弐〇〇参年十一月一日(土)

本日のBGMは主に『パイレーツ・オブ・カリビアン』サントラで。船長ー!
親父殿は早朝から山へ歩きに行ったらしく、宵の口に帰還するまでずっといなかったので、おかんと二人で超まったり。
遅い昼食ついでにお出かけし、買い物する中で下記戦利品を。実はTHE YELLOW MONKEYを一枚も持ってないのに吉井は買うのか、俺。でもコピコンなんだよなー。ちくしょう。

夕方、『ハリー・ポッターと賢者の石』を捕獲してみた。今更。でも見ていない。

夜、清春目当てに久しぶりにポップジャムを捕獲してみるも、司会勢のどうでもよさに磨きがかかっていてほんとどうでもよくなってしまい、どうにもこうにもいやはやなんともかんとも。うん。あ、清さんは相変わらずだなぁとそんな感じで。

<本日の戦利品>
・nil『DOWN to DAWN EP』〔MCDS〕
・YOSHII LOVINSON『TALI』〔MCDS〕


弐〇〇参年十一月二日(日)

おかんの所属コーラス団体さん、本番を明日に控えて本日はホールリハである。昨日の戦利品のうち吉井を聴くべく、手持ちのマキシあれこれごった煮MDを編集し直して吉井を入れてみて。往路の車中で聴いてみたわけだが。

いやー噂は聞いてたけど、凄いね。人名ばっちりな上に「結婚しよう」ときたか。いやもうどうしたよ、ろびん。
まぁそれを除けば、やっぱイエモンの顔だったんだなーと。嫌でも実感できてしまうから凄いよこの人は。

で、ホールリハ。歌詞や音程も危なっかしさが薄れてきて、だいぶ見られるようになってきたかなーと。
しかし、ここでアンコールの曲が急遽決定し、それがなんと、今夏に俺が助っ人で入ってた時に再三歌った曲だったのだ。
案の定、来ましたよ。

「あんた、アンコールだけ一緒に歌いなさい!」
by おかん。

……ちょっと待てぇい! おかん自らそれ言うか!?

と、まぁそんなわけでリハ終わってからおかんともめたり。よりによって手話deお歌が本編最後で、そのまま団員さんが引っ込まずにアンコール一曲だけ、という形になるので、俺様かなり逃げ場がありません。どうにもなりません。困ったもんだ。
よって、夜中に某お嬢さんにメッセで泣きつき、どうにか対抗策を講じることに。

や、猛ダッシュで逃亡ってだけなんですけど(爆笑)。

夜、マキシごった煮MDからGackt『月の詩』を外したついでに、Gacktのアルバム三枚から好きな曲だけ抜き出して新たにMDを作ってみた。ら、『MARS』の曲だけで半分以上いった。なんだろう。


弐〇〇参年十一月三日(月)

とうとうご到来、手話deお歌の本番当日である。前夜の疲れも勢いでかっ飛ばし(たつもり)、おかんと車でれっつごう。車中BGMはもはや忘却の彼方。

到着後、まずは発声とリハ。既に幾度も見ているのだが、どうにもこうにも途中に可愛らしい振り付けがあったりなんだりで毎回笑っている。おかしいなぁ、この団体さん五十代を中心に上は喜寿までいるはずなんだが、なんでこんなに可愛いんだ(笑)。

リハも終わってご飯も食べて(本番が夜だから早めに腹ごしらえ)、まったりと待つこと2時間。本番がスタートして、しばらくは衣装替えだのなんだのの裏方で走り回り、最後の2曲を手話でやるために舞台袖からそーっと出て、母と並んでステージフロント上手側に立った。
イントロの間、お客さんの視線が痛いんだ、これが(爆笑)。だって前出てんのになんにもしないからねぇ。
で、歌と同時に手話スタート。するとなんと。

客席でもなんか同様に手の動いてる人がちらほらと! その内の数人はどうやら、動きを全部覚えててなぞりながらやってるっぽい! てことはつまり!

間違えたらバレる!(爆笑)

というわけでおかんと二人、内心あせあせしながらなんとか終えた。いやーびっくり。まさかできる人がいようとは。言っちゃあナンだけどすーぱー田舎町で。いやー……驚いた。
あ、その直後のアンコール一曲は無事に逃亡(笑)。黙って袖に引っ込んだ後、楽屋の通路を全力疾走で逃げた。成功した。いぇーい。

終演後、打ち上げに参加させていただき、笑いまくる。女ばかりの飲み会は無闇に酒に溺れる馬鹿がいなくて楽だ。
その後、疲れ果てたおかんを乗せて車でまったり帰還。さすがに俺も疲れた。


弐〇〇参年十一月四日(火)

ぐって〜〜〜〜〜っと。かなりぐてっと。いやもうなにもしなかったね。BGMはGacktアルバム三枚のまま。時々入るうるとらぽっぷナンバーだけがむしろ違和感あるよなぁこの男。


弐〇〇参年十一月五日(水)

