ブリタニア海への道
Caesar: Rome vs Gaulを今回も上の子ローマ、私ガリアで。
第1ターン、ケルティカ2つとベルギカ1つの部族を引いたガリアは、近すぎるのでケルティカの部族1つを会議に埋めます。ローマはカルヌテスの部族を放置してベルギカに向かい、部族除去後ゲルマニアとブリタニア両方を平らげてしまいます。その代わり地域支配は少なく、最後のガリア会議アクションによってこの年の支配VPは0。ローマの獲得VPは5となり、冬営でローマ軍は中央を固めます。
第2ターン、ローマは2つの部族を倒すものの、リージョンを支配できず、今年のVPは全く0。少しローマ厳しそうにも見えます。ローマ軍は二手に分かれて冬営し、ローマからブリタニア海への道を確立します。
第3ターン、ローマはまた2つの部族を倒しながら、ブリタニア海への道も厚くし、ケルティカの支配を確立。やっと1VPを獲得します。ただ中央を縦断する厚い支配地域ができた事により、ローマの支配は安定しそうで、これはまた少し変わった作戦です。果たしてうまく行くのかどうか。

第4ターン、ガリアはアンビオリクスと共にベルギカで反撃を仕掛けますが、ローマは着実に2部族を倒しケルティカの支配で1VPを獲得します。
第5ターン、ヴェルキンゲトリクス登場と共にガリアは総攻撃を開始。アエドゥイ族を除いて今出せる全ての部族を登場させ、ベルギカからはほとんどのローマ影響力を追い出し、ドルイド僧も使ってケルティカ北部で3つのプロヴィンスのローマ支配を崩し、ビトゥリゲスを荒廃させて来年の部族登場場所を作ります。しかしこれだけガリアが大暴れしたにも関わらず、ローマは安定してケルティカを支配し続け、ガリア部族は3つも除去されてしまいます。
最終ターンガリアは、ローマとの決戦か、要塞に隠れてのゲリラ戦継続かで悩みます。南北に分断されて戦力を集めにくいことと、カードが良くて支配合戦でも十分戦えそうなことから、結局ガリアはゲリラ戦継続を選択しました。
ローマは現在10部族を倒していて、あと2個倒すと12個目になってまず1VPが入ります。これはガリアを分断している現状では難しくなく、3個の除去に成功して、あとは1支配VPを得るだけになります。
しかしその間にガリアは襲撃を繰り返し、ケルティカでの支配差をどんどん詰めてきて、最後のカードの前にはついにケルトの支配を同数で崩しました。そしてガリア最後のカードは、プロヴァンシアでの反乱。この年ローマは緊急補充のためプロヴァンシアが空いており、これによって2プロヴィンスの支配が崩れてしまいます。
アクィタニアのローマプレゼンスもないので、ローマが1支配VPを得るには、プロヴァンシア2つとケルティカ1つで3つの影響マーカーを置いて、それぞれ支配を回復しなければなりません。そのため残るローマの最後のカードが、3でなければガリアの勝ちです。このゲーム、3のカードは2割しか入っていないので、ガリアの勝率は8割!(その計算おかしくないですか?)さあ何だ?
「来た、見た、勝った」
うーん、最後ガリア勝ったかと思ったのに負けでした。本当に良い勝負。このガリアを分断するブリタニア海への道作戦もまた、一見遠回りに見えて有効でした。ガリアももう少し部族登場のさせ方等工夫した方がいいようです。
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