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a7財市場の分析A−IS曲線
IS曲線の考え方 IS曲線の導き方 IS曲線の特殊ケース IS曲線と財政支出
IS曲線の考え方
マクロ経済学の市場には、財市場、資産市場(貨幣市場・債券市場)、生産要素市場の3つがある。財市場の分析では、財市場の分析を貨幣市場で決まる利子率一定と仮定して45度線分析をおこない、均衡国民所得を導いた。IS曲線では、貨幣市場も同時に分析する。つまり、利子率を一定とせずに利子率が変化するにつれて、財市場で均衡する国民所得がどのように決まるかを考えて行く。IS曲線とは、利子率が変化した時の財市場における均衡国民所得の変化を表したものとなる。(Iは投資,Sは貯畜、財市場の均衡はI=Sである)
IS曲線の導き方
投資の理論により、利子率が下落すると投資が増加する。また45度線分析で投資が増加すると国民所得が増加する。よって、利子率が下落すると投資が増加し国民所得が増加するという構図が描ける。
このことから、IS曲線は45度線分析と投資の限界効率曲線にもとづく投資曲線から導かれる。
下記(図ー1) 投資曲線において、投資曲線がraからrbに下落すると投資はIaからIbに変化する事がわかる。(図ー2)投資曲線のおいて利子率がraからraに変化して決まった投資量Ia、Ibにより、45度線分析において、総需要曲線がYdaからYdbにシフトして国民所得がYaからYbになる。(図ー3)これら二つのグラフから、利子率が下がれば、国民所得が増加することとなるため、利子率と国民所得の関係のグラフは右下がりのIS曲線となる。
IS曲線の特殊ケース
不況期には投資意欲が減退し、企業家が投資の限界効率がゼロまたはマイナスと考えた際には、利子率がいくらになろううとも必要最低限の投資しか行なわれない状況が生じる可能性が有る。その際にはIS曲線は横軸に対して垂直となる。この状態を「投資の利子感応度がゼロ」または「投資が利子非弾力的」と呼ぶ。
IS曲線と財政支出
政府が財政支出を行うと投資曲線に関係なく、45度線分析の総需要曲線が上方にシフトする。したがって、IS曲線は右上方にシフトし、利子率が変わらなくても利子率が増加する事となる。これが財政支出の効果である。
【参考】
【用語】
【関連説明】
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