め先の酒屋へ顔を出し、お土産〜とドーナツを差し出す前に「なんだと思う?」とちびーずの男の子に聞いたら、「んーとねー……お酒!」。それは君のおうちにいっぱいあるじゃないか(笑)。しかもあれやこれやと酒の銘柄並べてみせるのはいいが、その中に「辛口」まで入ってたり。「辛口」は銘柄じゃないぞー?
で、やっとドーナツの箱を見せたら、ちびーず二匹、溶解。かわええっちゅーねん。しかも女の子の方なんて壁際にいたのがかなり大幅な一歩でずいっと前に出てきたし。彼女は本日学校の餅つき大会だったそうで、餅いっぱい食った後に、さっき俺らが顔出した時バナナとヨーグルトをおやつとして食っていたのに、ドーナツも食うと言ってテーブル引っ張ってきた。えれぇ食欲。
そんなこんなで和みつつ買い物して帰宅。BGMは変わってTM NETWORK『CASTLE IN THE CLOUDS』。俺が元々知ってた方のコムロに戻りたくなったので。
夜、おきょうからTEL。ヤツが爆笑してた日本 歴史占いという占いサイトで遊んでみたところ、驚異的な事実が発覚。これ、日本史上の人物から男女各十二人ずつしか出てなくて、生年月日と性別だけでそのどれかに当てはまるというヤツなので、当たってないんだけどまぁ一応もの凄く見当違いでもないか、ってな程度にしかならなかったんだ。性別が女なら日本史上の女性のどれかに当てはまる、という形なのだ。あまりどころかかなり女らしくない俺様なんかはちょっと首を捻らざるをえない状態だったのだ。
ところが、電話しながら浅沼部屋全員分やってみてひとしきり笑った後、ふと、俺とはるちゃんが特にけっこう「?」と思ってしまう結果になったため、まさかと思って性別を男に変えてやってみたら。
かなり大当たり。てことは俺とはるちゃんはやっぱり性格的には男寄りなのか!?
てーなわけでかなり爆笑。で、面白がって逆に野郎を女にして占ってみたり。
ところでおきょうが拾ってくるこのテの占いの中には、去年の秋にお酒占いなんてのもあったわけだが、この二種類の占いで俺らがやってみて爆笑したこと。
広瀬"JIMMY"さとし師匠、大当たり過ぎ。次いで一郎氏とか。俺らがファンとして持ってるイメージもそれなりに偏ってるだろうと思いつつ、あまりにもそのイメージに近い結果が出てしまうため、その都度笑っていたりする。なんだかな。あ、ちなみに俺はex.LUNA SEAご一同なんかもやってみては笑ってます。はい。
弐〇〇参年一月十二日(日)
洋楽ばっかりデー。HOOBASTANKとLINKIN PARK『HYBRID
THEORY』と、途中から戦利品を入れてみたものの俺には少々重さがきつめだった模様。もうちょっとメロディアスな感じの方がとっつきやすいらしい。
とは言え、『クィーン・オブ・ザ・ヴァンパイア』のサントラに入ってた曲はやっぱり好きだったりして。どこかしらツボってんだよなぁ、やっぱり。
<本日の戦利品>
・STATIC-X『machine』〔AL〕
弐〇〇参年一月十三日(月)
連休なので親父殿がまだ在宅。しかし今夜からまたいなくなるのでまぁよし。
うちと隣家の境目になるエリアに生えてる隣の家の木(松っぽい常緑樹なので冬は雪がどっさり積もって通称おばけの木)が中ほどからばっきり折れていることが発覚。両親が隣家の方と後始末に追われる中、俺は嫌な一週間ご到来につきまったり。
BGMは昨日のSTATIC-XをTHE CULT『BEYOND GOOD AND EVIL』に変えて。イアンらぶ。
弐〇〇参年一月十四日(火)
相変わらず腹が重いのでまったり。BGMも変わらず。
昼頃、SSTVにてSADSの「忘却の空」のPVを捕獲。発売当時どっかに録画した覚えがあるが、どこにいったかわからないので。清さんの歌は例えて言うなら忌野清志郎みたいなもんで、音楽のテストで絶対赤点間違いなしの歌い方なんだけど何故か支持されてしまうタイプだと改めて思った。ヘタなのに耳が行くのだよ。
宵の口に、舞台好きの薬局のお姉さんが我が家に来訪。おかんがなんぞ食材持たせてやるから寄れと言ってたらしい。これ、我が家ではよくある話。
で、そのお姉さんが携えてきた一枚のメモ。
今夏の『レ・ミゼラブル』の配役決定の走り書きメモでした。
案の定というかなんというか、『MOZART!』でシカネーダーとして出演していた吉野圭吾氏、見事アンジョルラス役で出演決定。他はほとんど知らない名前ばかりで、メイン二役のみならず全面的な世代交代なのね、と実感。