今日もGacktのアルバム三枚を餌にくてくてと伸びておりました。

GacktもそうだしSUGIZOもだが、クラシック育ちってのはなんですか、あのー……曲構成にやたら凝ることがありませんか。
ノーマルにイントロ→Aメロ→Bメロ→サビ→Aメロ→Bメロ→サビ→間奏→サビ二回くらい繰り返し→アウトロとかって構成ももちろんやるが。
考えてみたらSUGIZOなんて特にLUNA SEA時代から曲構成いじって遊んでんの多かったなーと。Bメロとサビが区別し辛かったり、サビに挟まれた間奏を折り返し地点にしてシンメトリー構成なんてこともやってたしなぁ。
Gacktはそこまで遊びまくってるのはあまり多くない気がする。むしろこの男はダイナミックさを際立たせるアレンジが好きと見た。
イントロ→Aメロ→Bメロ→Aメロ→Bメロ→サビ→間奏→(突然静かに落として)Bメロ→(派手に戻して)サビ繰り返し→アウトロとかな。やかましかったのを突然落とすのは好きだよな。うん。でもそればっかやられてもけっこう飽きる(苦笑)。

あと、Gacktの「seven」を聴いてて思ったんだが、クラシック育ちは変拍子をなんでもないことのように平然と使いやがるのがたまに嫌味(笑)。
ロック・ポップス育ちが変拍子使おうとすると、すげぇ苦労して組み立てたんだろうなーっていうのがうかがえる音になってることが多いように思える。例えばSIAM SHADE然りSEX MACHINEGUNS然りGARGOYLE然り。変拍子に凝ったポイントは多々あるが、そのどれもが当たり前にそこにはめられたものではなく、考えに考え抜いて頑張ってそこに入れた感じ。
それがGackt辺りになると、変拍子にしたくてしてるんじゃなくて「これは変拍子になるべきところでしょ?」と言わんばかりにがすがす変拍子使ってきやがるんだよなー……あ、俺の偏見ですか。そうかもな。


弐〇〇参年十一月六日(木)

そろそろGacktにも飽きてきてはいるものの、特にこれといって気を引かれるものもないのでGackt三枚継続。
まだ疲れが抜けきらないのか、なにをする気も起こらないので、終日のぺ〜っと伸びている。気がつくと夜になっている。そんな日々。


弐〇〇参年十一月七日(金)

今日もGackt継続。
でも明日辺り仕入れに行くとSORROWも入荷して……ないかなぁ。予約したの遅かったからなぁ。無理かなぁ。どんなことになってるのか楽しみだ。あと、とりあえずCRAZEさんは買わねば(拳)!


弐〇〇参年十一月八日(土)

えー週末恒例の親父殿ご帰還のため、必要以上の接触を避けるべく部屋にこもってみたり。おかんとだけ仲良くしてみたり。いやそれはいつものことだが。ほんとにお母さんっ子です、俺。

夕刻、先に晩飯の支度をしてからおかんは練習にお出かけ。そのおかんを駅へ送るついでに下記戦利品をげっちゅー。で、帰宅後にすぐ開封はしてみたものの、どれにも手はつけずGacktでまったり。なんかね、対親父殿戦で疲れてる時に聴いたらどっちにしてもぶちのめされそうなので。

<本日の戦利品>
・CRAZE『THANK YOU MY FRIEND』〔MCDS〕
・CRAZE『SXM』〔DVD〕
・SORROW『confusion』〔AL〕
・SORROW『RODEO Gigs Nights』〔DVD〕


弐〇〇参年十一月九日(日)

SORROWのアルバムで起きてみる。しかし寝覚めが悪く、聴きながらあれこれ考えられるようになったのはちょっと後の話。
で、昨日読んだ『音楽と人』最新号のインタビュー裏話にvo.河村カオリのお嬢ちゃんの名前が出ていたのだが、後で気づいた。

子供の名前と同名の曲作って新作に叩き込んでんじゃん! 愛してんだねー。

全体の印象はなかなか良い感じで、もっと聴き込んでみようという気にさせてくれる。だから好きなんだよこのバンド。


弐〇〇参年十一月十日(月)

今日もSORROWで。昨日気づいたお嬢ちゃんのお名前と同名の曲、その前後の曲がやたら強いだけにいまいち流せてしまう気もするんだが、流さずにちゃんと聴く態勢になってるとずっしりくる感じの不思議な曲だった。
あと、今作は『Lagrimas de maria』の頃ほど曲のジャンルがロカビリー+パンクってとこに限定されてないね。いろんなことやり始めてくれて嬉しい。いろいろやりましたーとっ散らかしただけでまとまってませんーって状態になってるならつまらんのだが、そうじゃなくてちゃんと全部がSORROWなので嬉しいのだ。

で、今日からとうとうアニメ専門チャンネル・カートゥーンネットワークにて『スター・ウォーズ』のアニメ版の放送が始まったわけだが。
さすが五分番組。アタマもケツもなんもねぇし。次回予告映像なんて五秒だよ(爆笑)。
そしてむしろ問題はこれだろう。これもさすが海外産というべきなんだろうか。

アナキンのアゴが人間の限界を超えています。割れてるのみならず、巻いてるんだよ、アゴが!

