<行政監視Q&A>
]Z カラ出張・観光目的の視察旅行
以前、市民オンブスマンが自治体の職員の出張旅費の情報公開請求したところ、阪神淡路大震災で新幹線が神戸地区不通であった時に三重県の職員が新幹線に乗って福岡まで何度も出張したとする記録が出てカラ出張が明るみに出たと聞いている。
国家公務員もカラ出張があるかどうかとか、議員の視察旅行について情報公開請求して調べたいと思っています。どうしたら良いでしょうか。
実際には行ってないのに行ったことにして出張旅費を不正に受け取る事をカラ出張と言う。三重県のケースのほかにも暴風雨で当日船が欠航していたのに佐渡に出張したというケースもあります。カラ雇用、カラ購入という事例もあります。
市民オンブスマンが調査したところ、夏は北海道、冬は九州・沖縄に出張する傾向があります。グリーン車が走っていないのにグリーン料金を請求したり、飛行機のファーストクラスの旅費を貰っていながらビジネスクラスに乗って差額を不正に受け取るというのもあります。電話かFAXで問い合わせれば済むのにわざわざ数名の職員を出張させる。行政を監視する立場にありながら、監査委員が視察旅行としょうして観光旅行をした事が明らかに成ってきた。16日間の日程で一人当たり160万円を使い、調査したのはわずか4時間だけでした。
このような不正を調べる為には、出張・旅行日程、出張先・視察先、費用、視察報告書などの公開請求をします。例えばカラ出張ですと、まず、一定期間の旅行命令簿と復命書・旅行報告書その他関係書類の公開請求をします。それを分析して論理的にありえない出張のケースを探し出します。愛知県議会の議員が年度末の3月26日から31日までの6日間に144回もの出張をした事が判明し、裁判になり出張費を返還させられたと言う事があります。
しかし国レベルでは、外務省の機密費流用問題に端を発し、報償費、謝礼金などの使途に強い疑問が持たれる事となりました。これまで手付かずだった国のレベルの不正な出費を情報公開の活用で、次々と明らかにする事ができます。
最終更新:01・05・20