更に夜中、BSにて見逃していた昨年のaccessライヴのアンコール放送を捕獲。実は昨日もやっていた企画だったんだが、昨年末放送していて見逃したT.M.Revolutionのアンコール放送は昨日だったらしい。アンコールまで逃した…。
accessは、ライヴ映像見るのが実は初だったりする。思ったよりヒロの歌が安定してて、オトナになったんだね〜なんて思ってしまった俺はいったい。
で、それを横目に見ながらネットを駆け回ること三時間ほど。『レ・ミゼ』のキャストを公式サイトで確認してみたら、あまりに知らない名前が多かったので、一人一人の経歴を調べてみよう計画。とりあえず役名が出ている方々と女性アンサンブルの分は大体判明した。
一人、女性の中にミュージカル『美少女戦士セーラームーン』の出演経験を持つロックバンドのvo.という不思議な人がいた。俺の知らないバンドだった。どんなんなんだか。
弐〇〇参年一月十五日(水)
引き続きネットを彷徨って、『レ・ミゼ』キャストのうち男性アンサンブルの経歴を漁っていた。中には検索結果ゼロなんて人もいて、海のものとも山のものともつかない。限りなくおっさん臭いはずのテナルディエまで実年齢の若い役者が受け持つことになった今回、全体的に青臭い『レ・ミゼ』になるのかなぁ、なんて思いながらまったり。
本日はおかんがコーラスの練習日だったはずなんだが、寒いから練習さぼっておうち帰る〜と電話がきたので、俺は外出もせずに超まったり。BGMは昨日の三枚継続。
夜になってはたと気になった。そう言えば、吉野圭吾がいた音楽座を扱ったサイトのどこかで『マドモアゼル・モーツァルト』という懐かしい名前を見た覚えが。あまりにあっちこっち漁りまくったため、どこで見たのかよく思い出せず、面倒なので「音楽座 マドモアゼル・モーツァルト」で新たに検索。
出た。
……吉野圭吾いるじゃん! しかも。
シカネーダー役(爆笑)。
ってことはあれですか。コムロが音楽担当だったこのミュージカル、劇中でどんなふうにサントラ盤の曲たちが使われたかわからないけど、もしかしたら。
シカネーダーが『Mozart In The House』とかで踊ってたとか、そんな光景も有りうるわけですか(大爆笑)。
いやー、気づいた時はかなりの勢いで笑った。
当時見に行くだけの金と時間の余裕があったなら、今っていうか『MOZART!』見た時点でもっと面白がれただろうに。まだ義務教育中だった自分が恨めしい。が、時間は戻せないのでまぁ仕方なし。
あと、話が前後するが日中に検索しまくってた際、岡幸二郎やら林アキラやらがやってるという「タナボタ企画」のサイトも発見してしまった。岡幸二郎、女装にハマりましたか、もしかして!? と思うほど女装写真があったり、アホ極まりないCDやグッズの通販ができたり、いろいろ楽しい。タナボタ企画のステージも一度見てみたいなぁ……
夜中、昨日に引き続きBSで、今度はSADSのライヴアンコールを捕獲。清さん、やっぱり変わらんねぇ……
弐〇〇参年一月十六日(木)
免許更新。朝なんとなく起きてしまったものの、出かける元気が出るまでに時間がかかるので当然のことのように午後を選び、昼までまったり。BGMはHOOBASTANKとLINKIN PARK『HYBRID THEORY』とPAPA ROACH『lovehatetragedy』。PAPA ROACHは『INFEST』収録の「Dead Cell」は好きなんだが、アルバム全体としては『love〜』の方が好きっぽい。
眠気と争いながらどうにも民放ドキュメンタリー番組風としか思えないビデオを見せられ講習を受けること二時間。おかんといつもの書店で待ち合わせ、CD屋で下記戦利品もげっちゅーしてまったりお茶して。
お茶してる間におかんに面白がられ、免許証の写真を見せろと言われたので見せたら、「……全然変わんないじゃん」と言われたり。そりゃ変わるわけなかろうて。
なんせ俺様、高校時代の学生証から此の方、延々顔が変わってない。ほとんど変わってない。比べれば多少の差はあるが、一見して別人かと疑うような変化はない。そんなのわかりきってるだろうにまだ言うか。結婚前から此の方約三十年ほども顔立ちの基礎が変わってないおかんが(笑)。
で、まったり帰宅。我が家は雪が降ると家の前の車置いてるスペースが埋まってしまって車の置き場に困るので、この時期だけ隣家のコンクリ敷きのスペースに間借り中。いつもの場所に車を入れて、家の玄関まで百メートルもないくらいの距離を歩こうと足を踏み出したその瞬間、事故は起きた。
