二者択一
 
 Star borders:humanity土曜日の二戦目は、Y君ともやった代案としての戦争です。最大11ターンで特別ルールも無い最も標準的なシナリオです。子供が自由同盟、私が帝国です。

 まず先攻の帝国はカードを購入し、そして惑星TalonにDestroyer、その先のアステロイドにSpecterを送り、補給収入を最大の6とします。続いて自由同盟の番ですが、帝国はここで秘密攻撃を仕掛け、同盟の補給を4減らして0にします。自由同盟は何もできなくなり、補給だけ受け取って終わります。
 カウントダウン10で先攻になった帝国は、同盟の入り口を塞ぐワームホールにSpecterを進め、Destoryerとクローク艦Intruderが後ろに控えます。これに対して同盟はすぐに2つのStarshipでワームホールを解放し、さらに戦略機動に3つのAuxiuaryを送ります。
 同盟はカウントダウン9では先攻になり、戦略機動艦隊でTerra NovaとTendicを占領します。このままでは補給量の差が開き苦しくなるので、帝国は早く攻め込みたいところですが、2つのStarshipを攻めるのは危険です。ここは落ち着いて前線の艦隊にDestroyerとRaiderを追加します。
カウントダウン8で同盟は、惑星支配を終えたAuxiuaryを2つのアステロイドに送り、補給を8とします。帝国はさらに辛抱して前線にPatrollerを送り、裏道側のアステロイドにRaiderを迂回させます。一触即発です。
 カウントダウン7でさらに先番だった同盟は、惑星Tendicを要塞化して裏を回ったRaiderの奇襲に備え、主力のStarship艦隊には2つのScoutを加えて、帝国の攻撃を待ち受けます。そしてここで帝国は遂に貯めに貯めた艦隊を、Starshipの待つワームホールに前進させます。戦闘力に勝る帝国精鋭艦隊相手では、同盟艦隊は勝ち目がありません。全て高速艦で構成されているので、戦わずに退却します。

 カウントダウン6、深宇宙の艦隊では敵を止められないので、同盟は星域基地を攻撃される危険があります。そこでその前面にある2つの惑星を要塞化します。帝国の要塞攻囲艦Dominatorは、アステロイドの向こうに居り、すぐにはそこに到達できません。帝国はDominatorを裏側に回して、惑星基地方面よりもTendicを狙い、艦隊の大半をワームホールに集結します。
 カウントダウン5で同盟は、艦を裏側の強い面で再配置するために、ScoutやAuxiuaryで帝国に攻撃をかけます。同盟は反物質爆弾を手に入れていて、これを生かすために攻撃力を強化したかったのです。しかし一時的に戦力が弱まった隙に、帝国はTerra NovaとTendicを攻略に掛かります。
 カウントダウン4で先番となった帝国は、占領したTerra Novaを要塞化、Tendicを占領し支配惑星数で逆転します。同盟は反物質攻撃艦隊を編成し反撃の準備をしますが、なんとここで1のみの目が出て一発終了。同盟の反撃計画は幻に終わり、帝国の勝利となりました。

 反物質爆弾を生かそうという子供の着想は良かったのですが、残り時間からすると少し危険すぎる作戦だったかもしれません。

 
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