弐〇〇参年六月一日(日)
親父殿が朝からやかましかった。なんでそれがわかるかっちゅーたら、朝起きてしまったからである。前日、飯を食ったのが早かった上にその後で少し体力使ってみて挙句に夜食も食ってないから、空きっ腹抱えてたら起きちまったんだわ。
で、親父殿がやかましかった理由は、時間がないから、とな。どうも本日は囲碁大会にご出場のようで、バスに間に合わんと慌てていた模様。知るか、そんなもん。
そんなわけで親父殿が慌しく消え去った後、おかんと超まったり。本日はおかんの勤め先宅の辺りがお祭りなんだそうで、ちびーずが御神輿にくっついてちょろちょろするのでも眺めに行こうか、とか言ってた割に、二人してものすんごいぐってり。
しかし昼過ぎにあれこれと用を足しに出かけてみて、ほんとにいろんなもんを買い込み、帰宅後はやっぱりまったりと。
BGMは戻って『ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔』サントラ。劇場公開のほとんどは終わってしまったんだが、隣接市に行くとまだやってんだよなー。見てえなー……ハマり過ぎです、俺。
弐〇〇参年六月二日(月)
今日は家から一歩も出ずにまったりと。よく寝たし。トータルで十四時間くらい寝てんじゃなかろうか。また育ってたら嫌だなー。
BGMはTHE TRANSFORMER『Drei』に戻ってみた。ここ数ヶ月、コンポに喰わす餌の幅が狭くなってるのは気のせいじゃない。それはよくわかってるんだが、どうにもこうにも……奥地にしまい込んだCDを取り出すのがすでに至難の業なので。つい。つい手近に放置してるもんに流れてしまうのだよ。
弐〇〇参年六月三日(火)
突如としてびじゅある系回顧デー。本日はROUAGE『SINGLE COLLECTION』。なんっか戻りたくなる日があるんだよなー、九十年代後半びじゅある系ブームの方々。
で、久々に聴いてみた結果。やっぱりある程度は好きらしいということが発覚。
重低音にこそ燃える今の俺の耳には、どうやっても軽過ぎてつまらんのだが、それでも嫌いだったりどうでもよかったりはしないのだ。往年ハマった理由がなんかしらあるんだろうな、やっぱり。
意外と曲を忘れていないことがわかってちょっと楽しかったり、当時むちゃくちゃ好きだった曲が今はそれほどでもなかったり逆のパターンがあったり、いろいろ。
少なくとも、今改めてハマり直せるほどの魅力は感じないけれども、俺の手持ちの中ではとりあえずまだ手元に置いておきたいモノ。いつか絶対中古屋に売るか捨てるかしてやるー、と箪笥の奥底に封印しているCDもあることを考えれば、手元に置いておきたいというのはずっといい扱いかと。まぁ、その上に「いつでも聴けるところに置いておきたい」というのがあるわけだが。
そんな感じで懐かしんでみた。
弐〇〇参年六月四日(水)
コーラスの練習日。なので車でおかんをお迎えに行き、そのままお出かけ。車中BGMはDIE IN CRIESとGRASS VALLEYの好き勝手編集MD。
の、前に。
ついに箪笥の一部が崩壊した(爆笑)。正確に言うと、箪笥に入りきらず、ちょっと引っ張り出したままの引出しに詰め込んだCDの、そのまた上に積んだ山の一部が崩壊。仕方ないのでちょうどケースの背のタイトルが読めないまま積んであったヤツとかみんな修正してみたりして。いやーいっぱいあるわ。
本日の練習場所はいつもの公共ホールの一室が空いてないというので、ホールとは駅を挟んで反対側くらいにあるとある幼稚園のお遊戯場をお借りするとのこと。行ってみると、すべてがちびちびさいずの大変にかーいらしいものがごろごろ並んでいる。当たり前と言えば当たり前なんだが。
えーと、個人的にはばかでかいバスケのゴールのリングが俺の身長とほぼ同じだったことがショック(爆笑)。あれなら俺、ダンクどころかなにもしなくてもシュート決まる(笑)。
で、歌ってみて。本日は発声指導の先生がおいでにならないので気楽にのんびり歌っておしまい。
帰路はkyoちゃんの好き勝手編集MDカッティングエッジ版も入れて、とにかくお疲れモードで眠たそうなおかんを隣にまったり運転。然る後に、寝た。
しかし夜中に、普段は朝まで起きないおかんが起き出して、トイレにこもった。疲労のあまり、胃腸が一斉蜂起してくれたらしい。都合のいいことにこの一卵性母子、両方一緒にぶっ倒れるということが滅多にないながら、それぞれにそれなりの回数この類の倒れ方は経験してるので、対処方法はある程度心得ている。ので、適当に薬飲ませて寝させてみた。たまにはこんなこともある。
ところでふと思ったんだが、まだライヴ部分を見ていないCRAZEのツアードキュメント映像。見てる時は気づかなかったが、考えてみたらああいうドキュメンタリーが映像作品として販売されているということは。
旅の恥はかき捨て、という世にも素晴らしい名言が嘘になるということだ。
……不幸だ。ある意味不幸だ。ショウビジネスの世界だと絶対に、本人が隠遁生活に入ろうがあの世行きになろうが、過去の映像やら雑誌での発言を律儀に保存しているファンというのが必ず残るからねぇ……かき捨てられない恥の数々が、嘘偽りなく記録されてしまうツアードキュメント。それが楽しいんだから見てるこっちもある意味末期か。
弐〇〇参年六月五日(木)
