マウスポインタの形とその役割一覧表

下記の一覧表はエクセルではお馴染みのマウスポインタとその役割を一覧表に纏めたものです。
インストラクター時代に感じたことですが、自分のしたい操作が上手く行かない時はマウスポインタの形が
その操作実行時の形になっていないことが多いです。つまり、マウスポインタの形をよく注意して見ていない
ことが原因で、自分ではテキスト通りにしているつもりでも出来ない!という事態に陥るのです。
そこで、私は習いに来ていた方には口うるさく「マウスポインタの形を確認してください」と言い続けました。
エクセルではマウスポインタがクルクルと変化し、その形によって出来る操作が変わってきます。
下表ではマウスポインタの画像とその形の時にどんな操作が可能なのかを簡単に説明してあります。
少しでも参考になれば…と思っております。是非、活用してください。


ポインタ
番号
説明
セル・行・列の選択時
行番号と行番号の境界線にポインタを合わせるとこの形になりますが、
左図の状態の時にマウスをドラッグすることで行の幅を調整することができます。
又、この状態でダブルクリックをすることで行の幅を最適な幅に自動調整してくれます。
列番号と列番号の境界線にポインタを合わせるとこの形になりますが、
左図の状態の時にマウスをドラッグすることで列の幅を調整することができます。
又、この状態でダブルクリックをすることで列の幅を最適な幅に自動調整してくれます。
メニューやツールバー、図形の選択、マウスによるセル・行・列の移動時
セル・行・列・図形・テキストボックス・ワードアートなどのマウスによるコピー時
ウィンドウ・グラフ・図形・テキストボックス・ワードアートなどの左右方向へのサイズ変更時
ウィンドウ・グラフ・図形・テキストボックス・ワードアートなどの上下方向へのサイズ変更時
ウィンドウ・グラフ・図形・テキストボックス・ワードアートなどの4方向へのサイズ変更時
テキストボックス作成開始時
(作成範囲をドラッグし始めると10のポインタ図に変化する)
10 図形・グラフなどの作成時
(このポインタ形状と似ているものに11のオートフィル使用時があるので注意する)
11 オートフィル使用時
(上のポインタに似ているが、選択したセルの右下にある黒い小さな■←フィルハンドルに
ポインタを合わせたときに出てくるのがこの形です。10と間違いやすいので気をつけて)
12 オートフィル+CTRLキー操作時
(11のポインタになっている状態でCTRLキーを一緒に押すと出る形です。
連続データの入力時に出てきます。)
13 図形やグラフ・テキストボックス・ワードアートなどのマウスによる移動時
14 図形の回転選択時
(通常時はこのポインタに4のポインタがくっついた状態ですが、回転ハンドルの上に
ポインタを置くと4のポインタが消え、14のみの状態に変化します。4が消えない状態
では回転できません。回転ハンドルが消えてしまいます…。)
15 図形の回転操作時
(14の状態でマウスをドラッグし始めるとこのポインタに変化します)


以上の一覧以外にも見落としがある可能性がありますので、
見つけられた方は管理人までご一報くださると有難いです。
見落とし分の説明を追加致します。m(_ _)m