弐〇〇四年一月一日(木)
ぐってり。かなり。正月早々なんだよう……。
とか言いつつも、母方の大叔母宅へのご挨拶にはきっちりお伺い。中学三年の又従妹はすっかり背が伸びて大人っぽくなっていたりしてなんだかなぁ。あと、その弟は昨年、三十人三十一脚に出場していたそうで、その時の写真が居間に飾ってあった。頑張ったねー順位はともかく(笑)。
あとは、台所にちょくちょく出入りしてなんかしら手伝ってみたりはしていたものの、特に大きなこともなく。ああ、そうさ、おかんの地元はど田舎だから店は全部正月は休みなんだよ、ヒマなんだよ(落涙)。
弐〇〇四年一月二日(金)
まだぐってり。今日はじーちゃん宅があちこちからのご挨拶を受ける日である。なんか知らんがそんな風に決まっているのである。
そんなわけで親類のちびーずが端から来襲。しかしうちの家系は大半が大人しく育つため、借りてきた猫ですらこうはいかんだろうというほどちびーずは大人しい。比較的元気なのはまだ一歳にならん又従兄弟最年少のちび。掴まり立ちができるようになったようで、やらされてはうへーっと笑っている。今が一番、ナニしても可愛い時だよねぇ……。
ところで新年早々BGMはなかったりして。MDウォークマンは充電アダプターと共に持参しているんだが、なんだかとってもぐってりしているため、音どころじゃなく。
弐〇〇四年一月三日(土)
一家そろってご帰還デー。車中BGMはまた遊んだ。兄貴殿と俺だけだとあれこれ遊べて楽しい楽しい。
帰宅後、録画しておいた紅白をじっくり眺めてみる。ただし気にならない方々と気に入らない連中は当然のように早送り。結果、約一時間強で見終わるという強引なことに(笑)。
えーととりあえずGacktの曲の前振りにいちゃもんつけたい。日本語の素晴らしさを再確認して作った曲、とかいうコメント付きで「Last
Song」をやったわけだが。
だったら日本語で歌ってください、神威さん。まだまだ日本語ナメてます。
あとはえーまぁ……司会陣を局アナで固めた割に曲タイ出てこなかったり妙なところで噛んでることが多すぎーとか美川・小林対決もいい加減飽きてきたなーとかアイドル連中がほんとどうでもいいわなーとかゴマキよ杏里の名曲を歌うのにその衣装はどうなんだーとか錦織健はやっぱり日本歌曲の勉強し直してこいやーとか華原はほんと嫌いだなーとか三谷幸喜の反応っておもしれーとか……あとなんかあったっけかな。
つーかそもそも俺、紅白の見方を間違ってるような気がしてきたよ、書き連ねてみて(笑)。
弐〇〇四年一月四日(日)
親父殿がまだ在宅のため、気合で起きようとGackt『Crescent』をSOFT BALLET『MENOPAUSE』と『SYMBIONT』でサンドイッチという凶悪なものを仕掛けてみたものの、がっつり十一時頃まで爆睡。まぁ親もかなりお疲れもーどなのであまり文句も言われず。
と思ったのに親父殿は山へ遊びに行ったりして。なんであんなに元気なんだ、あの五十代。
弐〇〇四年一月五日(月)
朝、昨日と同じメニューで起きてみる。成功。
本日からおかんはお仕事のはずなのだが、明日が誕生日のおかんは本年、初の運転免許更新である。まぁ先月からやれんだけどさ。暇になるのを待ってこうなった。ちなみに現在は誕生日当日までではなく、誕生日から向こう一ヶ月の猶予があるので、べつに今日じゃなくても大丈夫という。でもおかんは行った。
そしてめでたく免許更新後、面倒なので昼飯を外食してみて。夜も外食だったりして。うわー。まぁおかん疲れてるからねぇ。
弐〇〇四年一月六日(火)
本日はがっつり昼まで寝た。そして夜は外食。毎度恒例今年もお世話になるしお世話もするであろう薬局のお姉さんの奢り(というか奢らせた)で、おかんの誕生日祝いということで……蕎麦屋で(笑)。質素だよ、三人合わせて五千円だよ(笑)。
移動車中のBGMをこっそりガレージシャンソンショーにしておいたら、民間アマチュア合唱団にいた経験もあるお姉さん、反応(笑)。あの声の威力はやはりなにかしら人の耳を引っ張るところにあるらしい。