あり得ねぇ……どこまでもあり得ねぇよ……そしてもう一つ付け加えると、五分しかないのでほんとになにがなんだかわけわかめ。無茶苦茶。映画やドラマで言うとシーン三つか四つがせいぜいだもんなー……いやーすげぇわ。とりあえず見続けてみよう計画発動。


弐〇〇参年十一月十一日(火)

朝からなんやかんやとばたばたしっ放しだった。俺がじゃなく、音楽業界が。いやー騒がしかったねー。
起きてしばらく後にまず、44MAGNUM公式サイトからメルマガ到着。

師匠、新プロジェクト「Velvet Spider」始動。ついでに来月二十六日に日本武道館で開催のDANGER CRUE主催イベント「天嘉-弐-」出演決定。

今夏やたらとライヴやってくれたGOLD ROCKSのvo.葵と、本格的に動き出す模様。願わくばリリースもよろしく。
とりあえずびっくりついでにおきょうと某お嬢さんにメール。手が空いていたらしい某お嬢さんとしばし電話であれこれ語った後、二人してとある秘密作業に没頭。馬鹿二匹。うわーい。
しかしその作業中に、我々にとって更なる衝撃の事実が発覚。

BUGのdr.FURUTON脱退。うぎゃーす……。

そのショックを引きずったまま、某お嬢さんとは結局朝方四時過ぎまで秘密作業に従事してみた。お互い目標はある程度達成できたのでよし。頑張った甲斐があったぜー。ってこれ、俺の持ってる別サイト知ってる人じゃなきゃ分からん話なんだよなーあははーまぁいいやー。

BGMは起きた時だけkidneythieves。後からSORROWに戻った。


弐〇〇参年十一月十二日(水)

えーと……Evanescenceのギターが脱退という報を発見。なんだろう。でもあのバンド、はっきり言ってvo.のねーさんしか目立ってないしなぁ……。

前夜、夜明け前まで起きていたせいで、がっつり寝る。起きた後は延々SORROW。夕方に真っ赤な馬鹿野郎がご到来しやがったので撃沈。そんな日。でも前夜の睡眠ペースがたたって夜中三時を過ぎても眠れず。

なのにラグ定食を見忘れたのが悔やまれます。はい。撃沈くらってもアニメ版『スター・ウォーズ』はがっつり見たのにねぇ。

ところでそのアニメ版『スター・ウォーズ』、やっぱり人体が人体じゃなくてどうにもこうにも。
あのー、どうして海外アニメって平面なんですか。謎。すっげぇまったいらだよな。人体に限らず、凹凸に伴う陰影を持つであろうもののすべてがまったいら。日本のアニメで言うと『ちびまる子ちゃん』とか『おじゃる丸』とかが平面的なタイプに見えるが、それだって人体の限界をいかに超えていようと人の顔の輪郭をほぼ直線のみで描くなんていう荒業までは使ってねぇよ。
恐るべしアニメ版『スター・ウォーズ』。マジ大変です。いやほんと。なまじ宇宙空間での戦闘シーンなどの一部に3Dらしき精巧なCG使ってるだけに余計に大変です(爆笑)。


弐〇〇参年十一月十三日(木)

昨日ラグ定食を見忘れてしまったので、俺様的嫌いな音楽番組ランキング第一位に輝く『うたばん』を仕方なく見てみたりして。でもやっぱ嫌いだなーあの番組。やかましい。

今日は唐突に、買ってはみたが聴いてなかったSOFT BALLET『MONOPAUSE』を。
えーと……ラストの曲にとんでもない爆弾が。

しかも繰り返し入ってるよ。何故。こういうびっくり玉みたいなボーナストラックって、大抵1コーラスで脅かして終わりじゃねぇか!?(笑)

で、ふと気づいたんだが、こういうボーナストラックで遊ぶっていう発想が定着したのもここ十年前後のことなんだよなーと。その前なんて、ブックレットやCD盤自体、そして裏ジャケの裏側(CDトレイに隠れる部分)やケースのカラーを含むデザイン方面で遊ぶっていう発想そのものがなかったもんなぁ。おかげで八十年代のエピックソニー所属ご一同のCDなんて中のデザイン全部一緒だし。だからそれがエピックソニー所属ミュージシャンのCDだということだけは一見してすぐ分かるという。歌詞カードなんて遊べるのはジャケットのみで、中は使う字体からサイズまで決まってたように見えるしな。
そんな時代に既に存在していたSOFT BALLETなればこそ、今こんなふうにボーナストラックやらブックレットやらで遊んでるのをリアルタイムで見ると、妙な感慨に耽ってしまうね。

あ、音そのものは全体的にけっこう好きです。ただ、今考えるとガレージシャンソンショーで聴くことのできる山田晃士氏の歌い方と、遠藤氏の歌い方は、けっこう似ているかもしれない。おかげでふとした拍子に妙な笑い方をしている自分がいる(笑)。


弐〇〇参年十一月十四日(金)

朝なんとなく起きてみるも、しばらく後に寝直し、昼過ぎまでがっつり寝てしまう。あははー。
BGMは今日もSOFT BALLET。今日は『MONOPAUSE』に加えて前作『SYMBIONT』も。

思うに、アルバムの収録曲の意味って昔、少なくともSOFT BALLETがデビューした頃と現在とでは、だいぶその意味が違ってきてるような気が。無論、SOFT BALLETに限らないが。
なんつーか昔のアルバムはちゃんと「売る」ことを計算してあったような気がしてならん。全曲シングルで切っても大丈夫、みたいなアルバムがそう言えばけっこうあった気が。
対して現在は、アルバム全体のプロローグやエピローグ的なポジションに当たるナンバーが収録されていることが珍しくない。アルバム全体で一つの作品、っていう狙いが昔より出し易くなってる感じっつーたらいいだろうか。おかげで、「これ、ライヴだとどうなるのか見当もつかん」ってな謎な曲や、「この曲とあの曲の間に入ってるから面白いけどライヴで別の曲と隣り合ったら沈みそうだなー」ってな曲がアルバムにがすがす入ってる場合が増えてきた気がする。事実、アルバムですげぇ気に入ってもライヴだと「あれーこんなもんかー?」ってのも増えている。
その現象を果たしてミュージシャンの自由度が上がったと言っていいものかどうかは判断しかねるが、少なくとも俺は楽しくて好きだ。楽曲の振り幅は広いのに一つの作品としてまとまってるアルバムは、ジャンルを問わず好きになるからねぇ、俺。