コケた。
雪国に生まれて四半世紀、いい加減に雪上とか氷上の歩き方なんてマスターしてるはずのこの俺様が。
しかも前のめりにイった為、アゴまで打ったという大失態。ぎゃああああああ……
原因はどうも、車を入れるコンクリ敷きのとこが微かなスロープになっている上に見事に凍っているのをわかっていながら、その微妙に斜めになった場所の隅っこで重いリュックをよっこらしょと担ぎ直したことにあるんじゃないかと見ている。姿勢不安定になるからね、一時的に。たぶんそこだったんだと思うんだ。
特に骨などにも異常は感じられず、すぐに起き上がったものの、突いてしまった両手首と打ってしまった顎、そしてこれも打ってしまった両膝、特に右が痛い。けっこう痛い。顎下は、そーっと手の甲で触ってみたらうっすらと血がついた。だらだら出血するのではなく、薄皮一枚めくれた時のあのじわじわ出てくるヤツ。
家の角を回り込む手前(回り込まないと玄関にたどり着けない)で、ふと軽い眩暈と息切れを感じてうずくまってみたり。ああ、これはクルな、と思った。この時すでに思った。まぁ外は寒いしすでに暗いので、手当てするにも家に入らねばと膝を伸ばしてどうにか立ち上がり、よろよろしながら玄関に入って。
ぱたり。
やっぱりきました。脳貧血。軽い脳震盪だろうなー。顎打ったからなー。
仰向けに転がることしばし。時間にして恐らく二、三分。
復活。早っ(笑)。
呆れながらも手当てしてくれたおかんとカウントして、傷は以下の通りだったことが判明。
顎下と両手首に擦り傷。この内、右手首と顎下から微量の出血。
左手首は出血してないものの軽い内出血。
左膝は軽く痛むものの腫れるほどではなく、右膝だけ内出血プラス出血しない程度の擦り傷。
プラス、筋肉痛。変な使い方したんだろうな。
そんなこんなでマウスもキーボードもいじるのが辛い手首となりました。情けなや。
<本日の戦利品>
・安全地帯『反省/あの頃へ』〔MCDS〕
・RAG FAIR『空がきれい』
弐〇〇参年一月十七日(金)
戦利品に手をつけることもなく、おうちでおとなしくおるすばん。って俺は幾つだ。どうにも先月から災難づいてるよなぁ…情けないやら呆れるやら。
BGMは変わらず。
弐〇〇参年一月十八日(土)
人生初・劇団☆新感線の公演。その前に美術館を一つ見て、某国内インディーズロック(含・元インディーズ)専門店で勢い余って室姫と『魂II』を購入。したら、去年ももらったメッセージ集をもらえた。こんな日付になってももらえて幸せ。Gargoyleさん入ってるし。
軽く腹ごしらえしてから、天気もよく風もないのでまったり歩いて会場へ。劇団☆新感線の2002越冬公演『七芒星』である。
俺様、新感線の名前は大島暁美さんの日記等でよく見ているし、実際の演技も映像だけど往年見たことがあった。ただしそれは新感線の舞台ではなく、初代ロックオペラ『ハムレット』の時である。
あの、ex.X JAPANのvo.TOSHIがハムレットで、お父上の亡霊とか墓堀りとかがデーモン木暮閣下で、墓掘りその二がローリー寺西で、ホレーシオ(だったかな、役名忘れた…)が松岡英明で、っていう無茶苦茶な『ハムレット』に、新感線の役者も出ていたのだ。大臣の配下と劇中劇の役者としてだったはず。他にもなんかやってただろうか。
ただ、その『ハムレット』の時は役者さんのお名前まではわからなかったのだ。
で、その新感線のオリジナル作品をこの度目にする機会に恵まれたわけだが。
馬鹿だった。
強烈にそして凶悪に馬鹿だった。
俺としては一番大ウケしたのが、主演のゲスト俳優・佐藤アツヒロ(ex.光GENJI)の役を嘲笑うシーンだったか、なんせ新感線の看板級の役者が七人(話の主役たちの親とか親戚とか師匠とかっていう設定)綺麗にそろって
「ガラスの十代」(by 光GENJI)のサビ一回分、完璧なフリで踊っていたシーンである。
正直な話、その看板級の役者の中にはおっさんもいたのだ。後でパンフ確認したら、もう四十路近い役者さんだったりしたのだ。二十代もいたけど。それにしたって、おっさんが光GENJI……。
実は俺様、小学校高学年当時、周りがどっぷり染まっていたために一緒になって面白がって光GENJI見てた時期があったのだが、「ガラスの十代」はけっこう曲も好きで覚えてて。
そのシーンで使われたのは本物の光GENJIのCDだったんだろう。声がそうだったからそれは間違いない。そのせいかどうかは知らんが、なんで歌詞完璧に覚えてんだよ俺は(爆苦笑)!
