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a11消費の理論 


効用 限界効用 限界効用逓減の法則 無差別曲線 限界代替率 限界代替率逓減の法則 無差別曲線の5性質 予算制約式 最適消費点 正常財・中級財・劣等財 需要の所得弾力性 需要の価格弾力性 代替効果 所得効果 需要曲線

効用
 経済学における効用とは、満足の事を表している。ミクロ経済学に置ける消費の単位である。家計はこの効用を財の消費によって得、差らに効用を最大化するように行動する事が前提となている。又、効用を得るための財は、分析の為X,Yの2種類に限定する事も前提となる。
限界効用
 限界効用とは、ある財の量を増やした場合に得られる総効用の増加分の事をいう。
限界効用逓減の法則
 ある財の消費量を増やすに従って、限界効用は逓減する事が限界効用逓減の法則である。例えば、喉が渇いている場合の最初の1杯の水を飲む時の満足度は非常に高いが、2杯目、3杯目と飲んでいくに従って、満足度は小さくなっていく。2杯目、3杯目の新たな満足度がそれぞれの限界効用であり、それが次第に小さくなって行くことを表している。
無差別曲線
 無差別曲線とは、効率水準の等しいXの消費量(x)とYの消費量(y)の組合せの集合である。他財との効用に差別性がない(等しい)ことから無差別曲線と呼ぶ。
限界代替率
 限界代替率とは、X財の消費が1単位増えた時、元の効用水準に戻るために失わなくてはならないY財の量のことをいう。無差別曲線上のXとYの組合せは同じ効用水準を表している為、X財が増加することにより効用水準が増えることから、Y財を失う事により効用水準を低下させる必要が有る。仮にX財を1個増やす時に、Y財を0.5失うと効用水準が元に戻るとすると、このX、Y財の限界代替率は0.5となる。限界代替率は無差別曲線の傾きとなる。
限界代替率逓減の法則
 X財の消費量を増やしていくにしたがって、減少していくY財の量はへっていく。つまり限界代替率は逓減していくという法則で有る。X財を増やしていくに従って,Y財に希少性が出てX財を増やす事の貴重さが減ってくることによる。このことから、無差別曲線をグラフに表すと、無差別曲線は原点に対して凸型となる。
無差別曲線の5性質
 @無数に存在、A右下がりである、B右上方ほど効用が大きい、C原点に凸型をしている、Dお互いに交わらないが、無差別曲線の5性質である。
予算制約式
 消費者にとって購入可能な財の組合せを表す制約条件を予算制約式という。今世の中にXとYの2財しかないとすると、予算をこの2財ですべて使いきるX、Y財の組合せのことである。予算制約式の傾きは、2財の価格比に等しくなる。 
 縦軸と横軸およびこの予算制約式に囲まれる三角形の領域がこの2財を買うことが出来る財の組合せの領域であり、この領域を入手可能領域という。
最適消費点
 予算制約式とそれに接する無差別曲線の接点を最適消費点という。なぜならば、無差別曲線は右上方ほど効用が大きく、予算制約式は入手可能領域の最も効用の高い組合せである事から、予算制約下の中で、効用最大となる点となるからである。
正常財、中級財、劣等財
 所得が増加するにつれ需要が増加する財を正常財、所得が増加しても需要が変わらない財を中級財といい、所得の増加により、需要が減少する財を劣等財という。
需要の所得弾力性
 所得が1%増加した時に需要量が何%増加するかを需要の所得弾力性という。正常財の需要の所得弾力性は0より大きく、中間財は0となり、劣等財は0より小さくなる。また、正常財の内、需要の所得弾力性が1以上となる財を奢侈財(しゃし)という。
需要の価格弾力性
 価格が1%下落した時に需要量が何%増加するかを需要の価格弾力性という。通常の財の需要の価格弾力性は0より大きく、つまり、価格が下落した時には需要は増加する。また、価格が下落すると需要量が減少する財をギッフェン財という。
代替効果
 無差別曲線では、X,Yの2財しかないと仮定していることから、X財の価格が下落すると,Y財の消費をやめてX財の消費を増加させる。この事を代替効果という。
所得効果
 仮にX財の価格が下落すると、そのままでは予算制約式よりも左下方(入力可能領域の中)へ消費点が入り、予算が余ることとなる(実質所得の増加)。この余った予算をX,Y財のどちら消費を増やすかが所得効果である。Xが正常財でならば需要量は増加し、劣等財であるならば減少する。
 Xの価格が下落した際に、最終的にXの需要量がどのように変化するかは、代替効果と所得効果の合計となる。これを全部効果と呼ぶ。
需要曲線
 X,Yの2財しかないと仮定し、所得とY財の価格を一定として、X財の価格のみが変動した時、X財の価格と需要量の関係を表した曲線を需要曲線という。



【参考】
【用語】
【関連説明】
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