今日のできごと   投稿者:広井   投稿日:Sat Nov 6 19:00:52 2004

 7月水害の復旧の話など吹っ飛んでしまうほどの地震でした。
しかし水害で家の裏が土砂崩れになっていた人から
「地震で土砂崩れが進んで、家の基礎にヒビが入った。何とかして欲しい」
という相談を受けました。
昨夜は飲んでしまったので3時起きして、写真付きの陳情書を書きました。
この問題は雪が降る前に着工すると約束を取り付けていたものです。
 
朝食前に仮設トイレの第3次希望と一緒に役場に持って行きました。
総務課長と企画商工課長が疲れた顔で応対してくれました。
直接町長に渡すように頼みました。
地元議員さんに事後報告したら「こういう事案こそ自衛隊に応援を頼むべきだ」
とおっしゃいました。そうなればいいのですが・・・
 
今日は電気屋さんが車庫にメーターを取付に来てくれました。
傾いた家の電気は切られていたのです。
地震以来初めて我が家に電気がきました。
ポンプとコンプレッサーも回り、やっと商売が始められそうです。
 
「もうもったいないものは何もない」と言いながら自宅のエアコンを
取り外しました。電気業の役員さんが手伝ってくれて助かりました。
うちの場合は置き場があるけど、普通の人は置き場がないので持ち出せない人が多いのです。
 
今日もボランティアの方が「自転車があるけどいかがですか?」と来た。
新潟県では12月になれば自転車に乗る人はいません。
置き場に困るくらいです」とお断りしました。
 
置き場のことを言えば、ムラの公民館は物資の山です。
昨日も書きましたが、基本的には届いた物資は、地区の人口割で2:2:1に分けます。
今日は私の軽トラに積んで各車庫を回りました。
町内会長が移動販売のマネをして物資の(無料)押し売り、の図。
やってられねぇよ!
 
支援物資は今まではできるだけ平等に分けていました。
ストーブや炊飯ジャーの配給もありました。
もちろん全戸に配ることはできません。そこで気が付いたのです。
これは仮設住宅に申し込んだ人に配ろう。
そう、仮設住宅を申しこんだ人と家に帰って生活している人は平等ではないのです。
 
今日、副総代から提案がありました。
「家が倒壊して六日町に避難している○○さんには、今まで何の配給もなかった。
仮設住宅ができて帰ってきたとき、生活物資一式が揃っていないと困る」
「そうでした。避難している人のことは忘れていました。
今日からは調理室の脇の物置を○○さん専用にして、生活用品一式を備蓄します」
 
夕飯の後で役場から電話があった。「食事は足りていますか?」
「お昼に余った分だけ、夕飯も余りました。
若い人は会社に行くからお昼は半分でいいんじゃないですか。
ただし明日は日曜日だから普通にお願いします」
「曜日によって量が替わるのは困るんです」
「よくわかります。電気が復旧したんだからもういいんじゃないですか?
普段は家で休んでいて、食事の時だけ集まるなんて異常ですよ。
水さえあればみんなが家で食事を作られるんですよ。
テントで接待している役員の奥さんだってそろそろ会社に行かなければならないし
雪が降ればテントで配給なんて不可能です」
 
東川口の人は未だに避難勧告で家に帰られないから仕方ないと思います。
しかしうちの地区の場合はもう炊き出しはやめてもいいと思います。
明日の朝礼で提案してみたいと思います。

 

Re)いつも 不思議です    投稿者:広井   投稿日:Sun Nov 7 01:00:38 2004

みなさん、こんばんは。現在時刻24:00
公民館脇の自分の車庫に寝ていたら、ワイワイ話し声がするので
起きてみたら、この時間でした。
昨日から公民館に越してきた2家族のお父さんと、うちの息子でした。
「公民館にいつも物資をあさりに来る人がいて問題だ」
「今度は記帳制にして、プレッシャーをかけようか」
 
>町内会長さんを 悪くいいますが どうしてですか
羽村さんは何か勘違いしていると思います。
町内会長=総代 です。昨日移動押し売りしていた町内会長は私です。
家の仕事も山ほどあるのに、物資の分配に忙殺される自分が情けないのです。
 
東部地区の情報をわかる範囲で書いてみたいと思います。
旧国道より山側は土砂崩れの危険があるので、立ち入り禁止になっています。
したがってパソコンにつかまっている人はいないと思います。
 