他にも下ネタは続出するわ、現実世界のこと、例えば役者自身の体型だとか昨夜の役者さんたちの動きだとかっていうものまでネタにされてるわ、果てはこれもゲスト出演だった奥菜恵までもがギャグかましてるわ。
正直、奥菜があれほどお笑い役者になれるとは思わなかった。意外だったけど楽しかった。ギャグシーンにぎこちなさもなかったし。
なんだかんだで楽しかったのだ。
あまりに楽しかったため、これまた勢い余ってサントラ盤購入。
実は下手側三階端と席がよろしくなかったので、音のバランスが悪くてセリフ回しの細かいシーンなんかだとなに言ってるかよくわからなかったりもしたし、要所要所で使われるギター炸裂型のBGMも明らかに俺好みの音なんだけど細かいとこまでわからなかったので、せめてサントラで曲だけでもまともに聴こうと思った次第。
帰宅後、BGMを『七芒星』おんりーにしてみた。非常に俺好みの音だった。
締めに入ってるバラードが奥菜恵の歌だったと知ったのはこの時。でもその「ノスタルジア」という一曲だけは奥菜の曲だとか新感線のオリジナルだとかではなく、我那覇美奈の曲だった模様。なんの繋がりがあるのやら。……なかったりして。
<本日の戦利品>
・室姫深『DIGIPOP』〔AL〕
・V.A.『JAPANESE HEAVY METAL TRIBUTE/魂II』〔AL〕
・『七芒星』〔AL〕
弐〇〇参年一月十九日(日)
日がな一日まったり。超まったり。BGMはほぼずーっと『七芒星』。これ、一曲目を丹念に聴いてみて発覚。作曲者、絶対LINKIN
PARKを知っている。好きで思わず似てしまったのか、それともわざとか。そんなことはわからんが、知らずにこんな曲でこんなアレンジになったらそれこそすげぇ。でもたぶんそんなことはあり得んと思う。道理で、俺が好きになるわけだよ。
このことに気づく人、どのくらいいるんだろう。往々にして舞台マニアの方というのはなかなかロックには手を出さないイメージがある(客層広いせいもあるだろうなー)し、増してこの場合は歌じゃなくてバッキングのアレンジの類似なので、気づく人って実は少なそうだ。
その後、『魂II』に変えてみた。かなり久々に名を聞いた小野正利とか入ってるし。
相変わらず原曲のわからない曲が多いのが切ない。でも、YOUTHQUAKEのやってるDEAD
ENDとMASAKI projectのやってるVOW WOWと小野正利のやってるBLIZARDはわかった。44MAGNUMとLOUDNESSの曲がわからないのがちと悔しいかもしれない。
で、その小野正利。
相変わらずです。相変わらずハイトーンが冴えてます。デビュー時より年食ってる分、その頃ほど我武者羅な跳ね上げ方ではないけれど、見事な高さです。ちょっと惚れ直し。
夕刻、おかんとまったり買い物に出かけた先で久々に近所のブッ○オフに立ち寄り、珍しくビデオのコーナーに足を向ける。ライヴビデオやPV集なんかはけっこう見るんだが、これまた珍しいことにアニメのコーナーで止まってしまい、見事発見したのは下記戦利品。
樹なつみの漫画が原作だった『OZ』、俺様なぜかどこかでOVAを先に見てた覚えがあるんだな。なにで見たんだろう。忘れたけど。で、絵がけっこう綺麗なのとキャラが気に入ったのと話のネタも得意分野と言えば得意分野なので、原作コミックス買ってみたらOVAで丸ごと存在を削られていたキャラがいたことが発覚したんだよなー。うーむ。
懐かしさのあまり購入決定。帰宅後、1巻をちらっと見てみたんだが、男性タイプの人造人間の声優が、そう言えば藤田淑子さんだったよねぇ……楽しや楽し。
<本日の戦利品>
・『OZ Vol.1』〔V〕
・『OZ Vol.2』〔V〕
弐〇〇参年一月二十日(月)
今日もジャパメタ一色。『魂II』にてまったり。時々首が反応するんだが、そうするとくらっとしたりする。むぅ、まだ脳震盪の後遺症が残ってるか?
このトリビュート盤、なにが切ないって、原曲聴いてみてぇー! とは思っても、カバーした側のバンドの音にあまり食指が動かないことがあるっていう点なんだよな。これで言うと、多少なりとも音を知っているのはYOUTHQUAKEとGargoyleしかいないわけだが。
『魂』もそうだった。原曲気になったものは何曲もあったのに、やってるバンドそのものは……まぁ大半知ってたってのもあるが、あまり食指が動かなかったなー……。
『魂II』だと、LOUDNESSの「Soldier Of Fortune」と「Are's
Lament」、REACTIONの「I'm So Excited」辺りが原曲が気になる範囲。しかし、やってるバンドは「Soldier〜」のGalneryusと「Ares'〜」のARESZくらいかなぁ、気になるの。ARESZは女性vo.にツインベースという謎編成だというのもあるだろうな。うん。
あと、Tabas.coというバンドが44MAGNUMの「I Just Can't
Take Anymore」をやってるんだが、このTabas.co、メタルバンドじゃなくてこれはどっちかっていうとパンク系に思えるので、アルバムの中で良くも悪くも浮いている感じがしてついつい耳が行く。が、Tabas.coに対して食指が動くのとはちょっと違う感じ。
なんにせよ、原曲が気になるバンドの方が多いです。そうなるとより懐古趣味になっちゃうんだな、俺が。ま、いっか。
弐〇〇参年一月二十一日(火)
おかん、コーラスの練習のために夜不在。だというのに、親父殿が休暇潰しでご帰還なさるという。てことは晩飯当番、俺ぢゃん!