弐〇〇四年一月七日(水)
朝、なんとか頑張って起きてみる。今日は昨年末の風呂・トイレリフォーム工事中に追加オーダーした、洗面所兼脱衣所に蛍光灯をつけてもらうという作業のために電気工事業者さんが。昼前にはそれが終わったので、寝直し。
BGMは一日、SOFT BALLET二枚とGacktで。既に飽きてんだが、他のもんに手が伸びん。
夕方おかんをお迎えに出た先で、おかんの好きな新春限定和菓子・花びら餅を買ってあげる。四個入九百円也。ばーすでーぷれぜんとってことで(安っ)。
夜半、本年一発目のらぐ定食を忘れないように捕獲。相変わらず女装ネタなのか…そうか……。
弐〇〇四年一月八日(木)
まったりとGackt『Crescent』一枚で日が暮れる。今日は朝から気温が上がらずひたすら寒かったのでねぇ。そんなわけで冬ごもっててみた。ちなみにSOFT
BALLET近作はコンポに食わせたままなのだが、どうにも濃くてGacktだけに絞った次第。
途中、家の中で最も隙間風の攻撃が激しい自室ではあまりに寒かったため、階下にてまったりとDVDプレーヤーで、まだ聴いてなかった藤崎賢一のアルバムを聴いてみたりもした。ギターが物足りずちょっと残念。EIRIくんの音も往年嫌いではなかったんだが、ちゃりちゃりしたギターだとやっぱりほら……瀧川一郎というぢゃきぢゃきなギタリストがね、往年のRODの隣にいましたから。ちゃりちゃり系ならあれを超えるか、別のびっくり玉でも仕込んでもらうかしないと、インパクトには欠けるわな。
で、そうこうするうちになんと、起きたの十一時近かったのに、一時過ぎから四時までまた寝てしまう。かなりぐってり。なんだろう。なんでこんなに寝るんだろう。
ちなみに夜も夕食後にくてっと一時間ほど寝てしまった。なんだかなほんとに。
夜、早速本年のライヴ初めに行ってきたらしい某お嬢さんから報告メール。そしてそのままの勢いでメッセに突入し、結果夜中の三時まで延々と。変に元気だね、俺ら……。
弐〇〇四年一月九日(金)
聴いてなかった戦利品に手をつけてみよう計画により、昨日の藤崎賢一に加えてSEX
MACHINEGUN『語れ! 涙』とS.O.A.P.『high』。
RODの曲の歌詞は、これ以上ないほどかっこ悪いことしてしまったどん底から這い上がってきた人間ならではの言葉がいっぱい。だと思った。CRAZEの頃みたいな強さはないけど、弱さを露呈してしまった人間しか持てない強さがあると思う。ほんとはこういう人の方が、全部に対して強がってる人より強いかもしれないんだよね。強いっつーか、しぶとい。たぶん。
あと、ANCHANGはやっぱりANCHANGだね、と。
そしてS.O.A.P.はやっぱりアホバンドなんだね、と。
弐〇〇四年一月十日(土)
美術展四つと東京・江戸下町の職人工芸の実演販売を見るため、県庁所在地へ。BGMは車中が谷山浩子『心のすみか』『そっくりハウス』辺り。何故なら親父殿が同乗していたため。ま、いっか。
徒歩移動中、暇だったのでアヴリル・ラヴィーンを耳元で三曲ほど聴いてみるも、いまいち波長が合わず、HOOBASTANK『The Reason』にしてみたらしっくりきた。なんだったんだろう。
弐〇〇四年一月十一日(日)
朝、CRAZE『SPIRAL』、SUGIZO『C:LEAR』、FAKE?『TOMORROW TODAY』という謎な組み合わせで起きようと試みるも、CRAZEがまったく記憶になかった。よって半分ほど失敗。
本日は昨日急遽決まった本年初観劇である。今年も蜷川幸雄・市村正親ペアを見られるとは思わなんだ。
しかし昼からの観劇の前に、今年も行ってきました某インディーズ系専門ショップ。昨年買いそびれていたものをあれこれと仕入れ、ついでに新春恒例メッセージCDももらってきた。
で、『リチャード三世』。
シェイクスピアの、少なくとも『ペリクリーズ』系統の喜劇ではなかったと思うのだが。だが!
なんであんなに笑えるんだよ、蜷川さんが市村さんを演出すると!
