骨折からの復活日記
 2004年は、水害に地震と災害の連続でした。かなり不便をしたり、不安な日々を過ごしましたが、何とか乗り越え、気持ちも新たに新年を迎えようと思っていた矢先に事故は起きました。以下は、私の人生初めての骨折と、そのリハビリの記録です。
受傷してからリハビリまで、治療についての事や進行状況、痛み具合などネットでの情報がかなり参考(気休め)になりましたので、私なりに書いてみました。

2004
12/8
あっ!
やっちゃった
 年末の繁忙期とあって、忙しく働いていました。約束の時間より遅れたので急いで向かった訪問先。雨も降っていたので、濡れないようにと歩道を走って向かう途中の角で足を滑らせて転倒。この時、手には車のキーを持っていました(コレが悪かったのかも)。勢いよく叩きつけられた手首は、いつもと形が変だし、とても痛い。見るからに骨折している様子。
仕方なく仕事をキャンセルし、そのまま病院まで送っていただきました。
 救急外来では、まずレントゲン撮影。画像を見ると、やっぱり骨折。と言うより砕けちゃってます。その上脱臼も。診断では、右橈骨遠位端骨折だそうです。その場で徒手整復を実施。早い話が、脱臼箇所を引っ張って直すんです。折れたところをそのまま引っ張るんですから痛いのなんのって・・・。その後、包帯状のギブスをして帰宅となりました。
12/9 今後の予定  通常外来で今後の治療方針の説明を受けました。担当医も昨日の当直の先生ではなく、手の専門医になりました。
先生が医師になりたての頃ならそのままギブスで終わりだったらしいのですが、今時の医療としては手術をお勧めするのだとか。専門家にそう言われると、反論の余地はありません・・・。来週、入院し手術することを決めました。
12/13 入院  午前中に入院。満室だとかで、とりあえず男女混合室へ入れられました。手術に備えギブスを切開。ディスクグラインダーのような工具で真っ二つに(上手く切るもんですね)。この時、カッターの当たる部分が熱くなるのがチョット怖いです。その後、部屋が空いたため移動。
12/14 手術  12時30分頃手術室へ。外来が長引いているため、しばらく待たされる。気を紛らすようにと、看護士さんが音楽をかけてくれる。
これから麻酔を入れますと言われたら、あっと言う間に意識が無くなってました。もっと眠気を感じるのかと思ってましたが、あまりにあっけなく。
あまりの痛さに目が覚めると、すでに手術の終わった後。それにしても痛い。
手術は手首の内側を切開し、折れた部分をプレートとピンで固定し、手首が動かないように外側に創外固定という金具を装着。まるでロボットアームのよう。
ストレッチャーからベッドに移されるとき、テレビでよくやってる「1・2・3!」ってのをやってもらった。衝撃もほとんど無く、上手いもんです。
一晩中、1時間ごとに作動する血圧計と痛みのため、うとうとしてもすぐに目が覚めてしまう。
12/15 眠れない  血圧計は取れたものの、寝付くと痛みが。どうやら、起きているうちは無意識に痛くない状態になっているのが、熟睡して力が抜けると痛むようだ。
12/20 退院  やっと入院生活になじんできたと思ったら退院です。ここの病室の皆さんは、それぞれ大変な手術をされているのですが、自他共に回復が目に見えるためか、雰囲気は明るかったです。おかげで精神的にだいぶ助けられました。
12/22 抜糸
(術後1週)
 退院してから最初の診察です。傷口も閉じたので抜糸を。塞がったとはいえ、素人目にはすぐにでも開きそう。
12/30 固定具調整
(術後2週)
 先日から、手首の関節が痛んだので診てもらったら、形を変えようということで、固定具の調整をしてもらった。その工具が六角レンチ。ここでは自分が普段、仕事で使っている工具で治療が行われる。何か不思議な気分。
お正月も近いので、飲酒の許可を確認(隣に居た方も同じ質問を)。OKが出たので、喜んで帰宅。
2005
1/6
診察
(術後3週)
 今日は消毒だけ。いよいよ来週、固定具が外れるとのこと。骨に刺してあるピン(4本)を麻酔もせずに抜くんだとか。
1/12 固定解除
(術後1ヶ月)
 またまた恐ろしげな工具が登場。約束どおり麻酔無しでピンを回し始める。えぐられるような、たとえようも無い痛みに思わず泣きそうに。後で他の患者さんに聞くと、先生によっては麻酔を使うらしい。終わってしまえばどっちでも良いのだけどね。
骨に刺してあったネジは使い捨てだそうで、くれる病院もあるらしい。連結していた棒状の金具とジョイント部分は再利用とのこと。今度はどなたが使うのかな?