と打ってて思い出した。
んなこと言うて、SOFT BALLETは『愛と平和』で既にオープニングとエンディングを同じ曲の別ver.で、という形をやっておりました。あはははは。これが九一年で、それより前にTM NETWORKが『CAROL』出してるしな。でもこういう遊び心のあるスタイルが珍しくなくなったのは最近だろう。
あのー、Jなんかがね、けっこうね、やってるよ。これ。アルバム二枚続けてオープニングとエンディングが仰々しくてinterludeもがすがす入ってるという形を取ってるからなー。
ま、ミュージシャンが作品の隅々に至るまで思い通りに遊べるってのは好きですよ、俺は。というお話。


弐〇〇参年十一月十五日(土)

おかんが右手親指の腱鞘炎をぶった切った。ようやくである。これで三本目になるので手術する側もされるおかんも慣れたものである。
手術終了の知らせを受けておかんをお迎えに行き、その足でそのまま隣接市の美術館にて香合ばかりを集めた展覧会を見てくる。

帰還後、昼寝しつつ『ザッツ・ハリウッド』と題した20世紀フォックス社の記録映画をじっくり見てみたりして。『フル・モンティ』はやっぱ一度見ておくべきですか。馬鹿だよなぁあれ。ふふふふふ。

その後お出かけし、下記戦利品を。うち、RAG FAIRを聴きながら晩飯作りに勤しむ。今日は適当にハヤシライスで。
いや、おかんがね。切ったの利き手だから、箸持てねぇんだわ。そんなわけで左手でも使えるスプーンで食えるものを、という選択。

晩飯後、RAG FAIRの『AIR』と『PON!』と今日の戦利品を合わせてMDに落とし、ついでにマキシランダム編集のMDに入れ忘れていたHYDE『HELLO』辺りを放り込んでみる。明日もお出かけなり。

<本日の戦利品>
・Gackt『Last Song』〔MCDS〕
・RAG FAIR『白い天使が降りてくる』〔MCDS〕


弐〇〇参年十一月十六日(日)

朝、七時半に頑張って起きた。そして九時過ぎにはおかんとお出かけ。本日は今月三回あるおかんの所属コーラス団体さんの本番日、その二回目である。ワンマンは前回のみで今日と来週は片手で足りるほどの曲数だけなので、楽っちゃ楽だが、移動頻度が凄まじいので疲労はたまる。

移動車中のBGMは昨日編集したRAG FAIRと、マキシ雑食MDの二枚。主にRAG FAIRで。

本番前、リハの時間は楽屋でお留守番。本番前に皆様方の貴重品をお預かりして、客席へ。しかし、二部構成の一部の最後におかんの団体さんが出るまでが異様にヒマだった。途中、見事に寝てみたり、ヒマにかまけて本読んでみたり。おかんが関わるコーラス関係のイベントの中で、毎年参加するけど毎年一番どーでもいいイベントなんだよなー……。
というわけで、あまりのヒマさにおかん共々疲れてしまい、一部が終了した後に着替えたおかんと共にさっさと抜け出しました。

まっすぐ帰宅後、まずは惰眠を貪ること約二時間。晩飯の用意もしなきゃねーと思って起き出すと、親父殿から恐怖の電話。
帰ってくんなー、晩飯ねぇぞこのやろー! と怒鳴ったのも空しく、親父殿ご帰還。晩飯は外食、という形で話がまとまったはずだったのだが、面倒だからとおかんが近所のスーパーへ買い物に行き、適当に刺身など買ってきて並べていた。そんなわけで自宅で晩飯。
終了後、俺はもう一度転がっていたのだが、眠りはせず。
そりゃもう既に寝られません。

民放で映画『ダイヤルM』放送。そりゃ寝てる場合じゃありません。たとえ録画予約ばっちりであろうと寝てる場合じゃありません。

当然のことのように、録画しながらリアルタイムで鑑賞。目当ては『ロード・オブ・ザ・リング』のアラゴルン役、ヴィゴ・モーテンセン。そして民放であるが故に吹替えで、ヴィゴの声を担当したのは海賊アニメでコックさんをやってる平田広明氏。そりゃ見もします。
しかし、ヴィゴde平田が主人公の男と取引のために会っているそのシーンで。ストーリー上重要なことがあれこれ語られているであろうシーンで。

雷に伴う大粒の雨。しかも音の跳ね具合からしてもしかしたらアラレかもしれないものも降った可能性あり。

二階建ての二階にある自室で、トタン屋根の下で男二人の低音ぼいす聞いてた身としては、当然テレビの音量を急激に上げてみたわけだが。
意味なかったねー……後日そのシーンを中心に見直してみなければならなくなった。うーむ。


弐〇〇参年十一月十七日(月)

