『1着数と優勝数のグラフ』
グランプリですから、一発勝負。
全選手が勝ちを狙って“くる”。
と仮定して読み取ってみましょう(敢闘精神の法則)

1着数。
これは勿論、どれだけ1着を獲れたかです。

優勝数。
これは勿論、どれだけ優勝できたかです。

ちょっとウザイ?
ウザイんだろ?
そんな事知ってるよとか言いたいんだろ!
エェ?、そうなんだろ?
ハッキリ言えよ!!

1着は多いのに優勝が少ない選手の場合、
これは、決勝やカギになるレースなど、ここ一番に弱いのかもと云えるでしょう。
精神面とか、そういう問題でしょうか。
いや、単なるウン悪か(笑)

反対に1着に比べて優勝が多い選手の場合、
恵まれ易い、展開が向き易い選手であると云えるでしょう。
優勝だけを効率良く稼ぐ事によって
グランプリ出場権利を得たとも云えますから。
一年間(正確には11ヶ月)の展開が向いたという事です。
このグラフがなんかの役に立てば幸いです。

よく確認した訳ではありませんが(汗)、
歴代グランプリ勝者の顔ぶれを見ると、
『マーク』の決まり手がある選手は苦しいようです。
時代的に自力全盛という背景もありますが、
『マーク』とは前を抜けないという意味ですので、
勝てないという事でしょう。
普段の慣れって怖いですねぇ。
いや、単純に“力”がなくて抜けないだけか。
若干でも自力があったら、戦法や展開にもよりますが(よらなくても)、
遠慮なく番手捲くりするぐらいの選手がベストです?

今年で成立回数18回を数える伝統のないグランプリですが、
400バンク以外で行われた年はなく、今年も残念ながら400(京王閣)です。
という事はですよ、なんと、これからは・・・
何も分かりません(汗)

選手も人の子、中部二段駆けスンナリ山田連覇は避けたいと思うので(思えよ)、
小嶋−山田ラインに誰か切り込む。

とすれば、太田とか。
コメントでも「自在です。自在です。うるせいなぁ、もう聞くな」
とかで自在を強調したいような感じでした。
今の自分じゃ相手にならないと思えば、あるかもしれません。
ラインもないし、あっても(ないない)行く可能性は捨てきれないと思います。
でも隊列短くなって捲くり頃を考えると、どうですかねぇ。
結局初手は村上−小野ライン追走なんだろ?

じゃあ、佐藤慎太郎とか。
“福島一枚岩”でもないようですし、
そういうレースの実績もあるし、可能性ゼロではないかもしれません。
伏見−佐藤−岡部、で
まあ、90%ないと思いますが(?)

あと、重要な予想ファクターとして、
小嶋がバカなのかどうか、です。

いや、えーと、違った。
なんだっけ、えー、そうだ、
バカ駆けするのか否か、です。
前回2000年など、その他多数(?)のレースと違うのは、
な、なんと、タイトルを獲ってしまったという事実(ダメなのかよ)

勝ちに拘って年間34勝(自分の年齢)以上が今年の目標とか言ってましたし、
実際のレースでもそんな感じでしょうか。
3月末までに幾つ、夏頃はこうで、秋、で、計34、じゃないんですよ。
綿密な計算ではじき出された数字ではなく、単なる自分の年。
年の数だけ豆食う、餅食う、あー腹一杯、そのレベルです。
流石は小嶋。
うーん、どうなんでしょうかねぇ(笑)

この中で小野だけが(GI以上は)無冠。
返上したい気持ちは山ほどあるでしょう。
表彰台の小野はいつも「しくじったー」みたいな顔してますからね。

ここ数年の優勝者を見てみると、
“二番目に勝ちたい人”が勝っているような気がします。
神山が出場していた数年間は、一番勝ちたかったのは神山な筈。
獲りこぼしていたタイトルの一つでしたからね。
途中からは唯一のタイトルにもなりましたしね。
勝ちたい気持ちだけが強過ぎると空回りするのかもしれません。
今や競輪には珍しくなった大観衆の中、しかも寒いし、
グランプリの舞台には、空回りさせる要素がいくらでもあるでしょうから。


 ←小嶋−山田

        伏見−佐藤−岡部

   村上−小野−太田

           吉岡


並びはこんな感じらしいですが、
これだけ見ると、番手競りはなく単純なライン戦と云ったとこでしょうか。

私の展開予想としては村上逃げ。
小嶋が若干インに詰まって、山田に捨てられる。
直線追込んで誰かが決着。

でも小嶋が前取ると(単騎吉岡に続いて正確には2番手追走か)、
単純には詰まりにくい気がするので、
伏見おさえて、その上を村上がおさえるとか(逆でも)が必要ですかね。
勝負どころで“前を走る”自力型どうしの入れ替わりがあり、
脚を使わされる展開になると考えます。

“前を走らない”自力型の脚が最後に活きてくる。
追込の佐藤だって、にわか先行屋して残ってましたし、
9人全員が自力持っていると考えてもいいでしょう。

小嶋は太田の位置で絡む。
残り距離的に引けないですから、ハイッ小嶋消えた。

太田はヤケ捲くりかヤケ捲くり追込みで、
外どかされて浮かされるか、脚がなくて伸びずに勝手に沈む。
ハイッ太田消えた。

先程書いたように“前を走る”自力型は脚の消耗があって、
ハイッ村上、伏見消えた。
どうしても車券に絡めたければ、3着で。

小野、吉岡、佐藤、山田、岡部のボックスで2連単・複までは
10%当たりますね。
あー、ゼロが一個抜けてた、100%です。
何ですか、何か文句あるんですか、100%ですよ。

でも誰か切りたい。
山田の頭はないんじゃないの。
理由はないけど。
これで車単16点。
堅くいきたいなら、ちょっとこれ以上は怖いなー。

まあ私は、小野アタマで。
小野−岡部、佐藤、山田、吉岡

あと一応
単騎で捲くりなり、捲くり追込みなりを(単純な追込みじゃ話にならない)
開き直って仕掛けるしかない吉岡の
吉岡−小野、岡部

念の為
岡部=佐藤

8点も買うか。
責任購入枠として、それぞれ最低200円は買います。
複式にして点数減らすかもしれませんが。

電投でじっくりいくなら
枠とか車番とか、単、複
よく見て買いましょう。
終わり。

年末にここまで読んでいただきまして、
アンタも暇ねー。
これを読んでくれた方々にだけ
よいお年を。

私もこんな大人の挨拶ができるようになったか。


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