弐〇〇参年二月一日(土)

恐るべし、俺。上の日付打とうとして「にせんにねん」って打ったかと思ったらその修正後「さんがつ」って。俺はどの時間軸に生きてるんですか。

眠りが浅かったので朝といえる時間に起きてしまう。というか、外を歩く人の足音とそれに続いた玄関先でのおかんと誰かの会話で決定的に起きた。階下に降りてみると、階段の片隅に小さなお荷物が置いてある。ああ、これが来たのねーと思って伝票見たら、俺宛だった。ナカミは下記戦利品。ぎゃああああ来ちゃったよーしかもステッカーとか入ってるしいいいいい怖いよー(だったらオーダーすんなって感じだが怖いもの見たさもあるのさー)。
それ以外はナニゴトもなく、おかんと二人まったりまったりな日となった。
BGMはえーと、FAKE?から流れて『クイーン・オブ・ザ・ヴァンパイア』のサントラ。KIDNEYTHIEVESが気になるなー。

夕刻、親父殿がご帰還。しかし本日はご町内の新年会なので晩飯前にとっとといなくなる。そしてまたおかんとまったり。

日付変更前、朝からずーっと続いたテレビ五十周年の記念特番に締めにYOSHIKIが出るんだったーと思い出し、あわてて見てみた。が、わりとどうでもよかった。

そしてその特番フィナーレの最中、ニュース速報でスペースシャトル「コロンビア」の墜落を知る。あとはもう延々三時間ほどもニュースを見続けた。
昼間、宇宙飛行経験を持つ毛利衛氏が国営放送の特番で将来テレビがこんなふうになったらいいなー(どんなだか細かいこと忘れたが)なんて楽しげに話していたのに、その毛利さん、夜の夜中に大気圏突入直後のシャトルの状態について記者会見なんかしなきゃいけなくて大変。

<本日の戦利品>
・Battle Gargoyle『襲撃するは我にあり』〔V〕


弐〇〇参年二月二日(日)

起きたら親父殿が旅立った後だった。忙しないっちゅーか仕事馬鹿っちゅーか……俺のガキ時分からそんなだったもんで、俺は見事にのっけから父離れした子だったような気が。いや、むかーしむかしは父親に懐いてた時期もあったがそれは大体おかんに思いっきり叱られた時とか当時車の免許持ってなかったおかんには頼めなかった「どっか連れてけ」攻撃の時くらいだったはずだ。少なくとも俺の記憶の範囲内では。

そんな話は置いといて。本日は天気もよく気温もそれなりに上がったのでおかんとお買い物。途中で下記戦利品を受け取り。金はすでに入金した後なので今の時点で懐は痛まない。しかし、ろーそんの姉ちゃん、中身の確認ちゅーて袋から出したはいいが、ちゃんと綺麗に入れ直してくれよう(←確認後、裏表に入れられた挙句、のり部分たるんだ状態でとめられたのでちょっと切なかった)。車で出た時じゃないとあちこち回れないのでここぞとばかりに歩き回ったら疲れた(笑)。弱いよ、俺ら……。

BGMは延々FAKE?。そう言えば1stアルバムと比べて新作はどうなの? と思ってみたところ、1stアルバムの内容をごっそり忘れていることに気づいたので、1stと2ndを並べ聴き。正確には、1stで覚えてるのはどアタマの「TASTE MAXIMUM」の最初にくるコドモのナレーションだけだったのだ。またそれが、公式サイト行くたびに流れたりもしてたもので、そのインパクトに一曲目以降の印象が消されたというか。

で、聴き比べてみての感想。どっちにしても小賢しい感じです。まだまだ「新人さん」の肩書きを盾に好き放題する気満々でしょ君ら、と本気で思った。
でも、すぐに消えていく新人さんとか、たまたま流行と交差して一曲だけ売れた人たちとかに比べると、「FAKE?らしい曲」とか「FAKE?の王道」とかってものはそれなりに見えてきてるんじゃないかと。それはそれなりにいいことだと思うのだ。少なくとも、何年やっててもその人たちなりの「王道」がどれなんだかわかりゃしない人なんかに比べたら。

<本日の戦利品>
・LUNA SEA『1998 REVIVE 真夏の野外』〔DVD〕


弐〇〇参年二月三日(月)

鬼が来た。じゃなくて、風邪引いた。ぎゃあ。三日後には東京遠征だというのになにしとんじゃ、俺。
まぁ微熱と喉の腫れ程度なので酷くはない。寝込む気にもならず平服でまったりしてられる程度だ。ただ、PCに向かって電磁波浴びてるとちょっといつもより調子上がらない感じ。そんな程度なので大したこたぁない。薬で治そう計画発動。

というわけで今日はおとなしめにFAKE?のアルバム二枚を垂れ流しでのんびりと。

何気なーく聴いてるだけだと、どっちが1stでもよかった感じがするなー。1stで一つのことを成し遂げて、その上に2ndがあるとか、そういう進歩・成長と呼べそうな変化があんまりない気が。すでに成熟しまくってる感じ。
どうでもいいがどっちも二曲目のイントロが好きらしいです、俺。


弐〇〇参年二月四日(火)

今日も微熱。そして喉の腫れも微妙に悪化してるっぽい。ので、なんとなくころころしててみた。BGMは変化なし。


弐〇〇参年二月五日(水)

うおー治らねええええええ……ま、なんとかなるだろー、とタカをくくり、今日もまったり。BGMも変えず。

午後になって、慌てる。一年以上会ってなかった友人と会えるはずが、まだ待ち合わせの段取りをしていなかったことに気づいたため(笑)。ていうか連絡しろよ、俺。しかし、相手の携帯に送ったメールがリターンしてしまい、またしても慌てる。結局、明日朝からずっと一緒してくれるお嬢さんを仲介にしてどうにか連絡がつき、久々の逢瀬が決定。しやわせー。


弐〇〇参年二月六日(木)

というわけでCRAZEリベンジー!!!!!!!!!!

