対英徹底攻撃
Downfall of the Third Reichを、子供が連合軍、私が枢軸で。
今回の枢軸は、フランスを降伏させた後、毎ターン潜水艦攻撃をしながら、イギリス上陸とエジプト侵攻に全力投入。40年夏に歩兵をドーバーに持って来て、秋には空けてあるロンドンに上陸しますが、当然これはスコットランドに蓄えたイギリス軍に撃破されました。イギリスはドイツの航空支援を避けるため、わざとロンドンを空けているのです。
冬は上陸できないので、ロンドンのイギリス軍は一旦下がり、ドイツは春から上陸再開。しかし春夏秋と上陸しては撃退されるを繰り返し、41年中にドイツは一度もロンドンを維持できずに終わります。ただDAKの力で秋にはスエズを占領し、イタリアもギリシャ、ユーゴを占領。このゲームのイタリア軍は補給もくれるし有能です。

42年に入ると、まず冬でドイツが上陸できない所へ、ソ連が総攻撃を開始。アメリカも参戦して連合軍は戦力も物資も潤沢となり、枢軸は防戦一方になります。しかも枢軸は対英戦で消耗していて戦力が満杯では無い上、対ソ攻撃をしていないので満杯のソ連軍が押し寄せて来るのです。いくらイギリス軍が消耗していても、ソ連の猛攻を止められるものではありません。
とは言えソ連も補給に限りがあるので、年内はドイツもなんとかソ連の前進を鈍らせて持ちこたえていました。しかし43年に入ると連合軍はイタリアを降伏させ、フランスにも上陸して来て、枢軸は戦線を維持する戦力が全く足りなくなります。

こうなってしまってはしまってはドイツももう終わり。44年半ばに降伏となりました。
枢軸がロンドンを占領維持するには幸運が必要となり、しかも戦力と資源を浪費するので対ソ攻撃を仕掛けるのも難しくなります。さらに運良くロンドンを占領できたとしても、アメリカはブリテン島無しで普通にヨーロッパのあちこちへ上陸可能です。対英攻撃はリスクとコストが高い上にメリットが小さく、ドイツにとって分の悪い作戦に思えます。
インデックスへ