子守歌
 
 CATACLYSM (A second world war)、今回は子供が民主陣営、Y君がファシスト陣営、私が共産陣営です。

 前回アメリカのとんでもない強さが良く分かったので、今回はファシストと共産主義が協力して、できるだけ民主陣営を刺激せず、ステイタスクォーを保つことにしました。そのため民主陣営は旗取りと委任度上げで政権交代を進め、それによって海外支配を減らすことでステイタスクォーの解除を狙います。
 第1ターン、第2ターン、みな再軍備のまま動きませんが、民主陣営はイギリスが政権交代して支配が1つ飛んだだけ。第3ターンにイベントでフランス支配が3つ減りますが、ステイタスクォー解除には1つ足りず、やはり誰も動かず。
 第4ターン、ついにステイタスクォーを破り、ドイツがスウェーデンを外交で取り、ベネルクスを軍事占領。ソ連は外交を重ねましたが全て失敗。フランスは鉄壁の要塞防衛を築いています。
 そして第5ターン1941年にはフランス戦開始。ドイツは総力戦に突入して、これにより世界大戦となります。ところがドイツはロレーヌを攻撃し続けても、フランスの強力な防御に阻まれ、一向に攻撃が成功しません。しかしイギリスもフランスも安定度が下がってきており、国内対応に失敗してまずイギリス、続いてフランス政権が自滅します。と言っても国内に攻め込まれていないので降伏はしないのですが、動員に入っていたイギリスは、厭戦状態になって宣戦布告ができなくなってしまいます。そして既に戦闘中のフランスですが、これによって停戦の申し出を強制されることになります。
 あれ?これって、ドイツが申し出を受けると、世界大戦後に戦争中の国が無くなって、いきなりゲーム終了?今の得点を見ると、民主陣営1点、共産陣営4点、ファシスト6点。ファシスト勝利です。こんな終わり方があるとは意外でした。

 終わった後にネットを見ていたらオフィシャルのルール変更が出ていました。そしたらまさにこの「アメリカが強すぎてみんなで起こさないようにする」のを強制されないようにするものでした。
・プレッシャー(旗の贈与アクション)は、送る方か送られる方のどちらかが戦争中でないとできない。
・レンドリース(アメリカが同盟するのに必要)は、限定戦争に入らないと入手できない。
・地上と補給ユニットは、アメリカが戦争状態になるまで、本土か基地にしか置けない。つまりフィリピンに置けない。
これで多少刺激してもアメリカがすぐ出てくることは無くなり、日本も東南アジアに進むことが一応可能になって、ファシストの選択肢が増えました。ただそうなると無条件でソ連と協力とはいかなくなり、一概にファシスト有利になるとも言い切れません。
 このイラータでは他に、
・崩壊した国はターンの残りの間イフェクティブネス−1。
・支援ユニットも補給をチェックする。
・アビシニアンアドベンチャーは政治アクションとして行う。
といった変更がありました。

 
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