とりあえず、風邪(推定)のせいで変える元気もなかったBGMを朝だけCRAZEにして叩き起こしてもらい、俺にしては早朝と呼ぶべき時間帯に出立。風邪はまだ治りきってない感じだがこの際気にしねぇ。

上野駅で本日ずーっと一緒してくれるお嬢さんと十二月の『MOZART!』以来の再会。彼女とは今年もライヴだなんだでご一緒する機会がありそうというか多分あるんだろう。てなわけで今年もよろしくー。
上京時恒例の上野美術館めぐり、今回は二ヶ所。大日蓮展とヴェルサイユ展って、幅広過ぎだ、自分ら……。しかし、すでに混み始めている時間だったため、人のやかましさに辟易するまで十分とかからなかった。
えーと、講釈好きの壮年の男性チーム、声がデカいです。「私は美術品のことよくしってるのよ」って顔した熟年女性チーム、だからといってガラスケースに手を触れるのはルール違反です。これも壮年の夫婦連れチーム、知人に会ったからと言って、「まあまあご無沙汰しまして、お元気ですか?」は展示室内でやらんとロビーに出てからやってください。
そんなこんなであんまり楽しむこともなく。途中、迷子になってるらしいものの大騒ぎするでもないチビが走り回ってたのを止めて「走っちゃだめだよ、ゆっくりねー」とは言ってみたが、迷子かどうか確認するのを忘れた。まぁ展示室を出た後で母親だかばあちゃんだか微妙な人に手を引かれていたからよしとしよう。
ヴェルサイユ展では、展示品の解説を聞かせてくれる有料の音声ガイドのナレーションを、なんと宝塚歌劇でオスカルを演じた経験を持つ稔幸さんがやっているというので、同行のお嬢さんと二人でちょっと笑う。ちなみに俺らは音声ガイド不要派。展示をすべて見終わって出口へ向かうと、美術館で見たことのなかった金属探知機らしきものの間を通ることになった。後で推測したんだが、音声ガイドを持ち帰りたいと思ってしまうみーはーなヅカファンとかいそうだよね、そう言えば。

分厚い図録二冊の存在に早くも肩が死にそうになる中、昼飯をどこで食うか迷った挙句、先に渋谷へ移動してしまうことに。同行のお嬢さんが渋谷管内に詳しいので、飯食える店を探すなら渋谷の方がわかりやすい。というわけで平日だというのに地元では祭りの時くらいしか見られないくらいには人がいる渋谷へ。いい加減どこも空いている時間帯だったのでまずは適当に飯を食い、その最中ずっとお互いの中学高校辺りの話で盛り上がる。地域が違うと校則や伝統(しかも大半意味不明のヤツ/笑)がケタ違いで面白いやね。うん。
まだ時間に余裕があるため、おっきめの書店がないかと問うて連れてってもらった先で、同文新書『非日常実用講座4 宇宙空間での暮らし方』を購入。このシリーズ、ちゃんとしたデータを元に馬鹿馬鹿しいことを堂々と並べてくれるので、論文調の堅苦しい本よりよほどわかりやすい。が、中には「スーパーメカの動かし方」で宇宙船艦ヤマトとかホワイトベースの動かし方なんてアホなことばかり書いてあるものも。楽しいよ、ほんと。
更に、別コーナーで劇団☆新感線の『七芒星』の原作本というか脚本を発見。お嬢さんに馬鹿馬鹿しかったシーンの幾つかを見せて、アホさを語る。
時間つぶしにお茶しに行く途中、昨日の日記に書いた一年以上ぶりに会う友人から連絡が入り、ライヴ前に会えることに。彼女が来るまでファミレスでまったりとお茶。彼女が来てからは三人で大騒ぎ(笑)。

開場時間間際になって会場へ移動。しかし、リハが多少押したとかで開けてもらえず、まったりと待つことしばし。自分の辺りが入れることになったところで、一年以上ぶりに会った彼女とはお別れ。またねー、と熱い抱擁(笑)の後に俺は一人で入場。十二月にこのライヴが流れた時に一緒だった人々は整理番号等の関係から後での入場に。俺はPA席前にいるからねーと宣言して中へ。その後のことはレポに書く。

ライヴ終了後、幸せに浸りつつ呑み屋へ移動して、飲みながら更なる幸せに浸る。アホな話もいろいろしたような気がするんだけど、酒を一滴も飲んでないのにテンション高くなってたから忘れちゃったーあははー。で、時間を見るのを忘れてたんだが、気がついたら十一時半くらいだったようで、慌てて帰還。ずっと一緒してくれたお嬢さんと渋谷駅で、山手線新宿方面行き車内の代々木駅到着時にあとのお二人とお別れ。相変わらず山手線をわかってない俺様、最後までどっち行きに乗ればいいのかわかんなくてごめんねー。

おきょう宅に到着後、まったりしてるところへA氏ご帰還。腹を満たすためにカップラーメンの用意をしていた俺に「カップラなんて不健康だ!」と力説する彼の手には白いご飯。その上に卵、そして納豆。更に醤油を少し。確かにカップラーメンに比べたら健康そうだが、それだけじゃ健康にはなれんですよ、A氏……野菜がないよ、肉も魚もないよ。もっとちゃんとした「ご飯」を食べてください。おきょうもな。
その後、以前おきょうが電話中に「ヌーノみたい」と言っていたHOOBASTANKを聴かせてみたら、A氏が持っていたことが発覚。あと、BUGを室姫とあさきちの両方聴かせてみたりとか。A氏が手伝ったらしいバンドの音を聴かせてもらって、ものすごく率直にこき下ろしてみたりとか。そんなことしてたら午前四時。さすがに眠かった。


弐〇〇参年二月七日(金)

帰還。十時頃にのそりと起きてみて、寝起きの悪いA氏にそれなりに別れを告げ、おきょうに見送られて東京を出る。おきょう宅を出たのが十一時過ぎだったためタイミングが悪く、なんと十三時二十分くらいまで便がないことが発覚。仕方ないのでまったりと駅構内で待ってみた。
新幹線車内は超まったり。しかし、上野で団体さんを拾ったせいか、車内は大宮で立ち客が出るほどの混み様。よかった、とっとと席取るの好きで。
帰還後、おかんがまだ勤め先にいる時間だったので、お土産の配達がてらおかんに拾ってもらい、一緒に買い物して帰宅。BGMはコンポに入れっ放しだったFAKE?二枚継続。でも脳内はCRAZEモード。謎(笑)。


弐〇〇参年二月八日(土)

