第二次辺境戦争
Star borders:humanity、日曜日の一戦目は第二次辺境戦争。ゲームに含まれる中では最も大きなシナリオです。大きな中立星域の両側から両軍が進出してきて、最初の紛争が発生した時からカウントダウンが始まるので、時間的にも最大です。紛争発生前は毎プレイヤーターンに1つずつ、両軍合わせたユニットからランダムに1ユニットが登場します。紛争後は、毎アクションごとに同盟なら3、帝国なら2の補給ポイントを払って行動するか、行動をせずに(カードは買える)ユニットを2個引くかを選びます。普通はどちらのが来るか分からないユニットを引くより、ポイントを払ってでも行動するほうを選ぶことの方が多いでしょう。
子供は帝国、私が同盟です。
まずは両軍とも中立星域の自分に近い側から、支配を広げて行きます。補給上限が低く先に一杯になった帝国は、ワームホールを使って同盟の中枢に高速戦艦Specterを送り込み、紛争が発生します。
同盟はこれをすぐに撃退しますが、帝国はさらに戦略機動で3つのPatrollerを送り込み、ワームホールの入り口を制圧します。カウントダウン10で同盟は、戦時優先権も活用して大戦力を集め、ワームホールの帝国軍を全滅させます。同盟も同じくらいの損害を受けましたが、沈んだのはAuxiliaryやScoutで、より強くなって補充されるので悪くありません。
さてそこから両軍とも戦力を再建し前線に進め合いますが、活動に追加コストがかかるのでカードを買うとほとんど動けず、中途半端な攻撃は逆に不利になりそうなことから、カウントダウン6まではにらみ合いが続きます。しかしこのままの状態が続くと同点で負けるので、カウントダウン5に帝国はついに動きます。
星域基地から一番遠いワームホールからRaiderを送り込んでアステロイドにいたSmugglerを追い払い、さらにカウントダウン4にも追い討ちを掛けて、アステロイドに隠れた惑星Talonを占領します。ここで1のみの目を出してゲームが終了すれば帝国は勝利ですが、さすがにそう都合良くは行きません。
カウントダウン3に帝国は、さらに旗艦Imperator率いるDestroyer2個とDominatorで、同盟の基地に近いワームホールに侵攻します。同盟はこれに対しStarshipを主力とする大艦隊で包囲攻撃で反撃します。ところがなんと精鋭の帝国艦隊は、名誉ポイントも活用してこの満を持した攻撃を撃退してしまいます。多方向に移動できるこの場所で帝国軍に地歩を築かれると、次のターン同盟は付近の惑星を守るのが難しくなります。
ただ同盟は戦力を一部割いて同時にTalonを奪還していました。そして丁度この終了判定で2以下が出てゲームは終了。主力の決戦では帝国が勝ったにも関わらす、ぎりぎりタイミング良く同点に戻していた同盟の勝利です。

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