がっつり昼まで寝るも、疲れが抜けず。疲れると俺は眼精疲労と頭痛にくるので、必然的に三半規管が狂う。アタマ重いんだもんよ。

本日も昨日の車中BGMにしていたMD二枚であれこれ思いながら、寝たり起きたり。
RAG FAIRはだいぶ前から六人それぞれの声が区別できるようになっていたが、最近は一人一人の問題点も見えてきたり。
例えばリードその一・土屋レオ、鼻にかけ過ぎです。セカンドテナー・けんいち、ビブラートがきつめです。まぁあれは半ば天性だからコントロール不可能なレベルなのかもしれんが。他にもいろいろ。でも全員でコーラス、誰がリードでもないというエリアになると綺麗にまとまるから不思議なんだ、この集団は。
あと、YOSHII LOVINSONの「TALI」というその言葉遊び具合が大好きだ、とか。でも吉井、声細くなったかなぁ、とか。

昼過ぎくらいから、すぐ紙づまりして使えないと大変に不評な手動のシュレッダーをおかんからもらって、使ってみた。いや、試し刷りなんかで両面印刷したはいいけど内容があまりにあんまりでそのままゴミには出せなかったシロモノをぶった切ろう計画だったんだが。
ドライバー一本で済むとは言え、一日のうちに三回も分解したよ、シュレッダー(爆笑)。
結局、紙を押さえるためにあるらしい内部のプラスチックパーツが既に幾つか壊れて取れてしまっていたことが発覚。そのパーツがちゃんとついているエリアだけを使えば、まともに使えることが判明。数時間にわたってごりごりとハンドル回してみた。

その結果、45リットルのゴミ袋が半分ほども埋まるくらいの紙くずが完成。すげぇ、こんなにあったのか(笑)。

宵の口に、今週もありますアニメ版『スター・ウォーズ』を捕獲。これ、字幕版を録画してるんだが、当然入ってる声は英語なわけで。映画版とキャラが同じなので、まぁ実在の俳優さんの特徴をそこそこつかんだ顔のキャラがうようよ出てくるわけだが。
もしかしてドゥークー伯爵の声はクリストファー・リーがそのままあててたりしますか!?
なんか声がそんな雰囲気なんだが。どうだろう。五分番組だけあってクレジットないからわかんねぇ!

夜、某お嬢さんからお電話をいただく。彼女も昨日の『ダイヤルM』のヴィゴde平田を楽しみにしていた人である。当然その話が出たのだが、俺がテレビを横目にPCに向かっていて主に平田氏の声を中心に鑑賞していたことを話すと、「じゃあどの顔が浮かびます?」と聞かれた。
で、考えてみた。

……煙草くわえてそうなんだよなー。
あのー俺が知ってる平田氏の声というのは基本的にワンピのコックさんなので、それに当てはめると、女性を前にめろりんな状態とか船長相手に怒鳴ってるシーンではなく、煙草くわえてちょっとかっこつけてる時の声なんだな、ヴィゴの顔に当ててる声が。

そんなことを話してみたり、他にもあれこれ。なんかex.LUNA SEA組もいろいろあるねーとか。河村もレーベル移籍した話をここで初めて知ったり、INORANのソロとFAKE?はどっかへ移動するのかって話も出たり。今のところ無事なのは意外にもJだけなんだよなぁ……さてさて、どうなることやら。
そして話の最中に、BSで大黒摩季のライヴがオンエアされた。これ、ex.LUNA SEAのdr.真矢が参加していたものである。それを目当てに録画していたのだが、うっかりしていた。

ギターが石垣愛だったよ、そう言えば! 忘れてたよ。ごめん、石垣。

石垣と言えば以前、武田真治とセットで実物を拝んでるわけだが。そのバンドBLADEもそう言えば動きません。あれ、けっこう好きなんだけどな。動かねぇかな。武田真治がレギュラーあれこれ持ってて忙しいか?


弐〇〇参年十一月十八日(火)

今日もマキシごった煮MDを中心にまったりと。疲れ抜けません。おかんはもっと疲れてます。

えー……特にナニゴトもなかったなぁ。平和。


弐〇〇参年十一月十九日(水)

どうやらアニメ版『スター・ウォーズ』は十話で終わるらしい。とってもそんな気配。五分番組を十回、合計五十分。しかも五分のうち毎回一分半くらいはオープニングとエンディングに食われているので、実質一回三分半くらいですか。三分半が十回で……三十五分? みじけぇよ。すげぇ短いよそれ。

今日もマキシごった煮MD。HYDEの歌の下手さに愕然としつつ。でも耳引っ張られるんだよなぁ。なんかしら持ってるんだよね、やっぱり。うん。

夕方おかんをお迎えに出た際、新☆堂にてガレシャンことガレージシャンソンショーを探してみた。マイナーなだけにないだろうと思いつつも一応、と思ってみたんだが、とりあえず見つからず。しかしあれって、間違ってシャンソンのコーナーなんかに置かれてたら笑うなぁ……いや、間違いじゃない、のか? どうなんだ(笑)。
ついでにDVDの棚を漁っていて、今月発売のとても懐かしいタイトルを発見する。いや、予約票で見ただけだが。