おかんは一応復活気味。普通に仕事に行きました。心配だったのとタイミングが良かったのとで、朝おかんが飯を食う前に俺も起きて顔色を見たら、まぁまぁ大丈夫そうだった。ので、送り出しといて、俺は寝た。しかし昼過ぎにおかんの仕事先に電話してみると、やっぱり声がまだ全然疲れたまま。なので本日の晩飯は外食決定。近所にうどん屋があるのでそこで。
BGMは昨日崩壊した山の中から久々に引っ張り出したSCARE CROW『立春』といずみ『水彩』。たまには漂いたくなることもあるのさ。
弐〇〇参年六月六日(金)
まったり。BGM変化なし。
夕方、おかんが帰って来る頃になって、先日捕獲しておいた映画を一本。ジョニー・デップ目当てに『耳に残るは君の歌声』を。ようわからん映画だった。
でもジョニー・デップの印象変わった。実は『シザー・ハンズ』の一部(それこそ民放でオンエアされる時のCMとかでちらっと見た程度)と『妹の恋人』と、今夏公開の『パイレーツ・オブ・カリビアン』のネットに出てる予告編の彼ぐらいしか見てなかったのだ。そりゃ、『耳に残るは〜』見たら印象変わって当たり前。でもどれにしてもなんつーか、割と静かめの役者なのかな、と。静かというか穏やかというか。感情表現がオーバーじゃないタイプに見えるなぁ。役柄のせいか本人の人間性なのかわからんが。
そして夜、まずはMステを捕獲し(でも同時に階下で飯食ってたので見たのは後)、その直後に『マトリックス』を捕獲。でも最初の方って確かわけわかんなかったんだよなー、と以前断片的に見た時の記憶を思い起こして、とりあえず録画するだけしておいて、見ないで放置。
最後の一時間ほど、つまりアクションシーンばかりの辺りに重点を置いて見てみた。別にそこにアクションシーンが多いと知ってたわけじゃないんだけど、普通見せ場は後半だわな。
で。
Mロンド様、そんなにデコ使って攻撃しちゃだめだああああああぁぁぁぁぁぁっっっっっっっっっ!!!!!!!!!!
……失敬。『ロード・オブ・ザ・リング』のエルロンド役でもあるスミス役のヒューゴ・ウィービング氏が、デコ強調した攻撃かましたりかまされたりしてたので、つい。つい。あんなに攻撃しまくって同じとこにくらいまくったら痛いよう……しまいには、スミスが破裂寸前でぐにぐにしてる最後のシーン、デコめいっぱい出されてるしな。映画見てて話にではなく役者に対してあんなに居たたまれない気持ちになったのも初だ(苦笑)。
その後、Mステを巻き戻して見てみる。Gacktが曲中で手話を入れるというからじっくり見てみたが、まぁ大体分かった。日常会話文の範疇だったからな。うん。
そしてHYDEのバックに、BLADEのサポートでも組んでいるリズム隊、ex.Media-Youthのb.HIROKIと現BUGのdr.FURUTONがいるのを確認。しかしHYDEの出番の時、いまいちPAのバランスがおかしかったような気が。それともうちのテレビかビデオデッキのせいだろうか。有り得なくもない辺りが怖い。
弐〇〇参年六月七日(土)
今日もSCARE CROW『立春』といずみ『水彩』にてぐてっと。暑いんだもんよ。あと、気分でLINKIN PARK『METEORA』も追加。
で、おかんと買い物に出た先で下記戦利品。HYDEはMステで見てそこそこ気になったので。マシンガンズは最後なので一応。そう物凄く気を惹かれるでもない反面、未発表曲収録となると心を動かされてしまう辺り、レコード会社に踊らされてます、俺。
しかしそれよりなにより問題だったのはむしろ書店。目当てはまず音楽雑誌。『音楽と人』を手にしてから、くるりと店内を一周〜と思ったら、新書の新刊平積みコーナーに、有り得ない表紙を発見。
『創竜伝 十三巻』
……………………………………………………ありえねぇ!!!!!!!!!!
まさかの新刊である。しかもざっと眺めてみると、表紙見返しに見覚えのあり過ぎる笑い声の表記。巻末対談は相変わらず絶好調。なんで田中芳樹は何年も経過したキャラを時空差を感じさせずに書けるのか。ずっと書き続けてるならまだしも、タイムラグありすぎの彼らのキャラがなんで一貫してるのか。甚だ疑問。
で、俺は四兄弟が仙界行った辺りまでしか確か読んでないので、とりあえずすぐに買って読んだところで話が飛んでるしそもそも財布が寒いので今日は諦めてみた。
更にコミックのコーナーへ回って、『BREACH』の最新刊を手にする。
……表紙の斬月氏が映画版『ロード・オブ・ザ・リング』のアラゴルンに見えてしまう辺りが大変に末期です。でも似てる(笑)。ウェーブ入った肩口までの黒髪にヒゲ、こけた頬に黒服、そして微妙どころじゃなく時代がかった語り口調。……似てる。や、俺が病んでるのはわかってるんだがな。うん。
夜、ポップジャムとCDTVにてHYDE捕獲。しかしPJはどうやっても好きになれない番組になっちまったなぁ。やかましいだけのバラエティは苦手なんだよ、俺は。
<本日の戦利品>
・SEX MACHINEGUNS『『マシンガンズの集い』ザ・ベスト』〔AL〕
・HYDE『HELLO』〔MCDS〕
弐〇〇参年六月八日(日)
本日、うちと隣のご町内が祭りである。やかましい。なにがやかましいって、カラオケ大会やってんだよ、両方。そして我が家では風向きの関係上、隣のご町内の方がよく聞こえる。やかましいことに違いはないが。あああああああああだから森山直太郎の「さくら」歌うのはいいけど(季節外れだがな)ハイが上がらないならキー下げるなり歌わないなり、手ぇ打てよやかましい!
