CRAZE
glory_ways...unknown JAPAN TOUR 2002   2002.9.21 新潟CLUB JUNK BOX


 

BGM、わかったものが二曲。LINKIN PARKのリミックスアルバムから「POINTS OF AUTHORITY」と、RED HOT CHILI PEPPERS「BY THE WAY」。こういうのを好きなメンバーが誰なのか、わかるようなわからないような(笑)。

SEのボリュームが上がって客が前に詰めるも、おかげでステージが3分の2以上見えなくなる(爆笑)。身長高いのがそろって拳あげてんだからまぁそうか。ちなみにどのくらい見えないかと言うと、メンバーが袖から出てくるのがまったく見えず、モニターに乗り上げて煽ってでもくれないと顔もほとんど見えないくらい(笑)。

衣装は時間をかけて人の合間から覗いて、どうにかTシャツがグッズそのままらしい辺りまでは判明。祐がアルバムジャケ仕様の黒地ので、一郎氏は白地に黒でロゴ入ったヤツじゃなかったかなぁ。
各人、ボトム・靴は全滅。まるっきり見えなかった。加えて哲は頭部以外が一切不明。
祐は白のタオルをデコに巻いてました。哲は黒地にペイズリー系の柄のバンダナを巻いてました。成ちゃんは紺色のキャップを後ろ前に被ってて、髭と体格と顔の老け具合がなかったらただのクソガキでした(爆笑)。
そして、今ツアー最大の話題と言っても過言じゃない状態になっている一郎氏の髪。紫に染めててしかも短い、というところまでは俺も知ってたんだが、どのくらい短いのかは想像つかなかった。して、その実態は。
D'ERLANGER時代にオールバックにしてたことが何度かあるが、遠目に見るとあのくらい。で、明らかに「塗った」紫。
色は正直どうかとも思ったが、ヘアスタイルそのものはまぁそんなに違和感もなく。むしろ、あの凶悪な目つきも、意地になってるかのように綺麗に整えられた眉も、しっかり見えるのでわりと好きだったり。

しかし、ここまで判明するまでにバラードコーナー辺りまでかかったという凄まじさ。ほんとに前見えなかったんだよ。
原因は、現JUNKが先代と違って横長の造りになってることだと思う。ステージより客席の横幅がかなり広くて、上手側にロッカースペース、下手側に物販テーブルと自販機。しかも、ステージ正面の客席後方にPA席が鎮座してるのはいいんだが、そのPA席の上手側が、完璧に壁。だから、客席後方が半分くらい削られてる感じ。左右対称にならないのね。……つか、JUNKの公式サイトにリンク貼っておく。このページの下方見取り図参照
従って、音をまともに聴こうと思ったら上手側で張り出してるその壁より前にいないといけない。
しかもそんな状態で、客席の奥行きがない。だから、人の壁の後ろに悠々と陣取っていられない。
普通、小さ目のライヴハウスでも縦長気味で客席に奥行きがあれば、客席最前がぎゅう詰めエリアで、そのすぐ後ろからがモッシュ&ダイヴ発射台エリア。そのまた後ろにまったりマイペースエリアがあるはずで、俺はだいたいそのまったりエリアの中でも後ろの辺りにハマるのに、今日は俺のすぐ前でモッシュが。避けるために下がろうと思うと壁で音が阻まれるポイントに入ってしまう。
これはさすがにちょっと辛いものがあった。人で見えないのはね、俺も人の視界塞ぎかねない体格だから文句もないんだが、当たられてステージ見てられなくなるのは好きじゃないので(苦笑)。

SEの終わりに続ける形で一曲目「STRAIGHT THE MAN」スタート。ここから数曲、音のバランスがおかしかったのか俺の耳が不調だったのか、左耳だけ残るノイズがおかしかったんだが、これは途中で持ち直したのでよし。
立て続けに「PARANOIAC」。更に「I WANNA GO」へ。
この「I WANNA GO」が、イントロのアレンジをだいぶいじってあって、「ベースラインになんとなく覚えはあるんだけど、これなんだっけー?」状態。しかも、半ばベースソロかリズム隊セッションかってな勢いで延々と二人分だけの音が続く。
その間vo.祐は時々吠えてるんだが、g.瀧川一郎、弾きません。延々と弾きません。なにしてるかと思ったら、モニターに乗り上げて客席じっくり眺め回してましたがな。そして、それに気づいた客席上手エリアの熱が急上昇。面白いほどに一郎氏大人気(笑)。