というわけで新年笑い初めって感じでした。かなり可笑しかった。話自体は延々とどす黒い骨肉の争いばかりが続くし、最後だって決して綺麗な終わり方じゃないのに、終わってみたら笑った記憶しかねぇとはナニゴト(笑)。まぁそれはカーテンコールで市村さんが可愛かったせいでもあるか。うん。
劇中でインパクト凄かったのは、夏木マリ。正確に言うと夏木マリの演じる前王妃が怒りに任せて市村正親演じるリチャードに呪いの言葉を吐きかけ、リチャードはそれを逆手に取るべくいちいちなにかしらの言葉を返すという。それがもうかなりの怒涛の勢いで。
市村さんについては長台詞も全然平気ってのは過去幾度か見てるので「おお、これもすげぇ」ってくらいに思えるんだが、それと堂々張り合った夏木マリもすごかった。
結果として、行くかどうしようか最後まで迷ったものの、行って正解でした、と。
惜しかったのは話の最後で王位に就く役をやってた方。声がすっかり嗄れちゃっててねぇ……地声発声しちゃダメですよ、一ヶ月以上のロングラン公演なんだから。
そして終演後にパンフ見て驚いたのは、昨年夏に爆笑してきたミュージカル『シンデレラ・ストーリー』で見事なアクロバットを披露してくれた方がこれに出演していた事実。更に同じく昨年見た『ペリクリーズ』にもいたという事実。知らんかったわー。
ちなみに今日はめんどくさかったので新幹線移動。車中はHOOBASTANK『THE REASON』でした。
<本日の戦利品>
・SQF『CRADLE SONGS』〔AL〕
・STRAY PIG VANGUARD『MIXTURE』〔AL〕
・T.M.ファンタジー『情熱は赤い薔薇』〔MCDS〕
・test-No.『test-No.002』〔MAL〕
弐〇〇四年一月十二日(月)
親父殿が朝飯食ったら出立すると言う。ので、まったりと親父殿を回避しつつぼけぼけしていた。
ら。
きたよ、真っ赤っか週間が……親父殿の出立から一時間以内に(爆苦笑)。
そんなわけで寝腐る寝腐る。今回は久々に初日から重いぜー腹痛いぜーいぇーい(倒)。
BGMは適当に昨日の三枚のまま。途中、昨日もらってきた新年恒例メッセージCDを垂れ流し、要所要所で大笑い。なんかキャラ売りのバンド増えたねー……これで音も比例して可笑しなものであればいいんだが。それならかなり気になるんだが。
夜、気になってはいたもののまぁどうでもいっかーと流してしまっていた舞台『幕末純情伝』の放送をうっかり途中から見てしまい、爆笑。
筧利夫演じる坂本竜馬の登場テーマが何故に、何故に!
T.M.Revolution!!!!!!!!!! しかも筧さん、踊るし!!!!!!!!!!!!!!!
……あまりの可笑しさに途中からでも録画してしまったのはまぁ当然と言うかなんと言うか(笑)。その後もかなり可笑しかった。
弐〇〇四年一月十三日(火)
生理痛のため昼までぐってり寝る。かなり寝る。BGMは何故か重たく重たくBUCK-TICK近作三枚、つまり『極東 I LOVE YOU』『Mona Lisa OVERDRIVE』『幻想の花』。どこまでも重いなぁ、この取り合わせだと。
そして夜、某お嬢さんとメッセで語り合いつつ午前三時まで疾走。途中、真面目に語ってる時に偶然「Sid Vicious ON THE BEACH」に行き当たってしまい、途端に脱力。あれは力抜けるよ、やっぱり……。
弐〇〇四年一月十四日(水)
音は変わらず。けっこうね、『幻想の花』が好きらしいですよ、俺。二曲とも。
しかし日中、何気なく、ほんとに何気なーくつけてたワイドショーで、CM前に大変覚えのあるプロフィールを耳にしてしまい、まさかと思いながらもちゃっかりビデオ録画準備。途中から録ったそれは、ex.LUNA
SEAの真矢とex.モーニング娘。の石黒彩夫妻+赤子という取り合わせがテレビ初登場というものでした。うわー。
とりあえず真矢の紹介のために使われた映像に釘付け。知らんわけでもないどころかしっかり知ってる真冬の野外のドラムソロ……なんもそれ使わんでもよかろうに。あの時の真矢は銀髪だわメイク濃いわ変に着膨れてるわで、少なくとも外見上はあんまりかっこよくないんだからさー……と思ったが、登場した真矢は更にかっこよくなくてふつーにおっさんだった(爆笑)。しかしまぁ子供の抱き方なんかはいい加減手慣れてきてて、あーちゃんとぱぱさんしてるねーと和みつつ見る。
