ワインと健康

赤ワインに含まれるポリフェノールは悪玉コレステロール(LDL)の酸化を抑え動脈硬化を予防する
効果があると報告されている。このため赤ワインを適量飲む人は心臓疾患に罹りにくいと言われている。
赤ワインに含まれているリスベラトロールという物質が強力な抗癌作用のあることが報告されている。
また赤ワインを毎日3―4杯飲んでいる老人は
痴呆症やアルツハイマー症になる率が少ないという報告もある。
 
 白ワインの効能はPHが低く、サルモネラ菌、大腸菌に対する抗菌力が強い事や、
赤ワインより有機酸が多く、腸内細菌のバランスを整えるのに役立つと言われている。
 
ワインの中の沈殿物て?

ワインを長く熟成させたり、冷蔵庫の中に長く保存するとキラキラした結晶のようなものが
オリ(沈殿物)として沈んでいることがあります。これはぶどうに含まれている酒石酸が
カリウムと結合して結晶したもので酒石と呼ばれています

赤ワインではまれに色素と一緒に沈殿することがあります。
これらは、ぶどう由来の天然物で体には無害です。グラスに注ぐ時は、ワインびんの底に
オリを残すようにして注ぐか、デカンターに移してからテーブルに出せばおいしくいただけます。
また微少のコルクのかけらが混入している場合も同様にしてください。コルクも天然物で無害です。
コルクのカビは?

キャップシールを切り取ると、時としてコルクの上部にカビを見ること があります。
カビは湿度の高い地下貯蔵庫で長く熟成させたワインのコルクの上部に発生したり、
まれにワインのびん詰め時のこぼれや、コルク栓からのワインのにじみによって、
コルクに発生することがあります。このカビは空気にふれる部分に繁殖し
ワインの中には成育しません。カビはコルク栓を開ける前に良くふきとれば問題はありません。
ワインと温度?

白ワイン、ロゼは、酸味とフルーティーな香りを生かすためにも10℃前後がよいでしょう。
ゆっくりと冷やすのが好ましく、ワインクーラーでは飲む20〜30分前に。
冷蔵庫で冷やすなら飲む数時間前に冷やし始めてください。
冷凍庫で急激に冷やすのは禁物です。またスパークリングワインなどは、
白よりも少し低めがよいでしょう。
赤ワインは、渋味と酸味を引き立てるために15℃〜18℃くらいが目安です。
酸味や若さが気になるようなら、赤ワインでも少し冷やすなどおいしくする工夫はやはり大切です。
ライン・モーゼル型
ドイツワインは大部分が
このタイプ、ボトルの色は、
ラインワインは茶色、モーゼルワインは緑色をしています。
フランスのアルザスワイン
などは、これに近い形をしています。
シャンパン型
スパークリングワインは、世界的にほとんどすべてこのタイプと言っていいでしょう。
ブルゴーニュ型
ブルゴーニュ地方の他に、コート・デュ・ローヌ地方やロワール地方もこのタイプのボトルを
使っています。
ボルドー型
ボルドー地方ではほとんどすべてが、このボトル。
フランスはもちろん、
イタリア、スペイン等でも
広く使われています。

ワインのまめ知識

















非発泡性ワイン(スティルワイン)テーブルワイン 赤ワイン 白ワイン ロゼワイン

発泡性ワイン(スパークリングワイン)シャンパン ヴァン・ムス- ゼクト スプマンテ

酒精強化ワイン(フォーティファイドワイン)ポート酒 シェリー酒 マディラ酒

混成ワイン(アロマティックワイン)ベルモント スィートワイン


赤ワイン用ぶどう品種

カベルネ・ソーヴィニヨン
世界で最も有名な品種。代表的産地はフランス・ボルドー地方メドック地区、グラーヴ地区。 長期熟成により黒コショウの香り

ピノ・ノアール ・・・・・・・・  赤ワイン用品種。シャンパンの原料としても有名。代表的産地はフランス・ブルゴーニュ地方コート・ドール地区。
豊かな果実味、控えめな渋み、力強く厚みのある味

メルロー ・・・・・・・・・・・    代表的産地はフランス・ボルドー地方。 マイルドでこくのあるワイン

カベルネ・フラン・・・・・・・・   代表的産地はフランス・メドック地方。 ソフトで、やわらかな味

白ワイン用ぶどう品種

シャルドネ
 辛口白ワイン用として世界で最も人気のある品種。代表的産地はフランス・ブルゴーニュ地方。
  シャンパンにも用いられる。 樽熟成するとバニラやナッツの香り

ソーヴィニヨン・ブラン・・・ 世界中で人気を持つ辛口白ワイン用品種。
                 代表的産地はフランス・ボルドー地方、ロワール地方。 さわやかでフレッシュな酸味

セミヨン・・・・・・・・・・・・・ 代表的産地はフランス・ソーテルヌ地方

リースリング ・・・・・ 代表的産地ドイツ 酸味のさわやかなワイン

日本特有のぶどう品種

甲州・・・・・・・・・・・・ 白ワイン用として日本で最も広く用いられている品種 山梨県の別名をそのままネーミング

マスカットベリーA   赤ワイン用品種。川上善兵衛による交配品種 香り高く、まろやかな味



深雪花・赤
ミディアムボディー < マスカットベーリーA 100% >
完熟したマスカット・ベーリーAを厳選して醸造。果皮や種からの香味成分をしっかりと抽出後、樽の中でじっくりと熟成を重ねました。
濃縮感のある果実味が、ふくらみのあるまろやかさを醸し出す赤ワインの傑作です。
「深雪花(みゆきばな)」は、その酒質を可憐な雪椿にたとえて銘々。ラベルは陶芸家・斎藤三郎による雪椿。
¥2,111/720ml 
深雪花・白
辛口 < シャルドネ、セミヨン >
越後・高田の自然の恵みを受けた選り抜きの欧州種を使用し、
果汁の自然清澄と低温発酵で原料果の特徴を活かしました。フレッシュで香り豊かなワインです。
ラベルの雪椿は、陶芸家・斎藤三郎画。
¥2,111/720ml  
岩の原・赤
ミディアムボディー < マスカット・ベーリーA主体 >

「マスカット・ベーリーA」の特徴が充分に生かされた、華やかな香りと伝統の厚みの中に、親しみやすさを感じる味わいです。
¥1,061/720ml 
岩の原・白
やや辛口 < ローズ・シオター、レッド・ミルレンニューム主体 >

「ローズ・シオター」をベースにした、かすかにオレンジ色の混じる黄金色。フレッシュですっきりとした味と香りは、
和食をはじめどんな料理にもよくあいます
¥1,061/720ml