得点獲得計画
 
 Caesar: Rome vs Gaulを、子どもがガリア、私がカエサルでやりました。

 第1ターン、カエサルはベルギカ部族を倒してゲルマニア入り。最後ぎりぎりでしたが、クラッススの支援が効いて中央を支配し、1統治ポイント獲得。
 第2ターン、ベルギカで冬営していたカエサルは、ブリタニアに渡ります。これ自体は順調だったもの、ガリアから元老院怒る、アレシア、戦略と裏切りを受け、攻囲の目も悪く結局1つも攻囲が完了しませんでした。最後来た見た勝ったで1統治ポイントは取れたものの、ローマは苦しい展開です。カエサルはケルティカ中部で冬営します。
 第3ターン、冬営地近くに3つの部族がいたので、カエサルは連続攻撃で倒そうとしましたが、攻囲の目が非常に悪く2つをやっと倒しただけ。しかもカドゥルシに駐留していた2個ローマ軍団が、丁度登場したカドゥルシ族とアクィタニ族に攻撃され、回避に失敗して敗北。ローマは踏んだり蹴ったりです。
 第4ターン、ローマの攻囲は2つ除去、1つ服従でした。ただ再びクラッススの支援を受けてカードが良く、最後の元老院怒るもローマの賄賂を取られただけで被害は最小限で済み、ローマの支配は安定してきます。

 第5ターン、ガリアは損耗していたカドゥルシ族の守りをアレシアで強化しましたが、近辺で冬営していたカエサルはゲルマン騎兵も加えて戦力を集め、自動服従で除去してしまいます。さらにカエサルの主力が中央へ攻囲に向かった後、残りの軍団と騎兵が1:1でアクィタニ族を攻囲しますが、なんと12を出して一発陥落。結局このターンにローマは4部族の除去に成功します。
 これでローマは探索5、統治5、部族除去2で12VPとなり、勝利条件に達します。ケルティカの支配も盤石で、次のターンにガリアが自動勝利することは考えられないので、ここでローマの勝利としました。

 特別ローマが上手くやった気はしないのに、結果的にローマは最後楽勝になりました。どうもローマが勝つには得点の獲得計画が大事なようです。これは大きく分けて2つ考えられます。
 1つ目は序盤の北方探索を1つだけにする計画です。探索を少なめにする分、部族攻囲や支配拡大で多めにVPを獲得しようとします。状況によっては最終ターンに残った探索を行う事もでき、ガリアは防御を1つに絞れなくなる利点があります。探索で3VPなので、統治で6〜7VP、部族除去で2〜3VPを目指します。ガリアがガリア会議を使わない場合、攻囲や影響マーカーの変換を効果的に行いやすく、特に効果的です。
 2つ目は今回のような前半の内に探索を全て終わらせる計画です。部族除去は遅れがちになり、その分ガリアの反撃も厳しくなりますが、得点獲得は楽になります。探索で5VPあるので、統治で5〜6VP、部族除去で1〜2VPを目指します。最近私たちはガリア会議を多用しているので、序盤行きやすい所に目標となる部族や影響マーカーがあまりないことが多いですが、そのような時はこちらの計画の方が効果的と思われます。
 どちらを選ぶにしても、現状を見てその後の得点スケジュールをあらかじめ計画するのは重要でしょう。毎ターン確実にケルティカを支配し、1統治VPを得ていくというのは、計画の核になるように思います。

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