ところでその真矢、少し痩せましたか? 全体は相変わらず丸いんだが、なんか頬の肉がすっげぇ落ちてた。なんだろう。幸せ肥りの時期はおしまいか? 健康上の問題がないならいいんだけど、ミュージシャンはそれが心配でねー。
あ、ちなみに俺的に問題はむしろ石黒彩の方だったんだが(←あんまり好きじゃなかった)、動き易さのみを重視した服装で現れた挙句、背負ったリュックの中身は子供のおむつでメイク道具なんざ持ち歩いてもいねぇと公言してたので、ちょっと好感度アップ。ちゃんと母ちゃんしてる人は好きだ。
弐〇〇四年一月十五日(木)
朝、左に寝返りを打てないことに気づいて愕然とする。寝違えましたよ久々に。仕方ないので夕方の空いてる時間を狙って整骨院へ。
で、挨拶がてら「寝違えましたー」と言ったはずなのに「で、どこ痛めたの?」と聞かれ困惑。寝違えて足首捻挫しましたーとかはふつーないだろ、と先生相手にツッコミ入れたら「いや、寝違えて全然首とか背中じゃないとこ痛めたら面白いなーと思ってな。でも、なんだ、ふつーじゃないか」と笑われた。無論、冗談で言っていることは分かっている(笑)。なので俺も「いやーさすがに人体の限界超える気はないですよ、ふつーの痛め方ですみませんねー」と笑いながら返したり。この先生、ほんとに口が悪いが、冗談に冗談で返せる相手かどうかをきっちり見極めてやってくれるから、こっちも安心。
BGMはBUCK-TICK三枚継続。しかし途中、突然気になってLUNA SEA厳選MDなんぞに手を出してみて、「FATE」で撃沈くらう。久々に聴くとやっぱりいろんな意味で強烈だよなぁ、RYUICHI(not河村)。
弐〇〇四年一月十六日(金)
過日の戦利品の中から、よりによって一番ふざけてそうなT.M.ファンタジーから手をつけてしまった。
結果、大笑い。
しかしMASCHERA末期辺りからいまいち声に冴えがなくなってきたなーなんて思ってたMICHIさん、これだと非常に肩の力抜いた感じで楽に歌ってるように思えます。それはそれでいいんじゃないだろうか。
そして実兄だというツカサ氏は、大変にMICHIさんと似た声で、最初区別がつかんかった。しかし注意して聴いてたらすぐ分かった。MICHIさんの方が抜けのいい声をしてるのだ。兄弟ってそういうもんだよねぇ。微妙に違うんだ。ほんのちょっとの差なんだ。……同性ならね。
弐〇〇四年一月十七日(土)
朝、HOOBASTANK二枚とLILLIXでなんとか起きる。その後ちょっと時間を潰してから整骨院へ行き、帰宅しきらないまま車を置かせていただいてる隣家の駐車スペースの除雪作業。一時間ほどやってようやく、除雪ブルドーザーが積んでった山を崩しきる。ヤマっつったって今期の雪はそう酷くないから、山のてっぺんで三十センチもないだろう。シャベル一本だから時間かかっただけで、作業自体はそう難航したわけでもなく。
昼、おかんが左手の腱鞘炎をぶった切って無事に帰還。手の腱鞘炎切断も既に数回経験しているだけあって、全然苦にならんらしい。
その後もう三十分ほど雪と格闘して、あとはまったりと。しかしおかんが左手をうまく使えない状態なので晩飯当番とか片づけとか風呂の用意とかまぁ水回りあれこれが全部俺にくるわけで。まぁこれは仕方なし。
夕方、おきょうとTELであれこれ語っている最中、とある女性ヴォーカリストのことが話題に上がるも、それが誰だか二人とも分からなくて大変だった。結局それが誰なのか決着がつかないまま散会。おきょうに私信>報告待つ(笑)。
更に夜、某お嬢さんとお電話の後、メッセ。遊ぶ。いぇーい。
弐〇〇四年一月十八日(日)
朝は微妙に起きそこなったものの、その後家族三人そろってぐってりまったり。音は昨日と変わらず。
宵の口に某お嬢さんと電話で語り合い、その熱を保持したまままたしてもメッセになだれ込み。なんだかな。
その最中、BGMをどえらく久しぶりの映画『Soundtrack』関連アルバム三枚に。いやー……眠くなるな、何年経っても(笑)。
弐〇〇四年一月十九日(月)
まだ寝違えた首とその延長で肩が痛い。特に、寝違えた翌日には大体よくなってたはずの右肩が再び痛みを増している。わけわからんので整骨院で右も痛いと訴えたら「凝ってる、張ってる」と言われた。ナニしたんだろう、俺……一昨日の雪かきですか、もしかして。それが今頃影響するくらい年ってことですか。ねぇ。