対抗してマシンガンズがすがすかけたろか、とか思った割にはいまいちテンションが上がらず、結局LINKIN
PARK『METEORA』のまま。
弐〇〇参年六月九日(月)
朝とは呼べぬどころか昼過ぎ、午後二時近くまで寝てしまう。もっさり起きた後、理由判明。れっどうぃーくのご到来だった。そんなわけで聴くともなしに『METEORA』流しつつ倒れてみた。
弐〇〇参年六月十日(火)
というわけで、れっどうぃーくにすべての言い訳となってもらい、寝る。ひたすら『METEORA』のみかけてたんだが、夜にはSCARE CROW『立春』といずみ『水彩』に。
SCARE CROWといいいずみさんといい、俺はべつに彼らの音楽のナニがわかるわけでもなくてただ好きなだけなのだ。
事実、読み解くには難解な詩が並んでいる。歌詞じゃなくて詩だと思う。だから余計にあれこれ考えながら聴いてるとわけわかめになる。曲も簡単じゃない。拍子取るだけでも難しい、なんて曲も平気で収録されている。だからわからない。
わからないんだけど、好き。表現されてる世界のナニがわかるわけでもないんだけども、その世界を勝手に想像しながら聴き浸れるから好き。そんな感じ。
弐〇〇参年六月十一日(水)
コーラスの練習日。なので、それまでは寝る。室内BGMはいずみさんに続く良さげなテノールを狙ってSOFT BALLET。でも旧作。『DOCUMENT』『愛と平和』『シングル・コレクション'89〜'91』の三枚。そして移動車中はBUCK-TICK好き勝手編集と『極東I LOVE YOU』『Mona Lisa OVERDRIVE』厳選MDにて。良さげな声ばっかり。ふふふふふ。
弐〇〇参年六月十二日(木)
まったりとSOFT BALLET三枚継続にて。
日付変更前後に、二十三時台にJの新曲PV解禁だったことを知る。明日捕獲するつもりでとりあえず寝る。
弐〇〇参年六月十三日(金)
今日もSOFT BALLET三枚。いい声は好きだ。
で、捕獲してしまったJの新作PV。開始後三十秒で「うわ最低ー」と笑いながら呟いてしまった俺はナニ。いやだって最低に可笑しいんだよ。教会にJ、パイプオルガンの音にJ、棺桶にJ。似合わん。しかも棺桶に敷き詰められているのは白百合。余計似合わない。とってもかなり物凄く似合わない。あまりの似合わなさに笑ってしまったわけだが、曲はヤツには珍しいリズムで割と面白かったわけで。
でもそれをライヴでやることを想像すると、相当の人数がジャンプしたがるであろうテンポとリズムの中でもやっぱり馬鹿ダイバーが出るんだろうなー、そうすっと腕に怪我するヤツ多そうだなーとかそんなことまで想像してる自分がとても嫌。
弐〇〇参年六月十四日(土)
お出かけ。今回は久々に親父殿も一緒に、母方のじーちゃん宅へGOである。親父殿が一緒なのでBGMは仕方なく『ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔』サントラとか、葉加瀬太郎『VIOLINISM II』とか4Knights『ベスト・ミュージカル』辺りで。
じーちゃん宅に到着後、なんだかんだで片道百二十キロ丸ごと運転してしまったが故に、とりあえず寝る。昼寝から起きると関東在住の叔父も到着していた。なんとなくおかんだの叔父だののやることをちまちまと手伝いながら晩飯。
その支度の最中だったか、叔父に一枚のMDを手渡される。まったく名前を知らないEnsemble
Planetaという方々だったんだが、聴いてみたら聖歌隊の如き少人数の女性コーラスだった。ア・カペラで。なかなかよい感じにまったりできて割と好き。
しかし、まったりし過ぎてるとも言えるので、途中からLINKIN
PARK『METEORA』に切り換えてみたりして。あ、じーちゃん宅なので当然MDウォークマンでこそこそと。
ところで、じーちゃんはビデオを録画するのが大好きである。録画するだけで、録ったビデオを鑑賞している姿というのを見た試しがないんだが(笑)。ちゃんとテレビ番組表が掲載されている週刊誌を定期購読し、録画したい番組には蛍光ペンでマークしてある。
来週早々の番組表に見つけたマークの一つ。それは。
スター・ウォーズ特殊効果公開番組だった。
これで発覚したことが一つ。
おかん、俺、兄貴殿、そしてじーちゃんからの血のつながりはないものの親父殿、更に今日じーちゃん宅に来ている叔父に至るまで、何かの舞台裏、というものには目がないのだ。そりゃもうこういう映像技術に限らず、喫茶店のカウンターとかでもよいのだ。工場とか工房とかの見学も大好きなのだ。
……これは血筋だった、ということだね。うん。納得。
弐〇〇参年六月十五日(日)
親父殿は庭仕事、おかんは台所仕事と片づけものあれこれ、叔父は未だ冬仕様だったカーペットやら暖房器具の交換と立ち働いている間、俺はなんかまったりと遊んでて、然る後に叔父と二人で隣町の大叔母宅へ。しかし行った先には大人が誰もおらず、中三の又従妹が一人で留守番していたので、土産だけ置いて帰ろうとした矢先。
門の隣の車庫にするすると入っていく一台の車を発見。大叔母がちょうどのタイミングで帰ってきたのだった。なんつーいいタイミングなんだか。
というわけで家に上がらせてもらってしばしお話。
帰宅後、昼飯を食ってから俺はお昼寝。どうせ親父殿はまた運転してくれないのだからして。ちなみに今回おかんが運転しないというかおかんに運転させないのは、昨日の朝起きたら背中ひねってた、というから。横は向けるんだが下を向けないというので、危険性を考慮して避けさせた。