一昨日河川敷のお風呂で知人とお話ししました。
「立ち入り禁止を無視して家の片付けに入っている人もいるが、俺はいかない」
 
ホテル蒼丘(元サンローラ)が崩落するということで、下の住民は
強制的に避難させられました。河川敷で会った同級生は
「避難しろという指示が出たが、どこに避難しろとは言わなかった。
全く無責任だ」と猛烈に怒っていました。
ホテルの谷側の押し出した土は動いているが、ホテル本体は地盤の上に
建っているので大丈夫だ、というのが最近の見解です。
でも避難勧告にはかわりがありません。
 
東部地区の大部分の住民は役場の駐車場でテントとシートの生活でした。
その後河川敷の自衛隊のテントに移りました。
今、東部で一番安全と思われる役場の駐車場にいるのは、本部詰めの
県職員、役場職員、応援の消防隊員や報道陣です。
一昨日、上流の堀之内町芋川地区の天然ダムが決壊しそうとの情報で
全員、堤防の上に上がりました。
まさに放浪の民です。
東部総代の話では「人口は1,500人だが配給のご飯が余り気味なので
1,000人分に減らしてもらった」とのこと。
実数はそれに近いものと思われます。
 
仮設住宅は学区ごとを基本にしています。
候補地は学校グラウンドです。
川口小中学校は西川口にあるため、東部地区の仮設住宅は西川口になります。
しかしそこは昔からの東VS西ですから、絶対に西には行きたくないと
頑張っている人もいるようです。
東部地区にはもともと空き地が少ないので、仮設住宅の候補地はありません。
どうして中山や貝の沢という発想が出ないのでしょう?
ちなみに貝の沢には旧蚕業試験場(現在、中山間地農業技術センター)の
使われていない県用地が2haあります。

 

 

電話回線復旧   投稿者:広井   投稿日:Sun Nov 7 17:45:53 2004

 自宅が傾いたため、電気も電話も切られていました。
車庫の2階に仮住まいすることにしました。
今日は朝1番にNTTが来てくれることになっていました。
池の補修に頼んだ左官屋さんも朝一番。
息子が休みだったので池揚げを2枚頼むことにしました。
上越線の復旧作業をしていた大手建設会社が、天納地区で新たな地滑りの
危険をみつけて、夕方4軒に避難勧告を出したそうです。
それは本部を通さないで出した避難勧告だったため、本部に問い合わせてもわかりません。
でも実際に4軒の住人は避難しています。
昨日頼んで置いた仮設トイレと道路補修用の砂利がくることになりました。
家の片づけにボランティアをお願いしたいという話がでました。
すべて窓口が私だったので、朝から頭の中が大混乱。
役員に役割分担を言いつけましたが、電話線の位置などは人には頼めません。
 
相川地区ではボランティアを入れない方針でしたが、そんなことは
言っていられない状況になってきました。99%はいい人なんです。
今日は倒れた家の片づけに10名ほどお願いしたら12名来てくださいました。
老人2人の家で娘さん夫婦が手伝いにきていましたが、本当に助かりました。
「河川敷のお風呂まで送迎しましょうか?」という提案には飛びつきました。
昨日まで役員が送迎していたのですが、役員には他の分担があります。
これもほんとうに助かりました。
明日からうちの家内も会社に行くことにしたので、お昼の接待が足りなくなります。
そこもボランティアをお願いすることにしました。
雪が降るまでもう時間がありません。
これからは心を入れ替えて、ボランティアの人達といい関係を持ちたいと思います。
 
午後少し時間に余裕ができたので、2階の洗面台を降ろすことにしました。
電気温水器付きのすぐれものです。たまたま従兄弟がお見舞いに来たので手伝ってもらいました。
 
夕方5時頃になって、車庫の2階でモデムをつなぎました。
最初はうまくいきませんでしたが、システムの復元で10月21日まで戻したらうまくいきました。
 
そうそう、東川口情報です。
本部にいったついでに東部地区のテントに顔をだしたら、住民の数が
一覧表になっていました。
毎日役場に報告しているとのこと。
よくそんな暇があるものだと感心しましたが、やはり東部には人材がいるのでしょう。
人数を把握しておかないと食事が余って困るのだそうです。
ちなみに震災前に1,500人いた人が、今日は884人だそうです。

河川敷に降ろされたり上げられたり、たいへんな毎日のようです

 

Re)同級生   投稿者:広井   投稿日:Mon Nov 8 05:45:16 2004

ミナコさん、励ましありがとうございます。
東部地区は安田屋の前までしか行ったことがありませんが、中はどうなっていましたか?
 