軽くなった手を見れば、もう直ったような気分。しかし、手首は全然動かない。
1/13 処置  傷口を確認し消毒。後は自宅でマッサージをしてくださいとのこと。でも、痛くて自信が無いのでリハビリ科に回してもらうことにしました。
リハビリ開始  初めてのリハビリ、手加減はしてくれているようだが、とても痛い。これじゃやっぱり自宅じゃ無理だ。終いには貧血っぽくなったため、早めに切り上げました。
1/14 リハビリ2  昨日のこともあるので、ゆっくりスタート。大丈夫そうだったので、とりあえず一通りのメニューをこなす。
一緒に来ている患者さんたちと雑談しながら情報交換。お互い同様の状況なので、目安にもなるし、慰めにも。年齢差を超えての会話が弾みます。
1/17 リハビリ3  診察で絆創膏を剥ぐと傷口も塞がっているので、入浴のお許しが出ました。これでやっと全身浴が出来ます。冬場の半身浴は寒いんです。
今日から、モビラート軟膏という薬を処方されました。痛みと炎症を抑える薬なんだそうですが、塗ってもやっぱり痛いです。
1/19 リハビリ4
(術後5週)
 今回から入浴(腕だけ)がプラスされました。入浴剤を入れた37℃の気泡浴を15分です。
手首を伸ばした時に、筋肉が突っ張るので見てもらったら、固定具を刺してあった所の皮膚と筋肉が癒着しているらしい。これも痛いのを我慢して、ひたすらマッサージをして、ほぐすんだそうです。
1/21 リハビリ5  前回と同じメニュー。傷口の突っ張りは、すぐには解消しないらしく、これも根気が要るのだとか。ほんのチョットだけ動き易くはなったけどまだまだです。
1/24 リハビリ6  相変わらず手首の動きが悪い。間接の隙間が狭くなっているらしいとのことで、力を加えながらグリグリ引っ張ったり回したり。さすがに、これは自分では無理。終了時の測定では可動域が若干改善。
1/26 リハビリ7
(術後6週)
 最近は長時間手を下げていても、充血による痛みがなくなってきた。そのため、歩く時のバランスも安定。前から気になっていた、腕毛のことを聞いてみる。手術をした近辺の毛が妙に濃い。多い、太い、長いのである。塗り薬のせいでは無いらしいのだが、原因は不明とのこと(この現象を頭髪に利用できない物だろうか?)。女性は結構気にする人が多いらしい。
珍しく主治医の先生ががリハビリ室に。臨時回診となりました。
1/29 リハビリ8  今日から粘土を丸めたり、ちぎったりのメニューが追加。少しずつできることが増えて嬉しい。
2/1 リハビリ9・診察
(術後7週)
 19年ぶりの大雪だそうで病院まで1時間半もかかっちゃいました。インフルエンザが流行しているとのことで、職員の皆さんはほとんどがマスク着用で厳戒態勢です。
そろそろピンが抜けるかと思ったら、邪魔にならないだろうからって、当分このままらしい。月2回程度の診察はあるものの、処置は特に無し。後はリハビリしだいなんだそうです。一生懸命やってるつもりなんだけどなー。
2/3 リハビリ10  道路状況は前回ほどではないが、大型車のすれ違いは手こずる。