そんなわけで俺が終始運転することになるなら、居眠り防止のために先に寝させろ、と。こういう主張は一応通る。その辺りが謎な我が家。
親父殿の仕事が終わるのを待って、夕方出発。BGMは『ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔』サントラとか。
帰宅後は、飢えていたかのようにLINKIN PARK『HYBRID THEORY』。
弐〇〇参年六月十六日(月)
んで、疲れきった今日はまったりと疲労回復。合間にPVあれこれを吟味。基本BGMはLINKIN PARK『HYBRID THEORY』とHOOBASTANK。
PV見て思うところがあったものを二つほどピックアップ。
まずJ。どうも派手さが足らんかなー? などと思っていたら、理由の一つが判明。新曲、キーが低い。出もしねぇ高音多用型のハイテンポナンバーではないのだね。ミニアルバム収録とは言え、新曲に低めのキーのアップテンポなのを持ってくるってのはあんまりなかったかもしれない。その意味ではちょっと面白い。
Gacktの新曲PV。これは途中に、どうにも見覚えのある画像が入ってるなーと思ったら、一時期廃墟写真にハマっていた頃に本やネットで見た日本各地の廃墟だった。それがCGの爆発で吹っ飛ぶ映像になってるわけだが。
それよりなにより気になるのはGackt本人の映像がCGだということだ。あれ多分、本物の本人を撮影してからCG加工してるなー。肌の質感を無機的なものに変えたりとか。面白いと言えば面白いんだが、気色悪いのも事実。
どうせ気色悪くするならD'ERLANGERやLINKIN PARKの、メンバー全員スキンヘッド映像にしちゃうとか(D'ERLANGERはスキンヘッドな上に脳味噌丸出しだったが)そのくらいの方が逆に面白がれるなーと。
夜、じーちゃんもチェックしていたスター・ウォーズの特殊効果特集番組をがっつり捕獲。そんな俺はスター・ウォーズを通しで見たことが一度もなく、おかげでストーリーもよくわかってない。特殊効果だけが好きなのさー。でも今週中にBSでスター・ウォーズ全部やるらしいから、見てみようかな、と。
弐〇〇参年六月十七日(火)
今日は本来、コーラスの練習日でしかも発声の先生がいらっしゃる日だったんだが、おかんも俺も週末の疲れがまったく抜けてないことを理由にお休み決定。というわけでのんびりまったり寝まくった。BGMは昨日と変わらず。
で、今日もPVあれこれと遭遇してみたんだがまぁ今日はえーと……GOOD CHARLOTTEが相変わらずアホだな、と。楽しげで好きだよ、この兄さんらは。あと、PVそのものはCGが仰々しくてあんまし好きくないのだが、EVENESCENCEというバンドが男女のツインヴォーカルのようで、音は好みだしちょっと気になったりした。探してみるか。
そして今夜もBSのスター・ウォーズ特集を捕獲。初期のルーク役の方の現在を見て時代を感じるのはまぁ当然というかなんというか。ていうか俺、初期作品でルークと同じ船に乗ってる男優がハリソン・フォードだっていうイメージがまったくなかったよ。インディ・ジョーンズのイメージが強くて、同一人物だという感覚がなかったのだ。おかしーなー、ロード・オブ・ザ・リングの大半の方々みたく、俳優本人と役のルックスがまったく違うとかってわけじゃないのにな。謎だ。
弐〇〇参年六月十八日(水)
今日もBGMを変えず。HOOBASTANKとLINKIN PARK『HYBRID THEORY』。なんとなく。下記戦利品は夕方宅配で届いたものの、手をつけてない。
で、本日はナニゴトもないはずだったんだが、おかんが帰宅後「お通夜行くから送り迎えよろしくー」と。なんでも勤め先のお得意様宅に不幸があったそうで。そこんちへ集金に行く機会の多かったおかん、お通夜だけでも、ということらしい。なので夕方お出かけ。
そしておかんを葬祭場へ迎えに行ったついでに外食〜と思ったら、待ち合わせに指定した場所にはおかんの他に見知らぬばーちゃまがお一人。なんでも、我が家からそう遠くないとこにお住まいだから送って差し上げましょ、とのこと。遠くないならべつによし、ってなわけでそのばーちゃまをお送りした後、いきなりLINKIN
PARK『METEORA』をかけつつ食事へ。
そしてその間、自宅の俺様の部屋ではちゃっかりとスター・ウォーズ特別篇を捕獲していたという。あ、あと夕方にBUGも捕獲した。でもちょうど某国営放送教育チャンネルの幼児向け日本語番組のお時間とかぶっていたため、BUGは録るだけ録っといて見てないんだな。はてさてどうなってることやら。
<本日の戦利品>
・BUG『BZM#0021』〔AL〕
弐〇〇参年六月十九日(木)
今日もスター・ウォーズ帝国の逆襲特別篇を捕獲しつつまったりとLINKIN PARK『METEORA』で漂ってみた。だって暑いんだもんよ。
夜、某お嬢さんからお電話をもらう。真面目なことからアホなことまであれこれ話して、気がつきゃ日付変更後一時間経過。いや、寝ろよ。
しかし、洋楽の最近気になるヤツの話になった時、EVANESCENCEという女性vo.メインで男性vo.もいる重低音系のバンドの名が挙がり、ハードめの女性vo.って久しぶりだよなーと話してて気づく。
Youjeenが動かないからそういうのに飢えてんのか、俺ら!
