雲霞の如く
Triumph & Tragedyの今日は、枢軸を子供、ソ連がY君、西側が私です。
今日の枢軸はどう来るのか?なんと先手を取るなり全生産力を戦力増強に!西も東も一応1ポイントは工場を上げるものの、いつもより戦力重視で追随。そして外交では枢軸が低地諸国を同盟化。西側は他の通商を妨害して枢軸の資源を7に抑え、ひとまずこのターンの宣戦を思いとどまらせる。
そして枢軸はイタリアとドイツから続々と海上ユニットが北海目指して出港。さらに多数のユニットがルールに集結。どう考えても西側を狙っているのは明らかだが。西側もこの時期のイギリス上陸には対抗できそうな戦力は持っていたので、このまま様子を見た。この後の展開を考えれば、西側から宣戦して枢軸の生産力を減らしておくべきだったかもしれないが、この時点では気づかなかった。
2年目の春。枢軸も西側も最大戦力を生産し、予想通り枢軸は西側に宣戦。フランスに侵攻する。北海では英空母が無事退却し、パリの戦闘に移る。ドイツは地上軍2個と空軍3個。西側は3戦力要塞を中心にパリを強化しており、ドイツ軍の撃退に成功する。
一見西側成功に見える。しかし何かおかしい。フランスを本気で攻めるには地上軍が少なすぎた。本当の狙いは別にあるのでは?ルールにまだたくさん残る戦力は何だ?
そして夏。先手となった西側はロンドンに集結した空母を含む大艦隊で、北海の枢軸艦隊を攻撃。戦力では勝るものの後撃ちの不利で戦況は互角に進むが、結局枢軸2ステップ対イギリス1ステップになってイギリスは撤退する。
その直後ルールから出発する何か。行先はロンドン。あっ、あっ、これは。8ユニット24ステップによる大空爆!

イギリスも上陸には備えていたが、この時期でこれだけの規模の空爆は想定していなかった。そして枢軸の空爆は良く当たり、要塞3歩兵3の地上ステップが要塞1を残すのみとなってしまった。秋にはドイツ装甲部隊が上陸し、空軍が残りの要塞を吹き飛ばしてロンドンは占領された。
3年目。早くもロンドンが落ち、次にフランスが落ちれば枢軸の勝ちという急展開に、当の西側はもちろんソ連も驚いた。ロンドンが落ちた西側は生産をすることができず、パリは遅くとも夏には落ちるだろう。ソ連は漁夫の利を狙っていたのに、そんな状況ではなくなっていた。
春先手の枢軸は、パリを空爆すると共に、バルト海に足止めを配置。後手のソ連は枢軸に宣戦して、バルト海に上陸部隊と空母・空軍を送って枢軸艦隊を倒し上陸準備を整える。
夏、ここで枢軸が先番なら枢軸の勝利だが、先番はソ連。空のルールに1ユニットが上陸し、ドイツ2ユニットが守るベルリンに艦隊6ステップと3ステップ戦車が突入する。しかしベルリンは3ステップ要塞と1ステップ歩兵。要塞は艦隊2ステップを吹き飛ばし、艦隊が全部1を出さなければソ連は勝てなくなるが、そんなことは起こるはずもない。ベルリンは耐え、パリは無事落ちて枢軸の勝利となった。
枢軸の戦略が見事に決まりました。西側は最初フランスを強化して枢軸に攻めさせない作戦を考えていましたが、これが仇になってしまいました。挑んだ海戦も逆に負け、かえって敗北を加速させてしまいました。もっとも粘った所で勝つのはソ連になるだけなのですが。
また枢軸に新しい戦略が加わったので、他の陣営はますます枢軸に対応するのが難しくなりました。
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