パワハラモラハザの間に
 社会人にとって仕事の合格点とは何点だろうか? 本当のところ自分で下す判断と会社や上司から求められている合格点とはかけ離れていることは珍しくないと思う。
 たとえば、出社時間についてはどうだろう。決められた出社時間の15分くらい前にはオフィスにいて掃除や業務の準備などをして始業時間からスタートできるような体制をとることができてまあ評価される姿勢といえるのだと思う。職場の管理者としてはそれくらいのことを部下に求めても厳しすぎることはないと思う。それには管理者にも同じくらいの覚悟が必要だろうが。
 しかし、中には出社時間のぎりぎり1分くらい前にはタイムカードが押してあれば大いばりの者もいる。
 終業規定上でいえば厳密には
前者はサービス残業に当てはまるかもしれないし、後者は遅刻にはならない、何も罪もない正当なことである。管理者が規則に照らし合わせれば後者の者は注意もできないだろう。
 また、一つの仕事を遂行するに当たってどの程度きめ細かく深く思慮できるか、先方のことを配慮できるかも評価の基準になるだろう。 これもたとえ話だが、15日までの集計を18日必着で提出しなければならないときどうするか?
 まあ普通であれば15日までのものを16日に集計してその日のうちに郵送すれば18日に必着ということでOKである。 
ところが15日が土曜日で週休二日でなければどうするべきか? あるものは15日に集計し、その日のうちに大きな郵便局に行き郵送すればよほど僻地でない限り18日には着く。これが必着であろう。
 しかし15日が土曜で16日が日曜で休み。となると17日に集計し、通常業務の後、郵送。
これでは間に合うまい
 でも相手先から到着してない旨を告げると
「自分は郵送した。着かないのは郵便局のせいだ。」というものもいる。また経験の浅いものを指導する立場のものがその行為を後輩に指示したり、後輩がするのを黙ってみていて「自分ではないから」と言ってのける先輩職員などもいるだろう。会社内部の提出物であればまあ許されてしまうのも現実である。この2例に限らないが後者の職員の場合は評価されない。
 このようなものが許され蔓延していけばこの職場はモラルハザードをおこしていると言わざるおえないのではないか。
 もっとやっかいなのはこの崩れているモラルを自分の中で
スタンダードにしている者もいるということだ。上司や管理者は当然このものを評価しない。しかし、この者は何も落ち度がないのに上司や会社からは評価されないと嘆いたりする。
 そしてこの者を注意などすれば
パワーハラスメントをうけたと思い反発したり、自分を評価しない会社はおかしな会社、上司は能力のない上司、権力をかさにかけている者と敵視することもある。
 本当に評価しうる仕事をする者に対して個人的感情で上司がその権限を振りかざしてするいじめはパワーハラスメントで、実際にはそういう上司も自分としては見てきた経験もある。このパワハラ上司もモラルハザードをおこしているのだろう。
 それに
社会は学校ではないのでなかなか他人は導いてくれないし、人間も30年もしてると聞く耳をふさいでいることも多い。こんな事がひょっとしたら日本中のオフィスで起こっているかもしれない。これがパワハラモラハザの間でということなのだろう。
 上司や会社に求められ、望まれた結果を出すことが評価される仕事と勘違いしないで欲しい。本当の評価は上司が下す者ではなくきめ細かい仕事、確実な判断力、自分の身の丈を知ることで自分が心から豊かになること。なんか花を育てたり、果実を得ることに似ているとzoroは感じている。けっこう手間がかかるものである。
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