週末なので親父殿がいるはずなのだが、今日は日本酒の蔵元の見学会だかなんかで朝からいないので、おかんとまったり。
昼過ぎにお買い物に出てみて、下記戦利品げっちゅ。SORROWだーぎゃー聴かなきゃーと思いつつ、とりあえずBGMはCRAZEで。まだモード切り換えてねえし。ちなみに聴いてるのは昨年九月の新潟CRAZEのセットリスト順(推定)のMDだ。

<本日の戦利品>
・access『Rippin' GHOST』〔AL〕
・SORROW『TOKYO RODEO』〔MAL〕
・S.O.A.P.『GRACE』〔MAL〕


弐〇〇参年二月九日(日)

まだ体調が思わしくない。完璧じゃない、という程度ですごく悪いわけじゃないんだが。BGMを変えることなく今日もまったり。昼飯の買い物に行った以外、俺はお出かけせず。

夕刻、真矢が司会のBEAT MOTIONにてBUCK-TICK捕獲。どこまでも喋らない今井、照れまくるユータ、絶妙のタイミングでボケてみせるあっちゃん(しかも絶対天然だ、あれは)。幸せに浸ってたら、トークの後にきた「残骸」の演奏に見事にヤられる。シャウト入れるとは思わんかった……アルバムが楽しみです。

そんなこんなに見惚れてたら、Jが友情出演するという話だった情熱大陸(メインは中村獅童なのだよ)を見忘れる。まぁいっか。


弐〇〇参年二月十日(月)

幸せを取り戻すかのようにCRAZEモード継続。というわけでBGM変わらず。だったんだが、途中からいい加減飽きてきたようでCDトレイに入れっ放しだったFAKE?アルバム二枚に。

FAKE?については先月あれこれ書いてみたが、それに加えてCRAZEをというか瀧川"CIPHER"一郎を見てきて思ったこと。
INORANに一郎氏を求めてはいけないんだね。
一郎氏はバンドごとに色んな思いをして、ついでにCRAZEになってからは何故かヴォーカリストばっかりごろごろ変わって、その都度彼なりの変化を見せてきたと思うのだよ。D'ERLANGER末期からBODYにかけては、ギター封印してインターバル置いたりもしたし、それでいてまだ若かったし。それぞれのバンドできっと、遣り残したこととかどうしてもやれなかったこととかありそうな感じを抱えたまま、今のCRAZEにたどり着いたんじゃないかな、と。
対してINORANは、まずLUNA SEAが長続きした。悪いとはもちろん言わんが、ある程度以上のことを一つの場所でやり遂げることを彼は若くして経験してしまったわけで。いきなり「新しい場所を自ら作ってみました、今度は前のバンドとは趣向が違います」って言ったって、一つ作り上げてしまった彼のスタイルが環境一つでそうそう激変するはずもない。これが、INORANがまだ二十代半ばくらいだったら激変もあったかもしれないが、いい加減彼もキャリアが長い。成長もそろそろ止まって、熟成に入ってもおかしくない頃合だろうし、それはそれでいいんだけれど、やっぱり一郎氏の通って来た道とはなにかが違うわな。
FAKE?の1stと2ndで成長が見えないことを嘆いてみたものの、考えてみればなくて当たり前っつーかなんつーか。インターバル短いし、やってる人は両方キャリア持ちだし、そのキャリアがまたそれぞれに濃いからねぇ。
……なに言いたいのかよくわからなくなって参りました。とにかく、INORANに一郎氏の面影をあんまり求めても意味ないのね、ということを言いたかったらしい。元からそんなに多くINORANが一郎氏の面影を残してたわけじゃないし、一郎氏の後を追っかけてたINORANがやっとオトナになったと思うべきですかね。そんな感じ。

で、昨日の夜旅立ったはずの親父殿がまたしてもご帰還。そう言えば明日って休日だっけね。おとなしく単身先にいてくれよ、と思ったが皆まで言わず。俺もごく微量ながら感情を抑えることは知ってるらしいです。ちっとだけ。ほんのちっとだけだけど。でもそれでも親父殿にはバレないのでまぁよし。


弐〇〇参年二月十一日(火)

BGMを変えてみた。過日の戦利品からばかロック二枚。S.O.A.P.とSORROW。ここにaccessを混ぜて一緒に聴く勇気はさすがにない(笑)。

というわけで双方の第一印象。

SORROW、かっこいいです。相変わらずです。今作は日本語詞なので刺さり方もケタ違い。それがまた嬉しかったりして。中にはインディーズ盤収録曲を日本語詞で録り直したものもあったんだが、それもどっちがかっこいいか甲乙つけがたい感じで。
ただ、アレンジそのものを取るとインディーズ盤の方が好みなのと今作の方がかっこよく思えるのとで差があるが。あと、音質はやっぱりね、どうしても今作の方が多少良い感じです。まぁ良いと言っても荒削りでノイズ混じりなとこはそのまんまなので、変にヨイコになってるわけでもなく。トータルで大変に良い感じだった。とても好き。らぶ。

続いてS.O.A.P.。……kenちゃんの歌が微妙すぎるーーーーー……(落涙)。まぁ心配してたよりは良かったんだけど。L'Arc〜en〜Cielでhydeの後ろでコーラス取ってるのを聴いた時はびっくりしたもんさ……(遠い目)。だってギターのチューニング綺麗に合ってんのに、コーラスだけ無っ茶苦茶に音ハズしてるから。と打ってて思い出したが、そう言えばこないだおきょう宅で久々にお会いした際、ギター弾きながらナニかを歌っていたA氏、やっぱりギターのチューニングに対して声では全然音程取れてなかった……そういうもんなのか、ギタリストって。でもそうするとALFEEとか布袋とかが説明つかないよね。一概におかしいわけでももちろんないんだろうが。むぅ。
で、歌は置いといて……ってわけにもいかんのだよな、この場合。あのー、曲調に大変覚えがあるので、歌声の違和感がむしろ痛いです。あと、ああいう編成だとやっぱりどうしてもベースを比較しちゃうよね、TETSUとね。S.O.A.P.の彼はまだまだビギナーミュージシャンだというから、むしろこれだけ弾けてエライと褒めたいところなんだが、比較対象がアレだとやっぱりなんとも言いがたい感情が湧いてしまうんだな。でも思ったより全然上手くて安心した。sakuraのドラムに飲まれてたらどうしようかと思ってたから、その意味ではすごく安心できた。

親父殿は忙しなく、今夜も単身先へご出立。いってらっさーい。


弐〇〇参年二月十二日(水)

