ビンラディンが関与という証拠になるビデオテープ


連日スクープを飛ばしている「ABCニュース」は要注目です!

本日(12/12)午前(9:25)NHK衛星1で放送された「ABCニュース」は、「9・11同時多発テロにビンラディンが関与しているという具体的な証拠になるビデオテープを公開せよという声が上がっているが、実は、これまで言われているように、ジャララバード近郊の民家で発見されたというのはウソで、ジャララバードに住む情報提供者からCIAが受け取ったものである。政府は既に数週間前からそのテープを持っていたが、情報提供者のことが明らかになるのを避けるため、黙っていた。しかし、公開したいと考える一部勢力がマスコミにリークにしたため、今回の騒動になった。」と報じた。

これまでの各種メディアの報道と今回の「ABCニュース」から推測すると、


● 話題のテープは、かつてブレア首相が「ビンラディンの関与を示す新証拠」として英国議会で報告したビデオと同じものであろう。

● ビデオテープをCIAに渡したアルカイダの“スパイ”(=情報提供者)は、先月カブールで拘束されたアブドララーマン氏(父親が93年のWTC爆破容疑で収監中)と思われる。

● ブッシュ政権がビデオをすぐに公開しないのは、ビンラディン氏の関与を“納得させられる”ように編集できるかどうかを検討しているからであろう。アドビを使っているってことはないだろうが、小刻みに編集して流すに耐える内容となるかどうかで公開の是非が決められるだろう。

● 英国が持っているビデオと同じであれば、英国が公開しなかったように、ブッシュ政権も公開が難しいかも知れない。手を加えすぎていることがミエミエであれば、公開した意味がなくなる。

● 情報提供者がアブドララーマン氏であることが明らかになれば、彼が法廷などで証言する内容の信憑性が問われてしまう。彼に限らず誰であっても、CIAへの情報提供者とわかっている人物がビンラディン関与などの証言をしても、笑われるだけである。

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◆ まず、ブッシュ政権がビデオ全編を無編集で公開しなければ、様々な“詐欺”が行われていると断じていい。

◆ ビデオには、「自爆テロとは知らずにハイジャックすると思っていた犯人が多く乗っていた」という趣旨のビンラディンの話があると言うが、ビンラディン氏の9月段階のパキスタン紙とのインタビュー内容(アメリカとイスラエルが9・11に関わっていることを匂わせていた)と照らし合わせると、ビンラディン氏はある情報筋(犯人かもしれない)から、テロ攻撃が行われることを知っていたのではないだろうか。

◆ ビデオには、「9・11テロ攻撃をアメリカとイスラエルが仕組んだ」という趣旨のビンラディン氏の発言が含まれている可能性が高い。そうであれば、このビデオテープが、そのままの“姿”で第三者の手に渡ってはまずい。

◆ ビンラディン氏が9・11を知っていたようなことを述べているのは、上記の意味で不思議ではない。

◆ 「WTCの崩壊にびっくりした」という趣旨の発言もあるようだが、アメリカの専門家も私もびっくりした。ゼネコンの経営に関わっていたビンラディン氏が、ビルの結末に興味を持ち、崩壊にびっくりしても不思議ではない。

◆ ビンラディン氏が空爆テロを喜んでいるということも、10・8に世界に向け公開されたビデオで明言していることである。

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結論:ビンラディン氏が9・11空爆テロを指揮していたら、「私(アルカイダ)が見事にアメリカ中枢への攻撃を敢行した」と宣言したに違いない。従来から、アメリカの世界支配と聖地への軍事駐留を非難し、アメリカ市民をも含むアメリカへの攻撃を聖戦として鼓舞してきたのである。

ビンラディン氏が“攻撃敢行声明”を出しても、それまでビンラディン氏を支持してきた人々は、歓呼でそれに応え、さらに熱い支持を向けたであろう。

ビンラディン氏が、実際に関与していて関与していないとウソをつく唯一の目的は、やっていないことを主張してアメリカの拘束から逃れることである。
これは“お笑い”である。そんなことでアメリカが「はいわかりました」と手を引くことがないくらいわかっている。そして、そんなウソは、彼の信仰も、彼の存在そのものもふっとばす“大罪”である。