実は昨夜の夕食が肉と魚がそろってしまったメニューだったため、今夜の献立に迷ってしまい、仕事を終えたおかんを捕獲して一緒に買い物してもらう作戦に出る。俺一人の晩飯ならコンビニで充分なんだが、平日は基本的に寮のご飯か会社の食堂という状態の親父殿にはあったかい飯を食わす必要がある。それでいて帰宅時刻が一定ではないため、温め直しても食えるものでなければならない。且つ、俺が作れるものである必要があるわけで。
必然的にこの時期は鍋物になっちゃうんだが、それは昨夜、湯豆腐という手に出てしまったため却下。
と思ったんだが、結局は豆腐とえのきを足して湯豆腐再びという超手抜きに決定。なんだかな。
買い物を終え、おかんとは駅でお別れ。その後、先日『OZ』を入手した近所のブック○フにて下記戦利品を。なんで番号飛んでるかっつーたらそれしかなかったからだ。でも見たかったのだ。これ、キャラデザが桂正和なのだ。絵がわりと綺麗だったのだ。往年、なぜかWOWOW辺りで放送してた覚えはあるんだが、そのビデオもどこへ消えたやらわからんし、それもどこか一話録り逃したし。というわけで。間は見つけてそのうち入手するつもり。ないかもしれんが。
BGMはほぼ一日『魂II』。お出かけ時にYoujeen『BEWITCH』を久々にかけてみるも、どうも引っかかりが弱く、夜中に『The Doll』に。でも歌そのものは『BEWITCH』の方が慣れてきてるし好きなんだよなー。
BGMを変える前に、おきょうからメール。友達がテレビで歌ってるというんだが、こいつの音楽業界の友は多過ぎ&幅広過ぎで誰のことやらわからんので、とりあえず誰だか教えろ、とメールを返したら、すぐに電話が来た。そこで発覚。SORROWだった。
俺の好きなバンドでした。実はかなり好きなバンドでした。俺が日記に書いたこともあるのに、しかもその歌い手さんの名前もちゃんとフルネームで出して書いてたのに、おきょうは気づかなかった模様。歌い手さん本人からもジャンル等説明されていたにも関わらず、どうせ大したことないと聞き流していた模様。
馬鹿野郎(拳)。
なお、珍しくバンド名を伏せてるのはおきょうが日記で公開してないから。悪しからず。
<本日の戦利品>
・『イ・リ・ア ZEIRAM THE ANIMATION Vol.2 -暴
あかしま-』〔V〕
・『イ・リ・ア ZEIRAM THE ANIMATION Vol.3 -
面影 おもかげ-』〔V〕
・『イ・リ・ア ZEIRAM THE ANIMATION Vol.6 -麻本呂婆
まほろば-』〔V〕
弐〇〇参年一月二十二日(水)
えー……BGMは前半が記憶の彼方。後半は誘惑に耐え切れずに買ってきてもうた戦利品のうちRAG
FAIRを。
今作が彼らにとっては初めて、オリジナル曲オンリーのCDだったのだね。今知ったよ。マキシやミニアルバムはカバー曲満載だったからねぇ。それはそれで好きなんだけど、オリジナル曲のみとなると感慨もひとしおではなかろうかと。あ、出来は良いです。良い子な感じで。
中盤に収録されてるヴォイパ大フィーチャーの曲だけが異色だけど、そもそもヴォイパ自体がかなり異色だとも思うので楽しめてこれまた良い感じかと。
ただ、散々聴いてきてしまったシングルナンバーがなんの捻りもなくそのまま収録されているので、ちょっとヒマ。むぅ。
<本日の戦利品>
・FAKE?『TOMORROW TODAY』〔AL〕
・RAG FAIR『AIR』〔AL〕
弐〇〇参年一月二十三日(木)
昼に起きて、そのまま日中をすべてチャットに費やす。その間、チャットのお相手と様々なBGMをかけ合い、「今なにー?」「今度これー」「そしたらこっちはこれで対抗だー(ナニをだ)」などと披露し合って遊んでみたり。
そして俺は最初RAG FAIR『AIR』にしていた音を、その話の流れからSORROWオンパレードに変え、更に師匠オンパレードと称してspAed『LED
MOON』『physique』と44MAGNUM『IGNITION』へ変動。どうも今日はろっくな日にしたかったらしい。
夜、おきょうからTEL。昨日も来たが今日も来た。ヤツの人生計画の激動っぷりに驚かされるのにはもう慣れたつもりだったが、今回のはまたけっこうなケタ外れである。どこまでも波乱万丈な人生を歩む気だね、姐さん……。
弐〇〇参年一月二十四日(金)
先日やっと買ってきた『Zy』のおまけCD-ROMをやっと見てみる。Jだけ。相変わらずの星子さんと大島さん、そして星子さんだけを手玉に取って遊ぶJにとりあえず笑っ
てる場合じゃなかった。
SSTVにてBUCK-TICKの目立つの二人を捕獲。ニューアルバムに関するインタビューがほんの数分。
今井寿が丸々一曲メインヴォーカル取ってるだってええええええ!?!?!?!?!?!?!?!?
