<18きっぷの旅 長野・大糸線編>

8月20日に長野方面へ青春18きっぷを使い、旅に出ました。
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 今回の旅も、ここ長岡からスタートします。6時44分に5番線へ入線してきたのは
 おなじみ新潟色の115系でした。新塗色リニューアル編成が来ることを期待していたので
 少しガッカリしましたが、車内はふかふかの新しいモケットに張り替えられており
 座り心地は上々です。朝早い列車ということもあってか、ガラガラのまま長岡を
 発車したのですが、直江津に近づくにつれて乗客も増え、直江津到着時には
 席はほぼ埋まってしまいました。

 

 

 直江津からは「信越リレー妙高4号」に乗り換えます。この列車には97年の長野新幹線開業で
 不用になった189系が使われており、18きっぷで特急型電車に乗ることができます。
 車内はバケットタイプのリクライニングシートが並んでおり、未だ自由席車に
 簡リクシートの残る上沼垂運転区の485系よりは断然快適な座り心地です。
 列車は妙高高原を発車した頃から立客が出始め、終点・長野到着時には、帰省ラッシュ並の
 大混雑となっていました。こんなところで特急型電車の弱点が出てしまったようです。

 
 
 予定では長野から甲府行き440Mに乗る予定だったのですが、急に383系「しなの」に
 乗りたくなってしまったので、長野駅のみどりの窓口で乗車券と自由席特急券を購入します。
 「(ワイドビュー)しなの10号」は早々と入線しており、余裕で好きな席のキープに大成功!
 列車は定刻の10時52分にVVVF音を響かせながら、ゆっくりと長野駅7番線から発車しました。
 この後私は、大糸線で信濃大町へ向かうので、松本で下車すればよいのですが
 大糸線の発車まで時間があるので、とりあえず塩尻まで行くことにしました。

 

 
 
 塩尻で松本行き829Mを待っていたら、向かいのホームに先ほど乗車予定だった
 甲府行き440Mが入ってきました。この列車には何の変哲もない115系が使用されていたので
 「しなの」に乗車して正解だったと思ったのも束の間、松本行き829Mも115系でした。(T_T)
 列車に乗り込み塩尻を発車した直後、警笛が連発で鳴り響きました。
 何事かと思い前方を見たら、なんと爺さんが線路上を歩いているではないですか! 
 この爺さん、警笛にも動じてない顔をしていましたが、一体どういう神経をしているのでしょうか?

 

 
 松本から信濃大町行き4229Mに乗車します。しかし使用されていたのは極悪ロングシートのE127系でした。
 長野仕様のE127系は新潟仕様とは異なり、100番台が付されている「ちょこっとクロスシート」仕様なのですが
 そのクロスシートもわずか3ボックスのみ。その他の座席は全てロングシートなのでこれには気分が滅入ってしまいます。
 ただ運転席直後の席のキープに成功したため、運転操作が見ることができたのはラッキーでした。
 列車は途中から(確か有明だったと思います)ワンマン運転に切り変わり、信濃大町へ向かいます。
 発車時は満員だった車内も、終点・信濃大町到着時には20人ほどしか乗っていませんでした。
  

 

 信濃大町からは、本日のメインである「白馬アルプス」に乗車します。
 JR西日本では新型気動車特急キハ187系の新製計画を発表しており、キハ181系の活躍も
 残りわずかと推測されています。そのキハ181にやっと乗車することでき、ちょっと感激です!
 銘板には「昭和45年 新潟鐵工」と書かれており、車齢の高さを物語っていますが
 走りはまだまだ現役バリバリです。乗り心地のよさも最新の車両には負けてはいません。
 しかし1時間45分の乗車で糸魚川へ到着し、愛しのキハ181ともここでお別れです。

 

 
 糸魚川から富山発直江津行き547Mに乗り、直江津へ向かいます。
 車内は一部ロングシートに改装されてはいますが、急行型の乗り心地はやはり健在です!
 はじめのうちはロングシートに座っていましたが、能生で下車したお婆さんが座っていたボックスシートをGET!
 これでめでたく足を伸ばして座ることができました。
 ところがボックスシートに座ったとたん眠りに落ちてしまい、目が覚めたのはなんと直江津到着の直前!
 列車は頸城自動車の車庫の横を通過していていました。

 

 
 直江津であさま37号君と会う約束をしており、入線中の1355Mの車内で無事にあさま君と合流することができました。
 ところが私は普通列車で帰るのが嫌になってしまったので、「みのり5号」で長岡へ帰ることに急遽変更!
 みどりの窓口で切符を求めた後、あさま君と雑談をしていたら「長野みのりには6連が入っている」と教えられました。
 そして発車時刻が近づき高田側を見てみたら、なんと3000番台が入線してくるではありませんか!
 ニヤニヤしながら指定された1号車に乗車し、あさま君に見送られ直江津を後にします。
 このまま新潟まで行ってしまおうか悩んだのですが、予算の都合で断念し長岡で後ろ髪を引かれる思いで下車しました。
 そして「みのり」の発車を見送り、私の旅は終了したのでした。