ま、そんな感じで。
あと、Jの新曲「GO with the Devil」を、PVを電話口で流して音聴かすという荒業で検証。やはり、リズムで相当遊んでいるという点とキーが低いという点で意見の一致を見る。そして、悔しいがこいつの音にはやはりどこかで魅力を感じてしまっているんだろう、という点まで共通。なんだかな。悔しいんだよちくしょう、ライヴでどれだけ一部の客に辟易しても諦めつかねぇじゃねぇか。
そんなわけで結局新譜も迷うことなく買っちゃうんだろうなー、と。
弐〇〇参年六月二十日(金)
夕刻、おかんをお迎えに出た先で大変な阿呆に遭遇する。
御年どれほどか、少なくとも「じじい」と呼んで差し支えないであろう見知らぬ男に、馬鹿野郎呼ばわりされました。
状況はこう。
俺とおかんは車を置いて、アーケード下を徒歩で移動中。割と幅の広いアーケードで、信号が割かしマメにある。
交差点の一つで信号待ちで横断歩道前に俺とおかんは並び立っておりました。
すると後ろからチャリのけたたましいベルの音。どきやがれこの野郎と言わんばかりに鳴らされると、俺とおかんは無言のままに結託して動かなくなる習性がある(爆笑)。そもそも、そのアーケードはチャリ乗ってはいけないと表示されているのだ。余計にどかない。
馬鹿野郎と言われたのはこの時だ。なにぼーっと突っ立ってやがんだ、と。
さて問題です。
俺とそのチャリのじじい、どっちが馬鹿でしょうか。
ちなみにじじいはその直後、俺のすぐ横をかすめて堂々と信号無視して爆走していきました。
……いやな世の中になりましたなぁ。
BGMは、昨日の某お嬢さんとの電話で話題にのぼったついでに榊原大氏のアルバム『転/移』と『TOMORROW』。和むよーとお薦めしたかったんだが、実は和めるのは数曲で、大半はけっこうやかましかったことを今頃になって思い出したり。ジャジーな曲でもやかましいのがあったね、そう言えば。わはは。
あ、スター・ウォーズジェダイの復讐特別篇もしっかり捕獲したぜー。近々まとめて見たいと思ふ。
ところで、来月に延期になったコーラスの助っ人本番日、曲が増えるとか言われたんですけど。知らない曲じゃないからまだいいものの、今からかよ。それまでに練習二回しかないのにかよ。マジかよ!
……頑張ろっと。
弐〇〇参年六月二十一日(土)
朝と言える時間に頑張って起床。朝起きBGMはLINKIN
PARK『METEORA』で。
なんで起きたかっちゅーたら久々に某お姉さんと映画デートなのである。今日のネタはエミネムの『8Mile』なのである。見たい作品が互いに微妙にズレていたものの、お姉さんの希望でこれに決定。
そんなわけで車中は榊原さんのアルバム二枚にて疾走し、待ち合わせ場所としてすでに馴染んでしまった(というか他にあんまないんだよ)ファミレスへ。
で、語る。かなり色々語る。お姉さんの仕事のこととか、LUNA SEA好きで知り合ったのが最初なので当然そっち方面の話とか、今夏行くつもりのライヴの予定とか。あ、お姉さんのお誘いに負けて、夏のSEX MACHINEGUNSツアー一箇所、参戦決まりかけ。お姉さんが申し込んだチケットが取れてれば。お返しに、その三日前にあるTHE TRANSFORMERのライヴにお誘いしてみた(笑)。
軽く腹ごしらえしてから映画館へ。
『8Mile』、俺は正直、予告編やあらすじをネットで漁った感じではあまり気を惹かれなかったのだ。アカデミー賞でやたら話題になった『シカゴ』とかみたいなミュージカル映画じゃないのは明白。むしろ、デヴィッド・ボウイがゴブリンの王様やってた『ラビリンス』とか、タイトル忘れたけどマイケル・ジャクソン主演だったやつみたいのを想像していたのだ。
要は、メインにミュージシャン使ってるからって、ムダに楽曲多用してる感じ。ストーリーと曲があんまり関係ないような、「だからなんであんたはここでいきなり歌う(または踊る)んだよ?」と首を傾げたくなるような楽曲の使い方を想像していたのだ。
でも、ストーリー的にはまぁありがちと言えばありがちなものの、楽曲の使い方は良かったので一安心。ストーリーの中に無理なくエミネム含む色んな曲がちゃんと混ざってて、そういう意味では面白かった。
あと、あらすじ見た限りではそうど派手にセックスシーン入ってる感じでもなかったのにPG-12とはこれいかに、と思ってたんだが、甘かったことが発覚。セックスシーン三回に加えて、ホモだのカマだの言いまくり、挙句当然のようにFxxk言い過ぎ(笑)。そりゃPG-12指定にもなるわ。途中、エミネム本人のケツ拝んだ時は単純に楽しくて笑ったが。いいケツだった(笑)。
実は、見る前から心配していたことはもう一つあった。
音に身体が反応してしまうのを抑止できるかどうか(爆笑)。
ヒップホップは得意分野じゃないことはここ見てる人にはお分かりいただけるだろうが、それでもノリやすいリズムには反応するようにできてるからね、俺の身体。案の定、オープニング始まった瞬間に「あ、やば」とは思った。でもなんとか持ち堪えた(笑)。