前からツッパリ感が気になっていた傷口は、これ以上どうしようもないみたい。無理に伸ばすと内出血しているようで、赤くなり、ヒリヒリした痛みがある。
2/5 リハビリ11  今日は土曜日。当番の療法士さんは一人だということで、患者さんも少なく静かなリハビリ室。
2/7 リハビリ12  最近は回復のペースが鈍ってきたよう。もっとも最初の勢いで治ったら、ものの数週間で完治しちゃいます。じっと我慢の時期のようです。
2/9 リハビリ13
(術後8週)
 担当の先生にお会いしたので、傷口の件を相談したところ、「あせらないでね。」とのこと。今週は週末が連休のため、来週までお休みです。
2/10 車の運転  2ヶ月ぶりの運転は、ほぼ問題無いようです。ただ、ドアを閉める時の衝撃とエンジンキーを回すのがチョット痛い。先日みたいな大雪だったら怖いけど、通常の路面状況だったらOKです。
ずっとバスのお世話になっていたけど、やっと自由に移動できます。自家用車ってのはありがたいですね。
2/11 筋力トレーニング  先日からボールを握っての握力トレーニングはしていたのですが、リハビリ室で一緒になった患者さんから薦められた「リストボール」を買ってみました。ボールの中にジャイロのような物が入っていて、手首を回すことによって回転数を可変し、負荷を調整することができます。これだと握力と腕力の両方が強化できるようです。なかなか面白い器具で、早速子供のおもちゃになってます。まさか、自分で筋トレグッズを買うとは思ってもいませんでした。いろいろな種類があってビックリです。
2/15 リハビリ14・診察
(術後9週)
 今日初めて自分で運転して通院。やっぱりバスと違って、時間が自由なのは便利ですね。リハビリに使っている粘土も今日から硬めの物にランクアップ。可動範囲も前回より若干拡大していました。
診察の時に、気になっていた傷口のことをしつこく言ったら貼り薬のドレニゾンテープを処方してくれました。これで改善すると良いのですが。
2/17 リハビリ15  今朝起きた時に指が硬くなってましたが、朝食前に「グー・パー」を繰り返したら復旧。硬くなっても、前よりは簡単に戻るようです。リハビリはいつものメニューをこなしてきました。久しぶりに入院時に同室だった方にお会いしまして、お互い「元気そうだね」とご挨拶。最悪の状態を知っているだけに回復ぶりにビックリしました。すでに、2ヶ月もたっているんですね。先日の「リストボール」に続き、「セラ・チューブ」というゴム製のチューブを買ってみました。昔ならば自転車のタイヤチューブなんかで良いのでしょうが、こちらは負荷強度も選べるようになっているし、説明書もシッカリしています。さすがに代用品とは違いますね。
2/21 仕事復帰  久しぶりの出勤の朝、ここ数日穏やかだった天気ですが、いきなり降雪20cm。今さらこんなに降るとは思っていなかったのですが。今日からが今年一年のスタートです。
2/23 リハビリ16
(術後10週)
 リハビリの後は、とても疲労感があります。揉み疲れなのでしょうか、すごく運動をした感じ。痛みもありますしね。
2/25 リハビリ17  担当の療法士さんが3月で転勤になるそうです。転勤までに私の卒業が間に合うか?
