帝国深く探る
Star borders:humanity、日曜日の二戦目は「帝国深く探る」です。2つのセクターマップを同盟が支配するところへ、強力な帝国艦隊が侵攻を開始するものです。同盟の戦力は総数では上回るもの、全支配惑星にばらばらに配置されており、さらにそれらは最初移動することができません。そして帝国に攻撃されたもの+毎ターン1個が順次移動可能になっていきます。帝国は初期の奇襲効果をどれだけ行かせるかが鍵になります。
子供が帝国、私が同盟です。
帝国は最初のカードで星域造船所を持っており、この基地からの発進補助カタパルト効果により、国境付近の惑星Ochreを占領するだけでなく、ワームホールを通っていきなり同盟の星域基地にSpecterを送りこみます。ここを守るのは戦闘用とは言えないStarlinerとMonitor。強力なSpecterには対抗できずに後退し、帝国はいきなり星域基地の占領に成功します。
現状では奪還できるだけの戦力を持っていない同盟は、最初に持っていた転覆で帝国の2惑星を混乱させる他は、Starshipを活動状態にして反撃の準備をするしかできません。ただ支配惑星だけは多いので、補給は最大の9になります。

幸いカウントダウン10で先攻となった同盟は、カードを買って攻撃側でも先に撃てるサブメゾンコピューターを引き当て、付近の艦艇を集めて星域基地の奪還に成功します。帝国はDestroyerを前に進めてOld Portを占領します。さらにRaiderを脇のOwenに送りますが、オナーポイントまで使ったのに、運悪くAuxiliaryに後退させられ占領に失敗します。
カウントダウン9に再び先攻を取った同盟は、単独で突出したDestroyerを倒そうとStarshipとScoutで攻撃します。サブメゾンコンピューターもあるし楽勝と思っていました。しかし逆に送った艦隊を撃滅され、オナーポイントまで差し上げる始末。Destroyer恐るべし。帝国はカードを買って準備を整えます。
カウントダウン8に同盟は戦力を再建し、もう一つのStarshipを活性化させて次の戦闘に備えます。帝国もようやくOwenを占領し、前線にDominatorを派遣します。
カウントダウン7に同盟は2個のStarshipで帝国の前線を攻撃し、撃退します。帝国がわざわざDominatorを持ってきたのは、裏のクローク艦Intruderを使いたかったからのようで、すぐにこれを再建します。そしてDestroyerとSpecterを先のStarship(2個中1個は損傷)に当て、Intruderはここを抜けて後ろに回り退路を絶ちます。さらにもう一つのDestroyerはワームホールを抜けて進撃し、同盟の反撃を押さえにきます。Starshipは1ユニットを失って撃退され、IntruderもAuxiliaryを破壊して、帝国は一挙に2惑星占領に成功しました。

カウントダウン6で今度は先攻になった帝国は、逃げ延びたStarshipの退路を絶って撃破し、最前線のワームホールにいるDestroyerにPatrollerを加えます。2つのStarshipを再建した同盟は、それとMonitorとAuxiliaryで帝国軍最前線を攻撃します。すると帝国軍は反物質爆弾でPatrollerを爆発させてきました。同盟軍はAuxliaryを失いStarshipが損傷しますが、優勢が覆るほどではなく、Destroyerは撤退します。
カウントダウン5で先攻になった同盟は、Monitorの修理能力でStarshipを修理し、そこにAuxiliaryを増援し、さらにワームホールを通してEscortを回り込ませてOchreを占領します。しかし当然これはすぐ奪回されました。帝国はさらに同盟主力前面の深宇宙にDestroyerとDominatorを集めます。
そしてカウントダウン4で先攻になった帝国は、Destroyer2つ、Specter、Patrollerからなる最強艦隊で、ワームホールを押さえる同盟主力を攻撃。Patrollerを反物質爆発させ、一方的に損害を与えてこれを破ります。同盟は全力で戦力を再建しますが、果たして反撃は間に合うのか?
ということを考える間もなく、いきなり1を出してここでゲーム終了。帝国の勝利です。
今回子供は、最初の大胆な星域基地直撃に始まり、DominatorをIntruderに作り変えて、回避を阻止しての攻撃や、戦力を集結しての最後の総攻撃など、見事な作戦を次々繰り出して初の勝利を成し遂げました。
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