難しいポンペイウス
 
 先月に引き続きカエサルXLをやりました。シルバールールで、1回目は私がカエサル、かさいさんがポンペイウスです。
 軍団兵の要求と反乱により、カエサルは軍団と同盟軍を獲得し、さらに寄付金でカードを2枚引いて艦隊を手に入れます。ローマとノヴァカルタゴを落としたカエサルは、シシリアに終結したポンペイウス主力に艦隊を使って総攻撃を掛け、ポンペイウスを討ち果たして2ターン勝利です。

 あっさり終わったので立場を入れ替えて2回目をやります。序盤戦力を集中して戦闘で練度の上がったカエサルと戦うのは無謀と、ポンペイウスは東方に兵を散らして支配を増やし、収入で対抗する戦略を取ります。それに対しカエサルはイタリア近辺に支配を広げつつ東方に向かい、アテネを落としてビザンチウムに逃げたポンペイウスの逃げ道をふさぎます。軍団の質に大差がありこれで勝負ついたか?
 しかしポンペイウスは艦隊を出し、イタリアの先端ブルンディシウムに取って返します。アテネからは1回では戻れません。カエサルは急ぎシチリアに戻り、ポンペイウスはローマを占領します。
 当然次のターンにカエサルはローマを奪還に来ますが、ポンペイウスはこれを篭城でしのぎます。その後付近を行ったり来たりしながら、一時的なローマ支配と豊富な資金を利用して、ポンペイウスは次々とフォルムカードを手に入れます。その結果毎ターン無料で2枚(ローマにいれば3枚)カードを引けて、どれかがイベントかフォルムだったら捨て札から戦術カードを買えるようになります。つまり篭城カードを繰り返し使えるようになり、一度取ったローマは簡単には取られなくなったのです。

 カエサルは東方にスキピオを派遣して支配を取りに来ていますが、収入で逆転できるには至らず、ポンペイウスと決戦もできず早急に勝ちに行くことは難しい状況です。しかしポンペイウスも兵の質が低いので決戦に勝てる訳ではありません。フォルムカードによる勝利得点も、元老院派と民衆派を両方とってしまってあまり多くないので、まだまだどちらかが勝つには時間がかかりそうです。予想外に接戦で長引く状況に時間もなくなったので、ここで終わりとしました。

 3月15日を引いたら結果に関わらず全カードリシャフルというのを、見落としていたのに後日気づきました。そうであってもポンペイウスはローマを避ける余裕など無かったでしょう。
 2回目はかなりうまくいった気がしますが、それでもポンペイウスは勝ちきれませんでした。シルバールールではベテランが強く、雪崩的にベテランを増やしていけるカエサルに比べ、ベテランを作る機会が少ないポンペイウス側は難しいように思います。蛮族を攻めて訓練する方法は、そのために戦力を集めると収入が減る上、そこでの徴税の時6を出すと部隊は全滅するのでかなりリスキーです。強行軍が容易なので逃げ回るにも限界があり、カードが悪いとすぐ負けてしまいそうです。ゴールドイクスパンションを使うべきなのかもしれません。

 
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