似たような状態の人がいたかどうかは分からんが、少なくともエンドロールで誰も立ち上がらない映画は初めてであった。
見終わった後は、ファーストフードとかファミレスとかを転々としつつまったりと何かを胃に入れ続け、おかげで晩飯の入る余地がなくなる始末(苦笑)。
その間、車ニ台で移動するのは不毛だと、うちの車だけで移動している時に、ちゃっかりお姉さんにTHE
TRANSFORMERを聴かせてみたりした。主に『Drei』。なんとなく引っかかってくれそうな感じ。ライヴ一緒してくんねぇかな(笑)。
映画の前に居たのとは別のファミレスを最後にお姉さんとはお別れ。そのままTHE TRANSFORMERをBGMに疾走して帰宅。後、しばし爆睡。日付変更前に起きてネットをさまよってから、さて風呂に〜と思って階下に降りたら、浴室の電気がつかなくなっていた(爆笑)。
弐〇〇参年六月二十二日(日)
まったりと昼近くまで寝てしまう。昨夜、暗さに辟易して入らなかった風呂にまず入ってから飯。後、のんびり。BGMは今日も榊原さんの『TOMORROW』で。
晩飯の買出しに出た先で下記戦利品をげっちゅ。柏木さんのアルバムは、葉加瀬太郎氏などに代表されるクラシックの一角辺りを漁っても見当たらなかったので「取り寄せお願いします」と言ったら、レジ前の台に平積みされていた(爆苦笑)。あっはっはー。まぁ無事にげっちゅーできたのでよし。
あと、Gacktのジャケット画像に笑ったのは言うまでもない。絵柄としては好みの部類なんだ、表も裏も。でもそれがGacktのジャケットにまんま使われてるってのがどうも。どうにも。しかもこれで二度目? 三度目だっけ? 絵がジャケットになってんの。飽きるほどの頻度じゃないからいいんだけどー……妙に釈然としないのは何故だ(笑)。
<本日の戦利品>
・Gackt『月の詩』〔MCDS〕
・柏木広樹『CASA FELIZ』〔AL〕
・RAG FAIR『七転び八起き』〔MCDS+DVD〕
弐〇〇参年六月二十三日(月)
本日はぷち独り暮らしデーだったりする。おかんが、コーラス団体の指揮指導してくださってる先生のコンサートを見にわざわざ東京遠征なんかかましてるので。そして親父殿は常と変わらず単身赴任先におるので。ちなみにおかんは今日も明日も通常通り仕事があるため、今日の仕事を終えてから新幹線に飛び乗り、東京駅付近に宿泊、明日は早朝の新幹線で帰還してそのままお仕事というハードさである。ある意味どころではなく確実に、俺より元気である。三十年の年齢差はどこだ。
そんなわけで昨日の戦利品に手をつけつつまったりと。非常にまったりと。晩飯買いに出た以外はまったく外出せず。太陽光浴びてません。わはは。
まずRAG FAIRから。曲はテレビで再三聴いた後だから新鮮味も薄れてきた頃なわけだが、問題はカップリングである。全部同じ「七転び八起き」だけどね。歌詞をあれこれ変えたヴァージョン違いが二曲とカラオケ。このヴァージョン違いの片方、メンバー編が個人的には大好きだ。そしてびっくりだ。
おっくん歌ってるー!
初だろ、これは。メインで歌うってのは。ヴォイパじゃなくお歌うたってるってのは。いやーかわえー。
そして彼らの場合、カラオケでどのパートまで消すかけっこう問題なんじゃなかろうかとも思う。ある意味、カラオケテイクこそが楽しいグループとも言える気が。他のミュージシャンみたく、カラオケヴァージョンをただのBGMにしておけないからなぁ(笑)。
続いてGackt。これもタイトル曲はテレビで見たので置いといて。二曲目のコード進行がけっこう普通というかありがちというか珍しくなくて逆にびっくりした。ああ、こんなのも使うのかーと。二曲とも静か過ぎるので流せてしまうのが難点か。
そして柏木さん。意外にもやかましいのとかあってちょっとびっくり。んでもってやっぱり参加しているゲストピアニスト・榊原大氏の音ににんまりしてみたり。まだ細かく聴いてないんだが、七曲目だったかな、やたら長い曲が一曲。あれはもうちっと聴き込んで我流分析してみたい。
で、しばらくするとRAG FAIRは新作に飽きてきてしまったので(そりゃねぇ、歌詞違うだけで全部同一曲だから)、これだけ『AIR』にチェンジ。
弐〇〇参年六月二十四日(火)
なんか知らんが、夜明け前に寝て夜明けに起きた(爆笑)。どうも微妙に水分不足だったようで、階下にて麦茶をジョッキ一杯(それもどうだ)飲み干して寝なおしたら一応落ち着いた。でもそれでも九時頃には起きてしまう。なんだろう。
朝飯の後、始発の新幹線で帰ってきて既に出勤しているはずのおかんに電話して倒れてないことを確認。後、爆睡。またかよ。室内BGMはGackt『月の詩』一枚。まったりするには丁度よいと判明。
で、夕刻おかんをお迎えに行く際の車中BGMとして、こないだEVANESCENCE話で某お嬢さんと盛り上がった時に思い出したYoujeenに久々に手を出してみた。『The Doll』にて。
…………………………好きだー(叫)!