3/1 リハビリ18・診察
(術後11週)
 2週間ぶりの診察です。手首の可動範囲が今回も若干ではありますが改善していました。とにかく、リハビリを頑張るほかなさそうです。
3/4 リハビリ19  いつもは朝一で行くリハビリですが、今日は仕事の都合によりお昼前になってしまいました。この時間だと駐車場が一杯で、病院の周りをしばらくうろうろ。時間も無かったので、軽めのメニューで終了してきました。
3/10 リハビリ20
(術後12週)
 重い物を持ったりや、力仕事はまだまだですが、だいぶ動くようになってきました。今月でひと段落つけそうです。こうなってくると、早いとこ抜釘手術を受けてしまいたいですね。
今日、初めて握力測定をしました。以前とは全然、力の入り方が違います。本気で握っても22kgしかありませんでした。「結構ありますね」と言われても、これだとまだ小学生レベルです。情けないな〜。
3/18 リハビリ21・診察
(術後13週)
 今日は、担当の療法士さんがお休みだったので、替わりの方にお願いしました。どっちが良い悪いではないのですが、普段とは違う感覚でした(当たり前ですが)。
診察の時に、先生に早く金具を抜きたいとお願いしたのですが、時間が経ってからのほうが、取り出しやすく、ダメージも少ないのだとか。そう言われると、あっさり引き下がるしかありません。結局、抜釘は当初の予定通り、6月頃にすることに。
3/25 リハビリ22
(術後14週)
 手術から3ヶ月以上。リハビリを始めた当初は、痛くて動かせなかった手も、今では日常生活には支障の無いまでになりました。まだ、重い物を持ったり、衝撃があると痛いですが、それも徐々に良くなっているようです。可動範囲も広がり、握力も前回よりアップの26kg.に。後は、6月に予定している抜釘手術まで、2ヶ月ほどのお休みです。病院でのリハビリも、これで卒業のようです。担当していただいた作業療法士の方には感謝でいっぱいです。ありがとうございました。
5/10 健康診断
(術後21週)
 毎年恒例の職場での健康診断です。仕事を再開してからは幾分締まった(?)はずの体型も、改めて測定すると・・・。今年から加わった項目の「体脂肪」は、26%もありました。冬の間蓄えた脂肪がまだたっぷりと残っているようです。お金のように、貯めるまでも無く、減ってくれると良いのですがね。この分だと診断結果を見るのが恐ろしいです。
手の動きは、ほぼ決まってきたようです。痛みは、通常は問題ないのですが、重い物を持ったり、衝撃を受けると痛みを感じます。
6/7 診察
(術後25週)
 やっと手術から半年が経過しました。レントゲン写真、触診ともに良好とのことで、予定通り抜釘手術の日程を決めてきました。全身麻酔での手術かと思っていたら、腕だけの部分麻酔とのこと。日程も、日帰りにするか、1泊にするかって(温泉じゃないんですよ〜、先生)。結局、術後に痛むだろうからってお泊りにしました(やっぱり痛いんですね?)。
早速、入院前検査で採血されてきました。それにしても今日の外来は混んでました。全部終わるまで3時間以上もかかってしまいました。
6/23 抜釘手術  前回の手術から間が空いたため、恐怖が一段と増してきたようです。午前中に入院し、内容の説明を受けました。今日の昼食は点滴だそうです。患部の腕と麻酔のために脇の下の剃毛、何か変な気分です。
だいぶ待たされて、午後4時前に手術室へ。胸に心電図、指先に血中酸素濃度の各センサー、腕には血流を押さえる圧迫バンドと、がんじがらめです。しつこいくらいジャブジャブと入念に消毒。ブロック麻酔とやらで、脇の下に針を刺される。場所を探しながら刺していくと、順番に指先にピリピリっと痛みがはしります(良く当たるもんです)。酒飲みのせいか、効きが悪いようです。しばらくして、さらに切開部周辺に部分麻酔を注射。効いたのを確認して切開開始。全身麻酔の時と違って、いじられているのが分かるし、先生の息づかいまで分かってしまい恐いです。痛みはほとんど感じないのですが、それでも時々しびれやピクッと痛みが走ります。「終わりました」と言われた時は本当にホッとしました。念のため、レントゲン撮影で結果を確認して病室へ。
