中越地震

 2004年10月23日、新潟県中越地方一帯を襲った中越地震は鉄道関係にも
甚大な被害を与えました。このページでは私が撮影した被害状況の一部を紹介
します。

脱線した新幹線

報道陣も多数来ていました

信号機も倒壊・越後滝谷駅

崩れたホーム・越後滝谷駅
単線復旧後、この駅がにわか
撮影名所となることに。

歪んだ線路・上越線

歪んだ線路・信越本線
恐るべき地震のパワー

名所、塚山の築堤も
崩壊。

JR東日本小千谷発電所
付近の国道117号線、
1メートル近い段差を生じ
砂利を入れて応急処置。

復旧作業の様子・
信越本線

復旧作業の様子・
上越線

 ここに紹介した写真は中越地震の被害のごく一部にしか過ぎません。私はこの被害状況を
目の当たりにしたとき「鉄道の復旧は来年の春以降にならなければ無理」と思いました。冬を
目前に控えた時期であり、また一向に余震の収まらない中での復旧作業は困難且つ危険な
ものとなることは間違いなくまた実際その通りであったはずです。しかし実際には、この一ヶ月
後には信越本線が復旧し、2ヶ月後には上越新幹線・上越線と再び走り始めるのです。これだ
け早い復旧の影にはJR関係者の方々を始め復旧作業に携わった多くの方々の大変なご苦労
があったことは間違い有りません。私は本頁を通じ関係者の方々に敬意を表したいと思います。