しかもその説明をする時、今井、照れてるし。そしてあっちゃん笑ってるし。ぎゃあああああ聴きてぇぇぇぇぇ。
日没近くなった頃、振込みのために郵便局へ。GITANEのライヴDVDとGargoyle、もといBattle
Gargoyleのライヴビデオが出るのでその分を。
途中、狭苦しい旧国道に鴉の死骸を発見。恐らく車に幾度か轢かれたものと思われる。死骸の端から端まで数十メートルあるんだもん。羽だの胴体らしきものだのが点々と。ナマモノに弱い俺様、無論触れませんでしたが。ええ。
弐〇〇参年一月二十五日(土)
縁あって地元の教職員による音楽発表会。楽器の種類から選曲までかなり幅広くてそれなりだったんだがそれなりでしかなかった。
中で一組、十数人によるジャズバンド(管楽器中心)があったんだが、ドラムが。ドラムが。
……ハットでカウント入った瞬間からリズムキープできてないって、ナニ。
まぁそんな感じで終始まったり見ておりました。唯一楽しかったのは、俺の出身校に現在勤務中らしいまだ若い男の先生が、ピアノ独奏と合唱の指揮で出てたんだが、その指揮が。指揮台なんか置いたら間違いなく落ちてくれそうなくらい動くので、かなり楽しかった。しかも曲を終えた後、客席に向き直ってお辞儀した時の顔が、やたらと嬉しげでね。あんた幾つだってくらいの。
終演後、買い物をして帰宅。下記戦利品の他に『uv』を。BGMは車中のみGRASS VALLEY好き勝手編集MD、自室では44MAGNUM『IGNITION』を中心に。
で、『uv』をFAKE?が飾る表紙からではなくDir en greyの裏表紙からばらばらめくることしばし。
しーしょーおおおおおおおお!!!!!!!!(←44MAGNUMのJIMMY氏を発見した瞬間の歓喜の雄叫び)
年末のMARVERICイベントのセットリストが判明したので、勢い余ってほとんど聴いてなかった『LIVE & RARE』まで引っ張り出して曲を並べてみたりして。しかし音の悪さに撃沈して最終的には『IGNITION』のみに。
夜、晩飯の仕度に精を出すおかんを尻目に、戦利品のDVDを見てみたりして。映像は比較的綺麗に編集されていて安心したんだが、音が悪い。それが切ない。音響技術も変わってるんだね。
冒頭に政宗全盛期くらいのダイジェスト的なシーンが挟まれてて、そこですでに渡辺謙の政宗がいるわけだが。
「俺は十八!」 ……ありえねぇ……(笑)。
そして、これも冒頭。政宗の父が北大路欣也、母が岩下志麻。その婚礼前のシーンから話が始まったんだが、二人共に二十歳前後の設定……ありえねぇ(爆笑)!
更に、俺が一番見たかった政宗の子供時代、梵天丸くん登場。
……梵天丸、かわいくねぇ!!!!! でもかわいいんだけどね。セリフが全部棒読みだわ、無表情だわ、舌回ってねぇわ。
これで済むんだから当時の子役って割と楽だったんだろうか。今なんて歌って踊れて当たり前みたいなとこあるもんなぁ。あと、梵天丸くん、歯がありません(爆笑)。ちょうど生え変わる頃だったんだねー。しかしこれも今の子役なら臨時で歯入れるよなぁ……今の子役って、今の子役って……。
<本日の戦利品>
・Do As Infinity『under the sun』〔MCDS〕
・『独眼竜政宗 総集編』〔DVD〕
弐〇〇参年一月二十六日(日)
朝が午後二時だった。や、ほんと。
実は昨夜、親父殿が飲み会だと言うて帰宅が午前様だったんだが、それってばうちの親父殿にしてはかなり珍しいことで(なぜなら酒弱いんだよー)、なのに昨夜はなんと午前三時過ぎまで帰ってこなかったりしたのだ。いつもは午前様と言うてもせいぜい日付変更間際くらいなのに。
で、酔っ払った親父殿じゃ戸締りと火の元の確認が心もとないので、仕方なく夜更かししまくって、親父殿が寝るのを待ってから俺が最終確認して……とやってたら俺が寝たのが午前四時。そりゃ午後二時まで寝もします。
おかんと共に買い物に出た時だけBGMをこれまた久々のTRANSTIC
NERVE『RECALL』に。好きな曲がやはりちらほらと。うーむ、彼らは今動いてるのか?