手術室に入ってから1時間半、実質42分(カルテ)の手術でした。当然(?)取出したプレート、ネジは頂いてきました。
6/24 退院  昨晩は、麻酔が切れた後に痛むのかと思ったら意外と平気でした。これだと日帰りでも良かったのかとも思いますが、あくまでも結果論ですので・・・。午前中の回診で傷口を消毒。その時に見えたのが、細いストローみたいな管が一本。患部の余分な血液を抜くドレンだそうです。これを抜いてもらって、傷口が塞がりました。その後、予定通り午後に帰宅となりました。
6/27 診察  最初の手術と比べると、ずいぶん楽です。穴が開いているとは言え、骨がくっついてくれているので当たり前なのでしょうが、ちょっとうれしい。例によって、「縫合箇所が開くことは無いから良く動かすように」とのこと。包帯を巻いている部分が小さくなったのですが、まだ痛みもあるし、不安だし・・・。前回は縫合痕がミミズ腫れのようになる肥厚性瘢痕(ハイパートロフィクスカー)になってしまい、見た目も悪く、擦れると痛い思いをしたので相談すると、リザベンカプセルという内服薬を処方してくれました。ただこの薬、数ヶ月から半年間の服用が必要だそうで、根気がいるようです。肝臓にも悪そうだし。
6/30 診察  手術から一週間。予想通り、縫合したところの抜糸となりました。痛々しい包帯も取れ、目立たない肌色の絆創膏になりましたので、ちょっと見には治ったように見えます。でも、取ると傷口が生々しく、子供には気味悪がられてます。外科的な治療はこれで終わり、後は先日の薬を服用しながら様子を見ることになりました。
7/11 診察  今日は、前回処方されたリザベンカプセルが無くなるので、あらためて処方してもらう。今度はずいぶん長めの90日分です。傷口はだいぶ綺麗になったのですが、手首の動くあたりが若干肥厚性瘢痕(ハイパートロフィクスカー)気味なので、前回と同じ絆創膏を再度貼ってもらいました。これも、内服薬と同じく当分(3ヶ月位)続けた方が良いとのこと。この絆創膏は保険が適用されないらしく、売店で購入とのこと。商品名はMicropore(マイクロポア)、方向性が有るらしく、傷口に対して直角に貼るため、細かく切って3枚並べて貼っています。このテープを貼ることにより、傷口の広がりが抑えられ、擦れることによる痛みも防いでくれるのだとか。交換は4〜5日で良いのだそうですが、入浴や手洗いで剥げてしまうため、もっと頻繁な交換になりそうです。
これでしばらくは病院とお別れです。次回は新築の病院内の見学を兼ねてかな。
7/19 副作用?  薬を飲み始めて23日。説明に書かれている副作用の膀胱炎様症状に似たような状況だったため、しばらく薬を休んでみようかと。本来なら病院に行けば良いのだろうが、あの待ち時間が億劫な物で。
7/22 診察  薬を休んでも症状が改善しないので、仕方なく朝一で病院へ。主治医の先生が担当の日でなかったもので、別の先生の指示で尿検査と血液検査をうける。結果はビックリするほどの異常値(γ-GTP:1129)。肝機能と腎機能がぼろぼろです。結局、主治医の先生の指示で内科を受診。週2回程度の点滴と、更に後日エコー検査をして経過観察のようです。もしこれで改善しなかったら、また入院か?手術から1ヶ月の間に変わったことといえば、薬の服用くらいしか思い当たりませんしね〜。
1番最初に診察を受けたのに、点滴が終わったのは3時過ぎ。あ〜あ。
7/24 点滴  日曜日ではありますが、先生の指示により点滴を1本。尿に関する症状は先日の点滴以降気にならないほどに改善しました。
7/26 検査・診察  点滴と、静養により、きっと肝機能も改善しているだろうと思っていたら、今日の血液検査でも前回とほとんど変わっていません(ショック)。仕方なく明日からはお泊りで毎日点滴。夏なんだから、どうせお泊りならキャンプにでも行きたいよ〜。
7/27 入院  朝、寝起きがつらい。胸の辺りに若干のかゆみ。午前中に入院し、レントゲンと心電図の測定と血液検査。昼食後から「ウルソ」を処方される。これから一日一本ずつ点滴(500ml)をすることに。そのため点滴の針はしばらく刺しっぱなしに。