ここで初MC。祐、「新潟」と言おうとした時だったか、いきなり噛む。おいおい、のっけからか(笑)。
「新潟も2DAYSくらいやれるといいんだけど」と言ってたんだが、土日なら大丈夫じゃなかろうかと思う。事実、今日は開場前に整列した段階で最低でも100人以上はいただろう。その後で整理番号を気にしないマイペース入場者もいたものと思われるので、トータルでどのくらいになったかは知らん。横幅いっぱいまで詰まってるわけでも、俺がいた客席後方エリアまで身動きしづらいほどでもないけれど、けっこういた感じ。50人やそこらじゃああはならない。
今回のツアー、平日なんかはかなり動員が厳しいという話も聞いてただけに俺も心配してたんだが、今日はオープニングで前が詰まっても、後ろがあんまり空かなかったもんな。新潟2DAYSなんて、やってほしいね、むしろ。やってくれるなら俺は行くが。
新作アルバム『4/4'll b unknown』の話題から、アルバム収録曲「ひとりじめ」へ。
そこから「LIP CRIME」へ流れたんだが、これが俺的に不満。とても不満。
一郎氏、ギターがへたくそでした(笑)。
あのー、休符が多くてキレのいいスカ系のリズムになってるはずのフレーズが、音繋がってました(笑)。だめぢゃん。
たたみかけで「VOO DOO LOVE」。この曲、CDでもかなり遊んでテンポがらがら変えてるが、ライヴでも、テンポが変わってもブレイクががっつり合うのがもう楽しくて仕方ない。
余談だがこの「VOO DOO LOVE」、最後のサビの手前で一度演奏が完全に止まるのはCDと一緒だったんだが、そこで祐だけ残ってなにかを歌って遊んでいる。それが終わる頃になってやっと気づいたよ。

なんで「♪ららら〜」って適当に歌ってんのが「星に願いを」なんだよ、祐!
可愛いじゃねぇかこの野郎(爆笑)!

この後再びMC。ここで、祐加入から続いてると聞いていた「WE ARE CRAZE!!」の応酬が入るが、その間一郎氏がギター持ち替えてるらしい気配が伺えたんで、ちょっと心配になった。
案の定、その後になぜか「WITH」。本日初バラードですわ。なんで散々煽ってからこれなんだ(笑)。
この曲でようやく俺の知ってるTUSKがちらりと拝めました。TUSK、それもZI:KILL時代しか俺はよう知らなくて(しかも知ってんのはCDとビデオのみだ)、その往年のTUSKにどういう印象持ってたかというと、「CDとライヴで大幅にメロディや歌詞を変えることがある人」。これがようやくこの曲で全開モードに入ってたさ。
メロディはかなり変えていたし、時折歌わずに叫んでたり譜割無視して歌詞を喋ってる感じだったこともあった。歌詞も「泥だらけの毛布」が「泥だらけのシーツ」だったり、「離れやしない」が「離しやしない」だったり、「一緒にいてやる」が「一緒にいてくれ」だったり、色々。
でも、同じ曲でもレコーディング時とライヴでは時間差があるんだから気持ちが変わるのも当たり前だし、それが祐の場合は歌詞やメロディを変えるっていう形で出てくるのなら、納得はいく。っていうか、変えたのもけっこう好きだ。
間を置かずに「LOVE IS YOU」。このバラード連続コーナーで、初めて祐が叫んでいるその声がマイクに入りにくいことが発覚。顔とマイクの角度が合ってないからなんだけどね。
バラードだったらまだ聴こえるんだ。周りの客が比較的おとなしいから。でも、ハードナンバーになると、よほどちゃんとマイクと口をくっつけて叫んでない限りまず聴こえない。祐のシャウトは好きなだけに、惜しい気もするんだけど、まぁそれはそれ。

バラードコーナーはなにが楽しかったって、周りの野郎どもが。
大熱唱(爆笑)。お前がステージ立っとるんか、それともこの客席はお前のオンステージか、ってくらい熱唱しまくりのにーちゃんが多かったさ。楽しいんだよ、それ見てるのは。ただ、ちょっと困ったこともあったことはあったんだが。それはまとめて後述。