BGMはSORROWとS.O.A.P.継続。なんとなく遠ざかる気になれず、だからと言ってものすごくハマって抜けるなんて考えつきもしないというほどでもなく。

とか言いつつ、実は朝起きるのにLUNA SEA『STYLE』なんか使ってみたり(重過ぎて逆効果。よく寝た/爆笑)。
更に、SORROWとS.O.A.P.だけじゃちとヒマになってきたかなーと思ったところで何故か手を出したのが『七芒星』だったり(相変わらず馬鹿で好きだー/笑)。

夕刻、毎度恒例舞台好きの薬局のお姉さんのとこへビデオを貸しに行ったら、何故か帝国ホテルのチョコをもらう。そう言えばこの方、またヅカなんか見に上京してたんだった。よくやるよ、ほんとに。
なんでそんなに金と時間割いてまで何度も見たいんじゃ? と思って聞いてみたところ、「だってもうここで見なかったら次にこのキャストでこの演目を見られる保証がないのよ、見ておきたいじゃない!」と力説された。そりゃそうだが、それ言い始めるとキリねぇってばよ。どっかで諦めねばならんだろうて。というわけで我が家はちゃんと諦めている話をしたら、溜息をつかれてしまった。それが「わかってないわねぇ」なのか「私とは違うのねぇ」なのかその他のものなのかはようわからん(笑)。

話をBGMに戻して、SORROW。四曲目の微妙に反戦ネタっぽい歌が非常に刺さります。状況が状況なだけに。それ一曲がもの凄く重く感じられて、ふと耳が行った時なんかにずしっと来るので、思わず次の曲に送って逃げてみたりもする。弱いぞ、俺。


弐〇〇参年二月十三日(木)

SORROWの「Gabriel」がちょっとお気に入り。実は今作収録の新曲の中では一番好きかもしれないくらいに好き。そう言えばJさんにもおんなじタイトルの曲があったねぇ…と思ったが、Jのは英詞だった。ので、翻訳サイトでJの歌詞をわざわざ手打ちして訳してみて。SORROWのそれと比べてみて。

俺の勘はそうそうものすごくハズれてたわけでもなかったっぽい。かおり姐さんの方が「人間から見た手の届かない天使」のイメージに近い感じだと思ったんだよな。
ちなみにJの方はまぁ翻訳サイトで無茶苦茶な翻訳されたのをなんとか噛み砕いた程度でしかないので、J本人が歌詞に含めた意味までわかったわけではもちろんないんだが、それを差し引いても「なんでこれがガブリエル?」っていう。そこに天使の名が出てくる意味がようわからん。
結論。歌詞の上でなら俺は、かおり姐さんの方が好きです。ええ。大変に好きです。曲はどっちも好きだが。


弐〇〇参年二月十四日(金)

ばれんたいんなので、おかんの勤め先宅のおちびちゃんずにチョコの配達をすべくお出掛け。昨日かられっどうぃーくに突入しているため、正直あまり楽ではなかったが、それもちびーずの顔見てれば飛ぶから現金だよなぁ、俺。
ちなみに、ちびーずのお母さんと相談した際、ほんのちょっとでいいよーと言われたのをいいことに、一個六十五円のアンパンマンペロペロチョコを一人三つずつというなんともお手軽なバレンタインチョコ(爆笑)。お姉ちゃんはわざわざプレゼント包装したチョコを取り出した瞬間からもう顔が溶けていた。弟君は元からえらい照れ屋さんなので、こっちを見ようともせずにひたすらごろごろと転がって照れていた。どっちにしてもかわええっちゅーねん。

BGMはSORROWからいい加減離れてaccess『Rippin' GHOST』。もしかしたらこれは西川でも歌えそうっていうか似合いそう〜と思える曲がある反面、accessじゃなきゃこうはならんわなーという感触もあり。前作ほどとっつきにくい感じもなく、往年の彼らの色を濃く残しながらも現在進行形を見せてくれた感じなので、俺は好き。
だがしかし、浅倉大介。どう聴いてもクラシックナンバーをアレンジに組み込んだ曲が一曲あるんだが、それは要するにあれか?

師匠(と書いてコムロと読む)の真似っこさんか?

それはさておき、CRAZEの哲っつぁんのサイト(CRAZE公式サイトではなく)にて、六日のライヴの最後に彼とカメラマン女史が撮っていた写真のどれか一枚ががっつり掲載されていたんだが。写真撮ってたのは知ってたよ。ちゃんと見てたよ。だが俺がいたのはPA席前の、普通に考えたら照明があんまり派手には届かないエリアで、しかも俺の前には数十もの人の列があるわけで、ましてカメラマン女史のならともかく、哲っつぁんのデジカメで俺のとこまでしっかり写るわけねぇやー、皆元気だねー、楽しげだねー、と思いながら笑ってたわけさ。

……写ってんだけど。俺。明らかにあれは俺。

…………………………ぎゃああああああああああああ(←人生初の事態なので収拾つかなくなった模様)


弐〇〇参年二月十五日(土)

やっとれっどうぃーくのヤマを越えつつあるところなわけだが、週末につき親父殿ご帰還。つーわけであんまりテンションも上がらず。

BGMは今日もaccessで。ええとー……やっぱりすごく往年のTM NETWORKくさいよなーと思えてならなかった曲があったんだが。Bメロ相当の部分が楽譜には起こせないっつーかリズムには乗ってるけどメロディじゃないという部分がある曲が二曲ほど。(←表現に困る余りえらいことになっている…ご容赦)
そういう状態にすると、やっぱり貴水博之の声というものは高くて落ち着かない。なまじ往年よく似たことをやってた経歴を持つ宇都宮隆という比較対象がいるだけにより目立ってしまうんだが、ウツの方が声低くて、リーディングとかになると耳触りのいい声が出てくるんだよなぁ。
しかしそれはあくまでも声のみの比較であって、今のaccessの方が往年のTM NETWORKよりトランス色が濃いというアレンジ面での差がある。あと、全体の音質。これはもう録音機器や音響機器の世代差によるものでしかないわけだが。
それらと、これがaccessの楽曲であって貴水博之の歌をそこへはめこむべく構築された音であることを考えると、これはこれでいいんです。と思う。