12/12 掲示板(23207) http://www01.netweb.ne.jp/~kimura/bbs/bbshtm.htm



どのようなテープでしょうね。13日には公開するという話もあるようですが、この掲示板の予想がどうでるか。



2001 年 12 月 17 日

      ウサマ・ビン・ラディン「犯行告白」ビデオに対して
             当然わき上がった懐疑的な反応・・・・真相は一般にはわからない

 ウサマ・ビン・ラディン「犯行告白」ビデオという触れ込みでアメリカ国防省が発表したビデオに対しては、当然、まず中東で懐疑の声が出ているようです。

 その反応を報じた米国系メディアの記事を3つ紹介しておきます。

 このビデオに関しては、大雑把に言って、つぎの三段階の疑問が出てくるでしょう。

 【1】まず、ここに写っているウサマ・ビン・ラディンは本物か?
 【2】本物だとしても、ここで語っていることは「犯行告白」と断定できるのか?
 【3】これが「犯行告白」だとしても、米国の対応はこの「告白」を根拠にして正当化できるのか?

http://news.bbc.co.uk/olmedia/1710000/audio/_1710143_tape08_gul.ram

http://news.bbc.co.uk/olmedia/1710000/audio/_1710143_tape08_gibbons.ram

http://news.bbc.co.uk/olmedia/1705000/video/

結論:一般には真相は掴めない。



<同時テロ>「証拠」ビデオ なお残る議論の余地   (毎日新聞)
  

 【ワシントン吉田弘之】米同時多発テロの重要容疑者、ウサマ・ビンラディン氏が事件に関与したことを示すビデオテープが13日公開され、米国では「決定的証拠」として反響を呼んでいる。同氏はこれまで犯行を否定していただけに、テープの中で語っている内容は生々しく、重い意味を持つ。だが捜査面から見た場合、明確に「秘密の暴露」と言える内容は乏しく、同氏を支持するイスラム原理主義者を中心に、なお議論の余地が残りそうだ。

 米国はテープをアフガニスタン東部ジャララバードの民家から「数週間前に入手」(ラムズフェルド国防長官)した。フライシャー大統領報道官によると、ブッシュ大統領は11月29日、テープの存在を知らされ、同30日朝、ホワイトハウスで開かれた会議で見たという。

 テープの入手から公開まで時間がかかったのは、事件の被害者に与える影響を慎重に検討していた他、ビンラディン氏を含む登場人物の発語と口の動きがあっているのかなどテープの信憑性について吟味を重ねたためだ。公開を前提としたものではなく同氏の支援組織「アルカイダ」内部で見るために録画されたとみられ、テープそのものが作り物だとする見方は当たらないだろう。

 テープの中で、ビンラディン氏は▼実行日は前週の木曜日(9月6日)に聞いた▼ハイジャック犯の1人、モハメド・アタ容疑者がテロ実行犯の指揮を取っていた▼ハイジャック犯は事件の直前まで作戦の内容は知らず、(4グループは)互いを知らなかった――など事件の核心部分を明らかにしている。

 19人のハイジャック犯がどのように連携したのか、その解明が難航している事実などを考えると、こうした発言は全てつじつまが合う。だが逆に、発言はこれまでの報道を基にすれば推測可能な内容で「犯罪の立証」という側面から決定的証拠となるかどうかは疑問が残る。テープの公開で米国民の大半は同氏の事件関与を改めて確信したとみられる。しかし、一部の頑なイスラム原理主義者をも納得させることが出来るかどうかは不透明だ。

 米連邦大陪審は11日、同時多発テロ事件で初めてビンラディン氏やアルカイダ幹部の共犯としてフランス国籍のモロッコ系男性、ザカリアス・ムサウイ被告(33)を航空機破壊罪などで起訴した。一方で米司法当局は未だに「主犯」のビンラディン氏を起訴する意向を表明していない。

 軍事行動の最大の標的となっている今、起訴に意味がないとの見方もあるが、実際は同氏による指揮系統を明確に示す証拠が出揃っていないためとみられる。今回のテープが同氏の起訴(被告人不在のままを含む)に向けた有力証拠になるのは間違いないが、なお捜査の継続が必要とされている。(毎日新聞)

[12月14日13時10分更新]


チョットおかしいのでは?


パレスチナ関与に強い懸念  (共同通信)
 【ワシントン共同】米国務省のバウチャー報道官は8日の記者会見で、イスラエル軍が紅海で摘発した武器の大量密輸事件について「パレスチナ人が関与していたことに強い懸念を持っている」と述べ、米政府が事件に関してパレスチナ自治政府のアラファト議長に「十分な説明」を求めたことを明らかにした。 イスラエル側はアラファト議長が武器購入を指示したと非難。 [共同通信社◆2002/01/09 09:36]
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 アラファト議長は苦しい立場になったが、もしアラファト議長が、「イスラエ ルにはアメリカが堂々と最新武器を提供しているが、パレスチナには自衛用の 武器さえ認めていないからだ」と居直ればどうなるだろう。アメリカはなんと言うのでしょうね。