バラード2曲が終わって、感動のあまり拍手喝采なにーちゃんらを押し潰しそうな勢いで、いきなり「交錯」。
この曲も含め、アルバム『CRAZE』と言い新作『4/4'll〜』と言い成ちゃんのベースが曲アタマで目立つ曲が幾つかあるんだが、こーれーがーもう。
がつがつしてるんだよねー、かなり。緒方時代からベースも機材もそれまでと変えたから、その後どうなってるかと心配はしたんだが、とてもバランスのよろしいぶっとい音出してくれてたので、安心。
ちなみに書き忘れてたが、開演前にどうにか確認したところ、現在の成ちゃんのアンプはマーシャル。アンペグだったとこまでしか知らなかったよ。
一郎氏は俺の知らないメーカーのアンプだったんだが、後で調べたらBOGNERだった模様。二人とも太さと抜けの良さをキープしつつ「良い子」とは言い切れないタイプの音でした。
往年の俺が惚れた頃、『THAT'S LIFE』くらいの、アタック音のきついドンシャリ系の音も好きだったが、今の音はこれはこれで好きだ。うん。
あと、哲のセットはかなりシンプルになっていて、1バス1タムくらいじゃなかったかな。2バス要塞セットだった時代の印象が強いからなー……っていうか、長年そうだったんだよね、哲は。人間変われば変わるもんだね。音は良かったです。低音が床に食われてたのが惜しいが、抜けはけっこう良かったです。

「交錯」から「悪」へ流れた後で、メンバー紹介。
まず、vo.板谷祐、自己紹介。なに言ってたっけかな。忘れた。最初のMCなら前述の通り新潟の話をしてたのは覚えてるんだが。
ただ、これで妙に熱を持ってしまった客席が「たすく」コールを始めた時。ステージと客席の境の天井にセットされた照明が、コールに合わせてついたり消えたり。CRAZEのツアースタッフなのか、JUNKの照明オペレーターさんなのか知らないが、ああいうところで芸が細かいのは見ててとても楽しい。コールを受けた板谷さんが嬉しそうだったのも良かった。
MCとは関係ないが、その天井付近の照明、ダイバーが最前付近で運良く身体が仰向けになっていた場合、そいつが手を伸ばせばつかめる高さ。天井も低いんだよ、JUNK。ちなみにステージの天井も同様に低く、祐は何度もステージの天井のパイプかなんかを掴んで客を煽っていた。あれやってくれると顔が見えたから嬉しかった。
で、メンバー紹介に話を戻して、続いてb.飯田成一。「みんな楽しんでいってねー」と言ったその声が変に高く聴こえたのは俺の聴き間違いではなかったらしい。もうちょっと低い声で喋る人だと記憶してたんで、ちょっと違和感。でも右眉尻のピアス持ち上げるくらいの感じで笑ってたのが見えたからまぁいいや。
で、実は6年前に声を聴いた覚えのなかったg.瀧川一郎。馬鹿でした。本日の馬鹿野郎大賞決定。
「東京を離れて10日間くらい経ちました。10日間セックスしてないんで、そろそろ血がたまって鼻血が出そうです」
この言葉で客席が爆笑したのは言うまでもない。
そして最後にdr.菊地哲。本日のナイス・ボケ大賞決定。
「東京を離れて10日間くらい経ちますが、ドラムのことばっか考えてます。これからもドラムのことだけ考えていきます」
……やっぱりこの二人はワンセットになるべくしてなってるんだろうか(爆笑)。
実は一郎氏がなんつったかはっきりとは覚えてなかったんだが、後で同行者さんに確認とって、だいたいこんな内容だったことが発覚。ありがとう、お嬢さんズ。

この後、「GOLDEN FLOWER PEOPLE」。この1コーラス目でようやくこういう光景にお目にかかれました。
一郎氏と成ちゃんがそろってステージ中央向いて立ってて、視線はなんとなくドラムの方へ。そのままがつがつ弾きながら、二人とも全開の笑顔だったのね。あれは見ててこっちも幸せになれる顔だった。人の頭と拳の間からあの顔がほぼ同時に見えたのは客席後方に陣取っていた割には幸運だったかもしれない。
加えて、この辺りで気づいたんだが弦楽器隊けっこう頑張ってコーラス取ってます。滅多に聴き取れないけど。そして、一郎氏より成ちゃんの方が何故か耳に入ってきやすいけど。