でもやっぱり低音の方が好きなんだよなぁ、ヴォーカリストの声質そのものとしては。
あっちゃん然り、遠藤氏然り。そして、あれをいっぱしのヴォーカリストと称するのは難があるかもーと思いつつ、J然り。

で、あっちゃん購入してきたわけですが、聴いてない。まだ聴いてない。とりあえず収録されている映像だけ見てみたが、「残像」のPVということは俺様、SSTVで先に捕獲してじっくり見ていたわけで。でもやっぱり、テレビ画面で見るのとPC画面=至近距離で拝むのとじゃ違うさね……。

<本日の戦利品>
・BUCK-TICK『Mona Lisa OVERDRIVE』〔AL〕


弐〇〇参年二月十六日(日)

どうも起きた時(ちなみに昼過ぎ)からおかんの虫の居所がいまいち悪かったなーと思ったら、親父殿を放置して出かけた先で発覚。やはり原因は親父殿のワンマンっぷりでございました。同じポイントに対して静かにキレる辺り、俺はやはりおかんの子。間違いなくおかんに育てられた子。親父殿に育てられた感じじゃないんだよなぁ。

というわけでおかんと二人でとことこお出かけ。おかんが図書館に本を返さねばならず、ついでに図書館そのものが明日から特別書架整理期間につき長期休館に入るため、面白がって久々に市内で一番デカい図書館へ。
……どこから湧いたんでしょう、これだけの人。
混みまくる中、書架の間をさまよい、俺はまたしても航空宇宙工学関係の本を五冊ほど。またかよ。

お出かけの際だけBGMがJ『Unstoppable Drive』。実は一昨日出かけた際に久しぶりに『BLOOD MUZIK』にしてみたんだが、やっぱり『Unstoppable〜』の方が加速してるっつーか勢い増してるっつーかそんな感触があって。ていうか今改めて冷静に聴くと、『BLOOD〜』はちょっとクサいかもしれない。と思った。
室内BGMはaccessだったんだが、さすがに飽きがきたので深夜にばくちく兄さんの新作に手を出してみた。

……いまいち。いまに。いまさん。そのくらい。むぅ。

なんか俺のツボとズレてたらしい。先行マキシ『残骸』の収録曲二曲は大好きなんだけど。カップリングだった「GIRL」はアレンジ変わってるけど、それも好き。なんだけども、それだけなんだなー。
あのー、引っかかってこない要因の一つは、流せてしまうことにある気がする。
流してー流してーあー「残骸」きたー! ……で、また流してー流してー……あれ。もう今井先生のメインヴォーカル曲ですか?
そんな感じでほんとにするする〜っと流れていってしまうのだな。一つだけ現時点でまず耳が行ったのは、今井のヴォーカルがこれまでになく多用されているという点。上記のメインヴォーカル曲「Sid Vicious ON THE BEACH」の他にも、これまでと似たような、サビだけ今井なんていうケースが見られる。そこはやはり、あっちゃんあっちゃんあっちゃんで流して聴いてると、突然今井になるのでやっぱり耳持ってかれる。
まぁ今作は昨年マキシ『極東より愛を込めて』が出た頃雑誌で彼らが言っていた「今年中に(『極東 I LOVE YOU』の他に)もう一枚アルバム出そうかな」発言のモトであったはず。で、『極東 I LOVE YOU』のラストナンバーが次のアルバム、つまり今作『Mona Lisa OVERDRIVE』に繋がるものだったはず。
ということは、二枚セットで聴いたらまたなんか違いそうな気がする。ので、それは明日。


弐〇〇参年二月十七日(月)

金がない。かなりの勢いで底をついている。ので、実は先日BUCK-TICK新作と一緒に買おうと思っていた相川七瀬の新作すら買えなかったり。後日リベンジ。

で、本日は昨日書いた通り、BUCK-TICK二部作(推定)の並べ聴き。
まずSEっつーかなんつーかそんなものの比較。前作『極東 I LOVE YOU』のラストナンバー「Continue」は、メジャーコードのSEだと思っていたんだが、多少のアレンジが加わった『Mona Lisa OVERDRIVE』の一曲目「ナカユビ」ではマイナーコード。何故。あと、「Continue」とモトが同じ〜と思ってそのまま「ナカユビ」に流れると、音量の差にちょっと耳がびっくりする(笑)。
逆に『Mona Lisa〜』のラストナンバー「Continuous」から『極東〜』の一曲目「疾風のブレードランナー」に行く。こっちは、正直なところ最初わからんかった。同じモトを持つものだとわかったのは、何度かこの流れを繰り返してからだった。なんででしょね。

続いて、全体の印象。『Mona Lisa〜』の方もだいぶ、耳に引っかかってくる曲が増えてきた。しかし、日本人的わびさびを欲する俺にはやはり『極東〜』の方が合うっぽいよ。
そう言えば『Mona Lisa〜』は打ち込みが多い。ループが多い。それゆえにだいぶ重たい(この兄さんらでループ多用で軽くなることはまずないやね)ので、重さは好みなんだけども、サビのインパクトの強い曲は少ないんさね。俺が昨日「いまいち。いまに。いまさん。」なんて言った原因はきっとここだろうと思う。
これまでのアルバムなら、ループ多用型の曲も、今井ちゃん大活躍曲も、すんばらしく美しいバラードも、破壊力抜群のシングルナンバーも、全部入ってた感じだと思うので(注:俺が聴いてないアルバムだと知らないけどね。初期はアルバムをちゃんと聴いたものが少ないのだよ)。
それを分けた意図はなんなのか、気になると言ってみたところであの兄さんらは(ていうかむしろあっちゃんは)「……なんとなく」の一言で終わってくれそうな気がするよなぁ。「曲がいっぱいできちゃったから……」とか。すげぇ言いそう。

ああ、だからか。『Mona Lisa〜』だけだとやっぱり、俺の好みから少しずつズレてるものばっかりなんだ。
『極東〜』と一緒に並べて聴いたら、対比のおかげで『Mona Lisa〜』で見落としてたとこも気づき始めたしな。なるほどなるほど。

余談だが『Mona Lisa〜』で気になるのは……今井の曲。って言おうとしたんだが、今作ほとんど今井なんだよ(笑)。えーと、「残骸」を除けば「BUSTER」「LIMBO」「原罪」辺りがわりと好き。今井がお唄歌いと化した「Sid Vicious ON THE BEACH」は曲的にはあんまりツボに入らんかった。
あと、星野氏作曲の二曲は、テンポやコード感にかなり違いがあるようでいて、実は二曲ともメロがものすごく星野氏。なのでこの二曲だけ並べて聴くと面白いな、と。

そんな感じで。結局好きになったらしいよ。

ところで、「愛ノ歌」なる曲が『Mona Lisa〜』に収録されているわけだが。BUGも去年出したよねぇ、「あいのうた」。俺の守備範疇だとDo As Infinityにもありますよ。あいのうたブームですか(笑)?