BGMは昨日引っ張り出した映画『Soundtrack』関連三枚のまま。いい具合に力抜けて右から左へ流せるのはいいんだが、唯一の問題はあれだ。三枚中唯一のほんとのサントラ盤に収録されている「Change Your Life Style!」。ばっきばきのヘヴィメタ調なんだよ、これ一曲だけ……なまじその前後なんかも適度にまったりしてるだけに、突然ギターのハウリングからやかましいのが来ると、用心してないとかなりのダメージを食らうことに(笑)。
夕方、天気も悪くなく気温も下がりきってなかったので久々におかんのお迎えに。しかし車運転するには今の首はまだちょっと痛かった……。出先で、先日葉書が到着して完全閉店を知ったいつものCD屋へご挨拶に行き、最後のお買い物ネタを物色して目だけつけておく。買うのはポイント倍の週末を狙うことに。
それと書店にもずっと行ってなかったので、今頃『音楽と人』お買い上げ。帰宅後、SOFT
BALLETのインタビューで一人興奮状態の森岡賢に笑う。ついでに写真にもっと笑う。あんたらやりすぎ(笑)。
そして夜、またしても某お嬢さんとお話。くっくっく。
弐〇〇四年一月二十日(火)
おかんがコーラスの練習に行ったため、久々独りでお留守番。いや、先週もあったけどな。BGMも変更なく、まったりと過ごし……まったりし過ぎたのか、夕方から宵の口まで爆睡。なんなんだ……。
そして、日付変更を跨いで某お嬢さんとお話お話。その片手間に二人ともなんかやらかしてるんだが、それはまぁここに書くことではないので(笑)省略。
途中、BGMにいい加減飽きてきてしまったので、買って以来一度も聴いてない作品がほとんどのNOOKICKYにしてみようかと思うも、発掘できず(爆苦笑)。仕方ないので戻ってGuniw
Tools『GUNIW 2000LS BEST』に。どこまでも斜めに見られ鼻で笑われてる感じがして脱力するこの感覚は久しぶり……いや、好きなんだけどな、このひねくれ具合こそが(笑)。しかしひねくれたポップさが好きだった身としては、g.のJAKE在籍時と脱退後にほぼ二分された彼らの歴史の中ではやっぱりJAKE在籍時の方が好みなわけで。うーむ。あさきちも嫌いじゃないしむしろキャラは大好きなんだがなぁ(笑)。
弐〇〇四年一月二十一日(水)
昨日のGuniw Toolsに、発掘したNOOKICKY『ONE AGING BY
NOOK』を追加してだりだりと。
NOOKICKYの音は、古川氏の毒性がぐにゅうより更に強く出てる感じもするんだが、音ってか曲的にはぐにゅうの方が好み。ぬぅききの曲は覚えて一緒に歌って遊ぶものじゃないんだよなぁ……。ひたすら怖いんだもん(笑)。
夜は音をそのままに某お嬢さんとのお話。楽しいんだよーふっふっふ。最後の最後で、本日東京で行なわれた映画『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』の来日記者会見の様子をネット配信しているとこに行き当たり、そのまま見ていて最後に大笑い。
踊るヴィゴ・モーテンセン。初めて見たよあんなん(爆笑)。
弐〇〇四年一月二十二日(木)
昨日の『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』チームの会見の様子がワイドショーに出るため、早朝の番組からさくさく録画。と言ってもほとんどタイマー録画だが。昨夜のうちに仕掛けておいたのさー。そして、PCより画質・音質ともに勝るテレビで改めて踊るヴィゴ・モーテンセンを眺めて笑う。
今日は今日で、増上寺でイベントあるんだよなー。寒い中でもやっぱりあの監督は半パンなんだろうなー(笑)。
本日のBGMは昨日の三枚が基本だったんだが、えーと……途中で本当にただ唐突に筋肉少女帯の「じーさんはいい塩梅」が気になって仕方なかったので、『筋少の大水銀』を引っ張り出して堪能。ついでに「釈迦」「踊るダメ人間」「元祖高木ブー伝説」などなど網羅してみたのはお約束。
ところで「釈迦(ライブバージョン)」を聴いてて思ったんだが。
これに収録されているファンの声はほぼ女ばかりで。それが、各自異様なかっこしてた筋少を前に一斉に「どーろーろーのーのーずーいいいいいい!」と叫ぶ様を想像してみた。