あとはもうMC挟まずに「Knock Youe Soul」「午後9時の太陽」と続く。「午後9時〜」は基本的に横揺れの方が似合う曲だと思うんだが、ここでも縦に跳ねてしまう客席がいっそ楽しい。まぁそれもいいんじゃねぇ?
更に「I LOVE YOU」「SHAKE YOUR HONEY」とたたみかけて本編終了。祐が何度も「ありがとう」を叫んでたのがちょっと嬉しかったり。

アンコール一発目は「TROOPER」。「からっぽの21世紀に、この曲を!」とかって祐が言ってたような記憶がぼんやりと。
ここから、成ちゃんが帽子を普通にかぶってました。帽子そのものは変えてないんだけど。おかげで表情が見えなくなるかと思ったんだけど意外とそうでもなく。これは後から考えたんだが、この辺になると成ちゃん、横向きか、立ち位置より少し前に出たくらいのとこで弾いてることが多かったんだよ。そのおかげで見えたのかな、と。
加えて、この曲でした。コーラスで成ちゃんだけが歌ってるフレーズがあったのが。サビの「♪ONE WAY Midnight TROOPER」の後が、成ちゃんだけ。これを聴いてやっと納得。ZI:KILLの「NIGHT CALL」で聴いたあの声だった。メンバー紹介時の声の違和感がやっと消化できたよ(笑)。

間髪いれずに「0911」。ここで、スピーカー上部をはじめ4〜5個くらい設置されていた回転灯(赤)がいっせいに点灯。面白いっつかあれは悪ふざけしたんだろうと思うんだが、一つは物販テーブルの後方に並んだ自販機の上に置かれてたさ(笑)。きたよーきたよーってな感じでついこっちも熱くなってしまうのは何故なんだ。
てか、俺は正直この辺りまでついていききれずに傍観者と化してたんだけど、この辺まで来てようやく熱上がりました。はい。
ギターソロ後のベースの見せ場がかっこよかったりとか。幸せ。だが、前につっこんだりダイヴすんのが好きだったら、俺はあのベースの見せ場を見るために前に行っただろうな。だって見えないんだよ、成ちゃんの手元が(落涙)。

回転灯は回したままメンバーが引っ込んで、再びアンコールの声が。さっきもそうだったんだが、このアンコールの声が、もうすっかり定着しているらしい「We are CRAZE!」になっている。
祐加入後に広まったこれは、板谷CRAZE初体験の俺にとってはもちろん初なわけだが……うーん、客同士で言うのってあんま好きじゃないかもしれない。祐が煽りにこれを使って、客と掛け合いで「We are CRAZE!!」って言い合ってるのは楽しいんだけど。なんでだろう。なんか好きになれないんだなー……
ま、これで呼ぶのが今のスタイルだし、それでメンバーが出てきてくれるなら〜と思って合わせてはいるんだけど。いいじゃん、普通の「アンコール」でも。

二度目のアンコールは実は曲順があやふや。「TRUE HEART」が先だったか、「すばらしき明日へ」からだったか。いずれにせよどっちかからのスタートだったと記憶している。
この辺りじゃなかっただろうか。弦楽器隊のどっちかが、明らかにコードを間違った記憶が。違う曲だったかもしれんが、本編最後辺りから先のどっかでやったよ、どっちかが。
実は今日見てて感心したのが、「楽器隊が真面目にプレイしてる」という点。崩れることもなく、長い付き合いのチームワークがただの馴れ合いになるでもなく、真面目にプレイしてる感じで、見てて安心できる音だったんだよね。緊張感もちゃんとあるし、でも楽しんでる感じもするし。
なればこそ、この曲だったかもしれないどれかの曲で、弦楽器隊のどっちかがミスったのがちょっと面白かった。嫌なミスじゃないんだよ、すぐ持ち直すし。むしろ見てて気持ちのいいミスって感じ。