自室では延々44MAGNUM『IGNITION』を継続で。飽きてはいるんだけどなんとなく。他に良さげなものもあまり見当たらないので。
夜になって、ふとSOFT BALLET『SYMBIONT』に手を伸ばしてみた。しかし、その後眠れなくなった(爆笑)。ソフバは安眠剤にはならないのだね(苦笑)。
弐〇〇参年一月二十七日(月)
昨夜のSOFT BALLETに妙に疲れを感じながらも、なんとなくただのハードロックには走りたくない感じだったので、購入以降聴いてなかった『記憶の音楽
-Gb-』のサントラに手をつけてみた。
インストの曲は「ああ、言われてみれば森岡さんだねぇ…」というものがちらほら出てくる程度だったんだが、四曲目のギター弾き語りが思いっきりコードミスって二拍分やり直してることに撃沈くらい、そのすぐ後の「Gb
main theme」なる曲の穏やかさにこれがほんとにモリケンかと疑ったのも束の間。
六曲目、モリケン歌ってんじゃねぇか。
ていうかこれは絶対、踊ってる。歌い踊ってる。無論音だけだから踊ってる光景が見えるわけではないが、音の向こうに踊るモリケンが浮かぶよ。……なんなんですか、この人(爆笑)。
そして、最後に一曲だけ入ってる松岡充(SOPHIA)の歌にちょっと脱力。ファルセットになり切らない掠れた裏声になっちゃってる部分があるのが、気になるというか切ないというか。
なーんて感じで浮き沈みしてたら、おかんがぱたりと倒れたとの報が。正確には倒れるまでいかんのだけれど、仕事中に貧血気味になって食欲が落ち、昼を食ってない、と。で、かかりつけの医者行くから、仕事先じゃなくて医者まで迎えに来いと。ぎゃあ。
しかし、医者の診断によると今期のインフルエンザではないそう。熱上がらなくて腹にキてるってことは、確かに今期大流行の高熱型インフルエンザじゃねぇわ。
本人も意外としゃんとしてるので、とっとと寝かせて俺もお休みなさい。
弐〇〇参年一月二十八日(火)
実は夜半過ぎから大風で天候荒れまくり。我が家の中でも最も風を受ける位置にある俺様の部屋、台風並のやかましさだったため、寝ついてからも度々意識が浮上してしまうハメに陥った。おかんの様子を見るつもりもあって、変に冴えてしまった午前七時起床。いつもならこの時間が一番安眠できる頃だ。驚異だ。
おかんはちゃんと元気になってたので、それを送って帰宅した後、まったりまったり過ごして睡魔のご到来を待ち、昼前から午後三時まで爆睡。なんつー生活してんだか。
起きた後、お出かけする前にスペースシャワーでオンエアしてたSORROWの新曲PVをうっかり捕獲し損なう。くっそう、見たかったのに。ていうかテレビの横にいてなんで忘れるんだ、俺。
BGMは終始GRASS VALLEY好き勝手編集MD。夕刻、おかんを迎えに行く際はBUCK-TICK「残骸」。
行きの車中で「残骸」を、俺にしてはけっこうな音量でかけてたら、途中のどこかで近くから救急車が来たような錯覚に陥った。や、音的にね。視覚的にではなく。なんかそんな回るような音って入ってたか、これ。入ってたのか!?
真相は謎(笑)。
夜、親父殿がまたしても休暇潰しで帰宅。なにかにつけ親父殿とぶつかる悪癖のある俺様、無駄な衝突でおかんの気苦労を増やさんためと自分でも無駄なストレスを溜め込まないために、食事中の親父殿を回避。要は、親父殿が酔っ払って茶の間に転がるまで待てばいい話なのだ。接触しなきゃいいのだ。
そうして父子の会話が減っていく。反面、母子の会話(と書いて愚痴零し大会と読む)がこっそり増えていることを、親父殿はたぶん知らない。
弐〇〇参年一月二十九日(水)
親父殿避けのため、図書館へ逃亡。ついでにまたしても宇宙科学関連の本借りてきたりとか。おかんのお迎えに出ようかと思いかけたものの、がっちがちに道が凍っているため断念。
夕方、あまりの雪と風に追い立てられるように、親父殿がとっとと出立。高速道路も通行止めが多く、だからと言って下道はもっと危ないというので、車を放置して電車で行く、というのだ。それも止まってからでは遅いので、いつもなら夜十時過ぎにやっと行動を起こすくらいの人が、七時前には姿を消していた。あまりのペースの違いに、おかんと二人で拍子抜けっつーかなんつーか。
BGMは今日もGRASS VALLEYのMD。買って以来まだ聴いてないCDはあるんだけど、なんとなく手を出す気になれないんだよなぁ。ま、そんなこともあるさ。
弐〇〇参年一月三十日(木)
夜からBGMをFAKE?『TOMORROW TODAY』に。
なんとなく、なんだが、俺様はFAKE?を無条件に愛してはいないらしいことが判明。
なんかねぇ、洋楽を聴くノリで聴いてる。聴いてる間、えらく冷めてる自分がいる。g.のINORANがいたLUNA