『ナイトライダー』と『特攻野郎Aチーム』。しかも恐らくテレビシリーズのベスト版だ。うわぁ……欲しい(笑)。
この二作、どっちもどこかしら間が抜けてて好きだったんだよなぁ……懐かしいよ。そう言えばAチームのリーダーやってたおっさんはもう故人なんだったっけねぇ……。

そのまたついでに駅付近の菓子屋へ。しかし、応対した店員のねーちゃんがどうも見覚えのあるようなないような。名札を見たらやっぱり覚えのある名字。どう考えても高校の同級生だよなぁ……と思ってたら、向こうから俺の名を出された。
結果、ビンゴ。彼女は高校時代よりちょっとほっそりしてたのでいまいち自信なかったんだが、当たりだった模様。おまけをもらって帰ってきた。なんだかな。これだから地元は怖いよ(笑)。

夜、先週は見逃してしまったラグ定食をちゃんと見る。したら、「かのうさんの一言」のコーナーで使われた曲が唐突に大江千里の「格好悪いふられ方」でびびった。しかもいきなりリードをふられたレオが全然歌えてなくて千ちゃんに謝ってて笑った。こいつらたまにこういうとこ天然だから好きなんだわ(笑)。


弐〇〇参年十一月二十日(木)

本日はCDに立ち返ってみて……THE TRANSFORMER『Drei』『5』とHYDEのマキシ。合計四十分足らず。短いよ。

そして、夕刻おかんをお迎えに出た際、今度は別のCD屋で同じくガレシャンを探してみるも、やはり見つからず。さすがにマニアックですか。取り寄せ決定(笑)。
ついでに、行きつけの店では見かけなかった下記戦利品をちゃっかり購入。でも聴くのは後日。

さーて明日は二週間ぶりに親父殿がまともにご帰還だぞー……面倒……。

<本日の戦利品>
・LINKIN PARK『LIVE IN TEXAS』〔AL+DVD〕


弐〇〇参年十一月二十一日(金)

朝、S.O.A.P.のPVを狙って起きてみて。
三人そろってばっちりメイクつきで女装してる光景を延々見せられ、撃沈(爆笑)。や、でもsakuraは綺麗だ。うん。

二度寝して昼過ぎに起きてみたら、来夏のミュージカル『ミス・サイゴン』の配役が発表されていて更にびっくり。
えーと井上芳雄ちゃんと同じ役に石井一孝はどうなんだ。年齢差凄いぞ。そして更にその同じ役に。

貴水博之。…………………………大丈夫なのか!?

や、さすがにミュージカル向けに発声からきっちり鍛えてきた人々の間では埋もれてしまわないかと心配にもなるんだが。でも石井一孝もあともう一人の坂元健児もどちらかと言えばハイトーン型。低音がよく響く芳雄ちゃんの方がむしろ心配かもしれないわけで。どう転ぶかねー……。
他のキャストもなかなか凄いことになっており、こうなるとキャストの全組み合わせを制覇しかねない薬局のお姉さんを笑えない状況が待っているかもしれないことに。うーむ。

昨日の戦利品を聴きながら晩飯の支度を始めてみたものの、ついついアタマ振っちゃってちっとも進まんので(爆笑)あきらめた。
更に夜、地上波でやってた映画『101』を録画したつもりが、録画予約を珍しくミスってアタマ五分ほどを逃したことが発覚。あちゃ。まぁいいや。
そしてその直後から某国営放送でやってた野村萬斎の息子の初舞台の裏をじっくり見て。ちっちゃい子好きーえへー。


弐〇〇参年十一月二十二日(土)

親父殿ご在宅のため、仕方なく起きる努力をしてみた。ものの、前夜に某お嬢さんとまたしてもアホやらかしてた上に、なんと午前四時を過ぎてからようやく親父殿が階下から上がってくるという暴挙(足音がやかましい)に出てくれやがり、おかげで眠りが浅かったのであまり努力の意味はなく。

親父殿はその後まったり出かけたため、気にすることなくおかんの右手の抜糸を終えてからお買い物。ついでにいつものCD屋でとうとうガレージシャンソンショーを予約(爆笑)。いやー楽しみだ。
書店では文具のコーナーで、高校時代から使いっ放しだったペンケースの代わりを遂に購入。更に雑誌のコーナーで久々にSHOXXを手に取ってみてびっくり。

STRAY PIG VANGUARD.からg.RayZi脱退。あらまぁ知らなかったぜ。好きなんだけどなー彼の音は。ちゃりちゃりしてるけど。
そして更に、heathと鈴木慎一郎が組むこともここで知った。うーむ。先が読めるような分からんような。とりあえず静観。

あとは部屋にこもっておったのだが、BGMは前夜から通しでLINKIN PARKのライヴ盤。
えーと……なまじ元々が緻密に組み上げた構造を持つ曲ばかりのバンドなので、ライヴアレンジというものがあまりない。CDをそのまま生演奏しましたーという形にはなっているのだが、MCとvo.がナマ故の勢いをちゃんと持っているため、スタジオレコーディングのアルバムと聴き比べても勢いがちゃんと違う。それはすげぇと思う。
ライヴ用ではないかもしれないがアレンジがまったく変わっていた「PUSHING ME AWAY」は原曲の方が好きかもーと思いながら繰り返し聴いてたら、なんとなくライヴ盤のアレンジも好きになってくるからおかしなもので。なんなんだろうなぁ。あと「ONE STEP CLOSER」は圧倒的にライヴアレンジの方が好きだ。