弐〇〇参年二月十八日(火)

今日もBUCK-TICK二枚継続で。

B-T兄さんらの特徴の一つはやっぱりこれだよなーと思うことが一つ。
テンポが速くない&刻みが細かくない曲でも十二分に、重い。リズム隊が特に。絶対軽くならない。もの凄いテクニックを駆使して耳を引くでもないし、音質的にももの凄く目立つ音を使わないどころか、むしろテクニック的には初心者でもやれそうなことが多めだし、音質は控えめという言葉がぴったりな感じなのに。なーのーに、重い。しっかりそこに存在してるのがよくわかる。
テクニックに関してもう一つ言えば、「できるけどやらない」タイプの方々に思えるのだよ。「できないからやらない(またはできることしかやらない)」ではないよね、どう考えても……実際はどこまでできるのかと問いたい気分(笑)。

というわけで重さが相変わらず好みです、この兄さんら。はい。

夜、FAKE?の昨年のライヴがWOWOWで放送されていたので捕獲。ばっちり捕獲。オープニングでDJが回してた皿に懐かしの、超懐かしの「スーパーマリオ」のテーマのアタマが起用されていて、笑うというより崩れてしまったヤツがここに(挙手)。小学校の同級生で、いたんだよねー、あれを口頭で真似するのが何故か上手いヤツ(笑)。
放送開始後数分で、コーラスの練習に行っていたおかんが帰還したため、全部は見てないが、録画はしっかりしてしまったので後で見る。

ところで、このところ日記の文章がどうにもこうにもまとまってくれないので困っている。ガキ時分から、人様より多少自信を持てたのって文章だけだというのに(逆に言うと他がそれだけどうにもならなかったということ)。なんか最近の日記は、接続語の前と後がかみ合ってないことが多いよ……もうちっとちゃんと書きたいと思ってます。はい。今日はまだマシな方かな、と。最低限このくらいには書きたい。うん。


弐〇〇参年二月十九日(水)

またしてもBUCK-TICK二枚継続。しかしだいぶ飽きてきたぞー。

夕方、おかんを迎えに行ったついでに市内の美術館へ久々に。隣県の県立美術館の所蔵品をごっそり借りてきての企画展示だったんだが、その分こっちの所蔵品が向こうへ行ってるらしい。美術館同士で貸し借りって手もあったのねー、と納得。

夜、CRAZEリベンジで一緒してくれたお嬢さんから電話。その最中に、BGMに飽きるあまりとっかえひっかえ室姫深『DIGIPOP』とか(一コーラス終わらないうちに止めた)、TRANSTIC NERVE『RECALL』とか(これも今日はいまいち引っかかってくれず)、しまいにはHANOI ROCKSのトリビュートアルバムなんぞにまで手を出してみたりして。
途中でBUCK-TICK『Mona Lisa OVERDRIVE』も話題に上ったんだが、結論として。

八十分MDに『極東 I LOVE YOU』と並べて可能な限り全曲叩き込んでみて、ランダム再生したら面白いかもね。

ってなことに落ち着いた。実際は二枚合わせて九十分以上あるらしいので、各アルバムのラストナンバーであるSEを除いてもまだ他にも削らなきゃならない曲が出るわけだが。そこはまぁ好みであれこれ削ることにして。
電話終了後、まったりと作っちゃったよ、MD(笑)。削ったのは結局『極東〜』から「WARP DAYS」と『Mona Lisa〜』から「Sid Vicious ON THE BEACH」「BLACK CHERRY」の三曲。と、各ラストナンバーの計五曲。はてさて、どうなりますことやら。
聴くのは明日に回すことになるが。MD編集終わったのが午前三時過ぎだったので。


弐〇〇参年二月二十日(木)

夜、日付が変わった頃、階下に降りてみたら、風呂上がりのおかんがたまたまタモリ倶楽部か? 空耳アワーがあるということは番組それでOK? ちゃんと見たことないから知らんのだが、なんせそれを見ていて。
全国のダムのランキング(しかも判断基準は放水時の外見らしい)なんて謎なことをやっていて。

kenちゃんおるやん。しかもタモリや専門家らしいおっさんと同じ作業服で、黄色い安全第一ヘルメット持って。謎だ。
彼が雑誌でダム話をコラムかなんかにしてしまうほどのダム好きだという話は知っていたが、それにしたって謎だ。ぎゃあ。

本日のBGMは昨日作ったBUCK-TICKのMDを、ランダム再生で。
……凶悪だった。えらい凶悪なことになった。まぁそうなることを覚悟の上でやってみたわけだが、正直、想像以上だった。ある時はこんな並びになったさ。

「極東より愛を込めて」「21st Cherry Boy」「LIMBO」「疾風のブレードランナー」「GIRL」「BUSTER」「残骸」「Brilliant」「ナカユビ」「Mona Lisa」「GHOST」「Long Distance Call」「MONSTER」「原罪」「愛ノ歌」「王国」「謝肉祭」「TRIGGER」

……「21st〜」と「疾風の〜」で「LIMBO」をさんどいっち。その後、「残骸」と「ナカユビ」で「Brilliant」をさんどいっち。凶悪にも程がある。
あと、何故か知らねどしばらく部屋を空けておいてから戻った時に、止めてたMDを再度再生した場合。

……なんで決まって「極東より〜」か「残骸」で始まるんですか。呼ばれてるんですか、俺は。いや、好きですけど。


弐〇〇参年二月二十一日(金)

