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ラガービール とは?

ラガービールは下面発酵ビールに属します。1〜2ヶ月の間低温条件下で、
 貯蔵・熟成することによって、ビールの香味が改善されたものです。
 すなわち未熟臭などのよくない香りが消滅し、味もバランスのとれた
 飲みやすいものになります。

賞味期限を過ぎたビールは?

賞味期限とは、商品の安全性と品質(風味、外観、成分)が十分保たれる期限をいいます。
ビールの賞味期限も、ビール各社がビールの保存試験の結果をもとにして、
十分な余裕をもたせて設定しています。
賞味期限を過ぎたらすぐに飲用できなくなるということではありません。
ビールは新鮮なうちに飲むのが、最もおいしいわけですから、なるべく早めにお飲みください。


ビールの大びんの容量はなぜ633ml?
 昭和15年3月に新しい酒税法が制定され、それまでビールに併課されていたビール税(造石税)と物品税(庫出税)はビール税(庫出税)に一本化されました。このとき、ビールの入身容量を統一しようということから、当時の大日本麦酒の10工場と麒麟麦酒の4工場で使用しているビール大びんの容量を調べたところ、一番大きなものが3.57合(643.992ml)、一番小さなものが3.51合(633.168ml)であることがわかりました。そこで容量が一番小さいものに合わせれば、それより大きめのびんも使うことができるという理由から、昭和19年に3.51合に定められました。それ以降現在まで、この633mlという容量が用いられています。

 また、小びんも同様の理由で334mlに決められています。












麦酒のいろいろ

タイプ 特 徴
発酵法 名 称






Iル
淡色ビール ペールエール(イギリス) イギリスのバートン産を代表とするビールで、
アルコール度数が高く、少し酸味があって苦味が強い。
ケルシュ(ドイツ) ケルン地方で造られる淡い黄金色のビールで
炭酸ガスが弱く泡立ちも少ない。
ワイツェンビール(ドイツ) バイエルン地方の小麦麦芽ビール。
炭酸ガスが強く清涼感のあるビール。
レモンの薄切りを添えて飲む。
最近ドイツで消費量が増加しているビール
ベルリナーワイスビール(ドイツ) ベルリンで造られる酵母で白く濁ったビール。
フルーツのシロップを入れて飲むことが多い。
中等色ビール アルトビール(ドイツ) デュッセルドルフやミュンスターで造られ、
古来の製法によるためにAlt(Old)と呼ばれる。
苦味が強く、イギリスのエールに似ている。
濃色ビール ビターエール(イギリス) イギリスの国民的飲料であり、特徴のある銅色の樽生ビール。
炭酸ガス含量が少なく、苦味が著しく強い。室温で飲用するビールである。
スタウト(ドイツ) アイルランドのギネスを代表する濃色ビールで、
苦味が強く、アルコール度数も高い。
自然発酵ビール ランビック(ベルギー) 木樽の中で2年近く発酵・熟成させるもので、酸味が強い。
新旧のランビックをブレンドし、
びんの中で更に発酵・熟成させる「グーズ」やランビックに
さくらんぼを入れ、発酵・熟成させた「クリーク」もある。





Iル
淡色ビール
(日本・アメリカ等の大部分のビールがこれに属する)
ピルスナービール(チェコ) チェコのピルゼン地方のビールで、まろやかな味とホップの香り、
きめの細かい泡を特徴とする淡色ビールの代表格。
ドルトムントビール(ドイツ) ドルトムント地方のビールであり、ピルスナーより淡色で苦味も弱い。
ドイツ淡色ビール(ドイツ) ドイツの代表的淡色ビール。ホップはひかえめで、すっきりした味。
アメリカンビール(アメリカ) アメリカの一般的ビールであり、軽くて、苦味とコクが少なく、炭酸ガスは強い。
中等色ビール ウィーンビール(ドイツ) ウィーン地方のビールで黄金ないしは淡褐色。ミュンヘンビールより甘味とコクは少ない。
濃色ビール「黒ビール」 ミュンヘンビール(ドイツ) 19世紀の後半にミュンヘンで発達した濃色ビールで、麦芽の香りが強く、苦味は少ない。ミュンヘン麦芽と色麦芽を使用する。
ボックビール(ドイツ) 北ドイツのアインベックで誕生したビールで、アルコール度数が高い。ドッペルボック(2倍のボック)という極めて濃厚なビールもある。