世界の侵略者
 
 今回のCATACLYSM (A second world war)は、Y君が共産陣営、子供がファシスト陣営、私が民主陣営です。


 33年、ドイツ、イギリス、フランスは再軍備開始。しかしイギリス、フランスでは民衆の不満が高まり、狙ったわけでもないのに政権は崩壊寸前に。日本とソ連は軍備を整えるのみ。
 35年、イギリス、フランスはやっぱり政権崩壊。しかしステイタスクォーはぎりぎり解除されず。しかも新政権もまた不安定。独伊は同盟成立。他は静か。
 37年、民主陣営がやばそうなので、ソ連はペルシャ、イラクと侵攻して、自分の点数を稼ぎつつ、旗を送って民主陣営を支援します。するとドイツは、このまま外交をすればどうせステイタスクォーは消えるからと、突如フランスに侵攻を開始します。マジノ線に戦車で攻撃したドイツ軍。奇襲、増強付きで必勝の攻撃で、なんとドイツは1が3つ、フランスは6。フランスは3倍の結果を出して、ドイツ戦車軍を全滅させる大勝利です。さらに政権を安定させ終わったイギリスは、ここでイタリアに宣戦しリビアを占領。状況は一気に反転します。

 39年、ドイツはベネルクス、マジノ線を落とし、イギリスもローマを落とし、フランスもイタリアも崩壊の一歩手前になります。ドイツは外交でチェコ、ハンガリー、スウェーデンを支配し、日本も中国に侵攻中。イギリスもジャワを外交で取りますが、ソ連の外交ははかどっていません。

 41年、まずイギリスがイタリア全域を占領してイタリア降伏。ドイツも攻撃を続けフランスも降伏寸前です。はて、ここでフランスが降伏するとどうなるの?グローバルウォーが終わって、点数的にファシストの勝ち?まずいです。そこでなんとイギリスは日本に宣戦し、マレーから艦隊を出撃させて沖縄侵攻作戦発動!もちろん侵略者イギリス艦隊は、日本空母怒りの猛反撃を受けて海の藻屑と消えますが、これでなんとかファシストの勝利は防がれます。
 その後フランスはホームフロントに失敗して降伏し、フランス本土は全てドイツの支配下となります。しかしフランス戦で得た旗を利用し、イギリスはアメリカに督戦して英米同盟が成立し、アメリカ軍はヨーロッパに展開します。一方ソ連は着々とノルウェー、スウェーデン、バルト諸国を支配下に収めます。

 43年、民主陣営はドイツに宣戦布告。イギリスは世界中に喧嘩を売りまくっています。狙った先は手薄なベネルクス。上陸は無事成功し、ドイツ国内へ侵攻しようとする米英軍でしたが、今度は民主陣営がしっぺ返しを食らう番。攻撃に失敗して戦車が損耗し、反撃を受けてさらに損耗。歩兵だけになって守り切れなくなった米英軍は、慌てふためいて英本土に逃げ帰ります。
 しかし英米軍、今度はイタリアから侵攻してプロバンスを占領し、英戦車軍がブリタニーに上陸してパリを孤立させます。
しかしドイツも反撃してきてパリへの補給路を回復し、戦力不足の英米軍は一旦攻撃が止まります。
 しかしその後英米はその膨大な戦時生産力でどんどん戦力を拡充。ドイツの反撃にも航空戦を挑み、相討ちでドイツ空軍をすり減らしていきます。その結果戦車戦力ではまだ互角なものの、ドイツには空軍が無くなってしまいます。ソ連もこのチャンスをうかがっていましたが、英米軍はその前に総攻撃を開始。ドイツは戦線死守で粘るものの、繰り返される総力戦攻撃にドイツ軍はどんどん損耗していき、ベルリン陥落ドイツ降伏。これで1陣営による2国降伏によってゲームが終了し、民主陣営の勝ちとなりました。


 ドイツのフランスでの緒戦の大敗も勝敗に響きましたが、最終的にはイギリスがイタリアに宣戦する戦略が功を奏しました。ドイツと戦争状態にないので、ドイツがフランスを攻撃するとイギリスにたくさん旗が入ってきて、しかもイギリス自身は戦争状態なのでアメリカ参戦工作に使えます。
 
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