夜、長い長い『地獄の黙示録 特別完全版』を捕獲。ちゃんと最後まで録れたか確認してみたら、エンドクレジットでびっくり。ローレンス・フィッシュバーン(『マトリックス』のモーフィアスやった人)いるじゃねぇか! でも一見してわからないくらい……細いよ、身体も顔も全部が(爆笑)。


弐〇〇参年十一月二十三日(日)

ぐってり。親父殿が早朝から日帰り東京の旅に出ていたため、おかんと二人で超まったりくってり。合間に俺は、『ロード・オブ・ザ・リング』のエルフのにーちゃんが出てると知って以来ずっと見たかった『ブラックホークダウン』を捕獲しつつ。でも見てない。
昨日知った『地獄の〜』のローレンス・フィッシュバーンは、どうやら少年兵の役のようですよ。少年……少年か……そうか……(←いまいち想像が追いつかないらしい)

BGMはひたすらLINKIN PARK『LIVE IN TEXAS』と、夜に入ってから『METEORA』もプラス。


弐〇〇参年十一月二十四日(月)

昨日のうちにLINKIN PARK『METEORA』と『LIVEIN TEXAS』が合わせて八十分MDに叩き込めると判明して新たに作成。それを餌に朝七時にコンポのタイマーかけておいて八時に起き(だめだろ、それ)、九時前におかんと出発。
今日はおかんの所属コーラス団体さんの怒涛の十一月スケジュールの最後を締めくくる、由紀さおり・安田祥子姉妹コンサートのお手伝い日である。二人の後ろでおかんを含む団員さんたちが歌うのである。三曲だけだがな。しかもこれで二度目だがな。

そんなわけで皆さん既に慣れたもの。練習期間が実質一週間しかなかったにも関わらず、特に慌てるでもなくまったりと準備。俺はわざと本番を楽しみにしてリハを見ず。
で、本番は客席でばっちり見ていたわけだが。まぁ一週間しか練習できなかったとは思えないくらいにはちゃんとしててミスもなかったので、おかんたちのお歌はそれで良かったことにして。
あ、でもメンバーの一部に姉妹が軽くインタビューするのが恒例になってるんだが、ある方が「今のお気持ちは?」と聞かれて「もう小さな胸がいっぱいです」とかって答えた際、由紀さんが「ほんとかしら、ちょっと失礼」なんつってその人の胸の辺りに手を(爆笑)。いやーこの人好きだー。ちなみにその団員さんはお孫さんもいる年齢の方(笑)。
で、俺的に問題だったのはこれ。

「さとうきび畑」をほぼフルコーラスに近いくらいやられた。ちょっと泣いた。あれはかなりキます。うあー。
余談だが「さとうきび畑」は俺、某国営放送教育チャンネルの「みんなのうた」で知っていたわけで。それだと放送時間の関係上、半分以上が削られてたんだな。まぁ削られるのもわかりますが。

だって1コーラスが十一行(一行十一字くらい)とは言え、フルコーラスって十一番まであるんだ、これ(笑)。

第一部が終わって休憩に入ると、おかんたちがぞろぞろと客席後方へ移動してきた。ので、後半は一緒に眺めてみた。
前回と前々回は、安田祥子さんの方がいまいち調子が上がらない感じで、高音が上がりきらなかったりしてたんだが、今回はそういう現象が見られた同じ曲でもアレンジを変えて無理な高音を使わない形になっていて、お姉さまも楽に歌えていた模様。
それでいいと思うんだよ。若い時とは身体も声も全部が変わってるんだから、無理して後が続かなくなるよりは、今一番気持ちよくやれる方法に変えたっていいと思うよ。うん。

全部終わって帰宅すると、親父殿が茶の間でぶーたれていた。知るかそんなん。


弐〇〇参年十一月二十五日(火)

今日はLINKIN PARK『METEORA』『LIVE IN TEXAS』に『HYBRID THEORY』も加えてぐてっと。どんだけ寝ても眠かったなぁ……。


弐〇〇参年十一月二十六日(水)

昨日、親父殿が電話してきておかんが応対してたんだが。我が親父殿はさらりーまんなので定年というものがあり、リストラという文字も肩口に浮いてるような年齢でもあり。そんなこんなで話が俺に及んで、この先どうすんじゃい、ってなお説教にいたるわけである。
わかってんだよ全部。親のすねしか餌がないのも、そろそろいい加減逃げ場がないのも、それでも俺が逃げてるだけなのも全部わかってんだけど。

だからっていきなり説教されると荒れるわけで。
そんな感じで本日の頭痛薬(市販品)の服用量、規定は一日三回・一回一錠のところを、えーと昨夜三個まとめ飲みして、今日起きてから二錠を二回か。その程度じゃ死にもしなけりゃ具合悪くもなりゃしないと知ってるからやるんだけど。なんだかなぁ。みみっちいな俺。すげぇみみっちいな。

そんなこんなでBGM変える元気もなくLINKIN PARK三枚継続。でも垂れ流し。
だが本日一番の謎はこれだろう。

こんな状態でも「ラグ定食」見て笑ってられるんだわ、何故か。自分でも謎だよ……。ちなみに一番のお気に入りコーナーは「かのうさんの一言」だ(爆笑)。


弐〇〇参年十一月二十七日(木)

