Japanese steam roller
Battle for CHINAの第2戦をやりました。私が国府軍、やまげんさんが中共軍、杉さんが日本軍です。
まず初期装備ポイントで日本は最大の12、国府軍は最低の1、中共軍ゲリラも最低の1となり、日本が極めて有利な状況から始まります。
杉さんの日本軍は北と東から着実に進撃し支配を拡大していきます。しかもきちんと守備隊を置き、防御のための航空ユニットも残す鉄壁の攻撃で、中国軍は反撃のしようがありません。中盤になると鉄道沿いの都市は全て日本軍に占領されます。
それに対し国府軍は蘭州、重慶、昆明にエリート軍、陣地、砲兵を並べ、最強の要塞を作って日本軍を待ち受けます。しかし国府軍のPS低下を防ぐために、中共軍が日本支配地内に広がれないので、日本にはPSが十分にあります。そのため日本軍は十分な航空、砲兵を作って大兵団で要塞を攻撃し、たやすくこれを撃破します。もはや防ぐ術を持たない国府軍はここで降伏しました。
残念ながらオリジナル通りでは、中国側に勝ち目はないようです。途中の都市でスタックして抵抗しようとしても、国府軍の損害を増やすばかりです。本紙のリプレイでは、ターン更新フェイズ終了時のPSレベル調整を最終ターンにしか行っていないので、結果的にバランスがとれていますが、ルールブックと違いますしそのようなイラータも出ていません。
日本軍が国府軍を追って広がるとゲリラが入ってきて日本は勝てないという説も見たことがありますが、共産ゲリラが広がると国府軍のPSが下がり、かえって国府軍が早く脱落してしまうでしょう。Q&Aで国府軍が滅んだ後もゲームを続けて、共産軍と日本軍でより多くのエリアを獲得した側が勝つと変更されたので、中国側はこれを狙って戦うのかもしれませんが、国府軍は滅亡するのが前提というのもどうなのでしょうか。英文ルールを見れば誤訳が見つかるかもしれませんが、ネット上には見つかりません。今のところはお蔵入りにするしかなさそうです。
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