カジカ(河鹿)蛙
鳥か虫と思われるような声で鳴きます。この声が鹿に似ているのが名前の所以とか。
体長は雄約4cm、雌約5〜6cmです。指には吸盤が発達しています。繁殖期は初夏で川岸の石の下に一匹の雌が500個ほど産卵します
万葉の時代から人々に親しまれ、「かはづ(かわず)」と して詠み込まれています。
かはづ鳴く神奈備川に影見えて今や咲くらむ山吹の花
河津鳴 甘南備河尓 陰所見而 今香開良武 山振乃花(原文)
厚見王[あつみのおほきみ]詠
川魚にもカジカと呼ばれるものがあり、私の子供の頃は捕まえて遊んでいました。
「音」が同じなので、魚が鳴くのかな?と、悩んだこともありました。(小学生時代)
どちらも水のきれいな渓流にしか住めない生き物です。 |