昼、爆風スランプ往年の名曲「RUNNER」のPVを発見してしまう。……あんなに微妙なバンドだったとは知らなかった。俺の耳が肥えたんだろうな。しかも、もしかしなくてもだいぶ変な方向に(笑)。おかげで、爆風スランプが「ただの面白いバンド」に見えてしまった……。や、テクニック的にしっかりしてるってのはわかるんだが。それにしてもサンプラザ中野、細かったんだね、往年は……。
あと、名前だけしか知らなかったSAVAGE GARDENも見てみた。……歌う森岡賢の如きvo.さんがいた。謎だった。外見的にはむしろg.&key.らしい兄さんがかっこよかったんだが、音がどうにも引っかかってこなくてルックスの印象しか残らなかったなぁ……まぁ爆風スランプともども、昔のPVは恐ろしいということで。
そう言えば先日、PRINCESS PRINCESSの「19 GROWING UP」も見たけど、衣装がどうにもこうにも微妙だったなぁ……そんな中でも中山加奈子姐さんはぶっ飛んでたわけですが。加奈子姐さんは好きだー(叫)。

BUCK-TICK『極東〜』『Mona Lisa〜』編集MD。から、さすがに飽きがきたためあれこれとっかえひっかえ。そう言えば、買ったはいいがまるっきり聴いてないCDが何枚かあるんだよなーと思って、以下の四枚を引っ張り出してみた。

・the other side of AGE of PUNK『ROYAL ELECTRASY』
・STRAY PIG VANGUARD.『夜空』
・nil『さよならダヴィンチ』
・杏子『10 Years Collaboration』

順に行こう。まず、あさきちおぶぱんく。
曲調がまったりしすぎててパンチ力のある曲が最低一曲欲しくなった。

続いて迷い豚さん。
えーと……久々に聴いたKAZUSHIの声がいまいちだった。RAYZIのギターソロもちょっと俺的には微妙かもしれない。vo.とg.だけが正規メンバーというバンドだからって、無理にギターソロ入れる編曲にこだわらなくてもいいのでは。そこにこだわってばかりじゃないことも、カップリングのイントロのベース聴いたらわかるんだが。

次。nil。
B-Tと並んで、ここにもモナリザがいた。前作『nil from hell』とセットだということなので次はセットで混ぜ混ぜで聴いてみようかと。……またか。B-Tでやったばっかなのに、またやるのか、俺。発売順でいえばむしろこっちの方が先に並べ聴くことができたんだが、まぁそこは置いといて(笑)。

そして締めに杏子姐さん。
しまった。これ、郷ひろみなんか入ってたんだった。杏子姐さん名義で出したアイテムの中から、ゲストを迎えたりしたものを収録してるだけじゃなく、杏子姐さんが誰かのところにゲスト参加したものなんかも入ってるわけで。その中にヒロミゴーが。ぎゃあ。初めてまともに聴いちまったい。正直、同タイプで収録されている鈴木雅之の方がずっとマシだ。で、曲としてはやはり福耳が一番キャッチーかな、と。杏子姐さんのソロ名義で出された曲たちはそれぞれにかっこよくて好きだな、と。しかし、アルバム中で最も重いのが美空ひばりのトリビュートアルバムに参加した時の「真っ赤な太陽」だってのはどういうことだ。MILLENIUM EVEとか入ってんのにな(笑)。


弐〇〇参年二月二十二日(土)

昼に起きたら親が揃って出かけていた。夕方まで帰ってこなかった。しばらく前に、父方の祖母が足が痛いと言うて入院した(数年に一度はこれで騒ぐのでそう珍しい話じゃない)ので、見舞いに行った模様。その間俺はほけほけしまくってたんだが、その後、夕食の直前で荒れた。俺と親父殿が。懲りない似たもの親子である。

BGMは杏子姐さんからCRAZEライヴセットリスト順(推定)MD。荒れてからはなし。珍しいこともあるもんだ。


弐〇〇参年二月二十三日(日)

朝、それなりに起きろと言われてたので、久々にZIGZO尽くしで起きてみた。『Add9 Suicide』『THE WORLD INTRODUCTION』『チェルシー』の三枚。うあーやっぱ「暗闇でサングラス」大好きだー。

親父殿を置き去りにおかんとお出かけ。の前に、天気のいいうちに車のワックスがけ。伸びない…まだ寒いんだねぇ。
で、昼飯後に出かけて、向かった先はとあるイベントホール。無料コンサートがあったので面白がって。
だって歌うのが、昨年の二十七時間テレビのハモネプで優勝してしまったらしい日下ファミリーだというんだもの。実はこのご家族、中二だという長男が楽しいのだ。ヴォイパもやれるし、音域は低めのテノール、クラスで合唱やるならバスに入れられるであろう音域。先がなんとも楽しみな子なのだよ。
というわけで行ってみたらば、大した宣伝をしてるわけでもないはずのイベントで立ち見が出ていた。驚異。

出てきたご家族は、なんと。笑顔が全員そっくりだった(笑)。
顔立ちが似てるわけじゃないのだ。そりゃ中二の長男と小五の双子の女の子たちはどっかしら親と似てるが子供同士だとけっこう違うし、お父さんとお母さんは遺伝子丸ごと違うんだから別の顔だろうに、笑顔がおんなじ。いいなぁ、そういうほのぼのした感じが笑顔だけでわかる家族って。
コンサートは前半になんと宗教曲なんぞも交えてたりしてびっくりした。しかも、曲によっては原語。中学生と小学生がラテン語で歌ってんだぜー? その実態は恐らく、お父さんが往年なんかしらの訓練を積んだ系統の発声をしてらっしゃるので、お父さん辺りがカナ振ってんだろうと思うが。それにしたって。
そして、「家族紹介を兼ねて」という言葉に続いてまず双子ちゃんデュエット、お父さんお母さんペアでの曲もあったんだが、驚異的なことに本日唯一のソロ、中二のお兄ちゃん、これまたイタリア語で「フニクリ・フニクラ」なんかやってくれちゃってまぁ! まだ変声期終わりたてくらいの安定しない声だし、子供時分から声楽やってるわけではないようなので、はっきり言って地声なんだが、通りはいいんだよなー。鍛えたら絶対いいハイバリトンくらいになるよ、彼は。
後半はポップスも交えての編成。ここに来るとお兄ちゃん、ヴォイパもやります。
後で思ったんだが、ヴォイパを「我が家ではお兄ちゃんしかできない」とお母さんが紹介してて、それはそうだろうと妙に納得してしまった。正直、お父さんやお母さんの世代では、口ドラムは難しかろうと思うのよ。