……異様だよなぁ、もうその空間の全部が。しかし見てる方はそんなん知ったこっちゃないわけで。ただもう楽しくて仕方ないわけで。
ここで本日の増上寺を思い浮かべてみる。日中、某掲示板でリアルタイムの報告が上がっているのを見たが、女ばっかりで異様な空間になってるようだった。でも本人たちはやっぱりお構いなしなんだよなぁ、そういう場って。楽しみで楽しみで寒さも待ち時間の長さもそっちのけなんだよなぁ。
結論。女は強い。自分の好きなものに対して形振りかまわなくなった女は特に。かなり。そして傍からそれを見る部外者には、それ自体がかなり異様でそして、怖いのではなかろうか。うーん。
弐〇〇四年一月二十三日(金)
実は昨夜、午前四時半まで起きてたなんて内緒だ! ネット上だけの秘密だ!(←親にバレなきゃそれでよし)
にも関わらず、朝九時前に叩き起こされたのは、昨夜親父殿が無事にご帰還なさってしまわれたからであって。ああうざってぇ。
でもその親父殿は午前中のうちにさっくり出かけてそのまま明日の夜まで帰らないことがだいぶ前から決定していたので、まぁ一応戦端を切ることなく親父殿の出立タイムを迎えられた。めでたしめでたし。(←えええええ)
その後、日中から某お嬢さんとまったりネット上でーとを繰り広げるも、さすがに前夜の睡眠不足がたたって俺が途中で半リタイヤ。
夕方になって某お嬢さんがお出かけする時間になると、俺もヒマになり。
そこではたと気づく。おかんが帰ってこねぇ。
で、考えてみた。結果。…………………………おかん今日、コーラスの練習だったわ(笑)。電車が止まってなければ行ってくると、そういや言ってたなーと。
物忘れ激しいです、最近の俺。
というわけでぷち独り暮らし気分の本日のBGMは、test-No.『test-No.
002』、STRAY PIG VANGUARD『MIXTURE』、S.Q.F.『CRADLE SONGS』。
えーとてすとなんばーは……相変わらず、お歌が。お歌が。これがもうちょっとなんとかなってるとかっこいいと思うのだが。特にライヴテイクのお歌が。かなり。楽器の音がけっこう好みなだけに(特にb.)、割ともったいない。
SPVはなんつーかこう、ROUAGE後記辺りの色を残しつつも、なにかが欠けてしまってる感じがしてならないんだよなぁ。好きなんだが、すごく好きまで行かない。しかし詞は昔から割と好きです。あのーヴィジュアル系なかっこをやめた辺りからこっちの歌詞ね。デカダン限定だった頃はちょっと除外して(笑)。
そして問題はS.Q.F.。これまでの作品であまりインパクトの強い曲がなかったのと、これらと同時購入してうっかり先に聴いてしまったT.M.ファンタジーのアホさのおかげでまったく想像がつかないアルバムだったのだが。
案外好きです。けっこう好きです。今日の三枚の中では一番面白かったかもしれない感じで。
いや、ナニが面白いって、T.M.ファンタジーにおける壊れっぷりとは違った、真面目なお歌を歌うvo.MICHIさんがいることなんだが(笑)。
比べてみるとほんとによくわかる。T.M.ファンタジーの方はすっげぇ肩の力抜けてるなーというのが。
音全体のことを言えばS.Q.F.、低音がかなり好みな感じになってきました。大好きだこういう重さと太さ。ギターやミックスなんかでもけっこういろいろやってて、アルバム全編通して聴いてもヒマじゃない。いい感じである。
思わず、かなり奥にもぐっているであろう以前のアイテム引っ張り出して比べてみたくなったくらいには面白い。このまま先へ進んでくれるといいのだが。
弐〇〇四年一月二十四日(土)
親父殿がおらぬのでおかんとまったりしやわせ週末。平和だ。素晴らしい。
で、駅ビルデパートのポイントが今週末は二倍なので、これで最後と件のCD屋へ顔を出し、下記戦利品げっちゅー。なんかすげぇ今更なものが混ざってるが気にしない。書店も寄って、あれこれ買い物して、気がつけば夕方。
今日はおかんがとっとと起き出して手の手術痕の抜糸に行ってたので、それと合流すべく駅へ向かったわけだが、雪が路上に多く残ってるためあっさり諦めてバス移動だった。自然、帰りもそうなるわけで。
バスの座席の前後幅ってこんなに狭かったっけー!?
