一人二役
 
 リメイク映画が出るからというわけではありませんが、家族でDUNEをやりました。今まで3人で順に各キャラクターをやってきましたが、それが一巡したので、今日は1人で2キャラクターを持ってのプレイをしてみました。
 キャラクターはじゃんけんで決めた順に1つずつ選び、次に逆順でまた1つずつ取っていきます。一人の持つ2つのキャラクターは、対面に座っているものとみなします。サンドワームが出るまでは同盟していないとみなし、共同勝利や能力の受け渡しはできませんが、味方同士で同じエリアに入るのは最初から禁止とします。スパイスはあくまで個別に所有し、同盟した皇帝以外は1ターンに2スパイスまでしか受け渡しできないものとします。裏切り者は一人で5枚引いて、各キャラに1枚ずつ割り振りますが、ハルコンネンだけは4枚割り振ります。
 ルールは基本ルールで、下の子がギルド−フレメン、上の子がハルコンネン−ベネ・ジェセリット、私がアトレイデ−皇帝です。


 第1ターン、砂嵐はいきなりアラキーンを覆い、惑星上のアトレイデ軍は動けなくなります。ベネとアトレイデは移動をパスし、フレメンは6部隊でハバニャ・リッジ・フラットに湧いたスパイスを刈りに行きます。そしてハルコンネンは5部隊でハバニャ・リッジ・シーチを占領しますが、直後に皇帝10部隊がこれを攻撃します。最後のギルドはテュークズ・シーチに4部隊を増強します。
 皇帝とハルコンネンの戦闘では、両者銃器を使って互いにリーダー死亡で、数に勝る皇帝が6部隊を使って勝ち、リーダー分のスパイスも獲得します。フレメンは戦わずして10スパイスを獲得しました。

 第2ターン、砂嵐はシーチ・タブルの直前で、スパイスはシエラゴ・ノース。皇帝は失ったリーダーをトライクスゴーラで復活させ、部隊も最大限補充します。移動最初のアトレイデはパスし、フレメンは先ほどの収穫部隊がさらに次のスパイスへと移動します。するとハルコンネンは、1部隊でフレメンの守るシーチ・タブルに降下。そして皇帝はハバニャ・リッジ・シーチに3部隊増強、ギルドは動かず。最後のベネは、ポーラーシンクから隣のシエラゴ・ノースのフレメンを攻撃します。
 戦闘はまずシエラゴ・ノースからで、ベネ5部隊対フレメン6部隊。ベネはヴォイスで毒薬を使うなと命令したものの、カードは無効果カードのみで、フレメンは銃器と5部隊消費で勝利し、倒したリーダーの5スパイスと収穫の2スパイスを獲得します。
 続いてシーチ・タブルでは、フレメン10対ハルコンネン1。そしてフレメンはダイヤル3の銃器で、ハルコンネンはダイヤル0の無効果カード。フレメンの勝ちかと思いましたが、ここでフレメンの指揮官オセイムが裏切り!フレメンの10部隊は全滅します。


 第3ターン、砂嵐はハルコンネンの直前に移動し、ここでサンドワーム出現。全員が同盟状態に移行します。皇帝−アトレイデ同盟は大量のスパイスと予知と無料購入支援を使って、2キャラとも欲しいトレチャリーカードを満杯まで購入。ギルド−フレメン同盟も4枚、3枚と豊富ですが、収入能力に欠けるハルコンネン−ベネ同盟のカードは、それまで多く無効果カードを引いていたこともあって少なめです。また直前で大損害を受けたフレメンはかなりの部隊がトライラクスタンクに残っています。
 まずハルコンネンは先ほど占領したシーチ・タブルを増強します。そこはサンドワームに乗ってやってきたフレメンの1部隊がいて、他の部隊は入れなくなっています。続いて皇帝は12部隊の大軍で、ハルコンネン10部隊が守るカルタゴに降下。ギルドは動かず、ベネは1部隊でハバニャ・リッジ・シーチの皇帝軍6部隊を攻撃。アトレイデは全予備の10部隊でテュークズ・シーチのギルド9部隊に攻め込みます。最後のフレメンは3部隊でフューネラル・プレインに湧いたスパイスを刈りに行きます。
 最初の戦闘は、シーチ・タブルの戦い。フレメンは指揮官ヒーローでカードも裏切りも無く、ハルコンネンは無損害で勝利します。
 次はカルタゴの戦い。皇帝はまずカラマでヴォイスを消します。そして結果は、両者最強の6のリーダーを使うも、皇帝は予知の助けで一方的にハルコンネンのリーダーを倒し、ハルコンネン期待の裏切りも起こらず、皇帝は1部隊を残して勝利します。
 そしてハバニャ・リッジ・シーチの戦いは、ベネ1部隊対皇帝6部隊。ここでもアトレイデが出したカラマで、ヴォイスは無効果されます。そしてホイールを開くと、予知が利いてベネのリーダーは倒されます。ベネは裏切り者を5枚も持っていましたが、皇帝は復活させた信頼できるリーダーを使ったので、裏切りもありませんでした。これで3要塞を支配して、アトレイデ−皇帝同盟の勝利です。



 1人で2キャラクターを持つ3人プレイを初めてやってみましたが、6人プレイに近い複雑さ、面白さがあって良かったです。
 アトレイデについては、同盟前でも予知で得た情報をキャラクター間で共有できて有利なので、次回は、同盟前の競売では最初の3枚だけしか予知できないことにします。また皇帝についても、同盟前から同盟を前提とできるので、まず皇帝ばかりがトレチャリーカードを買い、同盟後今度は同盟者に優先的タダ買いをさせるということができてしまいます。なのでスパイスのやり取りは一切禁止とし、皇帝の同盟者の買ったトレチャリーカードの代金は、半分(切り上げ)がバンクに戻ることにします。
 
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