この辺でお兄ちゃんが非常に可愛いことが発覚。
ある曲でお母さんが「お兄ちゃんのヴォイパはお休みです」と言ったところ、お兄ちゃん、両手を重ねて頬に当てておやすみなさいのポーズ。
そんなん人前でやる中二男子、俺は他に知らんよ(笑)。かわええっちゅーに。

そんなこんなで気づけば一時間あっという間。終演後、出口に向かおうとした辺りで、一度引っ込んだご家族が出口付近に出てきてたので、その前を通過して「楽しかったですー」とご挨拶してきた。すると、お兄ちゃん。
「ありがとうございます!」
素直である。今時稀に見る素直な良い子である。声がでかくて挨拶マメなのは、野球部に所属しているからだと思うが、あの素直さは凄いよ。どうやったらあんなにのびのびした子供が育つんだろう。

その後、お茶して買い物してご帰還。
買い物中、書店でコリアンポップスの雑誌を見つけたので、Youjeenを探してみたら、いた。いたが、だがしかし。
……日本でやるよりメイクがおばさ(以下略)
日本にもたまには来てほしいもんです。ええ。

帰宅後、BGMはなんとなくないまま。まだ昨日の荒れた分の余韻が残ってる模様。いい加減にオトナになりましょう、俺。

<本日の戦利品>
・相川七瀬『Shock of Love』〔MCDS〕
・上々颱風『上々颱風9〜心の花〜』〔AL〕
・TAPROOT『WELCOME』〔AL〕
・LITTLE VIKING『sthlm』〔AL〕


弐〇〇参年二月二十四日(月)

親父殿がいなくなったので、打って変わって超熟睡。BGMは昨日の戦利品色々。

とりあえず相川七瀬。そのバックメンバーの美味しさはなんなんだ。タイトル曲でINA(Dope HEADZ)、CHIROLYN、そしてギターに室姫深。何故! かと思うとカップリング二曲のうち片方はdrug store cowboyのvo.が作曲で、メンバーにはゼリ→の人が二人ほど。
正直、事前情報で俺が知ってたのはタイトル曲のバックコーラスに大黒摩季がいることくらいだったんだが、蓋開けてみればこの美味しさ。うあー冗談じゃねえー!
あ、曲は全曲それなりに好きです。どれも違った方向からパンチくる感じで。弱くないし。

続いてLITTLE VIKINGにいってみた。GITANEの森岡純姐さんが、GITANE活動中から並行してやってたものである。タイトルは「ストックホルム」と読ますらしい。言われてみればそうだねーという感じ。
えー、純姐さんのvo.がそのまんまなのは大変喜ばしいんですが、温いです。かなり温いです。
曲としてはGITANEの方が絶対的に俺好みだということがよくわかった。でもだからと言ってLVが嫌いというわけでもなく。結局純姐さん好きらしい。

そしてTAPRROT。SSTVにてPV見かけて気になった方々である。帯にもあったが、LINKIN PARKなんかとツアー回ったりしてるバンドらしい。音は確かにそんな感じの重さ。だが、後半にやはり温い曲が続いて、けっこう流せてしまう。一曲一曲は好みのツボをそれなりに突いてるんだが、全体の印象が薄め。でもPVで見た「POEM」という曲は好きだ。ちゃんと引っかかってくる。

今日は実は、ネット上で先に嫌なニュースを発見してしまい、ちょっと切なくなっていた。
小学二年生が放火って。それはどっかの自称ぱいろまにあさんより年齢的にも早いし、燃やす気でやってる分、燃やす気はなかったけど燃やしちゃったJさんよりタチが悪いのでは。しかもこれも犯罪意識が薄い……yahoo!の少年犯罪ニュースの一覧見てるとくらくらしちゃうね……


弐〇〇参年二月二十五日(火)

今日は昨日聴きそびれたというか敢えて昨日の流れに乗せなかったというか、の上々颱風を。
1stのイメージをそのまま持っていたんだが、とてもゆったりした真面目な曲が増えていて、良くも悪くもまったりする。1stはもっととっ散らかったイメージがあったが、アホな曲はすべてを振り切れるほど究極のアホだったので、その可笑しさはあんまり強くなくなったな、と。
それでも相変わらずちょこちょことアホなとこはあるんだが。

夜、なんとなく戻りたくなって唐突にTHE TRANSFORMERマキシカップリングコレクションMD。ライヴテイクが好きだ。ライヴ行きてぇ。公式サイトにあるメンバー本人のコメントによると、やっと新作レコーディングの予定も立ちつつあるようだし、昨年末のライヴで聴けた未音源化ナンバーもやっと家で聴けるようになるか?


弐〇〇参年二月二十六日(水)

今日もTHE TRANSFORMER。基本的に『空』で。夜になって『感情漂流』にも流れてみた。

……他に書くことねぇよ。今日はおかんが不在だったので日付変更一時間前まで一人だったしな。まったりしておりました。おしまい。


弐〇〇参年二月二十七日(木)

そして今日もTHE TRANSFORMER。一度ハマるとなかなか抜けられんのだよなぁ、この兄さんら。

とか言いつつ、実は二日ほど前からとうとう音りすとの再編作業(追加のみではなく、まったくページを一から作り直すという意味。デザインは変わらんが)なんてアホなことを始めてしまったので、途中途中で様々なモノに手を出してみたりもする。
例えばBUCK-TICK『COSMOS』の「Maria」と「Ash-ra」だけ延々リピートなんていう趣味丸分かりなことをしてみたり、重さに疲れてT.M.Revolution「INVOKE」一曲リピートで「やっぱりこれパラパラ踊れるって」と呟いてみたり、締めに何故か相川七瀬の新作マキシを持ってきたり、そしてまたTHE TRANSFORMERに戻ってみたり。いろいろ。


弐〇〇参年二月二十八日(金)

……あ。二月終わり? 桃の節句がすぐですか。まだ寒いんですけど。ぎゃあ。しかも我が家はいかずごけーずメンバーがいるにも関わらず雛人形出してねぇし。これでまた行かないまま一年過ぎること決定か(笑)?

BGMはTHE TRANSFORMER『空』とか相川七瀬『Shock of Love』とかそんな辺りで。音りすとの再編してると、打ってるものを端から聴きたくなったりもするんだが、今日はFANATIC◇CRISISが気になった。しかし、出すのは大変なので諦めた(爆苦笑)。



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