SEAを聴く感覚ではなく、vo.のKENがいたOBLIVION DUSTを聴く感覚に近い。というのも。
アルバム聴いてライヴに行こうという気が、これっぽっちも湧いてこないんだな。
あちこちのライヴというものに参戦するようになってからというもの、アルバム聴いたらとりあえずライヴを想定するバンドが増えた。ただしそれは、「俺が行ける範囲内でライヴをやってくれそうなバンド」に限られるわけで。
となると、海外バンドがまず除外されてしまうのだ。そりゃ来日公演とかあるけど、だいたい東名阪とかそれを含む五大都市くらいじゃないか。その五大都市にさえ俺の地元は含まれないんだな、大半。
だから、海外のバンドだとまずそうやって少し距離を置いて、音だけを純粋に楽しもうと思って聴いてる感じになるのだ。
で、その場合ライヴで見るのが楽しみ(注:「聴くのが」よりは「見るのが」なのだ)な曲は存在しなくなる。自然、アルバムの流れが単調だろうがシングルナンバーばかりが目立ってようが、わりとどうでもよくなるわけだ。
ところが、日本のバンドでそんなふうに距離を置くのは、実は珍しい。なんでかっちゅーたらだいたいライヴ行けるからだ。実際に行くことは決して多くはないけれども、ライヴ見てみてえええええええ、と思って行けてないバンドは、俺が解散までに行けなかっただけとか、まだライヴの本数が少ないとか、地方巡業してくれないとか、そんな程度だ。
なのに、地方巡業の経歴も予定もそれなりにあるFAKE?、たとえ近くに来ようともあんまり行こうという気にならない。
……英語詞が目立つからか?
と思ってもみたが、そればっかでもないだろう。なので色々考えてみて。
これまでに音源化された曲をライヴで聴くことにあまり価値を見出していない自分に気づいた。
もっと言うと、彼らの曲をあれこれ並べてみても、俺の好きな「振り幅のデカい山あり谷あり大荒れあり平穏あり」なライヴになりそうにない、という点に気づいた。
この基準、前にどっかでアルバムに対しても書いたな。Jか。Jだな。もっと言えばLUNA
SEAだな。
たぶん俺はアルバムに、そしてライヴにも、日本人的わびさびっちゅーかメリハリっちゅーか、そういうものを求めてるんだと思うのね。実際、中盤にバラードコーナーのあるライヴが基本的には大好きだ。
例えばLUNA SEAの初ドームライヴ『LUNATIC TOKYO』のビデオなんかが大好きな理由がこれで説明つく。
その点、FAKE?はそのメリハリがどこにあるのか、ライヴで曲順を変えたり新曲と旧曲を混ぜてもメリハリつくのか、それがまったく想像つかないんだ。少なくとも俺にとっては。
曲は好きだ。プレイヤーも好きだ。そのかみ合い方やまとまり方も嫌いじゃない。
なのにのめり込めない理由の一つは、たぶんここだ。
そう考えると、THE TRANSFORMERなんかはアタマ良かったよなぁ。デビュー時の雑誌で「ライヴハウス泣かせの爆音バンド」と散々書き立てられてたと思ったら、デビューマキシからしてライヴテイクの曲が入ってた。あれがなくて雑誌のコピーだけだったら、俺はこんなに彼らにハマりはしなかっただろう。あれがあるからライヴ行きたいと思ったし、行って正解で毎回ちゃんと楽しいし。
実際のところ、俺が見たことのある彼らのライヴは全部イベントで対バンありなので持ち時間が短く、曲順にメリハリがないこともある。でも、それでも好きなのはライヴテイクのインパクトがあるからだ。たぶん。
だとしたら、FAKE?に対して持ってしまうこの距離感は、ライヴアイテムの一つも出れば変わるんだろうか? ちっとは変わってくれそうな気もしないでもない。が、現時点でその予定はなにもないよねぇ……
……あー語った語った。どうでもいいけど今日は頭痛が重くてねぇ……風邪?
弐〇〇参年一月三十一日(金)
え、もう睦月終わりですか。早。
本日はおかんがコーラスの練習で遅くなる日で、ついでに週末だけど親父殿が戻らない日なので、俺様独りで晩飯ー。コンビニに買い物に行こうかとか、薬局のお姉さんのとこも行かなきゃーとか、車の上にうっすら積もってる雪も落とさんとーとか、それなりに家を出る用事はあったはずなんだが、寒かったので室内から動かなかった(笑)。
BGMは引き続きFAKE?で。これも引き続きあれこれ考えてみて、はたと気づいた。
ライヴアイテムの予定がないと書いた。アイテム発売の予定は確かにないが、だがしかし。
来月になるとWOWOWで放送するんじゃん、ライヴ! しかも我が家はちゃんと見られるんじゃん! ぎゃあ。見なきゃ。とりあえず見てみなければ。
あ、あと明らかにINORANが遊んだものと思われる合間合間のインストナンバーはけっこう楽しくて好きです。はい。このユニットに関してはどうしてもやっぱり愛が偏ってしまうらしいよ。KENも嫌いじゃないがINORANの方が好きだ。ごめんよー。