守門山開き |
2003年5月25日(日) |
守門岳(すもんだけ)は栃尾市、入広瀬村、守門村、下田村にまたがり、主峰の袴岳(1,537m)、青雲岳(1、496m)、大岳(1,432m)などからなる山の総称です。 成層火山の特徴である、大きな裾野を持つ雄大な山です。 私の住む、栃尾で守門山と言えば大岳(おおだけ)を指します。 ![]() |
![]() 栃尾市栃堀口からの登山です。当日は、天気も良く駐車場はすでに満車。道路わきにも車の列ができていましたが、なんとかスペースを確保。 途中、新潟市から来られた女性グループにヒッチハイクされちゃいました。 この他にも、入塩川口からのコースもあります。 |
![]() 今年も地元、栃堀の青年会の皆さんが、味噌汁のサービスでお出迎え。 朝の5時からの準備だそうです。 来年は、お前がやれと指名を受けてしまいましたが・・・。 とってもおいしかったです。ご馳走様でした。 案内看板では、ここから大岳頂上まで約2時間の予定です。 |
![]() 登山の途中、喉をうるおしてくれる清水が湧き出しています。 そばには、まだ残雪が。 このすぐ上に、キビタキ非難小屋があります。 |
![]() 登山道の脇に見えるブナ林です。 残雪の白と、新緑のコントラストが目に鮮やかです。このあたりから、涼風が心地よく迎えてくれます。 実際は写真とは比べ物にならないくらい、鮮やかな緑で感動的です。 |
![]() ここから大岳まで、雪の上を歩きます。 去年は、このあたりに雪はほとんど残っていなかったのですが、今年はたっぷり有りました。 頂上の雪庇が楽しみです。 |
![]() 頂上には、守門大明神が祀ってあります。 金色の鐘は、ペンキ塗り立てです。さっき、スプレーを吹いてました。 今年もお賽銭を忘れちゃいました。神様ごめんなさい。 どこに行くにも財布は必要? |
![]() この日は天気も良く、大勢の登山者で賑わいました。 山岳会関係者や遠路はるばる来られた方、最年長や最年少(4歳)の方々から玉串が奉納されました。 年長者や子供たちのほうが元気かもしれません(^_^;) |
![]() ![]() 安全祈願祭の後、登山者に配られたお札です。 幅36.5mm、高さ72mmの木製です。 あと、何枚貯められるのかな。 |
![]() 今年は残雪が多く、立派な雪庇になっていました。 ![]() ところで、世界一はどこなんでしょうか? |
![]() 中央のとがった山が守門岳の主峰、袴(はかま)岳、右側のなだらかな山が青雲(あおくも)岳です。 去年は袴岳(守門岳)まで行ったのですが、今年は、ここ大岳でのんびりしてました。 天気は良かったのですが、遠くがかすんで新潟平野はよく見えませんでした。 ![]() 袴岳(守門岳)頂上 2002.5.26 |
![]() 雪の上でのランチです。 メニューは焼肉、カレーライス、カップラーメンなど様々。やっぱり隣りのは、おいしそうに見えます。 これが楽しみで登ってきたんです。家で飲むビールとは一味違いますね。 |
![]() ![]() ![]() 駆け足での下山途中に咲いていた花々です。 |
![]() 小屋の周りには大きなブナの林がみごとです。この木々が私たちにきれいな水を与えてくれるんですね。 新緑のみずみずしさがまぶしいです。 |
![]() 保久礼小屋の裏手には、刈谷田川の源流、母川が流れています。 この時期は雪解けの水が勢いよく音を立てています。 この、川の流れとブナ林は森の恵みと言う言葉がぴったり。 まさしく、とちおのたからものです。 |
登山が趣味というわけではない私にとって、守門登山は地元栃尾を再認識する絶好の機会です。きれいな水と緑に囲まれて暮らせる、これは今の時代とっても贅沢なことなのかもしれません。 機会があれば体力の許す限り、何度でも登ってみたいものです。今度は子供をつれて。 |
Copyright© NOAH 2003All Rights Reserved