7/28 入院2日目  昨日よりは寝起きが楽に。かゆみも無し。入浴の許可が出たので、看護士さんから点滴針を刺したままの腕をラップで巻いてもらい入浴。やっぱりお風呂は良いですね。昨日の血液検査の結果は数値が減少傾向ではあるものの、まだ高い値です。
今日は土用の丑の日ということで、昼食は「うなぎ」でした。まさかこんな所で食べるとは。
8/1 入院6日目  今日から長岡まつりです。いつもは前夜祭を見ることはほとんど無いのですが、今年は病院にいるため、テレビで見ることに。夏に思いっきり動けないのはとてもじれったい。先生から運動不足にならないようにとの指示があったので院内を散歩することに。
8/2 入院7日目  今日も血液検査。数値の低下がハッキリしてきたので期待して採血。結果はγ-GTPが690に。まだ高いものの、前回より下がっていて嬉しい。夜は長岡まつりメインイベントの花火大会。院内の廊下でラジオを手に鑑賞するが、立ちっぱなしだと疲れるので、途中から病室のテレビ中継に変更。三尺玉は病室の窓から見えてラッキー!さすがに今年話題の「復興花火フェニックス」は直接見たかったので、もう一度廊下へ。丁度向きが良く、正面から見ることができました。窓いっぱいに広がる幅と量に感動ものでした。できれば来年もお願いしたいです。もちろん鑑賞場所は屋外でビール片手にね。
8/3 退院  午前中に最後の点滴をし、午後に退院です。院内はエアコンのおかげで快適な温度だったのですが、一歩外に出ると真夏の日差し。いきなりの暑さにクラクラしそう。今週いっぱいは体を慣らすために自宅での療養です。それにしても暑い。
8/8 仕事復帰  まだ暑い日が続きますので、おそるおそるの出勤です。さすがに初日からのフルタイム勤務はこたえますね。
8/9 診察  退院後初の血液検査。結果待ちの間に点滴(200ml)を一本。今日はγ-GTPが382まで低下。入院前に8項目あった異常値も3項目に。お盆を前にアルコールの許可も出たのですが、ついでにしばらく自粛することに。
8/26 診察
(整形外科:終了)
 今日は整形外科と内科の両方の診察日。整形外科は今後特に治療も無いとのことで、手首の動き具合を測定。完全ではないものの、障害には該当しないとのこと。こちらは今回で終了となりました。
内科は恒例の血液検査です。今回も更に改善。γ-GTPは130に異常項目も2になりました。次回は正常値に戻っていると良いのですが。体力も少しずつ戻ってきたようです。
9/27 診察  1ヶ月ぶりの診察です。そろそろ終わりかな?と期待しつつの血液検査です。今日は明日からの新病院への引越しによる休診のためか、とても混んでおり予約時間よりも更に1時間ほど待たされてしまいました。。すでに、引越し作業も始められていて、病院の中も外も賑やかでした。
検査結果はγーGTPが40に低減。ひとまず薬の服用も終了となりました。後は念のため、2ヵ月後の受診で完全終了の予定。ただ、脂肪値が高めなので、今度はそちらの対策も・・・。
11/22 診察
(完治)
 今回は念のための血液検査です。診察までの待ち時間に、10月に新築移転した院内を見学。その内容は以前とは大違い。待合スペース、通路ともに広々とゆったりしていますし、流れもスムーズ。プライバシーも十分保たれているようでした(以前は、待合ホールでの問診や診察中の会話が筒抜けでした。)
肝心の検査結果は前回と同じく、手術前よりも健康な体になってしまったようです。ただし、手術・入院のせいか、この一年で何年分も老け込んだような気がします。でも、もう慌てる歳でもないですので、マイペースで行こうかと・・・。手術痕は、やはりミミズ腫れ状態になっています。擦れると痛いのですが、同じ薬を飲むわけにもいかないので、このまま様子を見ようと思います。
心配だった飲酒も飲み過ぎないようにと釘をさされたものの、忘年会もOKのようです。
昨年の骨折に始まり、薬の副作用による肝機能障害と、ほぼ一年に渡った病院通いも今日で終わりになりました。病院の皆さんには大変お世話になり、ありがとうございました。この間、まわりの皆様にはご迷惑ご心配をかけてしまいました。あらためて、お詫びとお礼を申し上げ、この日記を終わりにさせていただきます。 



トップページへ


Copyright© NOAH 2004-2005All Rights Reserved