同級生でもある相川のお寺は1週間目くらいに村人(檀家)が行っておおまかな片づけをしました。
学者でもある彼は自宅で膨大な本が飛び出してたいへんなことになっているそうです。
しかしそこは個人の部分ですから檀家は行きません。
昨日仮設トイレの配達に行ったら、山形から来たというお坊さんが2人、片づけを手伝っていました。
 
ノリカズ君とミツコさん夫婦は先日河川敷のテントで会いました。
サンローラ崩落の危機と共に強制的に避難させられ、怒っていました。
芋川の天然ダム崩壊の危機の時、河川敷のテントは片づけられたので
いまはどこのテントにいるかは、わかりません。
 
荒谷のユミコさんは集落全体で泉水小学校に避難しています。
 
床屋のミツエさんは、役場前の妹さんの家で元気にやっていました。
 
 
あなたの仕事先がある三条からもボランティアの方がみえられました。
7月水害の家の片づけもまだ終わっていないのに来られたというお話しでした。
全く頭が下がります。
 
今日から泉水小学校も2時間程度の授業をするそうです。
夕べは父兄の方がサンウッド(公民館)にあふれんばかりの支援物資を
積み直して6畳ほどのスペースを作りました。
子供たちが学校から帰ってきたら宿題をさせるスペースだそうです。
「パソコンいたずらしなければいいけど」
「自分の家に電気と電話が通ったから引き上げるよ」
といってみたけど、やっぱり本部にパソコンくらいは必要かも。
サブのパソコンなら子供たちのおもちゃにされても惜しくないかな。
とりあえず、NTTが設置してくれた無料電話回線でインターネットができるんですよ。
 
>胃に穴があかないようほどほどに頑張ってください。
毎日冗談を飛ばしながら、ストレス解消しています。
 
「屋根の補修にロープをください」
「そのロープなら首を吊ったって切れないよ」

 

Re)広井様   投稿者:広井   投稿日:Mon Nov 8 05:56:50 2004

克彦さん、書き込みありがとうございました。
神戸のお父様、上海のお兄様からも励ましのメールを頂いていましたが
公民館ではメールの返送ができす、そのままになっていました。
ひとりひとりお礼を申し上げなければならないのですが
時間に制約がありますので、元気にやっているとお伝えください。
 
なお、昨日から自宅でメールもできるようになりました。
車庫の2階に電話も入りましたが、生活は新しい方の車庫でしていますので
ほとんど出ることはできないと思います。
携帯もできるだけ控えて頂いた方がありがたい状況です。

 

ボランティアセンター   投稿者:広井   投稿日:Mon Nov 8 19:50:20 2004

女性のひとり暮らしの方からテレビやタンスを出したいと、ボランティアの要請がありました。
早速ボランティアセンターに電話したら「8時から受け付けています」と留守電でした。
8時過ぎに再び電話したら「余震が続くうちは家の中の仕事はできません」との回答。
「ごもっともです」
それが何故か10時頃になって、4名来ていただきました。
そして午後からまた4人。よくわからないけど、助かりました。
 
今日から役員の奥様も会社に行くのでお昼の盛りつけにボランティアを要請しました。
10時半頃になって確認の電話。「早く来ないとお昼の配分が終わりますよ」と催促。
配分には間に合わなかったけど、盛りつけはやっていただきました。
ありがとうございました。
 
昨日、倒壊家屋の片付けに12名来ていただきました。
「明日もお願いします」と頼んだはずなのに、なしのつぶて。
私自身もボランティアの範囲を超えているな、と感じていましたが
ダメならダメとはっきり言ってもらわないと、期待している人がかわいそうです。
今日は平日なので娘さん夫婦は来ず。老夫婦が倒壊した作業場と格闘していました。
 
お昼過ぎに震度5弱の大きな地震がありました。
我が家がさらに傾いたような気がしたので、早速役場に電話しました。
「解体許可の申請を出してください」と言われたので
バイクを借りて(渋滞対策)行って来ました。
いよいよかと思うと目頭が熱くなりました。
理由は「倒壊すると県道を塞ぐおそれがある」と書きました。
解体を急いでいる人はたくさんいるが、まだ解体のGOサインは出ません。
保険の査定が間に合わないせいもあるが、他に何がネックなのだろう?
 