やっぱこの当時の勢い余って緊張しまくってるくらいが好きだったかもしれない。余裕出て来てからもそれはそれで好きなんだが、初期の衝動はやっぱり凄かったのだな、と。曲もメリハリあるいい感じのが多いしさー。ちくしょうなんで日本来ないんだよー来いよー。
弐〇〇参年六月二十五日(水)
今日はまったりしつつまだ手をつけてなかったBUG新作検証へ。しかし柏木さんのとGacktもコンポに食わせっ放しで、結局この三枚をエンドレスループというなかなか凄い状況に。
で、BUG。最初は割と好みだったのだ。いい感じに暴れられるかなーってな感じで。
ところが。
気がついたらGacktに流れちゃってんだよ。アルバムの終わりを聴いた記憶がまったくない。
あれー? と思いながら繰り返し聴くこと三回。やっとBUGのアルバムの最後の曲を、最後の曲としてちゃんと聴いた。その三回とも、後半に行けば行くほど印象が薄くなっていくことが発覚。なんだかな。
というわけで今作、一言で言うならば「不発」。
でもリズム隊の音質はとても好み。大好き。
そんでもって気がついたら、明日はまたコーラスの練習日で、明後日はなんと助っ人本番日その一だよ! マジかよ!
……暗譜できてないんですけど(爆笑)。やっべー、どうしよう。あははー。
弐〇〇参年六月二十六日(木)
朝、なんとなく起きてしまう。まぁその後がっつり寝直したが。
起き直してから買い物に出かけ、おかんに頼まれた日用品をがさごそ買い込む。洗剤とかトイレットペーパーとか(笑)。そのお出かけの最中はYoujeen『BEWITCH』にしてみてたんだが、いまいち。今の俺だと『The
Doll』の頃の方が好きらしい。
それからおかんのお迎えコールを待って、コーラスの練習へGO。今日は発声の先生はいらっしゃるわ、明日が助っ人本番一回目だわで、やることたくさん。体力気力使いまくり。
そんなわけで気合入れのためにBGMは柏木さんの『CASA
FELIZ』から流れてTHE TRANSFORMER『空』『Drei』へ。
柏木さんのは三曲目と七曲目辺りが大変にお気に入り。でも、チェロという楽器の特性を考えれば仕方ないんだろうが、チェリストのソロアルバムなのにピアノとかのゲスト楽器がメインに聴こえる曲が多い(苦笑)。しかしこれは逆に言えば、チェロだけを無理にフィーチャーするんじゃなく、チェロの存在がしっかり馴染むような曲を詰め込んである、ということでもあるのかと。物は言い様、考え様。
THE TRANSFORMERは相変わらず気合入れまくってくれてありがたい。だがしかし、隣でおかんが寝ていると大声で歌えない(苦笑)。
で、練習。発声はだいぶ、理屈はわかってきた。というか理屈で説明してくれる先生なので、理屈だけはわかるんだ。問題はそれを実行できないことなんだ(笑)。まぁこれについては「俺、助っ人だしー」と気楽に構えて適当に誤魔化すことで乗り切る。
そして問題の、明日歌う曲。暗譜できてなかったんだが、そこはまぁなんとか、譜面見なくても意外と覚えてることが発覚。なんとかなりそう。
問題は、追加で歌うことになった曲がこの期に及んで変更になったことだ。マジか。
しかしこれもまぁ、元々やることになってた曲も変更になったのもみんな小学校の音楽の教科書に出てるようなのばっかなので、そう難しくはなく。少なくとも変拍子・転調多用ってなタイプの曲じゃないので。ま、どーにかなるだろ。(←すげぇ適当)
帰りはBUCK-TICK好き勝手編集MDにてがすがすと。注意力が減退してきた頃にちょうど「細胞具ドリー:ソラミミ:PHANTOM」に行き当たり、目覚める(爆笑)。
さ、明日はお歌だー。頑張るぞー、それなりに。
弐〇〇参年六月二十七日(金)
お歌本番日。確かメゾの頭数がごそっと減るからヘルプで入ってくれと言われたはずなんだが、その割に出られない団員さんは結局ソプラノで一人、メゾで一人だけとなっていた模様。なんだかな。すげぇよ、俺要らないじゃん(笑)。
でも練習も参加させてもらったんだしーというわけで一応お出かけすることに。つか、おかんは連れて行かねばならぬので。
昼過ぎに現地集合、本番前に発声やって、三時頃から本番、という予定だったので、俺は朝少し遅めに起きて支度をし、午前中だけ仕事すると言って出勤したおかんの昼休みを狙ってお迎えに。朝起きと車中用のBGMはJ『BLOOD
MUZIK』『Unstoppable Drive』にて。Youjeenから本家に戻った感じ。
で、高速を疾走すること一時間弱、目的地に到着。生徒数は少なめなものの設備がなかなか整った感じに見える某小学校である。すでに団員さんのほとんどは集結し、学校長へのご挨拶も済んでいる模様。ちょっと遅刻。急いで準備して、まずは発声。
しかしこの時点で問題発生。
足が筋肉痛(爆笑)。
どうも昨日、発声の先生のご指導中ずっと立っていたのが原因らしい。痛いよ痛いよー。