と思ったのは内緒だ。しかしほんとに狭くて、足開いて座るんでもない限り身体をまっすぐ正面に向けていられない……仕方ないので斜めに座ってましたよ、俺。
……もしかして、背、伸びたのか、そうなのか!?
それはさて置き、帰宅後に飯の支度をしつつおかんと『ムーラン』試聴。ねずみーさんはオケの音作りは丁寧だと思ってたのに、『パイレーツ・オブ・カリビアン』で微妙に裏切られた気がしてたので、あまり期待はしてなかったのだが。
五年半前の音である『ムーラン』、全然OKでした。安心。まぁあのー……映画『ムーラン』の舞台が古典的な中国ってことで、多少誤解はあるかもしれないと思わんでもないんだが。ていうかそもそも映画自体が古い時代の中国を誤解してるような気がしてならないんだが。まぁそこまで言ってたらキリないので置いといて。少なくともオケの音は大変に好きである。
問題は英語で歌われる劇中歌だ。なんでだんさぶるなんだよ、現代的に! すっげぇ疑問。これで中国と言い張るか、ねずみーよ……。
つーかねずみーさんに限らずアメリカ・イギリス及び英語圏の国が作る映画ってさー……全部英語なんだよな、問答無用で。先日ちらっと見ただけのロシアネタのアメリカ映画もそうだったさ……いいけどね。いいけどさ。うん。
でも日本人が外国を舞台にした映画作った場合、現地人とか現地語をちゃんと使ってるものを幾つか知ってるので、そのくらいの努力は欲しいよね、と思ってしまうのだよ。
そして、親父殿のご帰還は今日じゃなくて明日だったことを後になって思い出した。いぇーい!(←嬉しいらしい)
<本日の戦利品>
・Angelina『babybayboo』〔MCDS〕
・V.A.『BOφWY Respect』〔AL〕
・『ムーラン オリジナル・サウンドトラック』〔AL〕
・『プリシラ』〔DVD〕
弐〇〇四年一月二十五日(日)
今日もおかんとまったり。しかしお出かけ。ちょうど昼頃に、隣家のちびが完全防寒スタイルで雪の中を転がっているのとちょっと遊んでから、思い切って車で出発。とりあえず某結婚式場にて何故かアマチュアの絵画展やってるというのでそれを覗いて、意外にもレベルが高いのに驚いてみたり。
それから、こちらは公共機関である美術館も覗いてみて。……ヒト、いねぇ(寂)。
その後駅前に戻ってあれやこれやとお買い物。とうとう昼飯をまともに食ってないことに気づきつつも二人でまったり帰還。
そこには既に親父殿が。いやまぁそれはべつにいいんですけども。親父殿の家だしな、そもそも。
問題は、「おかえりー」と茶の間のドアを開けて顔を出した直後、ドアを荒く閉めたことだ。なんだよー不機嫌なのかよー面倒だなちくしょー……とか思ってたんだが、違った。
親父殿、風呂上がりで、ぱんついっちょでございました(撃沈)。
解説すると、my親父殿は玄関入ってすぐの部屋に服を散らかしており、そこへ行くには玄関を通らねばならず、ついでに着替えるのは大抵玄関先……待てや(怒)。
で、俺があんまりそれを毎度毎度咎める上に、本人も決していいことじゃないとわかってるんだろう、俺が階下にいる時に下着おんりーで家の中を闊歩することは少なくなったわけで。
だから逃げるんだよな、俺がうっかりこうして帰ってきたりした時にまともなかっこしてないと(笑)。
とまぁそんなわけでした。
BGMは延々『ムーラン』。これを買おうかどうしようか、長年迷った理由は、LUNA
SEAの「BREATHE」が収録されているから。でも買わなかったのは、彼らのアルバムに収録されている以外のアレンジに興味がなかったから。
とうとう買って聴いてみて。やっぱりLUNA SEAに彼ら自身が認めた以外の音は要らんと痛感。オケ、この曲に関してだけは非常に邪魔くさいです。要りません。誰ですかこんなこと考えたの。
弐〇〇四年一月二十六日(月)
雪、どっさり……(撃沈)。仕方ないので雪かき。しかし何故か午後二時まで寝ていたので(注:夜からずっとな)、雪かきしたのは既に夕方。まぁいいってことさ。