締めに怒涛の「ARMY」を叩きつけて、メンバーは哲を除いてとっとと引っ込んでいきました。哲は今回のツアーで恒例行事にしているらしいデジカメでの客席撮影をドラムセットの向こうでやってから消えていきました。
最後にスティックを中央下手寄りの辺りにばらまいて行ったんだが、その取り合いになったエリアがごそっと陥没したりして。でも周りの客がすぐに輪を広げて、それ以上潰れないようにしてたんだよ。そういう客同士のチームワークは、目にすると安心する。
陥没したエリアが復活して客電がついた頃には、なんとなく拍手が沸いてました。一部で。俺もしてました。そういう気分だったからなんとなく。
その後、終演のアナウンス、スタッフの直接の退出誘導があるにも関わらず、しばらくの間「baby punks」コールが続いた。やってないからねぇ。でも俺はなくても良かった気がする。充分楽しかったものな。

ここで、本日の客席考。
一曲目からダイヴ大量発生はまぁいいです。そうなるだろうなと思って見てたから。ダイバーの服装もわりと危なくないタイプの人が多かったように思うし。一人だけ、中盤から飛び始めたお姉さんが危なかったが。ロングスカートのままってどうよ。
ダイヴしたい人がわりと固まって、上げるのも転がすのも集団で結束してやってたから、圧し掛かられるエリアの人たち以外にはあまり迷惑らしい迷惑もかからなかっただろうし、ダイヴはそうさしたる大問題もなかったかな、と。
二回ほど俺の前のエリアで、上がりきれずに誰か落ちてたんだが、それも皆で救済してたし。
しかし、その集団の一角を担っていたお兄さんズ。俺より背が高くて推定180センチ以上。そんなのが俺の隣でべたっとしゃがみ込んで時々休んでたりして。も、もうちっと後ろか両サイドの空きスペースまで行けば空気密度も違って楽なのに、と思った。
まぁ、自分でちゃんとコントロールできるように時折休憩入れるのはいいことだよ。あの図体でぶっ倒れられたらちと傍迷惑だしな。
……だがしかし、普通にしゃがみ込むのはまだわかるが、壁際にどっかり座り込んでしかも座禅を組んで集中力を高めていた(推定)兄ちゃん。あんた面白いよ(笑)。
だってライヴ中でハードナンバー中で周りは飛んだり跳ねたり叫んだりしてんだぜ? いやー、面白い兄ちゃんだった。その集中の邪魔しちゃいけない、とか思って咄嗟に膝でリズムとってたのを緩めちゃったよ、俺(笑)。

もう一つ。前述のバラードコーナーにて、これまたそのダイヴ・モッシュ全開集団の兄ちゃんズ。まぁこれは彼らに限った話じゃないんだが。
熱唱するのはいいさ。棒立ちで足を動かさん代わりに上半身が揺れるのも構わないさ。
……自分の短い髪から後方へ汗が飛び散ってるのを自覚してもらえないのがちょっと辛かった(爆笑)。なまじ相手がデカいから、こっちはモロに顔面にくらうんだよ。野郎臭を液体化したような汗を(笑)。ちょっとした迷惑第一弾。

あと、これはたった一人こういう兄ちゃんが俺の斜め前辺りにいた時のことだが。
兄ちゃん、腕を突き上げるのに、肘を顔の横に張り出して拳を後頭部脇に流してから、腕を上へ振り上げてます。
これ、振り上げる前の拳も肘も、俺も顔面近く。けっこう怖い。
結論。腕は身体の前でまっすぐ上げましょう。横や後ろを使うのはキケン。
だって横や後ろに自分の目はないんだから、周りにどう影響するかなんて分からないだろ。自分に見えない範囲で自分が誰にどう迷惑かけてるかなんて分からないじゃないか。これは前述の汗飛ばしてた兄ちゃんもそうだが。つぅか、俺も気をつけよう。

ところで、締めにもう一つ大笑いっつーか大脱力っつーか、そんな出来事が待っていた。
エンディングBGMの2曲目くらいだったか、突如覚えのあるイントロが。
なにかと思ったら44MAGNUMの復活作『IGNITION』から「THIS TIME」でした。
……あんたら、そんなに師匠たちが好きか(爆笑)!