しばらく歌った後、衣装に着替えていざ本番。衣装はうちのおかんがわざわざ俺の分を仕立てあげやがりました。今日しか着ないのにねぇ(笑)。ちなみに靴は白のヒールと言われてたんだが、ただでさえ団員最大サイズのおかんより更に数センチ背の高い俺がそんなもん履いたら目も当てられないので、なんと白のスニーカー(爆笑)。
そして、フレアじゃないロングスカートなんつー絶対に慣れられないものを穿いて校内を移動すること数歩。
裾が広がってないという事実に打ちのめされる(爆笑)。
これでもいつもの半分くらいの歩幅で頑張って歩いてんのによー……。
んで、いよいよステージへ。壇上へ上がる際に裾踏んでちょっと止まったのはまぁお約束(笑)。
問題は、眼前にがさがさ並んだ子供らだ。ちょうど俺の正面辺りにいて、すでに飽きたらしい様子の女の子。
指差して俺のデカさを笑うのはやめなさい(大爆笑)。
ステージ降りてってデコピンでもくらわしたろーかと思ったのは内緒だ(笑)。
歌そのものはまぁ一ヶ月強の付け焼刃にしてはそこそこやれたのではないかと。ええ。
しかし、小学校の合唱部時代は、歌うのに同年代の子供を前にしてると異様にやりにくくて客席見るのも嫌だった覚えがあるんだが、今ほどに年齢差が開くとどうでもいいらしく、ガキの反応見ながら歌う余裕すらあってちょっと新鮮だった。そしてガキどもも比較的大人しく聴いてたのでまぁよし。
終わったあとはとっとと着替えていつものジーンズ姿に戻り、やっと一息。ふふふふふ、やはし俺はこうでなくては。そしてまたJ二枚をBGMに疾走。帰還の後、爆睡。かなり寝た。晩飯だと起こされたのにもなんとなくしか気づかないくらいには寝てた。
その間、噂のT.A.T.U.が出るというのでMステ録っといたんだが、なんですか、出ないで帰ったとか。いやー、楽しい楽しい。やきもきさせられる関係者さんには悪いが、楽しいよ、うん。まぁナマで歌うのも見てみたかったけどな。
弐〇〇参年六月二十八日(土)
昼まで寝た。起きなくても今日は親父殿にも怒られず。疲れたのは分かってもらえたらしい。
BGMはJ二枚継続で。昨日は久々に聴く曲の数々に「ちくしょーやっぱ音源だとかっこいいんだよなーいい曲多いよなー馬鹿な客とそれを喜ぶJの姿さえ見られなけりゃライヴも楽しいのになー」とかあれこれ思う余裕があったんだが、今日は疲労のせいでそれどころじゃなく。
起きてすぐ、親ともども買い物に連れ出される。飯は出先で、ということで。でも出かけたのは十二時半くらいだったのに飯食ったのは三時近かった。なんだかな。
そして、最後に寄ったいつものCD屋で下記戦利品げっちゅ。でも見る体力気力はなく、疲労からくる頭痛に撃沈して帰宅後にもう一回爆睡。夜、本格的に寝ようとした時も異様に寝付きが良かった。疲れてんだな、俺……。
<本日の戦利品>
・INORAN『THE LAST NIGHT』〔DVD〕
・BUCK-TICK『PICTURE PRODUCT II』〔DVD〕
弐〇〇参年六月二十九日(日)
起きたら親父殿は山へ遊びに行っていた。相変わらず妙に元気な人だ。俺とおかんは超まったりと終日ほぼ寝て過ごした。と言ってもおかんは働き者なので家事全般は合間でちゃんとこなしてるから凄いんだが。母ちゃん族は強いよ。
BGMはJ二枚継続。しかし引っかかることもなく寝腐ってたので意味なし。反応する体力も変える気力もなかった、ということで。
常の通りまったりしていたのは昼過ぎまでだった。その時刻、受信した一通のメールに脅かされるところから一変した。正確には、メールそのものではなく、その案内に従って覗いたサイトで脅かされたわけだが。
広瀬"JIMMY"さとし師匠、アマバン加入だとおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉっっっっっ!?
しかも来月中に都内で十回もライヴやるってナニゴトっすか!!!!!
……えーと体力的に大丈夫なのかどうかが心配。日程見てみたら連チャンとかあるしな。あの人、何年「連チャン」ってものをやってないんだ? すげぇ心配。
あと、師匠がいたく気に入ってしまったというそのバンドのvo.の力量及び傾向、そしてバンドそのものの傾向も大変に心配。なまじ昨今の若僧では師匠に食われて終わりである。しかも師匠、食い控えようなんて思わなさそうだしなー。俺は俺、って感じでどーんって目一杯弾きまくりそう。そうなった師匠の存在感に、果たして対抗できるバンドなのかどうか。
俺は今夏、やたらと金の飛ぶ予定ばかりが増えているので行かないことに決定。その代わり、おきょう及びミュージカルだライヴだでお世話になっている某お嬢さんを焚き付けて偵察を依頼する(笑)。
というわけで、BGMはJ二枚継続のまったりした状態から一変して、師匠すぺさる。44MAGNUM『IGNITION』とspAed『LED MOON』『Physique』の三枚。わーい、師匠だー。