BGMはひたすら『ムーラン』。結局オケそのものは嫌いじゃないから、オケのみの曲を中心にだかだかと。
弐〇〇四年一月二十七日(火)
今日も『ムーラン』。だんさぶるな曲はやはし違和感があるわけで。これで中国を想像しろと言われても……でも曲自体は好きなんだな(笑)。
雪がばさばさ降ってくれたのでまたも雪かき。冬場はこれが面倒なんだが、こまめにやっときゃ後が楽。仕方なし。
弐〇〇四年一月二十八日(水)
おかんのお迎えついでに下記戦利品。散々世話になった店はもう数日の余命があるが、その店が入ってる駅ビルデパートのポイントの関係上、月末まではもう行かないことに。
BGMはまだ『ムーラン』。そろそろ飽きてきたので明日は七瀬だーたぶん。
<本日の戦利品>
・相川七瀬『R-指定』〔MCDS〕
・相川七瀬『愛ノ詩 -マジェンタレイン-』〔MCDS〕
・SEX MACHINEGUN『ザ・メンテナンス』〔AL〕
弐〇〇四年一月二十九日(木)
朝から相川七瀬三連発。昨日の戦利品二枚に加えて『Shock of Love』も。このところの彼女は非常に俺のツボな方々を大量に起用してくれるので大変である。これでコピコンでなければ更に嬉しいんだが……。
えーと旧作『Shock〜』は置いといて、昨日の戦利品二枚。こちらはバックメンバーがかなり凶悪。カップリングに真矢、三曲目にエリック・ゼイである。これで俺が反応しないはずがない(笑)。更に真矢が叩いてる方の曲は作曲が井上慎二郎。
そして『愛ノ詩』の方はカップリングの曲提供とギターに室姫深の名が。おいおい……。そしてレコーディングメンバーは違うが、先週末のポップジャムでタイトル曲を見たら、ピアノ弾いてたのはD.I.E.だったという。うわー。
そんなわけで相川七瀬、非常に俺好みになってきてて大変です。
ちなみに曲そのもので好きなのは意外にも室姫作曲のだったりして。なんかねー、DIE
IN CRIES時代のニオイがするのだよ……。
でも誰のどんな曲でも七瀬節になるってことは、彼女はやはりある程度の個性をちゃんと持っているということなんだと思う。あとは個人の好みの問題さね。
弐〇〇四年一月三十日(金)
朝、なんとなく気合で起きてみた。いや、部屋のゴミが溜まってるからいい加減出さないとね。ただでさえゴミ(人によってはそう見えるかもしれない雑誌とCDとビデオの山)しかない部屋なのに。
BGMは引き続き相川七瀬マキシ三枚。
このところの彼女が俺のツボな方々を大量起用、というのは昨日も書いたが、俺が彼女を認める理由は、その幅の広さが作曲陣にも及んでいるというところにある。
だってさー、誰が作ったどんな曲歌ってもちゃんと「相川七瀬」なんだもん。そういう人には弱いのだよ、俺様。
夕方くらいに唐突にだうなーの波がくる。しかし『ロード・オブ・ザ・リング』で持ち直す。それもどうだよ俺。
ところでこの期に及んで先月の日記に着手してないわけだが。……ガンバリマス、ハイ。
親父殿がご在宅でやかましいからと思って朝起きたら、親父殿はその後二時間近くも起きてこなかった。正確には起きてたらしいんだが、二階の親の寝室にあるテレビが先月の電気工事時の停電以降チャンネルおかしい! とかのたまって格闘してたらしいよ。二時間も。マニュアル好きだったはずなんだけどなぁ、あの人。
しかし問題はむしろそこよりも、一月半もその事実に気づかなかったことにある気がする。単身赴任で週末しかいないとは言え……。気づけよ。
BGMはそろそろ七瀬にも飽きてきたので『ロード・オブ・ザ・リング』三部作のサントラ全部。……濃い(笑)。
おかんは月末なので仕事、親父殿は昼前にまたしても山へ遊びに行ったので、昼飯も食わずに俺はお昼寝。その後おかんのお迎えに出かけて一旦帰還すると親父殿も戻っており、なんとそのまま六時前から外食。すげぇよ、うちの夕食の時間じゃねぇよ。いつもはヘタしたら九時近くだったりすんのに!