空母を倒しても進めない
War in the Pacific: 1941-1945をまた子供日本、私連合軍で。
今回も日本は資源地帯占領から中国放棄。そしてインド攻撃はせず、後で南方から再び戻って来て重慶を攻撃し、継続戦闘に陸上機を送って中国を降伏させました。連合軍は襲撃艦隊を編成して日本艦隊を破壊していきますが、日本も艦隊を分散して粘ります。
連合軍は日本の空母を撃滅し終えたので、1944年には日本の防衛圏に攻め込もうとします。しかし西でも東でも連合軍が攻撃のために艦隊を配置すると、日本はそれに対応して陸上機をシフトし、上陸成功の目途が立ちません。結局戦力が集まった1944年終わりごろになってようやく、連合軍は若干不利な賭けに勝ってトラック島の占領に成功しました。しかし日本もカウンターでオーストラリアやインドに上陸し、この先の侵攻を妨害して来ます。
その後連合軍はサイパンに進もうとしますが、そのためには近辺からあるだけの戦力を送らなければなりません。そうすると少数の日本軍が陸上機支援を受けてトラック島に上陸でき、ここに陸上機を持って来られるとサイパンへの補給が切れてしまいます。日本の空母さえ壊滅させてしまえば、トラックから硫黄島への進撃は簡単になるかと思っていましたが、そうは行きませんでした。これにより硫黄島到達が間に合わず、連合軍の負けです。

ルールを元に戻しても、やはり日本の国防圏戦略には歯が立ちませんでした。そこで史実に比べて日本が有利過ぎると思う点を修正する以下の自作ルールを、次回から使ってみようと思います。
・重慶へは日本軍を再配置できず、移動コストも2となる。
・中国から日本地上部隊がいなくなると、以後中国内の飛行場は中国支配アイコンに変わり、そこに中国軍を再配置できるようになる。
日中戦争で日本軍は莫大な損害(兵力112万人で死傷者133万人?!:Wikipedia)を受け、険しい山を越えて重慶に進撃するのを諦めたのに、このゲームではあまりにも簡単に重慶が落ちてしまいます。また日本軍が中国から総撤退すれば、中国軍は領域を取り返しに来るでしょう。
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