役場から、仮設住宅に名前を出してまだ申請しない人がいるので確認して欲しい、と問い合わせがあった。
個別訪問してみたら、まだ迷っているという。
そうだろう。見舞金の一覧表は配布されたが説明会は行われていない。
あの表をみて理解できる人は、おそらくいないだろう。
それに表には出ていない見舞金があるのではないだろうか?
それもフイになるかも知れない。
早く説明会をやってもらいたい。
 
小林さんの地区は物資の受け取りなどどうしていますか?
相川では各班から当番を出してやっています。
ところが会社が始まって、なかなか人が集まらない。
雪が降ればテントをたたまなければならないことは目に見えています。
今朝「いつまでこの体制を維持しますか?有休はそんなに取れないでしょう?
有休と炊出しを天秤にかけたら、どちらを取りますか?」などと
疑問をぶつけてみました。
半数の人は自活できると言います。
残りの人は水が近くにないなどの理由で炊出しを続けて欲しいと言います。
一番説得力のある理由は「避難勧告中で家に入られない」という意見。
でもそんな人に限って日中は家でテレビを見ているんです。
 
物資だってそうです。被害の少ない人は「もっともっと」と言います。
実際に家や作業場が倒壊した人は「そんなにもらっても入れるところがない」と言います。
 
この不公平をどうするか?大きな課題です。

 

声援ありがとう   投稿者:広井   投稿日:Tue Nov 9 05:46:28 2004

ミナコさん、大根の話は心が温まります。
うちの本部にも土の付いた大きな大根が届けられました。
でもみんなが忙しくて料理する暇がありません。
母は早起きして畑から里芋を掘ってきました。
今まで丹精したのだから、もったいないのでしょう。
正月にはみんなでゆっくりと味わえればいいのですが・・・
 
石丸さん、いつも情報ありがとうございます。
長岡市にも川口町パソコンクラブのメンバーがいるって心強いですね。
 
中野さま、阪神淡路大震災時の情報ありがとうございます。
いつも、あのときはどうだったのだろう?という疑問をもっています。
電気の復旧で仙台から応援に来られた方にも宮城沖地震のことを聞きました。
これからも情報をお願いします。
 
昨夜は早く寝ようと思ったのですが、議論しているうちに11時になってしまいました。
不公平感はみんなが感じているようです。
今日夕方7時から役員会を開催します。
テーマは炊出しと支援物資をいつまで受け取るか?
炊出しをしてもらわなくても自活できる人は半数くらいいるはずです。
私の車庫にはあと2家族になりましたが、サンウッド(公民館)にも2家族入りました。
こうした夜寝る家のない家族には仮設住宅ができるまで
支援しなければならないと思います。
 
それにしても町の対策本部の姿勢が見えてこない。
情報収集班なるものがパンフレットを持ってきたとき
逆にこちらが情報収集しようと思っても、のれんに腕押し状態。
明らかに住めない家をどうして片付けてはいけないのか?
ガス、水道の復旧状況はどうなのか?
自衛隊の炊出しはいつまで続くのか?
川口小学校で仮設住宅の建設が始まったことは新聞に出ていたが
泉水小学校や田麦山小学校はいつ始まるのか?
 
先日私が書いた緊急陳情書について町長さんは
「見せてもらった。なんとかするから」とおっしゃったが
町長の口約束がアテにならないことは有名だ。
町の業者が忙しいのなら自衛隊に頼めばいいと思うのだが・・・
 
東部の町内会長は3回目の総代会議を要請しているそうだが
本部からは何の連絡もない。
会議を開けば不満の総合デパートになることは目に見えている。
しかし住民の代表の声を聞かなくて、どこに走るつもりなのか?
 
昨日は知事が2回目の現地視察に来た。
町長及び議員さんは何を要望したのか?
うちの地区には来なかった。現状がマシの方だからか?
それともうるさい総代がいるからだろうか?

 

運転免許センターにて   投稿者:広井   投稿日:Tue Nov 9 18:17:37 2004

今朝は自衛隊がご用聞きに来た。「なにか要望はありますか?」
早速、地滑りで危険な家に案内して「この家を助けてください」
工務隊が到着するのはまだ数日後だそうです。
もっと優先度の高いところがあれば無理だけど、とりあえずお願いしました。
 
「講習会の前にお断りしておきます。余震が始まったらこちらのドアから
すみやかに避難してください。ドアは引き戸になっています。
地震が収まったら戻ってきてください。免許証をお渡しすることができません」
運転免許センターにでの一コマ。思わず笑ってしまいました。
ここでは平和な日常がまわっています。
 