LINKIN PARKのループから、夕方仕入れてきた下記戦利品のうち、待望のガレシャンをエンドレスループに変えた辺りでテンションがおかしくなりました。わっはっはーダメだこれ可笑し過ぎる(爆笑)。

あのー、真面目に語れば、アコーディオンとvo.のみという編成が基本ではあるんだが、歌うたいが山田晃士という元ソロヴォーカリストで、この人ソロで出てた時はギター抱えてたはずだからそんな関係なんだろう、ギターも使われてたり、他にもいろいろと謎な音を出す楽器が使われていて。リズム楽器がほとんどない編成にも関わらず、曲調が割と幅広いせいもあって、アルバム通して聴いててヒマにはならん。
シャンソンと言うと個人的には夜のイメージが強いわけだが、何故かこの方々の音だと白昼堂々路上で謎なパフォーマンスを、見せるでもなく好き勝手にやってるようなイメージが。それも雨や快晴じゃなく明確な曇りでもない半端な薄曇りくらいの空の下だとイメージぴったり。なんかそんな感じがするなぁ。何故だろう。
真面目じゃない話をすると、ボーナストラックとして収録されている山田晃士のソロで往年ヒットした「ひまわり」。無論ガレシャンver.で収録されていて歌も今の彼が歌っているわけで。

……覚えのあるメロディなのに、こんな歌い方じゃなかった! という印象ばかりが強いよ(爆笑)。同一人物と信じられないほどに歌が全然別物。うわー……人間変われば変わるもんだね。

更に真面目じゃない話をすると、山田晃士氏、大笑いなことに「ら行」の音、全部と言っても過言じゃないほど回す回す。すげぇよ。「ら行」の音が連続してても、一個ずつちゃんと回している。
ちょうどこれを聴こうとした矢先に某お嬢さんから電話をもらい、電話口で聴かせてみたんだが、彼女は巻き舌ができないそうで、真似できないと嘆きつつ笑っていた。あははー。

とか言いつつ、今日も浮き沈みは激しく、頭痛薬の服用量も多めで。ついでに食欲なくて、まともに食ったのは晩飯のみ。さて、どうやって生きようかねぇ……。まぁ生き方を考えるくらいにはまだ生きてるってことですか。死に方は考えてねぇからなぁ……。
あ、でも飯食ってねぇのはアレだ。

上唇の裏側、口に入るほとんどすべてのものが触れる位置にデカい口内炎ができつつあるせいでもあるんだわ(爆苦笑)。

<本日の戦利品>
・ガレージシャンソンショー『ガレージシャンソンショー』〔AL〕
・SONS OF ALL PUSSYS『high』〔MAL〕


弐〇〇参年十一月二十八日(金)

なんか腹痛い。何故だ。食ってないからか。でも食欲ないわ口内炎は今がピークだわで結局また晩飯以外食わず。病みたいのか、俺。そうなのか。

BGMはガレシャンのまままったりと。気がつくと、CD止めても「ららら〜♪(rはほぼ全部巻きで)」とか脳内で鳴ってる自分がいる。更に度が進むと実際に口ずさんでいる(爆笑)。常習性強いなーこれ。すげぇよ。近年稀に見るくらいのインパクトだよ(笑)。

夜、映画『デイライト』でヴィゴ・モーテンセン氏の驚異的な服装を捕獲してしまう。なんだかなぁ。スーツの下がなんであんなTシャツなんだ。謎だ。
そしてシルベスター・スタローンとアーノルド・シュワルツェネッガーはあんまり好きじゃないことを再確認。マッチョを売りにしてる俳優は苦手らしいよ俺。日本人でもそうだが。
マッチョだろうがなんだろうが、胡散臭ければいいんだけどな。(←え)
ミュージシャンも音知らない方々なら、顔がいいのより胡散臭いルックスの方が惹かれたりするけどな。(←えええ)


弐〇〇参年十一月二十九日(土)

朝は抜いたものの、昼はうどんを食えた。すすれないが。口内炎がやっと、穴じゃなくなった程度なので。

そんなわけでBGMも変えずに終日だりだり過ごす。
しかし、昼まで寝てるつもりだったのに、早朝に山へ出かけたという親父殿から昼前に電話が来てしまう。曰く、親父殿の好きな囲碁の番組がテレビであるから録画しておけと。そんなん自分で仕掛けていけよなーと思ったものの、まぁいっかーと新聞を確認すると、その番組をやるはずの時間にはなんと。

短歌。あれー?

仕方ないのでそのまま放置して親父殿の帰りを待ち、無駄な喧嘩は避けるべくなるべく穏やかに且つ無駄なく「録ってないよ」と宣言。狙いどおり「なんで」と怒る親父殿に、「自分で確かめてみよーねー」と新聞を手渡し、ついでに「そりゃ日本全国どこへ行ったって録れませんわ」と付け加え。
自分で新聞を見て、番組自体がなかったことを確認した親父殿、この後が問題。

「で、その短歌のやつは録ったの?」

……見たかったんですか? よう分からん。まぁ「録ってないよ」とくり返してねじ伏せたが。

BGMのガレシャンについてもうちっと書いておくと、曲はほぼ全曲が山田晃士の作曲。ということは、メロディやコード進行の幅の広さをそのまま山田氏が持っている、ということで。謎な人だ。ちゃんと耳に残るメロディをたくさん作れる人なんだが、なんで一曲しか売れなかったのか。もったいねぇ。



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