長岡の友達の家でシャワーでも使わせてもらおうかと思いましたが
使命感にけっつまづいて、直帰しました。
 
ムラに帰ってくればそこは戦場。ボランティアとの対応。
医師団との対応。物資の分配。役場から電話。ときどき商売の電話。
少しは現金をとることも考えなければ・・・
 
ムラ出身で共産党の東京の区会議員になった○○さんが、街宣車とともにやってきました。
(こういうのを故郷に錦を飾る、というのでしょうか?)
以前この掲示板で共産党のHPを紹介していただきました。
そのことを言ってから、見舞金について質問しました。
共産党の資料と新潟日報の資料は大幅に数字が違います。
明日の朝までに資料を取り寄せて回答してくださるとのこと。
期待しています。

 

当番制   投稿者:広井   投稿日:Tue Nov 9 23:47:15 2004

本日の役員会で話し合われたことをあなたにだけそっと耳打ちします。
1.支援物資について
  最近いらないものが届き始めた。半袖のポロシャツ、27〜29cmの靴下。
  はっきり言って物資はもうたくさんという感じ。
  「田麦山は物資の配送をやめてもらって、欲しい物は自分で取りに行っているらしい」
  それでは、うちもそうしよう。
(会議終了後に河川敷の風呂に行って、田麦山の人から確認もとれた)  
2.炊き出しについて
  小学校まで自衛隊の炊き出しを取りにいってくる係。
  不公平をなくするために当番制にした。
  飯ごうを積む軽トラがない人や運転できない人は代理人をさがす。
  炊き出しはいらないから当番はしない、という人も今まで恩恵を
  受けていたわけだから1回目は断れない。(まさに徴兵制度)
 
かなりきびしいルールだと思うが、会社があるから当番ができないというのは理由にならない。
日当を払ってでも代理人を探すこと。
Aさんはしっかり給料をもらい、Bさんはいつもボランティアでは
不公平感は広がるばかりだろう。

 

知事に感謝   投稿者:広井   投稿日:Wed Nov 10 20:14:24 2004

全国で一番若い泉田知事が就任してすぐに震災。
早速以下の政策を打ち出した。
 
>県によると、災害救助法に基づく国の支援に上乗せし
>大規模半壊の場合は最高で100万円、半壊なら同50万円を支給する。
>年齢・年収制限付きで、仮設住宅に入居しないことが条件。
 
国の政策に上乗せというところがすごい!
 
今日は「仮設住宅ができるまで、あるいは住宅の補修が終わるまで
スーパーハウスを無料で貸し出す」という文書が回ってきた。
すばやい対応に感謝!
締切りが明日の正午までというのは、ちっときついがこちらも頑張る。
相川では6軒の申し込みがあった。先ほど役員の奥様が役場に持って行きました。
私は晩酌中・・・(*_*)

 

取り壊し中止   投稿者:広井   投稿日:Wed Nov 10 05:35:01 2004

山古志村への県道沿いで傾いている我が家は一番最初に取り壊されるはずだった。
昨日業者が「家財は運び出したか?」と確認にきた。
おじけずいたわけではないが、はたと返答に困ってしまった。
 
来週の前半に大きな取引が3件ほどあって、土曜日に池上げをすることにしていた。
今でさえ余震のたびに井戸水が濁って、鯉がよく見えないのに
家屋の解体で土埃が池に入れば鯉の値段もつけられなくなる。
わかりやすく言えば宝石屋がくもりガラスで商売をしているようなものだ。
 
「申し訳ないけど、鯉の仕事が一段落するまで待って欲しい」
 
昨夜の委員会で取り壊しの話もでた。
町と業者の話し合いでは地区ごとに業者と日程をを決めて、重機の移動を
最小限にすることによって経費をおさえたい、とのこと。
趣旨は理解できるが、それって官制談合のこと?
 
今年は解体だけにして、分別処理は来春の予定だという。
ところが解体業に従事している役員から
「そんなことをしたら材木や土壁が水を吸って重くなり処分料が倍になるよ」
との重大発言があった。
ということはとりあえず立っている住宅の解体は来春まで待った方が
お得みたいな感じもするし・・・
だいたい、解体処理に補助金が付くのか付かないのか?全く説明がない。
全てが後手後手に回っている感じがする。
 
我が家だって電気が通る前、池に水を張る前だったら
土埃なんて気にしなかったと思う。
タイミングをはずしてしまった。
 

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